加藤千恵のレビュー一覧

  • ピザトーストをひとりで食べる

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    「信頼できない語り手」を聞き、加藤千恵さんの作品が読みたくなり購入。
     思い出と食べ物が結びつくのはいいなと思った。いい思い出も悪い思い出もその人の物語になるから。
     個人的に好きなのは「人参ムース」、「胡麻せんべい」、「わかめスープ」、「きのこグラタン」、「ピーナッツチョコレート」、「ウエディングケーキ」の話。

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    2026年05月17日
  • この街でわたしたちは

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    切ない、けどいいなあ、そういう時代は過ぎ去ったので羨ましい。23区と武蔵野市が登場、それぞれのイメージと合うストーリー。住んでたところ、今住んでる所は先に読んだ。超高級店などは行ったことがないので読みながら(あえてネットでは調べず)想像で楽しんだ。東京で若いときを過ごすのは人生の経験として貴重だと思う。著者らしい作品、短編集で読みやすいのでおすすめ。

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    2026年05月08日
  • 一万回話しても、彼女には伝わらなかったこと

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    この本には8作の短編集が入っていますが、
    タイトルにもある通り、人間関係の解決という解決はしなかったように思います。でも実際生きていると本当にそういうことばっかりです。自分が信じているもの、自分の中だけにある大切なものを人と共有したりわかってもらえないことなんて本当に沢山ある。でもだからそこ意味があるというか、むしろ変な方向に理解されるよりは断然良いよな。
    と私はこの方を読んで再度感じました。
    逆に相手に対して意味がわらない、理解できない事も同じようにある。それを深掘りする事もなくそっと心にしまえるような人間でもありたいなとも思いました。

    朝井リョウさんと加藤千恵さんのポッドキャストをずっと

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    2026年05月06日
  • マッチング!(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    他人は自分を映す鏡という言葉がありますが、マッチングアプリってそういう側面もあるのかなと読んでて思いました。
    もちろん自分が誠実に努めても地雷的なものはあるんでしょうが…
    色んな人がいて、その人と出会うことによって気づきがあって面白いなと。
    ちょっと物語の起伏が穏やかかなーと感じました。

    元カレとくっついて終わりかなと思ったらそちらに流れなかった主人公のキャラクターは好きです。

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    2026年05月06日
  • 消えていく日に

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    元カレについてが多く描かれている短編小説。
    別れが多いけど、前向きになれるような小説。ほっと心が温まる小説。

    私はこの小説を読んで、まず今の旦那を大切にしようと思った。

    そして、最後の宇垣さんの解説が綺麗にまとまりすぎてて解説書く人って凄ってなった。笑

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    2026年05月04日
  • マッチング!(新潮文庫nex)

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    プロローグから想像していた結末と違くてそう終わるのか〜!って感じだった。
    いい終わり方だった!
    選ぶ側であるのと同時に、選ばれる側でもある。

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    2026年05月01日
  • 今日もスープを用意して

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    親子関係は難しいと思う。どんなに自我が強くても親の影響は少なからず受ける。大人になるにつれて親以外の周囲の影響で自分を変えられる可能性はあるけど、自分次第だとつくづく感じる。
    ある程度の大人になったら、自分の人生は自分で責任を持っていくしかない。

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    2026年04月01日
  • あなたと食べたフィナンシェ

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    かわいい表紙と素敵なタイトルに惹かれて購入。

    登場人物と出てくる食べものの特徴が合っていて面白かった。
    小学生なら小学生っぽいものを、大学生なら大学生っぽいものを食べていて、途中から、それぞれの話のタイトルになっている食べものから状況を予想して読むようになった。

    ひとつひとつの話が短いので、ちょっとした待ち時間にとてもおすすめな一冊。
    病院の待合室や、ひと駅で降りる電車の中で、すっきり読める。
    ただ、想像していたよりもしんみりした気持ちになる話が多い印象。
    楽しい気分の時に読む本じゃないかも。
    でも落ちこんでる日には寄り添ってくれる。

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    2026年03月29日
  • 消えていく日に

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    たんたんと綴られる数人の生活がオムニバスで見えてくる。
    既視感があるように思えたのは、ストーリーではなく感情。感情は見ないから既視感という言葉は変だけどそんな感じ。
    それくらいリアルな感情が多彩な言葉で呼び起こされるのかなーと思い返しました。

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    2026年03月28日
  • マッチング!(新潮文庫nex)

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    自分も経験したことのあるマッチングアプリに共感!同世代なこともあり、苦労ももちろんつきものだけれど、未来はまだまだ先は長く、明るいんだった!と思わせてくれた。

