斜線堂有紀のレビュー一覧
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『カタリナの美しき車輪』斜線堂有紀
SNSの炎上をテーマにしたホラー。斜線道さんこんな作品も書けるんだ!と楽しく読ませていただきました。
『かんのさん』尾八原ジュージ
一番好き。面白い。やっぱり得体の知れないもの、正体のわからないものは怖い。
『夢見鳥』木江恭
なんだかよくわからないけど面白かった。好き。
『やどりこ』櫛木理宇
短いのに重厚感があるホラーなのは流石だなぁ。オチが秀逸。櫛木さんは短編でも素晴らしい。
『嚙み砕くもの』芦花公園
メキシコに歯の妖精っているよなと思ったら違った。オチはいいけど前半が微妙。
『さなぎおに』皮肉屋文庫
初読み。申し訳ないけどまだ商業作家としては厳しいと思う。流行りのモキュメンタリーホラーだけど弱い。
難しい字を使おうとする厨二病感が否めなくて、読んでいてキツかった。 -
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いろんな視点で描かれるアイドルと恋愛の物語。
好きな人の好きなものは、応援したいけど、アイドルを推すとなると、少し身構えるところがある。
互いの考え方も価値観も違うから難しい。
どこまで許容できるか?そもそも「許容」という言葉の時点で違う気もするけど、お互いの妥協点を探さないと折り合いがつけられない。
付き合っているのに、アイドルを推すことは、浮気とは違うのか?
男性と女性で価値観が大きく異なっていて、これが男性アイドルを推す女性なら、また違った考え方になるんだろうなと思った。
恋愛とアイドルを両立させることは可能なのか?
現に週刊誌にリークされる人もいるなかで、私生活を投げ打って、アイドルにすべてを注ぐ人は実際にはどれくらいいるのだろう。
そしてその人たちは、第一線でずっと輝き続けられるのだろうか。
すごくワークライフバランスを考えさせられた。
↑おそらく本筋とは違うけど
アイドルの裏側みたいなのが知りたくなった。 -
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以前、宝島社文庫の「不純文学」を購入、余りにも面白かったので今回の作品もとてもとても楽しみにしていました。しかしやっぱり最初の不純文学が一番良かったと思ってしまう。
理由としては、1点目に単純にカラーではなくなったところ。幻想的な世界の先輩と私の物語に、あのカラーは必要だったなと改めて思う。
2点目は恋愛要素と死の要素が多すぎる。宝島社文庫の不純文学は、恋愛とは違う「絆」「運命」によって繋がる先輩と後輩が描かれていた。私の中で「先輩と後輩」といえば、早稲田大学で先輩後輩同士だったぬーすけ先輩となな湖さんのコンビが繰り広げる「琵琶湖ちゃぷちゃぷブラザーズ」の2人のYouTuberだった。2人の掛け合いがとにかく面白くて、常になな湖さんが「先輩!」と声を掛けてゲーム実況する姿が2人の絆やずっと一緒にゲームしていくんだろうな、というほんわかした気持ちにさせてくれる。良く雑談でも「もしも俺たちが原始人だったら」なんて会話もしていて、変わらず2人で馬鹿やってるんだろうな、なんて嬉しい言葉もあった。そんな2人の漫才ライブのようなものがあり、その前の気持ちを高めるために読んだから、例え斜線堂先生が先輩と後輩を男女で思い描いて書かれた作品だとしても、性別関係なく「先輩と後輩」であり、男女でも男同士でも、もちろん女同士でも成り立つ、そんな作品だと思ったし、いざそういう風に読んでも成り立つような作品が大部分を占めていた。
しかし今回の「さよならに取られた傷だらけ」の不純文学はとにかく先輩と後輩は付き合ったり結婚したりイチャイチャしたりしている。もちろん同性同士でも恋愛は出来るが、恋愛とは違う「運命の片割れ」を妄想できる作品はあまり無かった。何でもかんでも2人揃えば恋愛になると思いたくない、男女でも友情は成り立つし同性でも惹かれるものはある!な気持ちもあったのかもしれない。そして死にすぎ。次の輪廻で会えるのかもしれないけれど、死んでしまうけど運命だから…という話よりも「この時代でも私と先輩がいる、この設定でも変わらず私と先輩がいる、2人はどんなシチュエーションでも必ず出会う」の運命が好きだったからかもしれない。そこも前作が良かった。
だからこそ「さよならに取られた傷だらけ」が出版されたのかも。前作は「先輩と私は別に愛し合っているわけではないが不思議な運命の絆で必ず先輩と後輩として出会ってしまう」けど今作は「私と先輩は愛し合っているので必ず出会う運命だけど悲しい目に合うのもまた運命」って感じ。先輩と後輩じゃなくても成り立つ関係性な気がしてしまうな、なんて物足りなさがあります。
「先輩と後輩」という概念に対しての厄介オタクの意見でした。 -
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アイドル/芸能人という星と、一般である人の恋愛模様について綴った短編集。
・星は星であるから手が届かないと思っている人たち。
・人から星になれた為に人との繋がりを消した星。
・隣に星がいるのに人に手を出した星。
・人が見てくれているから輝けている星。
様々な恋愛模様が見れて面白かった。
途中に出てきた「この世に幸せな人なんていない」というフレーズが刺さった。
この世に苦労していない人なんていないし、輝いている星だってずっと輝いていないといけない。
捉え方次第では幸せになれるが、本質ではみんな100点満点の幸せではないんだろうなと感じた。 -
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ネタバレ綴喜文彰
十八歳。志野西高校三年。小学四年生から小説家。スランプで四年間小説を書いてない。小柴からあるプロジェクトの参加依頼を受ける。
小柴
文彰がデビュー時から世話になっている洋全社の担当編集者。
晴哉
文彰の従兄。宇宙を目指して日本を離れたが、事故に遭い帰国。一命を取り留めたが、自力で歩くことも寝返りを打つことも、声を発することも出来なくなった。
備藤
プロジェクトのマネジメント担当。
雲雀比等久
レミントン・プロジェクトの実質的な責任者。博士。
真取智之
天才料理人。文彰とは『ギフテッド・チルドレン』という番組で共演していたことがある。
秋笠奏子
ヴァイオリニスト。十八歳。小学生の頃から国内の賞を荘舐めした。
秒島宗哉
帝都藝大の三年。日本画専攻。
御堂将道
デビューから二十七戦無敗だった最年少棋士。
凪寺エミ
十八歳。映画監督。世界のナギデラの娘。
凪寺孝二
世界のナギデラ。日本を代表する映画監督。
楠木奏 -
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こちらも虐待話から
売れっ子小説家が失踪し、家の中は荒果てていても、クローゼットにはなぜかセーラー服などがあります。
場面は一転して、娘を押し入れに閉じ込めている毒母親の話で、ちょっと試し読みの範囲だけでは何ともいえないです。時間管理だけは異様に厳しい……