加藤千恵のレビュー一覧

  • ピザトーストをひとりで食べる

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    たったいま恋がおわっていくところ
    あるきたくないわかれたくない
    どの短編も短くしみ込んでくるけどこの短歌が好き。何回もこの思いをしてきたのに、もう恋愛から離れすぎて忘れてた。いいな、辛くても寂しくても、恋愛って、そんなふうに感じる短編集。コラボで商品に付いてたら楽しく読むだろうな。缶入りコーンスープ飲んでみたい。

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    2026年05月10日
  • 蜜の残り

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    どれが一つくらい当てはまる気持ちが書かれているんじゃないかな、と感じるほど奥底のずるさ、もどかしさなどに心の中の振り幅が大きくなる。思い出せるような忘れたいような、でも大切な気持ち。それでも生きていく。不倫でも叔父でも、正しさと好きな気持ちは比例しない。短いけどいい作品、読んでよかった。私も味わってみたい。

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    2026年05月10日
  • この場所であなたの名前を呼んだ

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    ネタバレ

    NICU(新生児集中治療室)にまつわる連作短編集。医師、看護師は読んだことがあるが臨床心理士や清掃員は珍しい。立場が変わればものの見方が変わる、みんな心の奥底に色んな気持ちを抱えてる事がよくわかる本。出産と親の病が重なる、兄弟が亡くなってる、障碍を知りながら出産する妊婦、辛く大変だ。でも多分言わないだけで経験者、経験中の人もたくさんいるはず。医療従事者に感謝、そしてたくさんの人に読んでほしいいい本です。

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    2026年05月05日
  • 今日もスープを用意して

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    ネタバレ

    スープを免罪符にするかのような母に育てられた望。母はパートナーを頻繁に変え育児放棄というより子どもに興味がない親の自覚もない、そんな人。そんな生活の中、望はこの親でもずいぶんきちんと育ってきた。けれど結局は不倫相手の子を産み一人で育てる。望は遥を育てることで母親の気持ちを理解するのかな、生い立ちから自分は両親揃ったいわゆる普通の家庭を築こうと思わなかったのかな。読者が期待する結末でないところがリアル。誰にも共感できないけど丁寧に書かれた文章で読みやすい。おすすめ、今後他の作品を読もうと思う。

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    2026年05月05日
  • マッチング!(新潮文庫nex)

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    婚活を通じて自分自身を見つめる物語

    私が婚活をしていた頃は、まだマッチングアプリが流行る前でした。まだガラケーを使っていたし笑 そのため、私もマッチングアプリのことをよく知らず、興味津々。しかし、本作はマッチングアプリを軸にしつつも、内容はオーソドックスな婚活物語だと思います。

    妹・広実の勧めでマッチングアプリを始める琴実。二人でプロフィールを入力する様子や、初めてのアプリの機能に興味を持つ様子は楽しげ。プロフィール記入は私も経験がありますが、なかなか面白いですよね。自分の意外なアピールポイントに気づいたり、書ける趣味が無くてがっかりしたり。

    最初はアプリに抵抗のある琴実。でも、広実が言

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    2026年04月27日
  • そして旅にいる

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    読んでいるとその場所に行きたくなるような短編集。出てくる食べ物がおいしそうで、それも食べたくなった!

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    2026年04月22日
  • 今日もスープを用意して

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    ネタバレ

    内容は重いものではあったけど、言葉を選ばずに言うとおもしろくてすぐに読んでしまった。

    母のネグレクトを受けた主人公は、それでも本当に正しい親はいるのかという視点で考えている、母への愛・母からの愛を感じる瞬間がある。この本では男側の意見や心情はほとんど書かれていない。女性としてどう選択をつづけ、自分の人生を築いていくのか、できるよと背中を押されている気がした。内容とは反対に、文体は優しくそこが好きだった。

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    2026年04月10日
  • 点をつなぐ

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    ネタバレ

    境遇も経験も全然違うけれど、
    すぅ〜と吸い込まれて読み進めました。
    最後も、付き合うとか恋愛に
    向かうのではなく
    仕事の同志的に終わるのもいいな。
    点をつないで…の説明も
    あ〜こういう考え方良いな
    私もこう思っていきたいな〜と。

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    2026年04月10日
  • あなたと食べたフィナンシェ

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    タイトルから、勝手にグルメ系のほっこり短編集、くらいに思って読んだのですが
    良すぎて衝撃でした。恋愛、家族、友情など…様々なストーリーと食べ物、そして短歌が素晴らしかったです。
    また読みたいです。

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    2026年03月07日
  • あなたと食べたフィナンシェ

