東山彰良のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
NARUTO映画のノベライズ、というか、映画の原作。
このミス大賞の作家東山彰良さんの作ということで、読み応えはあります。
短いですけど。。。
この作家さんNARUTOが好きなんだろうなぁ。世界観がよく表現されている。
あとBL作家か?!っていうくらいそんな香りがw
特に刑務所?鬼燈城に収監されたナルトが・・・なシーンが、・・・な感じで終わっているので、ギャーっていう感じですw
キラービーが出てきたりしているので、時間軸的にはいつなのかわからないですけど。
最後にはオールスター出てくるっていうナルト漫画の映画的王道を押さえている感じでしたね。 -
Posted by ブクログ
暑かった。わけわからなかった。半分くらい音楽の話で、でもオトコ臭い仲間の話で、悲惨な病気に救いもなくて羨ましくなんかちっともないのに、だのに止まんなかった。
‥と、文章までこう変わってしまうような、圧倒的なリズムと勢いがすごい。
ストーリーとしては逃亡作法やさようなら、ギャングランドの方が、物語としては面白いと思う。でも、なぜなんだろう、手が止まらなかった。
東山節にもしかしたら、がっつり捕まってしまったのかもしれない。
「愛を売りものにすれば、売りものじゃない愛はみすぼらしく目に映る。売れない愛は、価値のない愛だと思うようになる。自分にとっても、相手にとっても。愛に値段がつく。その値 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ著者の作風としては珍しい、ダークファンタジー。
日経新聞で取材記事を読んで興味を持った。
「新型コロナウイルス禍に続き、ロシアによるウクライナ軍事侵攻。現実が想像を超えたような状況に、僕自身、エンターテインメントに没頭できなかった。しかし、そんな時期だからこそ、いつか真正面から向き合いたいと思っていた戦争を取り上げ、ちゃんとしたエンタメ小説を書きたいと考えました」
邪行師という死者をよみがえらせる呪術を使う主人公の一族。
架空の国家ベラシア連邦と、その共和国のルガレとの間の独立戦争。どことなく、著者が言う、“現実が想像を超えた”とある事象を想起させる。
その点でも興味深く読むこと