プロフィール

  • 作者名:中山七里(ナカヤマシチリ)
  • 性別:男性
  • 生年月日:1961年
  • 出身地:日本 / 岐阜県
  • 職業:作家

花園大学文学部国文学科卒。2009年、『さよならドビュッシー』で「第8回このミステリーがすごい!大賞」を受賞。48歳での小説家デビュー。『いつまでもショパン』が映画化された。ほかにも大人気の音楽ミステリー『さよならドビュッシー』シリーズなどの作品を手がける。

配信予定・最新刊

作品一覧

  • 連続殺人鬼カエル男

    連続殺人鬼カエル男

    小説・文芸

    4.1
    1~3巻660~850円 (税込)
    マンションの13階からフックでぶら下げられた女性の全裸死体。傍らには子供が書いたような稚拙な犯行声明文。これが近隣住民を恐怖と混乱の渦に陥れる殺人鬼「カエル男」による最初の凶行だった。警察の捜査が進展しないなか、第二、第三と殺人事件が発生し、街中はパニックに……。無秩序に猟奇的な殺人を続けるカエル男の正体とは?どんでん返しにつぐどんでん返し。最後の一行まで目が離せない。
  • 暗殺の交響曲

    暗殺の交響曲

    小説・文芸

    4.1
    1巻2,200円 (税込)
    大阪梅田で街頭演説をしていた野党民生党の溝呂木久邦党首が刺殺された。 首相経験のある大物が、衆人環視の中殺害されたことに列島は恐怖に陥る。 犯人は入山和奏二十八歳、動機は溝呂木政権時代の政策に対する怨恨による犯行だ、と供述した。 白昼の凶行、政治不信への暴力での応答は、テロ行為として認識され議論を巻き起こす。 恩人からの依頼によって、しぶしぶ弁護を引き受けたのは悪徳弁護士として知られる御子柴礼司。 大阪地検では、「能面検事」こと不破俊太郎がこの事件を担当することになった。 またもや相まみえることとなった、御子柴と不破。 そして、この事件には二人も知らない重大な秘密が隠されていた――! ドラマ「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲」原作「御子柴弁護士」シリーズ、第7弾。 ●御子柴礼司(みこしば・れいじ) 本シリーズの主人公。14歳の頃、幼女を殺害しその遺体を解体してばら撒き〈死体配達人〉と世間から呼称される。少年刑務所を経て、高額の報酬を得ながら、検察の見立てを次々ひっくり返す悪徳弁護士となる。
  • 刑事葛城 正義の銃弾【電子限定特典付き】

    刑事葛城

    小説・文芸

    3.5
    1巻1,980円 (税込)
    【電子版限定特典!】 電子版には、シリーズ第二弾「刑事葛城 届かない警告」の冒頭試し読みを収録しています。 〈どんでん返しの帝王〉が放つ新シリーズ! 緊迫の警察×心理ミステリー 「戦場に物的証拠は存在しない」 年がら年中、人を殺す方法ばかり考えているミステリー書きが絶えず念頭に置いていたテーマがこれだ。今回、やっと使えることと相成った。他のシリーズでちょくちょく顔を見せている葛城公彦。優しいが平凡極まりない男が非凡な事件に挑む。 乞うご期待。 ――中山七里 【人物紹介】 ・葛城公彦 警視庁捜査一課の刑事。暴力団とトクリュウの銃撃戦で死亡した警察官の死に違和感を覚え、捜査を進める。 平凡な風貌と柔らかな物腰で相手の懐に入り込み、本音を引き出す。罪は憎んでも、犯人は憎まない。 ・紅島雛多 新宿署刑事課の刑事。警官殺しが発生した「新宿騒乱」の現場に出動し、壮絶な銃撃戦を潜り抜けた。 葛城とコンビを組み、事件の真相を追うことに。 戦場と化した歌舞伎町で額を撃ち抜かれた警察官。 誰もが殉職を疑わなかった。葛城を除いて――
  • 作家刑事毒島 1
    NEW

    作家刑事毒島

    少年・青年マンガ

    3.0
    1巻836円 (税込)
    編集者の殺害。出版業界の因果に切り込む痛快ミステリ! 警視庁捜査一課の新人刑事・高千穂明日香は、編集者が刺殺死体となって発見された事件を担当することに。人気ミステリ作家兼刑事技能指導員の毒島真理と共に、事件を解明していくが——? 出版業界の闇に切り込む痛快ノンストップミステリのコミカライズ第1巻!
  • 作家刑事毒島の暴言

    作家刑事毒島の暴言

    小説・文芸

    3.8
    1巻815円 (税込)
    新人賞を獲得した作家の卵が殺された。作家兼業の名物刑事・毒島は、被害者が通う小説教室を調査するが――。受講生の作品を貶す講師に、罵り合う生徒たち。毒島は地獄絵図と化した教室の異常性と搾取構造を解説しつつ、現実を認めない講師と生徒に、容赦なき尋問を展開する。「実話だとは思いたくない」文壇の闇に切り込む、大人気ミステリー第4弾!
  • 読楽2026年5月号
    続巻入荷

    読楽

    小説・文芸

    -
    70~75巻200円 (税込)
    【豪華執筆陣!】伏尾美紀 柏井壽 赤川次郎 【大藪春彦賞受賞記念特別読み切り】 伏尾美紀 荷物 スカウト業の野口は自分より格下のティッシュ配りのおっさんと出会う 【好評連載】 柏井 壽 三日月旅館 念願の京の都での民泊開業前。大物客来訪で掬月に試練が迫る─! 【歴史&時代】 坂井希久子 夜鷹狩り あさのあつこ おもみいたします 参 梶 よう子 とむらい屋颯太 門田泰明 覚悟召されよ権中将殿 【風味絶佳】 吉田篤弘 月とコーヒー 【警察&ミステリー】 赤川次郎 盗みと恋の手ほどきは 【マンガ】 サメマチオ 追読人間臨終図巻
  • 総理にされた男 第二次内閣

