加藤千恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
後書きが西加奈子だったんだけども、おふたりはお友達だそうで、わたしはこちらの著者はお初だったので、えーそうなんだー!!!なんて少し喜んでしまいました。
そんなこちらの恋愛小説。
ホント、後書きでもあるよーに、とにかく普通なんだよね。短編に短く幾つもの恋愛を描いているんだけども、なぜかそれなんかわたしも経験したなぁ。と、おもうような甘辛い思いが一気に蘇るような一作一作で、どれも経験したような、体験したような、友達から聞いたような、いやいや、やっぱりわたしのできごとだ!って思うような、そんな恋愛小説で。
この歳になって今更振り返ることもできないようなささやかな気持ちが蘇る、そんな不思議な体験 -
Posted by ブクログ
ネタバレまひる、平山さん、奏絵。ここは2人が不倫相手で、でも一緒に暮らしてるっていう意味の分からない話。かなえは平山さんよりまひるの方に思いを馳せるし、何かおかしい。違う、と思いながら生きてる。引用したフレーズだけど、これ非常にわかる。やりきれなくて泣いたところでいったい自分がどういう意味を込めて、だれのために泣いてるのか分からんものを知られたくはないし、泣きたくもないなあと思った。この本にオチはないし、最終ふたりでおうちでていこうってなるんだけど、私は現状がだめだと思ったらすぐに足を洗えるような人になりたい。あと奥さん全部知ってるのに知らんふりしてあげられるとかすごいな。私には無理