加藤千恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
奇数ページに20年前の作品、捲ると裏に現在の作品、返歌なのか連歌なのか、遠い昔のこととして懐かしがったり、自嘲したり、諦めたり、その時を繰り返したり、また燃え上がったり。思い出は感情が動いた時で、忘れたわけではなく今の心が動かされなくなっただけで、続けるように何かあると、昔の思い出と呼応して心が動く。思い出しているようで、その時の感情など2度と思い出せはしないのだろうなと。セットで諦観に包まれる。
感情を歌う短歌の中で、とてもまっすぐであるからこそ、誰かの歌でも普遍的に人に揺らぎを与えてくるのだと感じる。
現在の作品で好きなのは
魔法でも奇跡でも幻でもいい好きな名前をあなたごつけて
もう嘘 -
ネタバレ 購入済み
う〜ん
よく分からん。
色んな人の色んな感性が有って。ドイツ料理、アイスバイン、みたいなのは、理解出来ない。何で、一番好きな人とは結婚せずに、SEX出来ない男と結婚して、姑の介護してんの?一番好きな人とは、不倫関係で居て…………。 -
Posted by ブクログ
マッチング系の小説って、どこか犯罪の匂いしたり、少し重めの内容に構成したりするのが多いイメージでしたが、このくらいサラッとしていると、悪い印象を与えず、楽しく読むことが出来ました。
マッチングアプリで結婚相手を探す30歳の女性が主人公ですが、色々なクセの強い男性と出会い、上手くいかず、世の中の男性はまともな奴はいないのかと思わせますが、自分に100%会う人なんていないし、自分も相手にそう思われてるしっていうのを、改めてわからせてくれました。
サラッと始まり、サラッと終わる、でも内容は今どきで、30女性が悩んでることを代表して表現開いているようで、意外とリアリティもありました。 -
Posted by ブクログ
朝井リョウさんとのPodcastを聴いて、お話し上手なオモロレディ〜だということが分かり、作品を通さずに好きになっていた加藤千恵さん。
書店で表紙を見かけて、めちゃかわい〜♡となり購入した!
短編集なんだけど、お話が終わるたびにその物語にまつわる短歌が添えられていて…!歌人ってすごい!!!と思った。
短歌があることで物語の余韻に浸れるし、物語にもうひとつ深みが生まれる気がする。
しかも全部読み終えてからパラパラ〜っと短歌を読み返すと、それぞれの物語が自然と思い出される。なんて面白いんだ………!!
いろんな形の恋愛に関する短編が並んでいて、これまでに自分も経験したことがあるような話や、 -
Posted by ブクログ
こんな事やってたらそのうち終わってしまう、と分かっていても止められない。
こんな関係、いつまでも続かない。
恋人は、自分とは別の人が好き。
それぞれの心の機微が丁寧に描かれていました。
“余熱”というのがいいな。
最中は、自分にはどうすることもできなくて沈み込んだり空回ったりすることしか出来ないけれど、さよならが過ぎてしまえばいつかは熱も冷めていきます。
時間はかかっても、別れの悲しみはいつか癒えます。
とはいえ、ほとんどの主人公は別れるとしても恋人に言いたいこと全部言えるかどうかわからないので立ち直るまでに時間はかなりかかりそう…
男性主人公の話があるのが、スパイスになってました。恋人の