    総理にされた男 第二次内閣

    小説・文芸

    3.6
    1巻1,870円 (税込)
    累計15万部突破! “替え玉総理”が政治を大胆に動かしていく人気小説第2弾! 売れない舞台役者・加納慎策が、病に倒れた内閣総理大臣・真垣統一郎と瓜二つの容姿と精緻なものまね芸を併せ持つという理由で、真垣の“替え玉総理”を秘密裏に務めることになって2年。素人ながらも忖度のない発想と国民に寄り添った熱意あふれる言動で海千山千の政治家たちを凌駕し、世論を味方につけてきた。そんな政府にとって喫緊の課題は長らく低迷する経済問題だった。打開策を考える中、そこへ追い打ちをかけるように降りかかるパンデミック、自然災害、五輪などの難局の数々。さらに極東地域での緊張が急速に高まったとき、慎策と日本にとって最大の試練の時が訪れる――。 国民目線で一切の忖度をせずに真っ向から政治家たちに立ち向かい、山積する政治問題などに切り込み解決していく姿が「爽快!」と読者の反響を呼んだ前作。舞台役者の慎策が、国民の思いを胸に熱く呼びかける演説と、手に汗握る展開と“どんでん返し”はまさに著者の真骨頂。累計15万部突破の人気ポリティカル・エンターテインメント小説、待望の続編! 【内容】 VS 経済 VS 感染症 VS 災害 VS 五輪 VS 有事
  • ヒポクラテスの悲嘆

    ヒポクラテスの悲嘆

    小説・文芸

    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    ミイラ化した死体は何を語る? 引きこもりを抱えた家族を襲う悲劇。彼らは被害者か、それとも――。 光崎教授が抉り出す、深い闇とは? 浦和医大法医学教室にミイラ化した遺体が運び込まれた。亡くなったのは40歳の独身女性で、死後2週間が経っていた。 まだ4月だというのに埼玉で見つかった4体目の餓死死体だ。埼玉県警の古手川によると、女性は大学受験に失敗して以来20年以上引き籠っていたという。 同居していた70代の両親は先行きを案じ、何とか更生させようと民間の自立支援団体を頼ったが、娘は激昂し食事も摂らなかったらしい。 彼女はなぜ餓死を選んだのか? それとも親が嘘を? だが、解剖を行った光崎教授は、空っぽであるはずの胃から意外なものを見つけるが――。 死体は嘘を吐かない――傑作法医学ミステリー第5弾!
  • 能面検事の挫折

    能面検事の挫折

    小説・文芸

    4.3
    1巻1,870円 (税込)
    「能面検事」こと不破俊太郎。以前不破が担当した事件に関係する折本里穂が〈心斎橋麻薬取締法違反事件〉で逮捕された。捜査のさなか、折本に麻薬を渡した鍋島智司が死亡、折本に鍋島殺害の容疑が。折本の弁護士は、悪名高い御子柴礼司。御子柴は、不破が「能面」となるきっかけとなった事件の弁護士でもあった。時を経て、法廷での不破vs.御子柴の戦いが幕を開ける。“どんでん返しの帝王”が描く、大人気検察ミステリー第4弾。
  • こちら空港警察

    こちら空港警察

    小説・文芸

    3.9
    1巻990円 (税込)
    成田空港でGS(グランドスタッフ=空港業務スタッフ)として働く咲良は人気の芸人の帰国を知り、芸能人を間近で見れることにワクワクする。しかし、ゲートに現れた人気芸人・瀬戸は空港警察に先月から着任したばかりの仁志村賢作に身柄を確保されてしまう。普段から、「役立たず」と陰で言われている空港警察の行動に驚く咲良。何と瀬戸には麻薬密輸の容疑が掛かっているらしい。しかし、瀬戸の身体には麻薬犬もTDS(検査機器)もX線も金属探知機も反応を示さなかった。とんでもない濡れ衣だと瀬戸は激昂するが、仁志村は意外なモノに着目し、瀬戸を追い詰め始める。
  • 作家刑事毒島

    作家刑事毒島

    小説・文芸

    4.0
    1巻815円 (税込)
    新人賞の選考に関わる編集者の刺殺死体が発見された。三人の作家志望者が容疑者に浮上するも捜査は難航。警視庁捜査一課の新人刑事・高千穂明日香の前に現れた助っ人は、人気ミステリ作家兼刑事技能指導員の毒島真理。冴え渡る推理と鋭い舌鋒で犯人を追い詰めていくが……。人間の業と出版業界の闇が暴かれる、痛快・ノンストップミステリ!
  • 恩讐の鎮魂曲

    恩讐の鎮魂曲

    小説・文芸

    4.5
    1巻880円 (税込)
    恩師と向き合う悪徳弁護士・御子柴礼司。「贖罪」の意味を改めて問う、感涙のリーガル・サスペンス。少年時代の凶悪犯罪が暴露され、悪評が拡散する弁護士・御子柴。勝率九割の敏 腕も依頼者が激減、事務所移転を余儀なくされた。そんなとき少年院時代の教官が殺 人容疑で逮捕され、御子柴は恩師の弁護を力尽くでもぎ取る。罪を自ら認める教官だ ったが、御子柴の弁護法廷は驚愕の展開に!
  • 贖罪の奏鳴曲

    贖罪の奏鳴曲

    小説・文芸

    4.1
    1巻836円 (税込)
    弁護士・御子柴礼司は、ある晩、記者の死体を遺棄した。死体を調べた警察は、御子柴に辿りつき事情を聴く。だが、彼には死亡推定時刻は法廷にいたという「鉄壁のアリバイ」があった――。
  • 悪徳の輪舞曲

    悪徳の輪舞曲

    小説・文芸

    4.2
    1巻836円 (税込)
    報酬のためには手段を選ばない悪徳弁護士・御子柴礼司の前に、妹・梓が三十年ぶりに現れる。梓の依頼は、旦那殺しの容疑で逮捕されたという母・郁美の弁護だ。悪名高き〈死体配達人〉が実母を担当すると聞き動揺する検察側。母子二代に渡る殺人の系譜は存在するのか? 「御子柴弁護士」シリーズの最高傑作。 連続ドラマ化で話題独占! 「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲」 12.7放送開始 毎週土曜よる11時40分 原作・中山七里『贖罪の奏鳴曲』『追憶の夜想曲』『恩讐の鎮魂曲』『悪徳の輪舞曲』 東海テレビ・フジテレビ系全国ネット  主演:要潤 ベッキー 津田寛治 悪徳、法外な報酬、絶対勝訴。悪魔の法廷劇が今、始まる!
  • 絡新婦の糸―警視庁サイバー犯罪対策課―

