東山彰良のレビュー一覧

  • 女の子のことばかり考えていたら、1年が経っていた。

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     どうやら大学というところは、男子が女子のことに悶々とする場所らしいぞ。
     どんなところだろう(私立理系大学卒、34才独身男性談)。

     さて、有象無象が女の子に振り回される話といえば、森見登美彦の作が好きだけど、本作は女の子が狙いを持って男を振り回しにかかる。
     そんな女の子たちに振り回されてはフラれる有象くんと無象くん。

     本命のあの娘を落とすためのデートなのに、引き立て役ちゃんの豹変が。
     普段温厚な先生の突然の激怒は、宮沢賢治に面と向かって「ファック・ユー」と言われたようなものである。
     女王様のお目にかなうため、ひたすら筋トレにいそしむダンベル先輩。
     かつて昭和の最後に学園内に蔓

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    2021年06月14日
  • どの口が愛を語るんだ

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     四篇からなる短編集。ジャケットがとても素敵で買ってしまった。

     「猿を焼く」がこの中では圧倒的に好きだった。脱サラして都会から田舎へ移住しオシャレ農業を始めた一家の息子がその地元の不良たちと出会い、いわゆる"アバズレ"に恋をする話なのだけど、この田舎の閉塞感に身に覚えがありすぎて息が苦しくなった。田舎にいながらにしてできる刺激的なことは喧嘩かセックスかしかなくて、独特のヒエラルキーがあって、その中で起こる出来事は全て地元じゅうで筒抜けで、ここで順応するのは本当に大変だ。そうした環境に問われて溺れそうになりながらも何とか保っていた自我が崩壊していくラスト、救いがあるようで

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    2021年06月13日
  • 夜更けのおつまみ

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    まさに夜更けにお酒をちびちびと呑むように、ちびちびと気分が良い夜に読んでいたら結構時間がかかったけど好きな本でした。このシリーズ、他のも読んでみたい。生活感が満たされる。

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    2021年06月10日
  • どの口が愛を語るんだ

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    やっぱり東山さんの作品は最高だ。日本文学で、こんなテイストかけるのはなかなかいないと思う。ここ最近、女性作家さんの作品ばかり読んでいたこともあって、より強くそう思うのかもしれないけれど笑 

    個人的には、「猿を焼く」が一番好き。(この作品に限らずの話だが)思いのほか作品自体のスコアが低いが、アクが強いのと、面白くないは違うと思う。

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    2021年05月28日
  • どの口が愛を語るんだ

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    どの篇も恋愛(というか愛欲か)を描いているが、どれも設定が一筋縄ではない。

    短編になると作者の純文学的な面が強く出るように思う。

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    2021年05月27日
  • どの口が愛を語るんだ

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    のたうち回るような愛。もしくは愛のようなもの。
    4つの短編集はテーマも世界観も全く違うストーリーだけれど、誰しも泥臭く必死で愛を模索しながら生きている。圧倒的ちから。そして刹那さ。
    人間の人間たる愚かさとそれ故の魅力を存分に味わえる作品だった。「猿を焼く」と「無垢と無情」がすき。
    タイトルもいいし、装丁も格好いい。

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    2021年04月24日
  • 夜更けのおつまみ

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    原稿があがった後の枝豆とビール、秘密のレシピでつくる肴、大切な人との一皿…。31人の人気作家がおつまみにまつわる思い出を語ったエッセイ・アンソロジー。『asta*』掲載を文庫化。投稿コンテスト大賞受賞作も収録。

    いろいろ試したくなるおつまみ。

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    2021年04月03日
  • 僕が殺した人と僕を殺した人

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    ネタバレ

    文庫で再読しました。
    1984年の台湾と、2015年のアメリカ。
    アメリカで連続殺人を起こした〈サックマン〉は、台湾の少年たちの誰なのか。そして弁護士も誰か。。
    台湾での少年時代が鮮やかに描かれ、そしてどんどん後戻りできなくなる転落で、彼らが決定的に変わってしまったという悲しみがありました。3人(ダーダーも重要だけど、だいたいユンとジェイとアガンだったな…)がとても生き生きと描かれていて切なくなります。
    周りの大人たちの影響で否応なしに歪み、そんな状況をなんとか打破しようとして更に悪くなる、という悪循環がつらいです。
    アガンもジェイも、ユンの弁護を依頼したり担当したりして、少年時代をきちんと終

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    2021年03月06日
  • 罪の終わり(新潮文庫)

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    宗教が生まれるまでの過程をフィクションで描く小説。フィクションでありながら、キリスト教など
    納得できる部分も多くある。
    何かを得るには犠牲と代償がいる。口走ればそれが呪いとして取り憑く。ナサニエルが変容していく過程をエピソードを交えて丁寧に描いている。
    そして、私が最も魅力を感じたのはレヴンワース夫妻ことダニー・レヴンワース。彼の言葉、行動はナサニエルの行動として誤解され、ナサニエルの神格化へと繋がっていく。頭のネジのハズレたサイコパスだが、彼の存在が物語を面白くしている。

    「人間というものは、罪悪感を覚えたときには、すでにその罪悪感を受け入れている。」このフレーズが妙に心に残った。買っては

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    2021年01月24日
  • 女の子のことばかり考えていたら、1年が経っていた。

