加藤千恵のレビュー一覧

  • 蜜の残り

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    今回は他の作品に比べてとっても刺激的。
    どの主人公ももどかしい気持ちを抱えていて、切ない…。
    今回は読破するのに気力が入りました。

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    2024年03月10日
  • この街でわたしたちは

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    加藤さんのお話にでてくる料理はいつもどれも美味しそうだけど、でもこんな美味しそうなお店が東京に実在するなんて…!!
    東京が恨めしい。笑
    4人の女の子がそれぞれ主人公の物語。
    4番目の女の子のお話はめっちゃ泣きそうになった。切なすぎる。
    けど4番目の女の子以外、3人とも全員勇気を持って、面と向かって向かい合った結果なんだよなぁとしみじみ。

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    2024年02月18日
  • アンバランス

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    ネタバレ

    自分に重ねて、
    吐き気がするほど、
    身に染みる話だった。

    大好きだよ。君しかいない。
    と、言うのに、
    欲情されない辛さ。

    「不能」を責める事は
    パートナーであれ、タブー。

    自分の知らないところで
    "気持ちは無い浮気"をされる裏切り。

    それならば。と、
    自分も暴挙に出ざるをえない、
    心の切迫感。

    読み進めながら、なぜタイトルが
    「アンバランス」なのか、
    度々考えていたけれど、
    最後のP204以降、ラストまでの
    築いてきたもの総崩しにする
    主人公、日奈子の叫び。

    「オセロが白から黒になるように。」

    まさに。

    妙齢の女性の心理を描くのが、
    本当にお上手でした。

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    2024年02月13日
  • こぼれ落ちて季節は

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    読み進めていくうちにそれぞれの登場人物の関係性がわかってきて、ページを捲る手が止められなくなる。
    「この時本当はこう思ってたんだ」が答え合わせのようで楽しい。
    登場人物みんなに共感できるポイントがあって、首がもげそう笑
    何もかも輝いて見え希望に満ちていた時間、不確かな未来への不安、そして「過去に思い描いていた夢や希望が、必ずしも叶うわけじゃない。」の切なさ。この絶妙な甘苦のコントラストが、「ハニー ビター ハニー」や「さよならの余熱」、「ハッピー⭐︎アイスクリーム」を思い出させて、これぞ加藤千恵さんの作風だなと感じました。
    登場人物みんな幸せになってくれ〜。

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    2024年02月12日
  • 明日町こんぺいとう商店街2 招きうさぎと六軒の物語【電子限定特典付】

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    うっかりハマってしまったアンソロジー2作目。今さら気づいたけど、ヤングコーナーにあった割にターゲットは大人なライトノベルな気がする。違うのかな、高校生とかが「大人ってこんな感じなのか~」って読む本なんだろうか。最後の一作品なんてラストシーンに近い明け方の公園を思い浮かべてそれだけで泣いてしまいそうだった。

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    2024年02月05日
  • 一万回話しても、彼女には伝わらなかったこと

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    「私とあなたは違う人間なんだ」という現実に、打ちのめされたり、逆に「だからこそ」と前向きに考えられたり。
    いままでの加藤さんの軽やかさ、鮮やかさ、時折感じる苦味はそのままに、急に訪れる衝撃が加わり、以前よりも深みを感じる作品でした。

    加藤さんの世界に出てくる、お菓子や飲み物、料理、本当に鮮やかで魅力的で、とても美味しそうで、それでいて登場人物の心情を反映していて、そういうところがもう本当に好きなんだよなと、読みながら身悶えてしまう。あぁ、過去作読み直そう。

    今回の短編では特に「お茶の時間」はお気に入り。
    ちょうど台湾烏龍茶を飲みながら読んでいたこと、私も紅茶やお茶がすごく好きで、出てくるお

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    2024年02月04日
  • いびつな夜に

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    短歌とショートストーリーという面白い形の小説。
    つづけて読んで楽しむのはもちろん、短歌だけを読んで想像を膨らませるのも楽しい!!そんな作品でした。

    幸せさもあるけど…
    あぁ、苦しい…
    そんな思いが溢れました。

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    2024年01月28日
  • マッチング!(新潮文庫nex)

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    まるで女性向け雑誌のコラムを読んでいるかのような、アラサー女性は共感しまくりなのでは…!?という感じの小説でした。わかるわ…という描写がたくさんあって、軽い気持ちで読めるし希望のある終わり方ですっきりしました。

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    2024年01月21日
  • マッチング!(新潮文庫nex)

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    友達にオススメされ、久しぶりに読書欲が掻き立てられ購入
    しかも大好きな加藤千恵さん

    20代後半1番頑張ったことは婚活と自負しているので、共感度200%!!
    自分がすり減っていく感じ、常に頭に過ぎる「自惚れるな」、そして気がつく「あっこれ就活とおんなじだ」
    当時の感覚が蘇りました笑
    いまでも婚活について友人に相談されることが多いですが、私が本当に友人に伝えたいことを代弁してくれるような作品でした。

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    2024年01月14日
  • この街でわたしたちは

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    たまに読みたくなる加藤千恵。
    今回は私好みで大好きな一冊になった。ボーナストラック的な3篇(特に最後の2つ)はそれまでとは違ったもので、ある意味加藤千恵的。なくてもよかった。
    出てくるごはん屋さんが実在しているとわかってからはgoogleマップで調べたりもして、機会があったら行ってみたい。(閉店しているお店もあった)
    街によって登場人物たちや選ぶお店の雰囲気が違っていて、それもまたおもしろい。
    「市」は武蔵野市しか出てこなかったが、国立市あたりでもおもしろいのができそうだし、奥多摩あたりだとどういうのができるかなと考えたりしてしまった。
    続編も期待したいし、オムニバスドラマも観てみたい。