    絡新婦の糸―警視庁サイバー犯罪対策課―

    小説・文芸

    3.7
    1巻1,870円 (税込)
    ネット界最恐の情報通〈市民調査室〉。芸能人の醜聞、政財界の不祥事など、様々な暴露ネタで、物議を醸していた。しかし、ネットの炎上が現実に飛び火して、人命に関わる事態に発展する。サイバー犯罪対策課の延藤は、執念深く捜査を進め、特定寸前まで追い詰めるのだが――明日は我が身、体中が粟立つSNSサスペンス!
  • 毒島刑事最後の事件

    毒島刑事最後の事件

    小説・文芸

    4.0
    1巻742円 (税込)
    皇居周辺で二人の男が射殺された。世間が〈大手町のテロリスト〉と騒ぐ中、警視庁一の検挙率を誇る毒島は殺人犯を嘲笑。犯罪者を毒舌で追い詰めることが生きがいの彼は「チンケな犯人」と挑発し、頭脳戦を仕掛ける――。出版社の連続爆破、女性を狙った硫酸攻撃。事件の裏に潜む〈教授〉とは何者なのか?人間の罪と業を暴く、痛快ミステリ!
  • 総理にされた男

    総理にされた男

    小説・文芸

    4.3
    1巻1,540円 (税込)
    人気作家・中山七里が描く ポリティカル・エンターテインメント小説! 売れない舞台役者・加納慎策は、内閣総理大臣・真垣統一郎に瓜二つの容姿とそ精緻なものまね芸で、ファンの間やネット上で密かに話題を集めていた。ある日、官房長官・樽見正純から秘密裏に呼び出された慎策は「国家の大事」を告げられ、 総理の“替え玉”の密命を受ける 。慎策は得意のものまね芸で欺きつつ、 役者の才能を発揮して演説で周囲を圧倒・魅了する 。だが、直面する現実は、政治や経済の重要課題とは別次元で繰り広げられる派閥抗争や野党との駆け引き、官僚との軋轢ばかり。政治に無関心だった慎策も、 国民の切実な願いを置き去りにした不条理な状況にショックを受ける。義憤に駆られた慎策はその純粋で実直な思いを形にするため、国民の声を代弁すべく、演説で政治家たちの心を動かそうと挑み始める。そして襲いかかる最悪の未曽有の事態に、慎策の声は皆の心に響くのか――。 予測不能な圧巻の展開と、読後の爽快感がたまらない、魅力満載の一冊。
  • 殺戮の狂詩曲

    殺戮の狂詩曲

    小説・文芸

    3.9
    1巻847円 (税込)
    少年時代に殺人を犯したが、のちに氏名を変え、弁護士となった御子柴礼司。 常識外れの論理と禁じ手すれすれの証拠を駆使し、悪評まみれの御子柴が、 高級老人ホームの入所者九名を惨殺した男性介護職員の弁護を引き受ける。 自らの凶行を崇高な使命だとうそぶく被告人の真意とは?  シリーズ屈指の衝撃作。 「被告人が無実だろうと真犯人だろうと関係ない。依頼人の利益になる判決を勝ち取るだけだ」 ドラマ「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲」原作「御子柴弁護士」シリーズ、第6弾。 ●御子柴礼司(みこしば・れいじ) 本シリーズの主人公。14歳の頃、幼女を殺害しその遺体を解体してばら撒き〈死体配達人〉 と世間から呼称される。少年刑務所を経て、高額の報酬を得ながら、 検察の見立てを次々ひっくり返す悪徳弁護士となる。
  • 嗤う淑女 二人

    嗤う淑女 二人

    小説・文芸

    3.8
    1巻836円 (税込)
    最恐悪女が最凶タッグ!? これはテロか、怨恨か――人気シリーズ第3弾、待望の文庫化! 高級ホテルの宴会場で17名の毒殺事件が発生。犠牲者の一人、 国会議員・日坂浩一の手には〈1〉と記された紙片が。そして現場映像を解析した結果、衝撃の事実が判明する。 世間を震撼させた連続猟奇殺人に関与、医療刑務所を脱走し指名手配中の「有働さゆり」が映っていたのだ。 大型バス爆破、中学校舎放火殺人と、凶悪事件が続発。犯行現場には必ず、謎の番号札と、有働さゆりの痕跡が残されている。 さゆりは「ある女」に指示された手段で凶行に及んでいたが、捜査本部はそのことを知る由もなく、死者は増え続ける一方で、犠牲者は49人を数えるのだった……。 巻末には、人気漫画家・松田洋子氏による、当シリーズ恒例の文庫版限定あとがき漫画「嗤う女神 二柱」も収録。合わせてお楽しみください!
  • 七つの大罪

