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  • 今日もスープを用意して

    今日もスープを用意して

    小説・文芸

    3.7
    1巻1,980円 (税込)
    うつくしく奔放なシングルマザー・芙美子の娘として育った望。常識を教われず、どこか周囲から浮いてしまう望は、「普通になりたい」と願いつづけてきた。気まぐれな芙美子が唯一こだわったのが、毎食スープを飲むこと。しぶしぶ付き合ってきた望だが、いつしかスープづくりが楽しみに変わる。やがて、ある人物に恋心を抱いたことがきっかけで、人生を大きく動かす選択をすることに――。やさしいエールに満ちた「希望」の物語。

ユーザーレビュー

  • 今日もスープを用意して

    Posted by ブクログ

    初めて加藤千恵さんの本を読んだのがこれでした。静かな愛を感じる本だと思いました。なんとしても毎日スープは飲みなさいという教えは愛だなあと深く感じました。簡単そうだが、水分も野菜も取れるスープは日々の生活の中で欠かせない物で、主人公が大人になるまで知らず知らずのうちに生活の一部になっていた描写が特に心に残りました。

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    2026年08月02日
  • 今日もスープを用意して

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    母と娘のお話
    自分と、実母と、息子、娘のことを思いながら読んだ
    親子は、人としての相性とかもある気がするよね

    最近「ままならない人生」「消せない過去」について考えることが増えてきたので少し救われた
    最高のタイミングで読めたと思う

    著者ポッドキャストと、タイトル表紙のみの情報だけで読み始めたから先の展開にハラハラできて良かった
    「感動作」って聞いてたら冒頭で読むのやめてたかもしれない

    今はどうか知らないけど、芙美子さんみたいな「お父さん」ってよくいたよねーって思った

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    2026年07月17日
  • 今日もスープを用意して

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読み始めたときには、なんてひどい母親なんだろうと思っていたけれど、最後には強く逞しく潔い母親だなと少し好きになれた。
    幼い子を1人家に残したり、彼氏がどんどん変わって住む場所も変わって、転校もして、子どもが不憫で仕方がない。自分の家が、一般家庭とは異なると感じて普通を学びながらまっすぐ成長していけることがすごいなと思う。
    どの家庭にもいろんな事情があるだろうし、話せること、話せないこと、はきっとある。
    勝手な決めつけはしないように、周りの人と接していきたい。

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    2026年06月11日
  • 今日もスープを用意して

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    スープを免罪符にするかのような母に育てられた望。母はパートナーを頻繁に変え育児放棄というより子どもに興味がない親の自覚もない、そんな人。そんな生活の中、望はこの親でもずいぶんきちんと育ってきた。けれど結局は不倫相手の子を産み一人で育てる。望は遥を育てることで母親の気持ちを理解するのかな、生い立ちから自分は両親揃ったいわゆる普通の家庭を築こうと思わなかったのかな。読者が期待する結末でないところがリアル。誰にも共感できないけど丁寧に書かれた文章で読みやすい。おすすめ、今後他の作品を読もうと思う。

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    2026年05月05日
  • 今日もスープを用意して

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    内容は重いものではあったけど、言葉を選ばずに言うとおもしろくてすぐに読んでしまった。

    母のネグレクトを受けた主人公は、それでも本当に正しい親はいるのかという視点で考えている、母への愛・母からの愛を感じる瞬間がある。この本では男側の意見や心情はほとんど書かれていない。女性としてどう選択をつづけ、自分の人生を築いていくのか、できるよと背中を押されている気がした。内容とは反対に、文体は優しくそこが好きだった。

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    2026年04月10日

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