加藤千恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
文章が好き ◯
作品全体の雰囲気が好き ◯
内容結末に納得がいった ◯
また読みたい
その他
身勝手な母親になかば放置されるような形で育てられた娘、望の物語。
望の人生が過酷すぎて、苦しかった。
このまま母親に束縛され、そして望も依存するような形で終わるのかと思ったが、そうではなかったのが救い。
そう、どんなに過酷であっても、自分の意思で道を切り開いていくことはできるんだ。
望の選んだ相手が妻帯者、というのは納得いかないけど。
母親の愛って、なんなんでしょうね〜。
やりすぎたら「過保護」「過干渉」「束縛」。
こどもの意思を尊重しすぎたら「ネグレクト」。
どっちに転んでも「毒親」といわれる。
難しい。
ただ、どんな形の愛であれ、きちんと伝えることは大事。 -
Posted by ブクログ
奇数ページに20年前の作品、捲ると裏に現在の作品、返歌なのか連歌なのか、遠い昔のこととして懐かしがったり、自嘲したり、諦めたり、その時を繰り返したり、また燃え上がったり。思い出は感情が動いた時で、忘れたわけではなく今の心が動かされなくなっただけで、続けるように何かあると、昔の思い出と呼応して心が動く。思い出しているようで、その時の感情など2度と思い出せはしないのだろうなと。セットで諦観に包まれる。
感情を歌う短歌の中で、とてもまっすぐであるからこそ、誰かの歌でも普遍的に人に揺らぎを与えてくるのだと感じる。
現在の作品で好きなのは
魔法でも奇跡でも幻でもいい好きな名前をあなたごつけて
もう嘘になってしまった約束もいつかわたしと燃やしてほしい
かーてんはまだ閉めている生きているだけでお金がかかってしまう
泣きつづけたいなら泣きつづけていい理由はあってもなくてもいい
悪気なんてなかったんだねだとすれば頭が悪かったってことだね
被害者になるのがすごく上手だね特技の欄に書けばいいのに
どこまでも続いている海幸福をピンボケでしか捉えられない