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卒業式の朝だけ、願い事を叶えてくれる「あかずの教室」の扉がひらく――そのときあたしは何を願うんだろう。一日も早く大人になりたいと願う中一女子、修学旅行で人生初の告白をしようと奮闘する中三男子、自称“本の森の番人で千二百歳”の司書の先生……不思議なジンクスが伝わる学校で、ひそやかに交錯する中学生たちの一年間。今再注目の著者が、「今しかいられないこの場所、この時間」を瑞々しく活写する珠玉の青春小説。
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Posted by ブクログ
卒業式の朝だけ、願い事を叶えてくれる「あかずの教室」の扉がひらく というエピソードを軸に不思議なつながりにグイグイ引き込まれる。久しぶりに一般書読書を楽しみました。
朗読会の演目として時間に合うように使わせていただきました。聞き手も大人なので学校司書の先生の章をつかいました。 現在の学校司書の先生としての生き方と司書になる前の婚約破棄騒動。 聞き手もドキドキしてしまったようです。 ヤングアダルト向けと位置づけられていますが大人でも充分堪能できる作品なのでは。 ...続きを読む中学生の頃を思い出したり… いい作品だと思います。
卒業式の日にだけ開いて、願い事が叶うという開かずの教室。そんな教室の噂と、その学校に通う生徒たちの1年を描いた作品。開かずの教室の噂の真実にはちょっとクスッとした。思えば伏線はずっとあった。噂なんて所詮そんなもんだろうな。ほんのり残る余韻が切ない1冊。2013/104
う~ん こうゆう本はなんていえばいいのかわからん ○○がテーマの本です ってかんたんにいえないなぁ 北海道のさむいさむい町が舞台の中学校のはなし 短編集 新鮮なのは学校司書のはなしがあるところかな あとコンビニパートのおばさんとか お父さんに会ったことなくて有名なミュージシャンってのは母のうそっ...続きを読むて話とか
北海道にある中学校を舞台にした連作短編集。校舎内にある「あかずの扉」がキーワードとなってるのかな。春へ続くって素敵だと思うけど、でもどこかもの悲しい話が多かった印象がある。
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加藤千恵
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