    七つの大罪

    小説・文芸

    3.7
    1巻1,870円 (税込)
    人を罪に陥れる七つの悪徳を 「七」に縁のあるミステリー作家が描く。 驚愕、恐怖、狂気……一気読みの七編! 【七つの大罪】 「傲慢」「嫉妬」「憤怒」「怠惰」「強欲」「暴食」「色欲」を示し、 キリスト教において、人を罪に導くとされる七つの悪徳。 「罪の名は傲慢」中山七里/傲慢 名を馳せ人望も厚い一方で、弟子や秘書に対するパワハラが常態化している人気ジャーナリストに性的暴行された新人ジャーナリストは警察に駆け込む。 「手の中の果実」岡崎琢磨※7月7日生まれ/怠惰 突然不登校になった息子。原因がわからず不安が募る妻と私。私は葡萄農家である妻の実家に、息子と二人で滞在することを提案すると、息子は――。 「移住クライシス」川瀬七緒/憤怒 自閉スペクトラム症を抱える息子の療育のために山梨の集落へ移住した矢先、息子が池に落ちて死亡した。悲嘆に暮れる夫婦の前に、大鎌を持った老婆が現れた。 「オセロシンドローム」七尾与史/嫉妬 久呂恵は夏目漱石の『こころ』で意気投合したKと交際に発展するが、嫉妬深さが原因で別れを告げられる。Kに言い寄る女がそそのかしていると疑った久呂恵は……。 「十五分」三上幸四郎/強欲 20万人超の登録者数をもつ動画配信者のイッツミーは、同業者であるQRお雪の殺害容疑をかけられていた。週刊誌記者の綺ヶ崎は、判決待ちのイッツミーの取材に訪れる。 「父親は持ってるエロ本を子どもに見つからないようにしろ」カモシダせぶん/色欲 隠しているエロ本を高校生の息子が読んでいた。叱ろうとすると「謝るのは父さんのほうだ」と言い始め……。 「最初で最高のひとくち」若竹七海/暴食 野放図で我儘な公介のため、ママはたくさんの料理をし、掃除をし、後片付けをし、工場で働く。そんなある日、葉村晶という探偵が人捜しにやってきた。 【著者について】 ●中山七里 なかやま・しちり。一九六一年、岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』にて第八回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞を受賞し二〇一〇年デビュー。ほかの著書に『いまこそガーシュウィン』『連続殺人鬼カエル男』『総理にされた男』『護られなかった者たちへ』『境界線』(以上、宝島社)、『能面検事』(光文社)『氏家京太郎、奔る』(双葉社)、『棘の家』(KADOKAWA)、『ヒポクラテスの困惑』(祥伝社)、『作家刑事毒島毒島の暴言』(幻冬舎)、『彷徨う者たち』(NHK出版)など多数。 ●岡崎琢磨 おかざき・たくま。一九八六年七月七日生まれ。京都大学法学部卒業。第十回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉として『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』(宝島社)で二〇一二年デビュー。同書は二〇一三年、第一回京都本大賞に選ばれた。同シリーズのほか、著書に『下北沢インディーズ ライブハウスの名探偵』(実業之日本社文庫)、『鏡の国』(PHP研究所)など多数。 ●川瀬七緒 かわせ・ななお。一九七〇年福島県生まれ。文化服装学院服装科・デザイン専攻科卒。服飾デザイン会社に就職し、子供服のデザイナーに。第五七回江戸川乱歩賞を受賞し、『よろずのことに気をつけよ』で二〇一一年デビュー。二〇二一年に『ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介』(本書)で第四回細谷正充賞を受賞し、二〇二二年に同作が第七五回日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門の候補となった。また二〇二三年に同シリーズの本書所収の「美しさの定義」が第七六回日本推理作家協会賞短編部門の候補に。ほかの著書に、「法医昆虫学捜査官」シリーズをはじめ『四日間家族』『詐欺と詐欺師』など多数。 ●七尾与史 ななお・よし。一九六九年、静岡県生まれ。第八回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉として『死亡フラグが立ちました! 』(宝島社)で二〇一〇年デビュー。他の著書に「ドS刑事」シリーズ(幻冬舎)、「バリ3探偵 圏内ちゃん」シリーズ(新潮社)、『全裸刑事チャーリー』(宝島社文庫)など多数。 ●三上幸四郎 みかみ・こうしろう。鳥取県生まれ。大学卒業後、三年間のサラリーマン生活を経て、脚本家として活躍。これまでに『名探偵コナン』『電脳コイル』『特命係長 只野仁』『特捜9』など数多くのテレビドラマ、アニメの脚本を執筆する。二〇二三年度第六九回江戸川乱歩賞を受賞し、「蒼天の鳥」で小説家デビュー。 ●カモシダせぶん かもしだ・せぶん。一九八八年、神奈川県川崎市生まれ。松竹芸能タレントスクール東京校出身。二〇一三年、「松竹お笑いビブリオバトル」で優勝。お笑いコンビ「デンドロビーム」のメンバー。現在は東京都内の書店で働く、現役の書店員芸人。お笑い芸人初の日本推理作家協会所属。著書に『探偵はパシられる』(PHP研究所)、『書店員芸人~僕と本屋と本とのホントの話~【売れてない芸人(金の卵)シリーズ】』(Kindle版)がある。 ●若竹七海 わかたけ・ななみ。一九六三年、東京生まれ。立教大学文学部卒。一九九一年、『ぼくのミステリな日常』でデビュー。二〇一三年、『暗い越流』で第六六回日本推理作家協会賞”短編部門”を受賞。二〇一五年、葉村晶シリーズ『さよならの手口』でミステリファンクラブ・SRの会による“SRアワード二〇一五”国内部門を受賞、『このミステリーがすごい!』(宝島社)四位。二〇一六年、同シリーズ『静かな炎天』が『このミステリーがすごい!』(宝島社)二位、“SRアワード二〇一七”国内部門、ファルコン賞を受賞。二〇一八年、同シリーズ『錆びた滑車』が『このミステリーがすごい!』(宝島社)三位。著書に『悪いうさぎ』(日本推理作家協会賞“長編及び連作短編集部門”候補)など多数。
  • 追憶の夜想曲

    追憶の夜想曲

    小説・文芸

    4.4
    1巻858円 (税込)
    少年犯罪の過去を持つ、「悪辣弁護士」御子柴礼司が甦った! 岬検事との法廷対決の行方は?豪腕ながらも、依頼人に高額報酬を要求する"悪辣弁護士"御子柴礼司(みこしばれいじ)は、夫殺しの容疑で懲役十六年の判決を受けた主婦の弁護を突如、希望する。対する検事は因縁の相手、岬恭平(みさききょうへい)。御子柴は、なぜ主婦の弁護をしたのか? そして第二審の判断は……
  • テミスの剣

