加藤千恵のレビュー一覧
-
初めての加藤千恵さんの作品でした。
恋愛における別れの少し前の場面を切り取った短編作で、ちょっと短すぎるかなと思いましたが、この短さだからこそ伝わる余韻が素敵でした。
個人的には雅代さん視点のお話を読んでみたかったです。Posted by ブクログ -
音楽をテーマにしたアンソロジー。
好きな作家の加藤千恵さんが筆者の中に入っていたので手に取りました。
ラブソングとタイトルに入ってますが
それぞれの短編はラブソング以外の曲もテーマになっています。
実在する曲が使われていたり
架空の曲だったりもしたけど
加藤さんの『約束のまだ途中』と
あさのあつ...続きを読むPosted by ブクログ -
恋愛と音楽を絡めたアンソロジー。切なかったり、元気を貰えたり、不思議な話だったり…そんな8つの作品が収録されている。好きな作家ばかりだったので、読むのは楽しかった。どの作家もその作家らしい特色が出ていた印象。椰月美智子の作品が読んでいて1番印象に残った。Posted by ブクログ
-
かつて大切だった人から贈られたものをテーマにした七つの短篇集。
さらりと読めるようで、確実に切ないと思える要素が所々にある。
実際に体験してないのに、この気持ちわかるってなる。Posted by ブクログ -
これは好きな作家さんだらけのアンソロジーですごく楽しみにしてたんですが、うーん、期待はずれかな。
加藤千恵さんの親友のハワイでの結婚式に向かう話は好き。椰月さんの20歳離れた過去の恋人との再会も好き。山内さんはガッカリして、あとは川上未映子さんのはさすが。Posted by ブクログ -
友達の彼…ガムをかめばいつか吐き出すように、裏切られたら友情も無くなるというのか。
恋じゃなくても…別れるのでもなく、喧嘩するわけでもなく、不自然ながらも関係は続く。
甘く響く…言い逃げ番長同士の二人で幸せに末永くやってくれ。
スリップ…何かあるな、という雰囲気が漂っている。そしてやはり、という結末...続きを読むPosted by ブクログ -
表紙はかわいかったけど、まんがの絵はみづらいな。
加藤千恵さんは、ものすごくはおもしろくないけど、読んで嫌な感じは全然しない。好感もてる。
2巻も注文した。Posted by ブクログ -
加藤千恵さんの本はいつも苦手なのに読んでしまう。いつも幸せになれない。今回は帯に惹かれて買いました。「みんながやっているような恋愛が、私にはできない。」私はこの中だったら華に似てるかも。Posted by ブクログ
-
様々な普通とは決して言えない恋愛をする普通の女性(女の子)の短編集。
自分がその立場にいなくても、同じステージに立って共感しながら読んでしまう。
タブーと言われる恋愛かもしれないが、それでも愛する気持ちは一緒なんだね。
何が普通なのかわからなくなった。Posted by ブクログ -
7人の女性の、それぞれの恋愛のかたちが描かれた短編集。わりと読みやすい文章だったので、さらりと読めた。理解できない部分もあったけど、それもまた1つの恋愛スタイルなのだと思う。
加藤さんの本は初めて読んだのだが、もともと歌人として活躍しているらしい。それぞれの章の最後におさめられた短歌が素敵だった。Posted by ブクログ -
少し現実離れしている。ありえないだろうと思うけれど、ありえるのかもしれない。
好きな人との愛があるセックスが一番幸せであると再認識させてくれる一冊。甘エビのあのエピソードはよかったな。Posted by ブクログ -
小説の主人公たちと同じ体験をしたことがあるわけではない、それでも彼女たちが何に不安を覚えて、何に悲しむのか、言われなくてもわかってしまう。そんな加藤さんの小説の魅力を改めて感じる本。Posted by ブクログ
-
恋愛短編集
「タイミング」 もどかしくて胸糞悪かった。なんでそこでなんもいわないの!!!!
「電話をかける」 彼女の行為は常識的に考えたらきもちわるいんだけど、なんとなく分かるなぁと共感
心理描写とちょっとずつ登場人物同士が繋がってるのが面白かったPosted by ブクログ