【感想・ネタバレ】ラブコメの法則のレビュー

あらすじ

博多で映画評論家をしている松田杜夫、独身。見た目は悪くないくせに、彼女なし。一体なにが災いしているのか? そんな彼がシングルマザーの岩佐まち子に恋をした! 甥の裕樹をダシに使い、積極的にアプローチ。そんな中、映画の試写作品盗難事件が発覚する。その取引現場を見たかもしれない彼は、真相を探ることに――。美人でキョーレツなおばたちに振り回されながら疾走する青春恋愛小説!

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Posted by ブクログ

主人公のクズっぷりが素晴らしかった。
女性たちは皆振り切れていてそれぞれ正直に生きていてカッコいい。

個人的だが、博多出身の目からも正確な博多弁。これだけ博多弁が濃い小説ってなかなか無いので嬉しかった。
地方都市の東京へ対するハッキリとしたコンプレックスなど、リアルだったなぁ…

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2020年09月17日

Posted by ブクログ

やっぱり東山彰良。
無害なタイトルからは連想できない
毒のある言い回し満載の小説です。
この人の例え話の切り口良い、
やっぱり好きな作家さんです。

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2017年05月19日

Posted by ブクログ

東山彰良のラブコメの法則を読みました。

主人公松田杜夫30歳は、みんな美人だけどそれぞれに性格に問題のある3人の叔母に囲まれて育ったため、ちょっと偏った性格をしています。
そんな杜夫が出会ったのはシングルマザー岩佐まち子、外国人が好きなビッチなのでした。
杜夫はまち子にアタックするのですが、そこはそれラブコメなので紆余曲折が用意されています。

各章のタイトルには「男女の出会いは唐突であればあるほどよく、第一印象は悪ければ悪いほどよい」といったラブコメの法則がちりばめられています。
描き方が下ネタ系に走っているので大笑いしながら読めますが、一般的なラブコメではないよな、と思いました。

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2016年09月02日

Posted by ブクログ

3.0 ヒロインが中心でないラブコメ小説。福岡べんがある種のスピード感をうんでいるかなあ。映画愛に満ちた話ではある。

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2022年02月12日

Posted by ブクログ

ラブコメと見せかけて、存外に深い自分探し小説だったり、家族小説だったり。題名で損しているような気がする。こってこての博多弁だが、ちょっとこてこて過ぎるのでは。最近の若い人はここまでではない気がするし、読みにくい。テンポは好き。
愛されて育ったこどもは愛され方を知っている。出てくる家族の関係も素敵。

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2018年09月05日

Posted by ブクログ

ハリウッドのラブコメ映画好きにとってはニヤリとしてしまう章立て。たしかにラブコメの法則にそって物語が進んでいく。
友人、家族のキャラもたってるし、展開も面白かった。でも、だからこそ最後はハッピーエンドをキチンとわかりやすく描いてほしかった。
あと、たまに誰が言ってる言葉なのかわかりづらくなったり、オタクっぽく言葉を付け足した物言いが読みづらかった。

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2016年02月02日

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