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    2026年03月22日
  • ハニー ビター ハニー

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    ネタバレ

    多分高校生の時に読んだ本を内容をあまり覚えてなかったから帰省のタイミングで再読。
    短編集はあまり好きじゃないけど、読みやすくてとても面白かった。とくに、「甘く響く」と「ねじれの位置」が好きで、わたしは主人公に感情移入しちゃうから主人公がすごく傷つくものはあまり好きじゃないんだなと思った。「甘く響く」は、日常的なテーマで読んでいるだけで心が温かくなったし、これからの幸せな未来が想像できてすごく良かった。「ねじれの位置」は、考え方や好みが違くても、わかり合おうとする気持ちが大事で、わかってもらえないときに一人で諦めずにわかってもらおうとすることが大切なのだと気づいた。もともとは違う部分を好きだった

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    2026年02月05日
  • マッチング!(新潮文庫nex)

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    女性視点からのマッチングアプリで色々な男性と会う話です。
    ノンフィクションの様なリアルな話で女性で実際に経験した事がある人がいるかも?と思いました。
    今の時代、出会い方は多様化してきましたがその中でもマッチングアプリで出会って結婚する人は沢山いると思うので時代に合った小説で面白かったです。
    自分も過去にマッチングアプリをやっていた事があったので男性視点からの小説もあったら読んでみたいなと思いました。

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    2026年02月02日
  • 今日もスープを用意して

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    飲み込めない思いは、大人になっても、時間が経っても変わらず心にあるように思う。親になるってどういうことか、いまだに模索中だからこそ、この作品の重さを感じることができた。

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    2026年01月28日
  • あなたと食べたフィナンシェ

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    こんなにも駆け抜けるように切なさや時に残酷さを感じる短編ストーリーたちをたくさん読めるのはすごく贅沢をしてる気分になる

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    2026年01月27日
  • 今日もスープを用意して

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    良くて、夢中で読みました。作者の加藤千恵さんは、短歌を作るイメージだったけど、やはり言葉の使い方がきれいで、主人公の望の気持ちで読めました。
    途中途中、関係のある登場人物の視点になるページがあった、あるところとないところがあり、どういう意図なんだろうと思いました。突如出てきた望の父には驚き、ちょっと最後は勇足で進んでしまった感じがしました。芙美子(望の母)は、今で言えば毒親と簡単に言われてしまうような、ネグレクトと言われてしまうようなところもあるけれど、なんだろう、感情に流されすぎず真っ直ぐなところもでてきて、友達の佐央里が芙美子さんを羨ましく思う気持ちも分かるなと思いました。
    最初が6歳の望

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    2026年01月27日
  • 今日もスープを用意して

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    タイトルからしてホッコリするような、読み終わったら温かいスープが飲みたくなるような、そんな話を想像してたけど全然違った。
    読むのにとても体力が必要なタイプの話だった。
    無意識のネグレクトを子ども目線でひらがなのみで書かれている最初のパートがとてもキツい。
    親も家庭もどうしようもなく選べないものだし、その育つ環境でそれぞれの基準である「常識」や「普通」というものが形成されていくのだろう。
    様々な歪みは、気づかないうちにそれらをも歪ませてしまう。
    そして世間とのズレに気付いて絶望する。
    自分は読書を通して、それまでのアンコンシャスバイアスに気づくことが出来た。
    ごめんなさい、私が間違っていました。

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    2026年01月13日
  • 今日もスープを用意して

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    奔放な母親を持つ主人公の幼少期からの視点と、関わる大人達の視点が入れ替わりながら語られる。
    この子が無事に育って欲しいと願いながら読んでいたのに、大人になった主人公に心底がっかりした。もちろんジジイが悪いけれど…

    だから、主人公より母親の話になった終盤に気持ちが持って行かれたのかもしれない。
    心が温まる話ではないけれど、スープに託した思いは飲み込めた。

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    2026年01月10日
  • マッチング!(新潮文庫nex)

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    サクサク1日で読み切ってしまった
    加藤千恵さんの文章は読みやすくてぐんぐん体に吸収されていく感じが心地よい

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    2025年12月19日
  • ご本、出しときますね?

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    本好き芸人であるオードリー若林と小説家達とのトーク本。小説家であっても一人の人間。人の面白さから読みたくなった本が沢山ありました。
    書き手の面白さから本を手に取りたくなる一冊。

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    2025年12月16日
  • 今日もスープを用意して

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    自分が生まれてから子供を産むまでの時間で、親から受ける生活や愛情ってその子の一生を左右するんだなあと改めて実感した作品。普通って難しい。自分が親になる前に読めて良かった。

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    2025年11月25日