    テミスの剣

    小説・文芸

    4.2
    1巻764円 (税込)
    ドンデン返しの帝王、渾身の大作! 若手時代に逮捕した男は無実だったのか? 鳴海刑事は孤独な捜査を始めたが…社会派ミステリーに驚愕の真実を仕掛けた傑作。 豪雨の夜の不動産業者殺し。 強引な取調べで自白した青年は死刑判決を受け、自殺を遂げた。 だが5年後、刑事・渡瀬は真犯人がいたことを知る。 隠蔽を図る警察組織の妨害の中、渡瀬はひとり事件を追うが、 最後に待ち受ける真相は予想を超えるものだった! どんでん返しの帝王が司法の闇に挑む渾身のミステリ。 解説・谷原章介
  • 作家刑事毒島の嘲笑

    作家刑事毒島の嘲笑

    小説・文芸

    3.8
    1巻700円 (税込)
    右翼系雑誌を扱う出版社が放火された。思想犯のテロと見て現場を訪れた公安の淡海は、作家兼業の刑事・毒島と出会う。犯罪者をいたぶることが趣味の彼は公安の考えも小馬鹿にし、淡海は反発。衆議院選挙が迫る中、さらに極左集団が絡む事件が勃発、ついに魔の手は候補者に向かう。テロは防げるのか? 歪んだ正義を毒舌刑事が斬る痛快ミステリー。
  • さよならドビュッシー

    さよならドビュッシー

    小説・文芸

    3.9
    1巻618円 (税込)
    祖父と従姉妹とともに火事に遭い、全身大火傷の大怪我を負いながらも、ピアニストになることを誓う遥。コンクール優勝を目指して猛レッスンに励むが、不吉な出来事が次々と起こり、ついに殺人事件まで発生する……。ドビュッシーの調べも美しい、第8回『このミス』大賞・大賞受賞作。
  • 七色の毒 刑事犬養隼人

    七色の毒 刑事犬養隼人

    小説・文芸

    4.0
    1巻616円 (税込)
    中央自動車道を岐阜から新宿に向かっていた高速バスが防護柵に激突。1名が死亡、重軽傷者8名の大惨事となった。運転していた小平がハンドル操作を誤ったとして逮捕されるも、警視庁捜査一課の犬養は事故に不審を抱く。死亡した多々良は、毎週末に新宿便を利用する際、いつも同じ席に座っていた。やがて小平と多々良の過去の関係が明らかになり……。(「赤い水」) 人間の悪意をえぐり出した、どんでん返し満載のミステリ7編! ※本書は二〇一三年七月に小社より刊行された単行本『七色の毒』を改題し文庫化したものが底本です。
  • 作家刑事毒島 連載版:1-1
    無料あり

    作家刑事毒島 連載版

    少年・青年マンガ

    -
    1~6巻0~165円 (税込)
    出版業界の闇に切り込む痛快ノンストップミステリをコミカライズ! 警視庁捜査一課の新人刑事・高千穂明日香は、編集者が刺殺死体となって発見された事件を担当する。人気ミステリ作家兼刑事技能指導員の毒島真理と共に、事件を解明していくが——?
  • 『このミステリーがすごい!』 中山七里「殺人鬼探偵」vol.1

    『このミステリーがすごい!』 中山七里「殺人鬼探偵」

    小説・文芸

    -
    1巻550円 (税込)
    刑事渡瀬・古手川コンビ新連載開始! 古手川に後輩誕生! 埼玉県越谷を流れる中川。橋の袂から女性の死体が発見された。捜査一課の佐生実南(さしょうみなみ)は先輩の古手川和也(こてがわかずや)とともに現場に向かうと、死体の両腕は切断されていた。警察は捜査を進め、遺族、関係者にも話を聞くが、聞くほどに被害者は没個性だった。それでいて死体は邪魔でもない腕が切り落とされるという強い個性を出していることから、渡瀬は「カエル男」以来の、猟奇&無差別殺人の可能性を示唆する――。 電子連載特別エッセイは〈AIには愛がない〉。 (次回vol.2の発売は2026年11月を予定しています)
  • 中山七里 短いお話ほぼ全部 短編&掌編&エッセイほぼ全仕事!

    中山七里 短いお話ほぼ全部 短編&掌編&エッセイほぼ全仕事!

    小説・文芸

    4.0
    1巻1,210円 (税込)
    著書未収録作品をまとめた、全47編! 書いて書いてかきまくる「どんでん返しの帝王」の珠玉の宝石箱! 毎月新刊を出し、複数の雑誌連載を抱える「執筆マシーン」の著者に、本にまとまっていない作品がまだこんなにあったとは! 古書の一人称によって語られるユニークな短編からツイストの効いたショートショートまで、綺羅星のごとき小説たちにエッセイや自作解説も併録。作家デビュー15周年を飾る、多彩な中山七里ワールドを一冊に凝縮した傑作コンプリートブックを読み逃すことなかれ!
  • 警官の道

    警官の道

    小説・文芸

    3.8
    1巻902円 (税込)
    「力が必要だ」――母と自分を虐待し別れたろくでなしの父親に復讐するため、暴力団員を目指す聖。中華料理店でアルバイトをしながら、神戸の金坂組のバッジをもらうチャンスを狙う聖は、組に出入りするサングラスをかけた迫力十分の男に弟子入りを懇願する。だが、男は素姓はそのうちわかると言い残し闇の奥へ消えた……(「聖」)。 組織に生き、事件と隣り合わせの警官たちの生きざま。 「孤狼の血」シリーズの柚月裕子、『スワン』『爆弾』で注目の呉勝浩、「刑事犬養隼人」シリーズの中山七里など、ミステリー界を背負う注目作家たちによる、豪華警察小説アンソロジー!
  • 復讐の協奏曲

    復讐の協奏曲

    小説・文芸

    4.4
    1巻836円 (税込)
    ※本作品は、2020年発売の単行本版『復讐の協奏曲』を文庫化した作品となります。重複購入にご注意ください。 私の仕事は無罪にすることで、 真相を明らかにすることではない。 30年前に少女を惨殺した過去を持つ弁護士・御子柴礼司。 事務所に〈この国のジャスティス〉と名乗る者の呼びかけに応じた800人以上からの懲戒請求書が届く。 処理に忙殺されるなか、事務員の洋子は、外資系コンサルタント・知原と夕食をともにした。がしかし、 翌朝、知原は遺体で見つかり、凶器に残った指紋から洋子が殺人容疑で逮捕された。 洋子の弁護を引き受けた御子柴は、洋子がみずからと同じ地域出身であることを知り…….。 一度心に巣くった獣は、簡単に消えはしない―― めぐる因縁そして〈復讐〉の結末は!?
  • ヒートアップ