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    2023年11月26日
  • 真夜中の果物

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    恋愛のワンシーンと、最後に短歌が添えられるショートストーリー集

    著者の小説デビュー作「ゆるいカーブ」に加筆、改題して文庫化された作品
    全37篇の掌編を収録

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    久しぶりに再会した元彼と飲むビールの味、男友達と初めて寝てしまった夜の記憶、不倫相手が帰っていった早朝の電車の音…。まっすぐ進まない恋をしている人にだけ見える景色がある。せつない記憶を切り取った三十七のショートストーリーに短歌を添えて贈る、『ハニービターハニー』の原点。甘くて苦い恋を描く、人気歌人の処女小説集
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    フルーツを恋愛に例えて

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    2023年11月22日
  • 真夜中の果物

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    ネタバレ

    Chaptersで届いた本。
    初めてこの方の本を読みましたし、普段こういう分野は読まないので、なんだか新鮮でした。

    ショート集で、切ない感じのお話が多かったですけど、あぁ、なんか分かるなぁ。と思ったり共感出来るお話もあり、1つがとても短いので読みやすかったです。

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    2023年11月12日
  • ご本、出しときますね?

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    読書芸人の若林が小説家と対談する番組の書籍化らしい。
    常々小説大好きな人の気持ちを知りたいと思っていたが、この対談で多くの気づきを得られた。
    自分自身は現実的なビジネス書や、心理学、脳生理学などの役に立つ本を好んでいたので、なにゆえ個人の脳内で創作されたフィクションが好まれるのか不思議であった。
    本書や小説家(書くほう)の視点の言葉が多いが、彼らは読書家でもあるので示唆に富む会話が飛び交っている。

    ・「弱者」って言葉を言い換えると「大多数」のこと
    ・登場人物が自分の身代わりになってくれるような気がした

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    2023年10月05日
  • 本をめぐる物語 小説よ、永遠に

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    本好きにはたまらない、本好きのための本!

    本の中で本を読んでる人たちの話。

    最後の新刊小説が撲滅されるやつとか、、、読んでて、
    いやだ!いやだ!いやだ!そんなのは嫌だ!

    昔の小説も全て読破したいと、野望があるけど、それでも、、、新刊小説が出ないなんて!!!!
    なんか、悔しくて涙がでそうでした、、、、

    ホント、、、、

    わたしはこれだけ本が好きなんだから、もっともっともっと応援していかなくちゃならないよな!!!!と、思った。。。

    さすがに月30冊は買えないので、せめて数冊でも新刊買ってく!!!!!!!!!!

    全力で本屋さん支えて行きたい。。そんなふうに思う一冊でした。

    千早茜さんの

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    2023年08月23日
  • ご本、出しときますね?

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    3.7面白かった。二人づつなのが良。ラジオとかで続いてくれないかな。その方が出てくれる作家さん増えそうだし。

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    2023年06月20日
  • この街でわたしたちは

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    実際にあるお店を舞台に繰り広げられる男女の物語。出てくる料理はどれも美味しそう。

    加藤節は健在で、私的には「不幸せな恋」「ちょっと切ない恋」をしているときにピッタリくる物語です。

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    2023年05月29日
  • ラジオラジオラジオ!

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     『 勝手に「ラジオ」特集 #5 』
     ー加藤千恵さん『ラジオラジオラジオ!』ー

     加藤千恵さん、初読でした。本書のタイトルは、地方都市の女子高生・華菜が、友人・智香と共にパーソナリティを務めるラジオ番組のタイトルです。

     東京やTV業界へ憧れを抱く華菜、対照的で堅実派の智香を中心に、主人公・華菜の視点で描かれていきます。読み進むほどに、華菜の独りよがりな一面が表出してきます。
     2人の間柄だけでなく、周囲との関係も次第に微妙にすれ違うようになり、その過程が繊細にかつ丁寧に描かれています。

     大人の普通感覚からしたら、華菜の考え方や言動は突っ込みどころ満載で、教え諭したくなります。それで

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    2023年04月15日
  • こぼれ落ちて季節は

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    カトチエさんの本を久しぶりに手にとった。
    学生の恋模様を描いた一冊だけど、すっかり大人になった自分が読むと懐かしい気持ちに。
    そんな今の自分も、好きな人に対して感じる「愛おしい」感覚を大切にしようと思いました。
    そして痒いところに手が届くような絶妙な表現は、さすがです。

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    2023年01月05日
  • 明日町こんぺいとう商店街2 招きうさぎと六軒の物語【電子限定特典付】

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    未読の作家さんもいましたが楽しめました♪藤谷治さんだけちょっと違ったような…どれもほっこりするお話ばかりで大好きです☆なかでも台湾茶のお話は好きでした。原ちゃんの変貌っぷりに続きが読みたくなりました。水沢文具店は、わたしも物語を書いてもらいたいと思いました。平凡な主婦だけどどんなお話がいいかな☆吉川トリコさんはいつも女性がイキイキしていて元気印☆大沼紀子さんはいつもちょっと切ないお話。いやーこれはオススメです♪

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    2022年11月18日
  • ご本、出しときますね?

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    西加奈子、朝井リョウ、長嶋有…。小説家は普段何を考え、どうやって作品を生み出しているのか。無類の本好き芸人・オードリー若林正恭と作家たちが“自分のルール”を語りつくす。BSジャパンの同名番組を書籍化。

    作家が何を考えているかがうかがえて面白い。

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    2022年10月14日