東山彰良のレビュー一覧

  • 流

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    中国語読みの名前や言葉に苦戦し、やっと読み終わりました。

    ゴキブリ大量発生の話は笑いました。

    恋人との別れの真相や祖父の死の謎が解き明かされるくだりは引き込まれました。

    喧嘩っ早いヤクザや軍隊の話も多く、私には苦手な内容だったかな…ただ、台湾人の中国に対する複雑な気持ちは興味深く、今も続いているのだなぁと寂しい気持ちになりました。

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    2025年04月26日
  • 走る?

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    タイトル通り「走る」に特化したオムニバス
    青春、ノスタルジー、リアリティ、SF、不条理…色々な形の「走る」ストーリーがあり、短編集だから合わなくてもすぐに終わる
    コレを読んで走りたくなるかは貴方次第

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    2025年04月18日
  • ありきたりの痛み

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    義理のお母さんに借りる。

    東山彰良の作品は何冊か読んだが、本作はエッセイと映画評。

    映画評は観てない映画をチェックし、そのうち観ようと思うが、エッセイはそんなに面白くない。

    個人的には、エッセイより映画評のみで一冊構成してくれても良かったのではないかと思う。

    星は3つ。3.2とかそんなもん。

    あと、テキーラに興味はない。

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    2025年04月10日
  • 猫が見ていた

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    タイトルに猫とついていたら読まない訳にいかない
    私もつい最近まで犬派を自称していたが、引っ越しを機に犬に加えて猫を飼いすっかり犬猫派に…

    湊かなえさんの実話?のようなお話がとても共感できて良かった
    巻末のオールタイム猫小説傑作選を読み、次は何を読もうかワクワクしている

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    2025年03月02日
  • 邪行のビビウ

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    ネタバレ

     表紙を見て驚いたが、中身も死者を歩かせる邪行師なるファンタジー的なものだったので、読むのをやめようかと迷ったが、途中から独裁政治下の軍隊の不条理が描かれてきて、面白くなってくた。
     ビビウの過去や生い立ちをここまで丁寧に書く必要があったかなとは思うけれど、東山さんの哀愁漂う文体に触れられたので、まあいいか。

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    2025年03月08日
  • 邪行のビビウ

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    東山さん、ロシアのウクライナ侵攻を皮肉ってるんだろうな。“偽旗作戦”は明治維新だけでなく古今東西行われてきたし、「ルールづくりは勝者に与えられる特権」だから、また米で近いうちに見られるかも…。

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    2024年10月29日
  • 邪行のビビウ

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    ネタバレ

     著者の作風としては珍しい、ダークファンタジー。
     日経新聞で取材記事を読んで興味を持った。

    「新型コロナウイルス禍に続き、ロシアによるウクライナ軍事侵攻。現実が想像を超えたような状況に、僕自身、エンターテインメントに没頭できなかった。しかし、そんな時期だからこそ、いつか真正面から向き合いたいと思っていた戦争を取り上げ、ちゃんとしたエンタメ小説を書きたいと考えました」

     邪行師という死者をよみがえらせる呪術を使う主人公の一族。
     架空の国家ベラシア連邦と、その共和国のルガレとの間の独立戦争。どことなく、著者が言う、“現実が想像を超えた”とある事象を想起させる。
     その点でも興味深く読むこと

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    2024年10月01日
  • 邪行のビビウ

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    新聞のインタビューによると、著者は「死ぬことにすごく恐怖がある。だからこういう物語を書いて少しでも死を怖がらないようにしたかった」と。
    著者の母のルーツである中国・湖南省の死者が歩く伝説から着想を得たらしい。
    ファンタジーなんだろうけど、重厚で、なのに読後爽やかさが残る一冊。
    表紙は最近よく見るwataboku。

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    2024年09月26日
  • どの口が愛を語るんだ

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    4に近い星3つ。

    物語ではなく、文章にハマって笑う事が何度か。
    東山さんの作品2冊目にして、ハマったなと思う。

    東山作品もっと読もう。

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    2024年09月19日
  • 邪行のビビウ

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    独裁者が治めるベラシア連邦という架空の国を舞台にして、死者を歩かせる能力を持ついわゆるネクロマンサー的な邪行師のお話。

    こういうサイエンスでないフィクション話はかなり好み・・と思って読み始めたんですが。んー・・・もちろん話の核には邪行師がいるんですけど、全体的な印象としてはベラシア連邦の反乱軍と政府軍の戦いみたいな感じが強くて。あくまでその内戦のお話に邪行師がエッセンス的な役割になってしまっているだけに感じてしまった。魅力的な題材なだけになんかちょっともったいないというか残念というか。
    一番物語が大きく動くテロ行為について邪行師の能力が深くかかわっているとはいえその部分が代替できれば普通の戦

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    2024年09月11日
  • DEVIL'S DOOR

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    こ、これは!東山彰良が描くアンドロイドのエクソシストとその相棒の悪魔の本の物語、って聞くともう胸熱でしかないんだけど、なんでだろうちっとも面白くなかった。マニュピレイテッドって設定も面白いけど、まず主人公のユマに感情がない時点で感情移入ができない。相棒でもありマスコットでもあるアグリはめちゃくちゃいい味出してるんだけどな。それとストーリーの展開がそんなに面白くなく盛り上がらないし、悪魔とのバトルの描写がなんか面白くないの。スタイリッシュな設定でかっこいいスポーツカーも出てくるし、テクノロジーもちゃんと考察されててディープラーニングとかも出てくるし、ロボット三原則の第一原則とかもバッチリ出てくる