    ヒートアップ

    小説・文芸

    4.3
    1巻742円 (税込)
    七尾究一郎は、おとり捜査も許されている厚生労働省所属の優秀な麻薬取締官。製薬会社が兵士用に開発した特殊薬物“ヒート”が闇市場に流出し、それが原因で起こった抗争の捜査を進めていた。だがある日、殺人事件に使われた鉄パイプから、七尾の指紋が検出される......。誰が七尾を嵌めたのか!? 誰も犯人を見抜けない、興奮必至の麻取(マトリ)ミステリ!
  • 騒がしい楽園

    騒がしい楽園

    小説・文芸

    3.6
    1巻726円 (税込)
    都内の幼稚園へ赴任してきた神尾舞子。騒音や待機児童など様々な問題への対応を迫られる中、園の生き物が何者かに惨殺される事件が立て続けに起き、やがて事態は最悪の方向へ──。『闘う君の唄を』に連なる、シリーズ第2弾。《解説・藤田香織》
  • 闘う君の唄を

    闘う君の唄を

    小説・文芸

    4.0
    1巻726円 (税込)
    新任幼稚園教諭の喜多嶋凜は、あらゆることに口出しをしてくるモンスターペアレンツと対立しながらも、自らの理想を貫き、少しずつ周囲からも認められていくのだが……。どんでん返しの帝王が贈る驚愕のミステリー。
  • 棘の家

    棘の家

    小説・文芸

    3.6
    1巻902円 (税込)
    穂刈は、クラスで起こるいじめに目を逸らすような、事なかれ主義の中学教師だった。 しかし小6の娘がいじめで飛び降り自殺をはかり、被害者の親になってしまう。 加害児童への復讐を誓う妻。穂刈を責める息子。家庭は崩壊寸前だった。 そんな中、犯人と疑われていた少女の名前が何者かにインターネットに書き込まれてしまう。 追い込まれた穂刈は、教育者としての矜持と、父親としての責任のあいだで揺れ動く……。
  • ふたたび嗤う淑女

    ふたたび嗤う淑女

    小説・文芸

    3.8
    1巻814円 (税込)
    この悪女、制御不能!  シリーズ累計12万部突破の大ヒット作、待望の文庫化! 巧みな話術で唆し、餌食となった者の人生を狂わせる――稀代の悪女・蒲生美智留が世間を震撼させた凶悪事件から三年。 「野々宮恭子」と名乗る美貌の投資アドバイザーが現れた。国会議員・柳井耕一郎の資金団体で事務局長を務める藤沢優美は、 恭子の指南を受け、不正運用に手を染めるが……金と欲望にまみれた人々を弄ぶ恭子の目的とは!? どんでん返しの帝王が放つ、戦慄のミステリー!  人気漫画家・松田洋子氏による、文庫版限定「あとがき漫画」も、シリーズ第1作『嗤う淑女』につづけて、ふたたび収録!
  • 嗤う淑女

    嗤う淑女

    小説・文芸

    4.0
    1巻687円 (税込)
    徹夜確実! 女神なのか、悪魔なのか――最恐悪女度no.1小説。中学時代、いじめと病に絶望した野々宮恭子は従姉妹の蒲生美智留に命を救われた。美貌と明晰な頭脳を持つ彼女へ強烈な憧れを抱いてしまう恭子だが、それが地獄の始まりだった――。名誉、金、性的衝動…絶世の美女に成長した美智留は老若男女の欲望を残酷に操り、運命を次々に狂わせる。連続する悲劇の先に待つものは? 史上最恐の悪女ミステリー。漫画家・松田洋子氏による文庫版限定「あとがき漫画」収録!
  • 祝祭のハングマン

    ハングマン

    小説・文芸

    3.4
    1巻800円 (税込)
    法が裁けないのであれば、誰かが始末しなければならない―― 警視庁捜査一課の瑠衣はゼネコン社員の不審死を追うが、自身の父にも疑惑の目を向け始め…。予想を裏切る衝撃のミステリー! 解説・中江有里。 単行本 2023年1月 文藝春秋刊 文庫版 2025年5月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
  • 秋山善吉工務店

    秋山善吉工務店

    小説・文芸

    4.0
    1巻770円 (税込)
    父・秋山史親を火災で失った雅彦と太一、母・景子。止むを得ず史親の実家の工務店に身を寄せるが、彼らは昔気質の祖父・善吉が苦手。それでも新生活を始めた3人は、数々の思いがけない問題に直面する。しかも、刑事・宮藤は火災事故の真相を探るべく秋山家に接近中。だが、どんな困難が迫ろうと、善吉が敢然と立ちはだかる! 家族愛と人情味溢れるミステリー!
  • アポロンの嘲笑

    アポロンの嘲笑

    小説・文芸

    3.9
    1巻715円 (税込)
    東日本大震災直後に起きた殺人事件。原発作業員として働いていた被害者と加害者の間に何があったのか? 逮捕された容疑者の加瀬は、殺された男の親友だった。ところが彼は余震の混乱に乗じて逃走。福島県石川警察署の仁科は加瀬を、そして彼の生い立ちを追う。やがて、加瀬がある場所へと向かっていることが判明。彼の目的は何なのか? 浮上する驚愕の事実とは? 怒涛の社会派サスペンス!
  • サイドストーリーズ

    サイドストーリーズ

    小説・文芸

    3.8
    1巻660円 (税込)
    『天地明察』『探偵はバーにいる』『鍵のかかった部屋』『さよならドビュッシー』『百瀬、こっちを向いて。』『ストロベリーナイト』『まほろ駅前多田便利軒』など、人気作のサイドストーリーが読めるアンソロジー。
  • ヒポクラテスの誓い

