今日もスープを用意して

今日もスープを用意して

小説・文芸
1,980円 (税込)

9pt

うつくしく奔放なシングルマザー・芙美子の娘として育った望。常識を教われず、どこか周囲から浮いてしまう望は、「普通になりたい」と願いつづけてきた。気まぐれな芙美子が唯一こだわったのが、毎食スープを飲むこと。しぶしぶ付き合ってきた望だが、いつしかスープづくりが楽しみに変わる。やがて、ある人物に恋心を抱いたことがきっかけで、人生を大きく動かす選択をすることに――。やさしいエールに満ちた「希望」の物語。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    ポプラ社
  • タイトル
    :
    今日もスープを用意して
  • タイトルID
    :
    2030093
  • ページ数
    :
    287ページ
  • 電子版発売日
    :
    2025年10月08日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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今日もスープを用意して のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    初めて加藤千恵さんの本を読んだのがこれでした。静かな愛を感じる本だと思いました。なんとしても毎日スープは飲みなさいという教えは愛だなあと深く感じました。簡単そうだが、水分も野菜も取れるスープは日々の生活の中で欠かせない物で、主人公が大人になるまで知らず知らずのうちに生活の一部になっていた描写が特に心に残りました。

    0
    2026年08月02日

    Posted by ブクログ

    一人暮らしを始めて、出来る限り汁物で栄養を摂取しようとしてる私に刺さるテーマ、タイトルではあった。
    主人公が劇的に生まれ変わって幸せになるわけでも正しくいられるわけでもない。ただ辛い過去もこの先の未来も日常として生きていくだけ。どんな人でも優しさや相手を想う心はあり、それに気づけたり気づけなかったりする。ただ、不貞をする人間はそれだけで罪である。

    0
    2026年08月13日

    Posted by ブクログ

    題名や表紙の雰囲気と内容にギャップがあり、少し戸惑いながら読んだ。この子はどう成長していくのだろうと、先が気になり読み進めました。たまに急に出て来る登場人物に戸惑いながら、読み進めてそういうことだったのかと納得しながら読みました。
    暗さもあり、淡々と話は進みますが、読後感は爽やかでした。でもそれに誤魔化されてはいけない、美談ではないとも感じました。

    0
    2026年06月30日

    Posted by ブクログ

    親子関係は難しいと思う。どんなに自我が強くても親の影響は少なからず受ける。大人になるにつれて親以外の周囲の影響で自分を変えられる可能性はあるけど、自分次第だとつくづく感じる。
    ある程度の大人になったら、自分の人生は自分で責任を持っていくしかない。

    0
    2026年04月01日

    Posted by ブクログ

    飲み込めない思いは、大人になっても、時間が経っても変わらず心にあるように思う。親になるってどういうことか、いまだに模索中だからこそ、この作品の重さを感じることができた。

    0
    2026年01月28日

    Posted by ブクログ

    良くて、夢中で読みました。作者の加藤千恵さんは、短歌を作るイメージだったけど、やはり言葉の使い方がきれいで、主人公の望の気持ちで読めました。
    途中途中、関係のある登場人物の視点になるページがあった、あるところとないところがあり、どういう意図なんだろうと思いました。突如出てきた望の父には驚き、ちょっと最後は勇足で進んでしまった感じがしました。芙美子(望の母)は、今で言えば毒親と簡単に言われてしまうような、ネグレクトと言われてしまうようなところもあるけれど、なんだろう、感情に流されすぎず真っ直ぐなところもでてきて、友達の佐央里が芙美子さんを羨ましく思う気持ちも分かるなと思いました。
    最初が6歳の望の語りから始まるのには驚いたけど、望の人生を共に歩んでいるような気持ちになれて良かったです。

    0
    2026年01月27日

    Posted by ブクログ

    タイトルからしてホッコリするような、読み終わったら温かいスープが飲みたくなるような、そんな話を想像してたけど全然違った。
    読むのにとても体力が必要なタイプの話だった。
    無意識のネグレクトを子ども目線でひらがなのみで書かれている最初のパートがとてもキツい。
    親も家庭もどうしようもなく選べないものだし、その育つ環境でそれぞれの基準である「常識」や「普通」というものが形成されていくのだろう。
    様々な歪みは、気づかないうちにそれらをも歪ませてしまう。
    そして世間とのズレに気付いて絶望する。
    自分は読書を通して、それまでのアンコンシャスバイアスに気づくことが出来た。
    ごめんなさい、私が間違っていました。と、ちゃんと間違いを認めてようやく気づくことが出来た。
    そりゃこの親のもとこの環境で育ったらそうなるわなと、今となっては冷静に俯瞰で考えられる。
    だからこそ読書をやめたくないし、これからもインプットし続けたいと思う。

    0
    2026年01月13日

    Posted by ブクログ

    奔放な母親を持つ主人公の幼少期からの視点と、関わる大人達の視点が入れ替わりながら語られる。
    この子が無事に育って欲しいと願いながら読んでいたのに、大人になった主人公に心底がっかりした。もちろんジジイが悪いけれど…

    だから、主人公より母親の話になった終盤に気持ちが持って行かれたのかもしれない。
    心が温まる話ではないけれど、スープに託した思いは飲み込めた。

    0
    2026年01月10日

    Posted by ブクログ

    自分が生まれてから子供を産むまでの時間で、親から受ける生活や愛情ってその子の一生を左右するんだなあと改めて実感した作品。普通って難しい。自分が親になる前に読めて良かった。

    0
    2025年11月25日

    Posted by ブクログ

    文章が好き ◯
    作品全体の雰囲気が好き ◯
    内容結末に納得がいった ◯
    また読みたい 
    その他 

    身勝手な母親になかば放置されるような形で育てられた娘、望の物語。
    望の人生が過酷すぎて、苦しかった。
    このまま母親に束縛され、そして望も依存するような形で終わるのかと思ったが、そうではなかったのが救い。
    そう、どんなに過酷であっても、自分の意思で道を切り開いていくことはできるんだ。
    望の選んだ相手が妻帯者、というのは納得いかないけど。

    母親の愛って、なんなんでしょうね〜。
    やりすぎたら「過保護」「過干渉」「束縛」。
    こどもの意思を尊重しすぎたら「ネグレクト」。

    どっちに転んでも「毒親」といわれる。

    難しい。

    ただ、どんな形の愛であれ、きちんと伝えることは大事。

    0
    2026年09月26日

今日もスープを用意して の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    ポプラ社
  • タイトル
    :
    今日もスープを用意して
  • タイトルID
    :
    2030093
  • ページ数
    :
    287ページ
  • 電子版発売日
    :
    2025年10月08日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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