加藤千恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレマッチングアプリはやったことないけど興味はあったので、どんなもんかという軽い気持ちで買ってみた。
主人公の年齢が近いこともある。
結果、想像以上の面白さで満足!!大当たり!!(むしろ中古で買ったことを少し後悔するレベル)
「結局どうなったんだろう?」「これはどういうことだったんだろう?」と想像させる余白の使い方がうまい。
あとシンプルに文章が読みやすい。セリフで人柄表現するのうますぎるし、主人公の心境にリンクした世界の見え方とか空気感の表現も絶妙。
ユウくんとラブホ入ったシーンは「うわぁぁぁぉぁぉぉ!!」と内心暴れてしまった。空気感がこっちまで伝わってくるのすごい。
プロローグは最初、誰か -
Posted by ブクログ
後悔するのが怖くて、選択するのをできるだけ避けていたから、めちゃくちゃささった。
幸せそうな他の人や、誰かの言葉で、揺らぐのめちゃくちゃわかる。。
自分で選べるのって当たり前じゃないんだな。選べることが尊いのか。
選択するときに、背中を押してもらえる感じの本。沁みた〜。
藍田さんとにやりと笑うシーンがすごく好きなんだけど、
それも選んだこそ得られたシーンなんだよな。。ウキウキして、おお〜って本を閉じた。
「全員に好かれるなんて、無理だと思うんです」って言葉、今までは、わかっちゃいるけどさ…となったけど、この本でなんか腹落ちした感じがある。
最後の村田さんとの対談は、この本が心に刺さる理 -
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初読み作家さん。
ある男の愛人である二人の女の子のルームシェアのお話。
設定は胸糞なんだけれど、意外とすんなり読めちゃう。
裏表紙のあらすじに「「食べること」を通して、叶わない恋と女子の成長を描いた長編小説」とあったけど、私にはそれほど「食べること」は印象に残らなかった。いい意味で。最近、食べものや食べることをサブテーマにしたコンテンツが多すぎて、正直食傷気味なので。
少しネタバレになるけれど、主人公が終始淡々としていて、だけれど何も感じていないわけではないと吐露する、ともすれば咆哮するとも表現できる場面に胸を打たれた。
彼女たちを愛人とする男の描写が最低限なので、彼個人への憎悪を抱 -
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枡野浩一さんの書かれた『かんたん短歌の作り方』という短歌指南書の中に出ていらっしゃる「マスノ短歌教」の門下のおひとりです。
その指南書の中でも現役でご活躍中で、私も青春の一過性を詠う歌が輝いていてとてもいいなあと思っていました。
以前から歌集は出版されていたようですが絶版になって読めないのがとても残念でした。
けれど今回新しい歌集が出版されたので購入しました。
歌集の他にも小説・詩・エッセイ・ラジオなどのメディアでも活動されているそうです。
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ドトールで歌を書いてるあたしには
あしたもあるしあさってもある
あの日言いそびれたことは50歳になっても思い出すんだろうな -
Posted by ブクログ
ネタバレ【あらすじ】
家を出るお父さんが教えてくれたアンキモの味。引っ越す友達と分け合ったグミ。仕事を辞めて久しぶりに作るキュウリのサラダ。恋人に別れを告げられ、目の前で冷めていくビスマルクピザ。子どもと食べる初めてのフライドポテト。恋、仕事、親との別れ――人生の忘れられない場面には、必ず食べものの記憶があった。珠玉のショートストーリー+短歌集。
個人的に好きな話
・カスタードドーナツ
『誰がやってもいい仕事ってさ、でも、誰がやっても同じ仕事ではないんだよ。ちゃんとその人に、はねかえってくるもんだから。』
・納豆オムレツ
【個人的な感想】
どの話もすごく短いけど、話の中で温かい気持ちになれたり -
Posted by ブクログ
表紙からは想像もできないほど大人の恋愛小説だった。すっごく面白かった!
最後の解説にもあったけどとにかく普通、日常。
だからこそすごく共感できるし、今自分の身に起きてなくても過去に起きてきたこと、これから起きうるだろうことにどこか繋がってる気がして学びが多かったな。
久しぶりの連作短編だったけど、やっぱりいいところは それぞれの人生があるって考えさせられること。
誰かが泣いている横で誰かが笑ってて、誰かが失恋したときに違う誰かは恋が実ってたり。
一見繋がりのない人でもどこかの何かで繋がっているし、それが人間関係として繋がることもあれば繋がらないこともある。
人生の色んなことは順番でいつか自分 -