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    2020/12/8
    真面目に読むんじゃなくて、お菓子とか食べながらリラックスして読むのに適してる本だと思います。
    主人公は大学生の有象くん、無象くん。大学生だから周りにはいろんな女の人がいるけれども、彼らが出会う女の人やそれに関係のある人たちには一癖も二癖もあるような人たちばかりです。
    それぞれのエピソードが、大学生あるあるが散りばめられていたり、わかる…というような設定が盛り込まれたりしていて、それぞれのエピソードが読んでて思わず笑いそうになるものばかりでした。
    短編とかで映像化したら面白くなりそうだなとも思いました。

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    2020年12月08日
  • ラブコメの法則

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    主人公のクズっぷりが素晴らしかった。
    女性たちは皆振り切れていてそれぞれ正直に生きていてカッコいい。

    個人的だが、博多出身の目からも正確な博多弁。これだけ博多弁が濃い小説ってなかなか無いので嬉しかった。
    地方都市の東京へ対するハッキリとしたコンプレックスなど、リアルだったなぁ…

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    2020年09月17日
  • 夜更けのおつまみ

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    ブレイディみかこさんのイカのお話めっちゃわかる…透明じゃないとイカの刺身じゃない。
    下戸なのですがおつまみは好きなので楽しく読みました。
    簡単なレシピもちょいちょい書かれているのもいいです。森まゆみさんのと水生大海さんの…やってみよう。
    なとりの一度は食べていただきたいシリーズはほんと美味しいです。
    茜やさんは行ってみたいなぁ。。
    お酒呑める方が楽しそうだとつくづく思いました。

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    2020年08月23日
  • 猫が見ていた

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    ・マロンの話 ★★★★★
    ほたんとマロンの関係がいいね!
    私も猫と話したい

    ・エアキャット 欲しい★★★
    火村先生のシリーズの短編だった!
    ちょっと長めの短編かと思いきや結構短く収まってた。
    内容としては、まあまあね。

    ・泣く猫 ★★★
    普通。悪くはない!

    ・「100万回生きたねこ」は絶望の書か ★★★
    後半が良かったわ。
    特に本を読む姿勢というか読んだ感想ってのが人それぞれってところが。

    ・凶暴な気分 ★★★
    始めは茉莉子に全く感情移入できず、むしろ嫌なやつだなーと思ってた。
    ただ後半この凶暴性って誰しも内に秘めてるもんじゃないかと思った。

    ・黒い白猫 ★★★★
    興味深いタイトル

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    2020年08月10日
  • 宮辻薬東宮

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    人気のある作家ばかり集めたゾクっとくるホラーミステリーアンソロジー。ホラー苦手な私でも楽しめる内容で良かった。特に好きなのは「ママ・はは」と「わたし・わたし」。

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    2020年08月08日
  • 夜更けのおつまみ

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    知ってる作家、知らない作家が目に浮かぶようなおつまみレシピを紹介。
    ほぼ5ページにその時の情景と共に出されるおつまみは、ささっと作られたもの、買ってきたものと様々。呑める人も呑めない人も共通してるのは「おつまみが好き」。
    たまらず途中からビールを開けました。
    さて、おつまみ何にしよう?

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    2020年06月01日
  • 宮辻薬東宮

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    「みやつじやくとうぐう」と読むんだそうです。
    好みの作家さんが名を連ねていて、その豪華な面々に、思わず即買い。
    ミステリーというよりはホラー寄り。勝手にリレー形式のミステリーだと思っていたので、連作短編集のようなものをイメージしていましたが、それぞれが独立したアンソロジーですね。
    リレーだと思うと、前の作品を強引に入れ込んだでしょ感が出ちゃってる。でも、宮内さんの作品のラストは秀逸でした。リレー形式ならではの〆だと思います。

    アンソロジーって、好きな作家さんの作品を、濃密に、いいとこどりしたような感覚で楽しめるのはもちろん、知らなかった作家さんや、興味はあったけれどまだ読めていなかった作家さ

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    2020年03月07日
  • 宮辻薬東宮

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    宮部みゆきの書き下ろし短編を読んだ上で、辻村深月が短編を書き下ろし、以後、薬丸岳、東山彰良、宮内悠介と計5人の人気作家がバトンを繋いて仕上げた豪華なリレーミステリーアンソロジー。
    前の作品から何が繋がってるのかは読んでのお楽しみだが、テーマはちょっと恐いホラーかな。
    しかし何れも短編の名手。思わず唸る作品。楽しめました。

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    2020年03月01日
  • 宮辻薬東宮

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    再読。ホラー・ミステリーのアンソロジー。前の作者の作品を読んで、そのテーマをつないでいく。
    かなり怖いです。

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    2020年02月01日
  • 宮辻薬東宮

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    宮部→辻村→薬丸→東山→宮内

    リレーミステリーアンソロジー。それぞれの味があって恐ろしく面白く読みました。

    記念写真は撮られたのでしょうか?

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    2019年12月31日
  • 宮辻薬東宮

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    不思議なアンソロジー。
    微妙な繋がりで前作を受けて話が展開する。
    個別に読んでも面白い。
    普段はめっに読まないホラー系でした。

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    2019年12月26日