蜜の残り

蜜の残り

440円 (税込)

2pt

様々な葛藤と不安の中、様々な恋に身を委ねる女の子たちの、様々な恋愛の風景。小説と短歌で綴る、女の子たちの不安と安堵、七つの物語。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    セックスと食べ物にまつわる恋愛短編集。誰かを好きになって、セックスをして、その後の感情を瑞々しく切り取った作品。「あんなに抱き合ったのに、まだ欲しい。触れても触れても足りない。」私が感じたり、思ったりしたことがあまりにもそのまま言語化されていて、この感情、知ってる!ってなることの連続。どの登場人物も

    0
    2025年09月05日

    Posted by ブクログ

    今回は他の作品に比べてとっても刺激的。
    どの主人公ももどかしい気持ちを抱えていて、切ない…。
    今回は読破するのに気力が入りました。

    0
    2024年03月10日

    Posted by ブクログ

    表紙が綺麗で手に取り、読み始めてすぐは表現の仕方に官能小説の様なものを感じ抵抗がありました。
    けれど読み進めていくと、短編ながら濃縮された物語に心が暖められるというか、揺すられました。
    『セックス』をテーマにした話と思ったけれど、読み進めるうちに『心』や『寂しさ』が真のテーマ泣きがしました。

    0
    2021年10月16日

    Posted by ブクログ

    再読。
    学生の頃は共感しまくっていたが、三十路になった私としては、うんうん、若いとこういう経験もあるよね、と。
    全く同じ経験はなくても、同じような感情になったことがあるな、もう止めようと思いつつ切るのが難しかったりするんだよな、と少し懐かしくもなった。


    加藤千恵さんの表現、言い回しが好き。
    例え

    0
    2025年11月17日

    Posted by ブクログ

    たまには恋愛小説でもと思ったがあまりの描写にびっくり。
    7人の女の子の普通ではない恋愛が描かれているが、あまりの普通ではない感じにまたびっくり。不倫の話がまともに思えてくる。
    加藤千恵の短編は好きだけど、こういう描写が過激なのはもういいかな。

    0
    2022年01月23日

    Posted by ブクログ

    最後の短歌にぎゅっと感情が詰め込まれている。明確に定義できる関係性とは限らないし、自分で分かっていてもそれを誤魔化してしまうことだってある。そんな関係性の短編集。流されてるのが流そうとしてるのか、冷静なようで求めてしまう女の子がたくさん。

    0
    2018年04月01日

    Posted by ブクログ

    しょっぱいキス…舌が入れば思考は停止する。
    靴下を履いて眠る…最も理解できないし経験もできないレズはお手上げ。
    門限のない日に…ちょっとした火遊びから底なしの不倫ワールドが始まる。
    特別にならない…誰にも帰属しない猫のような生き方だけど、これが本来の人間の生き方かもしれない。
    すべてオールぜんぶ…叔

    0
    2015年10月14日

    Posted by ブクログ

    性(一筋縄ではいかない恋愛)とモチーフとしての食べ物(果物が多いと思ったけど、読み返したらそうでもなかった)を結びつけた7つの短篇集。
    最後の短歌が主人公の気持ちを表しているようで、余韻があった。

    どの話もさらりと読めるようで、ちくっとするような切なさや痛みを感じた。
    些細な不安の描き方とか、好き

    0
    2015年09月30日

    Posted by ブクログ

    加藤さんの短篇集はきゅっとつまってまとまりがあります。
    今回は今までの作品より官能的でした。

    7人の主人公はそれぞれ抱えているものがあって決して幸せと胸を張って言えるわけではないけど、恋人のようなそうでないような相手と関係を持つ。


    状況も年齢も様々だけど、抗えない衝動だったり、逆に諦めの境地で

    0
    2015年07月02日

    Posted by ブクログ

    加藤千恵さんによる初の官能小説。
    直接的な表現ではないが、性交に関する描写が多い。短編集になっているので読みやすかった。

    0
    2015年06月06日

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