加藤千恵のレビュー一覧

  • ラブソングに飽きたら
    山内マリコさん作品記録 11

    超遅咲きDJの華麗なるセットリスト全史
    (山内マリコさん)と
    雨宿りの歌(あさのあつこさん)が
    印象的。

    こういった短編集でないと出会えない、
    出会わなかったであろう作家さんの
    作品も読むことができて良かった。

    川上未映子さんの作品は
    わたしにはまだ難しいな、、
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  • ハニー ビター ハニー

    俺は真澄の気持ちがわからないよ
    (略)
    だけど、わかりたいし、わかり合いたいって思ってるし、本当に好きだよ。そういうことのほうが、大切なんじゃないかな(p198)
  • ご本、出しときますね?
    小説家ってぶっ飛んでる!と思ったり、意外と庶民的、と思ったり。なかなか知ることのできない彼らの本音やキャラクターを垣間見れてうれしい。
    対談形式なので、すらすら読めた。
  • ご本、出しときますね?
    その人特有の変な癖や、趣味趣向×本
    という、私の好きなものが詰まってた。

    おもしろくない訳がないじゃないか!

    好きな作家さんもで出て、その人となりが知れたのが興味深かった。

    尾崎世界観×光浦靖子の歪んでるけど、
    優しくて、不完全な感じがよき。


    あぁ、もっと力を抜いていいんだなー
  • 蜜の残り
    表紙が綺麗で手に取り、読み始めてすぐは表現の仕方に官能小説の様なものを感じ抵抗がありました。
    けれど読み進めていくと、短編ながら濃縮された物語に心が暖められるというか、揺すられました。
    『セックス』をテーマにした話と思ったけれど、読み進めるうちに『心』や『寂しさ』が真のテーマ泣きがしました。
  • ハニー ビター ハニー
    自分の状況と重なる部分もあり、ハッピーエンドではないかもしれないけれど、ふわっと生きていく、それぞれの主人公たちがとても愛おしかった。
  • ご本、出しときますね?
    作家さんの内面を知る事ができて面白いし、読んでみようとなる。
    「この人こんな考え方なんだ」「こんな思いで本を書いてるんだ」とか…
    作家さんによって考え方が違うのもとても面白い。
  • ご本、出しときますね?
    小説家×小説家×若林さんの鼎談(初めて知った言葉だ)集。対談ではなく鼎談、そして小説家ではない人がいるところが面白さを生み出しているのだと思いました。

    作家の方の、作品への思いではなく、その周辺や日常の話だったり、マイルールだったりが分かり、作家も雲の上の人ではないんだなと思えます。本の紹介もあっ...続きを読む
  • さよならの余熱
    これも切ないけれど、なんか好き!と思った本。

    長い間恋と無縁の日々を送る私も、キュンとしたり、誰かを愛おしいと思う気持ちを思い出した!
  • 点をつなぐ
    好きだった。これでもかってくらい迷う主人公も、迷いすぎて自分を見失っちゃうんじゃないかと思うくらい。格好悪いくらいブレるんだけど、わかるんだよね。自分としてはがむしゃらに、ただその時を、その時の自分の最大限で選択してきたはずなのに、ふと立ち止まって振り返った時に、「何も持ってない自分」に波のように押...続きを読む
  • ご本、出しときますね?
    面白かった!若林さんの言葉の返しもうまい。
    村田沙耶香さんはやはり村田沙耶香さんだなーと。他の作家からもクレイジーと言われる彼女。もっと知りたい!
  • この街でわたしたちは
    行きたいお店ができました。

    前田さんの章が好きだけど
    共感するのは他の章だったりする。

    最後の方いきなり別の本みたいでびっくりした。
  • ご本、出しときますね?
    面白かった。特に村田沙耶香さんは本当に小説のままの方なんだな、と。作家さんが勧める本、いくつか読んでみたいと思い、欲しいものリストに入れながら読みすすめました。
    けど1番面白かったのは光浦靖子さんと尾崎世界観さんの対談。(小説家じゃないんかい)
    アーティストが頑張れソングを歌うことについて言ってるこ...続きを読む
  • ご本、出しときますね?
    オードリー若林さんと作家さんの鼎談を書籍化したもの。
    最初の西さんと朝井さんのやり取りは鉄板の面白さで声出して笑ってしまったし、他の回も読んでいる間ずっとニヤけていたと思う。
    皆キャラがぶっとんでいるうえに話が面白く、若林さんも作家さん自身も本当に楽しそうでお互いに興味津々なのも伝わってきた。
    いい...続きを読む
  • アンバランス
    登場人物が少ない分、終始日奈子の気持ちに寄り添いながら集中して読むことが出来た。

    夫婦間と言えども相手を思いやるが故に話せない、夫婦だからこそ話して行きたい、など色々考えさせられました。

    セックスなんて、しなくても生きていけると思っていた日奈子だったけれど、最後に由紀雄に取ったアクションは本...続きを読む
  • ご本、出しときますね?
    オードリーの若林さんと受賞歴のある若手作家の対談だが、本人たちの素のエピソードが面白く、作家に親近感が持てる。これを読むと、小説家という職業に就くためのレールはないのだろうと思う。小説を書くのに理論や構図の基本もあるのかもしれないが、そんなことは気にせず書いているイメージを持ってしまう。動画でもアッ...続きを読む
  • ハニー ビター ハニー
    恋愛にまつわる短編集。

    恋愛ほど心が乱高下するものはないと思う。両思いと分かったとき、浮気がバレたとき、どきどきが詰まっている。
    恋愛経験が少ない私でも楽しめた。
  • ご本、出しときますね?
    面白かった〜!これは番組観たかったな…

    小説家の方々が個性的な方々で、本を読んでるのに声を出して笑ってしまった〜
    「全部完璧なセンスにしてる部屋を信用しない」っていうところで凄く同意してしまった。ノイズお土産なるほどねえ(笑)

    登場した方々の小説をもっと読みたくなったし、さらに紹介された本と読み...続きを読む
  • こぼれ落ちて季節は
    この著者の本は初めて手に取りましたが冒頭から惹きつけられて6編をあっと言う間に読み終わりました。

    各短編は二人の主人公をそれぞれの立場から描く構成になっておりとても新鮮で各主人公の気持ちに感情移入しやすかったです。

    そしてその短編が他の短編ともシンクロされていて凝った構成になっています。
    ...続きを読む
  • ラジオラジオラジオ!
    小学生の頃から今まで、何回も読んでいる本。
    爽やかで、それぞれの姿が可愛くて、1人で決断をしていく姿がかっこよくて、みんな愛おしい。
    感想を書いていたらまた読みたくなってきた。