東山彰良のレビュー一覧

  • NARUTO―ナルト― 鬼燈の城 ブラッド・プリズン

    Posted by ブクログ

    NARUTO映画のノベライズ、というか、映画の原作。
    このミス大賞の作家東山彰良さんの作ということで、読み応えはあります。
    短いですけど。。。
    この作家さんNARUTOが好きなんだろうなぁ。世界観がよく表現されている。
    あとBL作家か?!っていうくらいそんな香りがw
    特に刑務所?鬼燈城に収監されたナルトが・・・なシーンが、・・・な感じで終わっているので、ギャーっていう感じですw
    キラービーが出てきたりしているので、時間軸的にはいつなのかわからないですけど。
    最後にはオールスター出てくるっていうナルト漫画の映画的王道を押さえている感じでしたね。

    0
    2011年10月30日
  • ジョニー・ザ・ラビット

    Posted by ブクログ

    小気味良いテンポについつい乗せられて、冗談!! 突っ込みいれながらもグッときたり。
    ハードボイルド全開、期待を見事に裏切られた。
    伊達兎だね、ジョニー・ザ・ラビット。

    0
    2011年08月10日
  • イッツ・オンリー・ロックンロール

    Posted by ブクログ

    おっさんロックンロール。
    福岡に住む私にとって、かなり馴染み深い場所が出てきて、面白かった。
    ノンフィクションの中にあるフィクションみたいな感じ。
    ラストの方のセリフに思わず「かっこいい!」と口に出して言ってしまった。

    0
    2011年08月04日
  • イッツ・オンリー・ロックンロール

    Posted by ブクログ

    暑かった。わけわからなかった。半分くらい音楽の話で、でもオトコ臭い仲間の話で、悲惨な病気に救いもなくて羨ましくなんかちっともないのに、だのに止まんなかった。


    ‥と、文章までこう変わってしまうような、圧倒的なリズムと勢いがすごい。
    ストーリーとしては逃亡作法やさようなら、ギャングランドの方が、物語としては面白いと思う。でも、なぜなんだろう、手が止まらなかった。

    東山節にもしかしたら、がっつり捕まってしまったのかもしれない。

    「愛を売りものにすれば、売りものじゃない愛はみすぼらしく目に映る。売れない愛は、価値のない愛だと思うようになる。自分にとっても、相手にとっても。愛に値段がつく。その値

    0
    2010年08月11日
  • 路傍

    Posted by ブクログ

    東山彰良さんのお話は
    どうのこうのと理屈こねるより
    まず読んで好きか嫌いか。
    ワタクシ的にはそれでOKだと思うデス。
    四の五の言わずに読め、と(笑。

    0
    2010年09月28日
  • イッツ・オンリー・ロックンロール

    Posted by ブクログ

    『逃亡作法』は今ひとつだった荒れくれぶりが開花している感じ。登場人物が皆、狂ってる。ドラッグ(=バイアグラ)、セックス&ロックンロール…。暴力、同性愛、色情狂、犯罪、大麻、覚醒剤、自閉症、テロリズム、酒、タトゥー…、「つぎの選挙は共産党に入れてみるのも悪くない」ほど腐った社会。非常に乾いた世界観。ただ出てくる音楽の幅が広すぎて(クリストファー・クロスからロバート・ジョンソンまで)、肝心のロック魂が散漫になっているのではないか。

    0
    2010年03月13日
  • 怪物(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    最初は入り乱れてて、でもどっちもちゃんとありえそうで
    小説もだが生身の人生もれっきとした物語であり、登場人物もちゃんといる

    石をお守りにした

    0
    2025年11月22日
  • 流

    Posted by ブクログ

    台湾の昔のお話… 日本、中国、台湾の関係性や時代背景をあまり知らなかったのですごく勉強になったけど、難しかった。名前も覚えづらい。でもするする読めた。

    0
    2025年11月10日
  • NARUTO―ナルト― カカシ秘伝 氷天の雷

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    な、懐かしい…!!家の本棚の奥から出てきて、初めて読んだけどナルトたちが元気に駆け回っていてほっこり。やっぱりカカシ先生最高だぁぁ。

    0
    2025年10月01日
  • 猫が見ていた

    Posted by ブクログ

    猫が見ていた、という題がピッタリな感じのアンソロジー。人間の営みのそばを通り抜けていくネコチャンみたいな印象

    0
    2025年09月01日
  • 流

    Posted by ブクログ

    一九七五年、台北。内戦で敗れ、台湾に渡った不死身の祖父は殺された。誰に、どんな理由で? 無軌道に過ごす十七歳の葉秋生は、自らのルーツをたどる旅に出る。台湾から日本、そしてすべての答えが待つ大陸へ。激動の歴史に刻まれた一家の流浪と決断の軌跡をダイナミックに描く一大青春小説。選考委員満場一致、「二十年に一度の傑作」(選考委員の北方謙三氏)と言わしめた直木賞受賞作。