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    2024年07月12日
  • 猫が見ていた

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    映画「朽ちない桜」つながりで、この作品に。
    短編集の中で、気に入ったのはふたつ。

    ・泣く猫 柚月裕子
     17年音信不通であった母が死んで、真紀は母の住処に訪れる。母の同僚サオリが弔問に訪れる。
    母が大切にしていた猫・マキは母のために泣いたという。

    P.76

    (中略) あっけらかんとした人生じゃなかったと思うよい サオリは俯いたまま、自分のことのように語る。
    「男に夢中になると、ほかが見えなくなっちゃう。男と別れたあと、自分がしでかしたことを後悔する。そんときは、もう男なんかいらないって思うけど、好きなやつができ ると、また突っ走る。そして別れて悔いての繰り返し、心底、自分で自分がいやに

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    2024年07月03日
  • 猫が見ていた

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    タイトルに「猫」が付いてると やっぱり手に取ってしまいます。
    しかも 錚々たるメンバーのアンソロジー…の割にパッとしない感じがしました。
    加納朋子さんが良かったかな

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    2024年05月01日
  • どの口が愛を語るんだ

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    ネタバレ

    短編集。

    淡い恋心を抱いていた少女が、水商売をしていると聞き、現場を見に行った主人公。その後、少女は殺されてしまう。加害者は少女の母親(やはり水商売)の客だった。(『猿を焼く』)
    これは恐ろしかった。客の飼っている猿でしょ?猿に対しては何の恨みもないのに、互いに試し合うかのように猿を焼く主人公とその友人。
    でも、目には目を~的な理論で行くと理に適ってる。客は、直接的には恨みのない(はずの)女子を殺したんだから。
    少年たちの行き場のない怒りみたいなものを感じてゾッとした。

    『イッツ・プリティ・ニューヨーク』は同級生の姉に転がされている思春期の性欲の塊である少年が可愛らしかった。同級生の姉をア

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    2024年04月09日
  • 夜更けのおつまみ

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    酒とつまみ、酒と肴。
    色々な著名人の酒と、その次に来る品物は美味しそうで、美味しそうで、想像しただけでも、頭を酒が駆け巡ったよ。

    豆腐のあれこれ、居酒屋のあれこれ、どれをとっても大人の味だなぁ。

    数年前に弟がくれた本、ありがとう!

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    2024年02月11日
  • 猫が見ていた

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    ネタバレ

    登場人物が作家やら出版関係者やらが多くて猫だけじゃなく職業のしばりもあったっけ?と思ってしまった。おそらく書きやすいんだろうけどこうも同じような職業の人がでてくるとちょっと飽きてしまうところはあったかな...。
    三べんまわってニャンと鳴くが一番好みだった。アプリゲームの話からまさか主人公のあんな話が出てくるなんて。青信号渡ってたら急に車突っ込んできた!みたいな衝撃だったけど、ナナちゃんの不幸話で一気にチープになってしまった。あのまま主人公の鬱々とした気持ちを昇華してくれたら...と思うのは完全にわたしの好みです。

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    2023年11月14日
  • どの口が愛を語るんだ

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    「猿を焼く」
    猿への暴力がエスカレートしていく場面、「流」の定規で膝を刺すシーンを思い出した。

    「イッツ・プリティ・ニューヨーク」
    亀山家メンバーのイカれ具合。笑

    「恋は鳩のように」
    台湾では同性婚が合法だって初めて知った。
    地下室はなんでこんなにモテるんだろう。

    「無垢と無情」
    愛とななにかとかどーでもいい。

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    2023年11月13日
  • 小さな場所

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    台湾にある少しアンダーグラウンドな通り、紋身街。
    その名の通り、入れ墨を入れる客とその彫師がいる通りだ。
    主人公はそんな通りで飲食店を営む家の子供。

    子どものころからアングラだが、嘘偽りのないある意味ピュアな世界で生きてきた。
    そんな子供の目線から紋身街で起きる日常的な様々な事件を描く。

    台湾は日本に地理的にも近いものがあるが、本書を読むとやはり全く異なる文化圏だと認識される。

    ここでの舞台は台湾の中でもカオスな方だろうけど、日本のアングラチックな場所でもここまでカオスではちゃめちゃではないと思う。
    なかなか面白かった。

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    2023年06月27日
  • 流

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    仇討ちまでの前哨戦
     直木賞選評で宮城谷昌光が《ことばを慎重に選ぶのではなく、手あたりしだいに集めて詰めてゆけばなんとかなるというずぶとさがみえ》たと書いた。そのとほり、本筋のあひだに山ほどエピソードを積み重ね、いまエンタメを読んでるな。といふ気持になった。井上ひさしもやったし、私もやった。解説でもガルシア・マルケスが出てきて、法螺話ばかり出てくるのもなるほどな。と思ふ。

     しかし、銓衡委員満場一致といふからには、どんなにすごい話かと思ったら、案外堅実なストーリーだった。文章もハードボイルドチックで、通俗的な場面もたくさんあった。ミステリもあったが、そんなに大したものではない。最終的にはアイ

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    2023年06月04日
  • 猫が見ていた

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    猫が大好きです。タイトルと企画の面白さに惹かれて購入しました。
    「猫が見ていた」というテーマで、現代の人気作家が執筆された短編小説集です。
    色々な小説家の作品を一気に読むことができたのも良かったです。

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    2023年03月26日