    ヒポクラテスの誓い

    小説・文芸

    3.9
    1巻737円 (税込)
    栂野真琴は浦和医大の研修医。単位不足のため、法医学教室に入ることになった。真琴を出迎えたのは法医学の権威・光崎藤次郎教授と「死体好き」な外国人准教授キャシー。傲岸不遜な光崎だが、解剖の腕と死因を突き止めることにかけては超一流。光崎の信念に触れた真琴は次第に法医学にのめりこんでいく。彼が関心を抱く遺体には敗血症や気管支炎、肺炎といった既往症が必ずあった。「管轄内で既往症のある遺体が出たら教えろ」という。なぜ光崎はそこにこだわるのか――。解剖医の矜持と新人研修医の情熱が隠された真実を導き出す、迫真の法医学ミステリー! WOWOWで連続ドラマ化!
  • 切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人

    切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人

    小説・文芸

    3.9
    1巻704円 (税込)
    東京都内の公園で臓器をすべてくり抜かれた若い女性の死体が発見された。やがてテレビ局に“ジャック”と名乗る犯人から声明文が送りつけられる。その直後、今度は川越で会社帰りのOLが同じ手口で殺害された。被害者2人に接点は見当たらない。怨恨か、無差別殺人か。捜査一課のエース犬養刑事が捜査を進めると、被害者の共通点としてある人物の名前が浮上した――。ジャックと警察の息もつかせぬ熾烈な攻防がはじまる! ※本書は二〇一三年四月に小社より刊行された単行本『切り裂きジャックの告白』を改題し、文庫化したものが底本です。
  • ドクター・デスの遺産 刑事犬養隼人

    ドクター・デスの遺産 刑事犬養隼人

    小説・文芸

    4.3
    1巻704円 (税込)
    死ぬ権利を与えてくれ――。安らかな死をもたらす白衣の訪問者は、聖人か、悪魔か。警視庁VS闇の医師、極限の頭脳戦が幕を開ける。安楽死の闇と向き合った警察医療ミステリ!
  • アイアムアヒーロー THE NOVEL

    アイアムアヒーロー THE NOVEL

    小説・文芸

    4.0
    1巻1,276円 (税込)
    アイアムアヒーロー映画化記念豪華小説集。 大人気コミックス『アイアムアヒーロー』の映画化を記念して、朝井リョウ、中山七里、藤野可織、下村敦史、葉真中顕、佐藤友哉・島本理生という豪華執筆陣によるアンソロジー小説集を刊行。ZQNが日本文学界に感染拡大。迫り来る恐怖にあなたは耐えられますか・・・? (内容) ZQN前の世界、比呂美の幸せだったころの物語(朝井リョウ) ZQN細胞を研究している機関で起こった衝撃(中山七里) 陸上部に所属する女子中学生たちに迫り来る恐怖(藤野可織) ZQNに効くワクチンがあるという噂。鈴木英雄が行動を起こす(下村敦史) 将棋の最高峰「名人戦」。戦いを制するのはいったい・・・・?(葉真中顕) 男性目線と女性目線が見事に交錯。息をもつかせぬ合作小説。(佐藤友哉・島本理生) 日本の小説界を代表する作家達が描く「アイアムアヒーロー」の世界。 【ご注意】お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
  • いつまでもショパン

    いつまでもショパン

    小説・文芸

    3.9
    1巻704円 (税込)
    難聴を患いながらも、世界的なピアノコンクール「ショパン・コンクール」に出場するため、ポーランドに向かったピアニスト・岬洋介。しかし、ショパン・コンクールの会場で殺人事件が発生。遺体は手の指10本がすべて切り取られるという奇怪なものだった。岬は鋭い洞察力で殺害現場を検証していく!
  • いまこそガーシュウィン

    いまこそガーシュウィン

    小説・文芸

    3.6
    1巻803円 (税込)
    シリーズ累計180万部突破! 暗殺者の標的はコンサート会場に! 流れるのは憎しみの血か感動の涙か。 石塚真一さん(漫画家/『BLUE GIANT』) 音楽と人生の接点のドラマ、それ自体が音楽みたい……。 怒涛のラストはジャズのソロのようだった。 菊池亮太さん(ピアニスト・作曲/編曲家・YouTubeクリエイター) 想いは人種-ジャンル-を超え、重なり合う旋律となる。 それぞれの人生が交差する展開はセッションのよう。 【著者について】 中山七里 なかやま・しちり。一九六一年、岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』にて第八回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞を受賞し二〇一〇年デビュー。ほかの著書に『いまこそガーシュウィン』『連続殺人鬼カエル男』『総理にされた男』『護られなかった者たちへ』『境界線』(以上、宝島社)、『能面検事』(光文社)『氏家京太郎、奔る』(双葉社)、『棘の家』(KADOKAWA)、『ヒポクラテスの困惑』(祥伝社)、『作家刑事毒島毒島の暴言』(幻冬舎)、『彷徨う者たち』(NHK出版)など多数。
  • 越境刑事

    越境刑事

    小説・文芸

    3.9
    1巻850円 (税込)
    千葉県警の高頭冴子は、留学生の失踪が相次いでいるという噂を耳にする。その数日後、新疆ウイグル自治区出身の留学生カーリの死体が発見された。捜査に乗り出した冴子は、事件に中国公安部が絡んでいることを掴むも、カーリのバイト先の雇い主・カーディルも殺害され、冴子に保護を求めたカーリの同僚・レイハンも容疑者に連れ去られてしまう。レイハンを救い、事件の真相を暴くため、冴子と部下の郡山は中国での捜査を強行するが――。
  • 越境刑事

    越境刑事

    小説・文芸

    3.3
    1巻1,600円 (税込)
    『逃亡刑事』の高頭冴子シリーズ第二弾! “県警のアマゾネス”の異名を持つ千葉県警の高頭冴子は、留学生の不審な失踪が相次いでいるという噂を耳にする。その数日後、中国国籍で新疆ウイグル自治区出身の留学生カーリの死体が発見された。捜査に乗り出した冴子は、事件に中国公安部が絡んでいることを掴むも、カーリの雇い主のカーディルも殺害される。冴子に保護を求めていたカーリの同僚のレイハンも連れ去られてしまい、その容疑者は逃亡。レイハンを救い、事件の真相を暴くため、冴子と部下の郡山は中国への捜査を強行するが、そこで二人が目にしたのはウイグル民族が置かれた恐るべき状況だった――
  • 鬼の哭(な)く里