    0
    2025年08月07日
  • 恋々

    Posted by ブクログ

    前半は、なんだか読んでて恥ずかしくなってくるほどの若さ。西に向かってからの話が面白い。誘拐される話とか本当怖い。

    0
    2025年07月16日
  • 怪物(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    怪物は誰か?
    「怪物」は飢餓の中を生き抜く蘇大方なのか?その蘇大方を殺した鹿康平なのか?そんな状況を作り出した何者かだったのか?
    皆が生きるために必死になっていた、そんな状況の中では、何者かに操られていると考えた方が、生きやすいのかも知れない。
    王誠毅が見た、あるいは鹿康平が見た鬼はその「怪物」なのかも知れない。
    再読必須だな。

    0
    2025年06月23日
  • 流

    Posted by ブクログ

    中国語読みの名前や言葉に苦戦し、やっと読み終わりました。

    ゴキブリ大量発生の話は笑いました。

    恋人との別れの真相や祖父の死の謎が解き明かされるくだりは引き込まれました。

    喧嘩っ早いヤクザや軍隊の話も多く、私には苦手な内容だったかな…ただ、台湾人の中国に対する複雑な気持ちは興味深く、今も続いているのだなぁと寂しい気持ちになりました。

    0
    2025年04月26日
  • 走る?

    Posted by ブクログ

    タイトル通り「走る」に特化したオムニバス
    青春、ノスタルジー、リアリティ、SF、不条理…色々な形の「走る」ストーリーがあり、短編集だから合わなくてもすぐに終わる
    コレを読んで走りたくなるかは貴方次第

    0
    2025年04月18日
  • ありきたりの痛み

    Posted by ブクログ

    義理のお母さんに借りる。

    東山彰良の作品は何冊か読んだが、本作はエッセイと映画評。

    映画評は観てない映画をチェックし、そのうち観ようと思うが、エッセイはそんなに面白くない。

    個人的には、エッセイより映画評のみで一冊構成してくれても良かったのではないかと思う。

    星は3つ。3.2とかそんなもん。

    あと、テキーラに興味はない。

    0
    2025年04月10日
  • 猫が見ていた

    Posted by ブクログ

    タイトルに猫とついていたら読まない訳にいかない
    私もつい最近まで犬派を自称していたが、引っ越しを機に犬に加えて猫を飼いすっかり犬猫派に…

    湊かなえさんの実話?のようなお話がとても共感できて良かった
    巻末のオールタイム猫小説傑作選を読み、次は何を読もうかワクワクしている

    0
    2025年03月02日
  • 邪行のビビウ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     表紙を見て驚いたが、中身も死者を歩かせる邪行師なるファンタジー的なものだったので、読むのをやめようかと迷ったが、途中から独裁政治下の軍隊の不条理が描かれてきて、面白くなってくた。
     ビビウの過去や生い立ちをここまで丁寧に書く必要があったかなとは思うけれど、東山さんの哀愁漂う文体に触れられたので、まあいいか。

    0
    2025年03月08日
  • 邪行のビビウ

    Posted by ブクログ

    東山さん、ロシアのウクライナ侵攻を皮肉ってるんだろうな。“偽旗作戦”は明治維新だけでなく古今東西行われてきたし、「ルールづくりは勝者に与えられる特権」だから、また米で近いうちに見られるかも…。

    0
    2024年10月29日
  • 邪行のビビウ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     著者の作風としては珍しい、ダークファンタジー。
     日経新聞で取材記事を読んで興味を持った。

    「新型コロナウイルス禍に続き、ロシアによるウクライナ軍事侵攻。現実が想像を超えたような状況に、僕自身、エンターテインメントに没頭できなかった。しかし、そんな時期だからこそ、いつか真正面から向き合いたいと思っていた戦争を取り上げ、ちゃんとしたエンタメ小説を書きたいと考えました」

     邪行師という死者をよみがえらせる呪術を使う主人公の一族。
     架空の国家ベラシア連邦と、その共和国のルガレとの間の独立戦争。どことなく、著者が言う、“現実が想像を超えた”とある事象を想起させる。
     その点でも興味深く読むこと

    0
    2024年10月01日