加藤千恵のレビュー一覧
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3ページ程の掌編と短歌で綴られている。掌編も読みやすくてよかったのですが、それよりも31文字の短歌のほうがずっと雄弁な気がしました。ちくっと胸に刺さります。Posted by ブクログ
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きっとありふれた情景を、当たり前のままにせずにすくいとっておいしそうに並べた本。わかるわかる!と続けざまにぽんぽん食べたくなるビターチョコレートみたい。Posted by ブクログ
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恋愛小説短編集。
「ハニービターハニー」同様楽しいだけじゃない物語が多い。しかも心がヒリヒリする時点で終わる話も多い。
でもそこが『さよならの余熱』というタイトルにぴったりでわたしは好きです。
あと世の恋人たちってこんなに同時進行しちゃうものなのか・・・?と若干おそろしく思った。笑Posted by ブクログ -
ハニービターハニーよりも、こちらのほうがすき。
本当に、身近な人のお話のような、自分が経験した話のような・・・
共感できる。
物語の登場人物に小さな繋がりがあり、友だちの話を聞いてる感覚になった。
「解散の雨」が個人的にだいすき。Posted by ブクログ -
短歌なら短歌。小説なら小説(短歌がはいっててもいいとおもう)にしてほしかった。
一度短歌集の方で味わったことのある短歌達だからこそ、
そこに小説が加わって、自分の味わい方を変えられてしまうのが少し寂しかった。
各小説はかとうさんらしくて、好きだった。Posted by ブクログ