    鬼の哭(な)く里

    小説・文芸

    3.5
    1巻1,870円 (税込)
    鬼が哭(な)く夜は死人が出る――まさか、令和になってまで。終戦直後、中国地方の寒村で起きた惨殺事件。姿を消した犯人の呪いにより、今も犠牲者が出ているというが……。驚愕の呪いの真相とは!? “どんでん返しの帝王”が因習と伝奇の本格推理を現代に甦らせる! 圧巻の結末(ラスト)!!
  • おやすみラフマニノフ

    おやすみラフマニノフ

    小説・文芸

    3.7
    1巻618円 (税込)
    秋の演奏会を控え、第一ヴァイオリンの主席奏者である音大生の晶は初音とともに、プロへの切符をつかむために練習に励む。しかし完全密室で保管される、時価2億円のチェロ、ストラディバリウスが盗まれた。彼らの身にも不可解な事件が次々と起こり……。ラフマニノフの名曲とともに明かされる驚愕の真実!美しい音楽描写と緻密なトリックが奇跡的に融合した人気の音楽ミステリー。

ユーザーレビュー

  • 連続殺人鬼カエル男

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ★★★★★ 4.5/5

    被害者が増えるたびに深まる謎と容赦ないグロ描写。古手川の奮闘も相まって緊張感は増すばかり。中だるみどころか終盤に向けてどんどん加速していく。
    さゆりは聖母から鬼へ。薄々気づいてはいたものの、そこから御前崎でひっくり返され、最後の勝雄でさらに一撃!しかも御前崎、君も「お」から始まっとるやないか!見事に転がされた。
    古手川もよく頑張った。あそこまで痛めつけられると、もうやめてあげてー!と叫びたくなる。それでも最後のおいしいところは渡瀬、お前が持っていくんかい!
    悲惨すぎる生い立ち、育った環境の影響、信頼や信念の危うさ、精神障害と刑事責任の問題。単なる猟奇殺人ミステリーでは終わらず、いろいろ考えさせられた。
    群衆の暴走はちょっとやり過ぎ感、ラストにも多少の無理は感じる。でも、それを差し引いてもストーリーと仕掛けはともに4.5点!
    グロ耐性は必要だけど、これは読んでよかった。

    0
    2026年10月10日
  • 死にゆく者の祈り(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    小説に向かって「おいやめろ!」と口に出して思わず言ってしまうような作品でした。中山七里先生の作品は好きで見つけたら買うようにしてますが今まで読んできた中で1番好きな作品です。
    主人公の取り巻く環境が過酷すぎるがその過酷な状況を助けてくれた親友を助けるために立場を捨てても勇敢に立ち向かっていく姿に感動しました。好きな小説ベスト3に入るくらい面白かったです。

    0
    2026年10月09日
  • 追憶の夜想曲

    Posted by ブクログ

    シリーズ第2弾!
    今回の事件は、夫をカッターで刺して殺した妻 津田亜季子を中心に悪辣弁護士の御子柴と検事の岬検事が裁判に挑む。

    色々な場面の伏線があり、後半の伏線回収がとても気持ちが良かった!!
    犯人当てをしてみたけど今回も当たらず、まだまだだなと感じた。笑

    津田亜季子の過去だったり、娘二人の事、家庭の問題など幅広く書かれているのでとても読みやすく、物語を想像しやすかった!

    最後の解説には他の作品との関連が書かれていて、ますます中山七里さんの作品(シリーズ物)を沢山読んでみたいなと思った!

    0
    2026年10月08日
  • 暗殺の交響曲

    Posted by ブクログ

    元首相の溝呂木が街頭演説中に刺殺された。犯人である入山和奏は就職氷河期世代、溝呂木政権のせいで人生がうまくいかなかった怨恨が動機と思われた。これはただの殺人事件なのか、それとも重大なテロ行為なのか。裁判に臨むのは大阪地検の不破検事、そして御子柴礼司。またしてもこの二人の対決が熱いミステリです。
    どこからどうみても入山和奏の犯行は明らかすぎて、いかな御子柴といえどもこれをどうやって弁護するのだろう、と疑問に思うことしきり。だけど迷いもなく次々と調査を進め戦略を練る御子柴のプロフェッショナルな態度に痺れます。彼、シリーズ進むごとにどんどんカッコよくなっているんですよねえ。
    一方の不破ももちろんカッコよいのです。たしかにこのふたりって、ものすごく似た者同士なのかも。さらに今回は雑誌記者の志賀や鑑定士の氏家も登場し、とことん豪華。もちろんミステリとしての筋書きも見事です。
    ただし、読後に一つ懸念が残りました。御子柴先生、お土産買えたのかしら(笑)。

    0
    2026年10月06日
  • 連続殺人鬼カエル男

    Posted by ブクログ

    精神に問題があると思われる連続殺人犯を追う話。

    バトルシーンがやたら多い。中盤の3連戦が壮絶。

    終盤のどんでん返し祭りが、読書体験として楽しい。理屈はかなり強引。「んなアホな!」と思うが、それを突っ込むのは野暮なくらいには勢いと楽しさがある。NARUTOくらい「実はコイツが……」って奴が出てきてウケる。

    中盤までは普通のサイコスリラーっぽくて緩慢だが、終盤が読んでて楽しすぎるので、私的にこの手の作品の中ではかなり気に入った。

    最後の最後、終わり方も凄い。感心した。どんでん返しの連続で頭から抜けつつあった要素を最後に拾う綺麗な結末。

    渡瀬のビジュアルを鶴見慎吾で想像してたら、実際ドラマ版でキャスティングされてるらしい。こういうとき、なんか嬉しい。

    0
    2026年10月06日

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