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  • 今日もスープを用意して
    3.6
    1巻1,980円 (税込)
    うつくしく奔放なシングルマザー・芙美子の娘として育った望。常識を教われず、どこか周囲から浮いてしまう望は、「普通になりたい」と願いつづけてきた。気まぐれな芙美子が唯一こだわったのが、毎食スープを飲むこと。しぶしぶ付き合ってきた望だが、いつしかスープづくりが楽しみに変わる。やがて、ある人物に恋心を抱いたことがきっかけで、人生を大きく動かす選択をすることに――。やさしいエールに満ちた「希望」の物語。

ユーザーレビュー

  • 今日もスープを用意して

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    奔放な母と自由になれない娘――やさしいエールに満ちた感動作

    うつくしく奔放なシングルマザー・芙美子の娘として育った望。
    幼い頃からひとりで寝起きし、
    次々変わる芙美子の恋人にあわせて住まいを転々とする日々。
    常識を教われず、どこか周囲から浮いてしまう望は、
    「普通になりたい」と願いつづけてきた。
    気まぐれな芙美子が唯一こだわったのが、毎食スープを飲むこと。
    しぶしぶ付き合ってきた望だが、いつしかスープづくりが楽しみに変わる。
    やがて、ある人物に恋心を抱いたことがきっかけで、
    人生を大きく動かす選択をすることに――。
    ままならない人生に立ちすくむすべての人に贈る、「希望」の物語。

    0
    2025年11月28日
  • 今日もスープを用意して

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    飲み込めない思いは、大人になっても、時間が経っても変わらず心にあるように思う。親になるってどういうことか、いまだに模索中だからこそ、この作品の重さを感じることができた。

    0
    2026年01月28日
  • 今日もスープを用意して

    Posted by ブクログ

    良くて、夢中で読みました。作者の加藤千恵さんは、短歌を作るイメージだったけど、やはり言葉の使い方がきれいで、主人公の望の気持ちで読めました。
    途中途中、関係のある登場人物の視点になるページがあった、あるところとないところがあり、どういう意図なんだろうと思いました。突如出てきた望の父には驚き、ちょっと最後は勇足で進んでしまった感じがしました。芙美子(望の母)は、今で言えば毒親と簡単に言われてしまうような、ネグレクトと言われてしまうようなところもあるけれど、なんだろう、感情に流されすぎず真っ直ぐなところもでてきて、友達の佐央里が芙美子さんを羨ましく思う気持ちも分かるなと思いました。
    最初が6歳の望

    0
    2026年01月27日
  • 今日もスープを用意して

    Posted by ブクログ

    タイトルからしてホッコリするような、読み終わったら温かいスープが飲みたくなるような、そんな話を想像してたけど全然違った。
    読むのにとても体力が必要なタイプの話だった。
    無意識のネグレクトを子ども目線でひらがなのみで書かれている最初のパートがとてもキツい。
    親も家庭もどうしようもなく選べないものだし、その育つ環境でそれぞれの基準である「常識」や「普通」というものが形成されていくのだろう。
    様々な歪みは、気づかないうちにそれらをも歪ませてしまう。
    そして世間とのズレに気付いて絶望する。
    自分は読書を通して、それまでのアンコンシャスバイアスに気づくことが出来た。
    ごめんなさい、私が間違っていました。

    0
    2026年01月13日
  • 今日もスープを用意して

    Posted by ブクログ

    奔放な母親を持つ主人公の幼少期からの視点と、関わる大人達の視点が入れ替わりながら語られる。
    この子が無事に育って欲しいと願いながら読んでいたのに、大人になった主人公に心底がっかりした。もちろんジジイが悪いけれど…

    だから、主人公より母親の話になった終盤に気持ちが持って行かれたのかもしれない。
    心が温まる話ではないけれど、スープに託した思いは飲み込めた。

    0
    2026年01月10日

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