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    ネタバレ

    食べ物にまつわる色々なショートが詰まっていて話の数だけ様々な感情を抱くことが出来てすごく良かった。異質で印象的な話もよかったけど、お気に入りはフレンチトースト-亡霊になれそうなほど膨大な記憶の波にただよっている-とリンゴのシナモンソテー-記憶は砂 また出てきてる いつのまにこんなところに入りこんだの-

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    2026年02月22日
  • あなたと食べたフィナンシェ

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    30個入った短編集で1つ1つの話はサクッと読めるのに何故か感情だけはどっぷりと入り込んでしまう不思議な本でした

    どの話も面白くて、泣いてしまう話もたくさんありましたが、その中でもカスタードドーナツの話の中にある
    「誰がやってもいい仕事ってさ、でも、誰がやっても同じ仕事ではないんだよ。ちゃんとその人に、はねかえってくるもんだから」
    この文章がとても印象的でした
    こんな仕事誰でもできるのに、誰がやっても同じなのに私じゃないとダメなのか。と、この短い人生で何回言ったり思ったか笑
    反省半分で受け止めました、、笑

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    2026年02月13日
  • 消えていく日に

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    記念日にまつわる全九篇。
    失恋したり昔の恋人を思い出したり…
    加藤千恵の小説は失恋から立ち直るのに必ず美味しそうな料理が出てきて食べたくなる。

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    2026年02月10日
  • マッチング!(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    とっても読みやすく、サクサク進みました!

    タイトルとプロローグから結末は結婚できたんだなぁ〜って勝手に思っていたら、読み終わってみたら違ってビックリしました笑
    でもマッチングアプリで、本当にいろんな人に出会っていくのが面白かったです!

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    2026年02月06日
  • マッチング!(新潮文庫nex)

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    マッチングアプリで、恋人を探す琴実。マッチングアプリあるあるがたくさん散りばめられていて、共感しながら、読んだ!
    妹に結婚も出産も先を越されて焦る気持ちもわかるなぁと思ったり…。琴実はまだ30代だからまだまだ若いよ!がんばれ!って応援しながら読んでた。

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    2026年01月31日
  • あなたと食べたフィナンシェ

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    『あなたと食べたフィナンシェ』という甘い表題に惹かれて購入したが、良い意味で内容に裏切られた。食べ物にまつわるショートストーリー。
    『アンキモ-知らない食べ物』の16ページを開いた瞬間、胸をえぐられる。今までの父と娘のほのぼのとしたやり取りが一気に見方が変わってくる。
    『いももち-しずばあのこと』も、予想出来ない展開が言語化が難しい感情に飲み込まれた。
    胸がえぐられるお話が沢山あると思えば、『ウニ丼-とろける』のような希望が見える話も合間に入っているから「まだ読んでみよう」と止まらなくなる。
    どこから読んでも、心を震わせてくれる一冊。

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    2026年01月10日
  • あなたと食べたフィナンシェ

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    こういうの大好き!食べ物とともに描かれるほっこりだったり切なかったりするストーリーが良い!寝る前によく読んでました

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    2025年11月29日
  • 今日もスープを用意して

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    奔放な母と自由になれない娘――やさしいエールに満ちた感動作

    うつくしく奔放なシングルマザー・芙美子の娘として育った望。
    幼い頃からひとりで寝起きし、
    次々変わる芙美子の恋人にあわせて住まいを転々とする日々。
    常識を教われず、どこか周囲から浮いてしまう望は、
    「普通になりたい」と願いつづけてきた。
    気まぐれな芙美子が唯一こだわったのが、毎食スープを飲むこと。
    しぶしぶ付き合ってきた望だが、いつしかスープづくりが楽しみに変わる。
    やがて、ある人物に恋心を抱いたことがきっかけで、
    人生を大きく動かす選択をすることに――。
    ままならない人生に立ちすくむすべての人に贈る、「希望」の物語。

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    2025年11月28日
  • ハニー ビター ハニー

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    なんとも言えない気持ちになった。
    私も主人公の気持ち経験してみたい。
    短編集だから読みやすい。
    パッケージで気に入った。

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    2025年10月23日
  • ご本、出しときますね?

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    BSジャパンのテレビ番組の書籍化。オードリー若林さんがMCする番組が好きな自分にとっては、読み進めてると声が聞こえてきそうな錯覚に陥った。作家の知らない一面が見えてとてもおもしろかった!読んだ章の中では村田沙耶香さんの変人度が群を抜いていた笑

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    2025年10月15日
  • さよならの余熱

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    好きなのに、わざと攻撃的なことを言ってしまったり、そんな気がなかったのに、つい、相手を傷つけてしまったり…。恋愛中に起こる葛藤や衝突を丁寧に綴った短編集。加藤千恵の小説はいつも、わかる!わかる!って気持ちがぎっしり!

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    2025年09月30日