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源氏の血脈 武家の棟梁への道
その後700年におよぶ武家政権を本格的に開始したのは、なぜ源氏だったのか。そしてその地は、なぜ鎌倉だったのか。源氏を「武家の棟梁」に押し上げた4人――源為義・義朝・頼朝・義経の人物像から、日本中世の始まりを描く。 武士は、律令制が乱れた地方社会で自衛のために組織され、草深い東国の武者たちが貴族化した都の平家を滅ぼして武家政権を立てた――こうした通説的理解は、現在では成り立たない。近年の研究では、武士とはそもそも都市的な存在であり、源氏も平氏と同様に軍事貴族として王朝社会での栄達を目指していた。では、京武者・源氏はいかにして地方武士団を統合し、鎌倉に幕府を開くことができたのか。一族不遇の時代、列島各地に拠点を作った祖父為義。京都政界で地位向上に邁進し、挫折した父義朝。高貴な出自による人脈を駆使した頼朝・義経兄弟。河内源氏3代4人の長期戦略は、貴族対武士、東国対京都といった単純な図式を超えたドラマを見せる。 東国武士団の研究に多くの成果を上げてきた著者によれば、源氏こそ「征夷大将軍」「武家の棟梁」たるべきという観念は、源頼朝や足利尊氏、徳川家康らによって作り上げられたものだった。また、為義の父にあたる八幡太郎こと源義家が、武門源氏の始祖として神格化されたのは、のちの北条氏・足利氏が系譜と伝説を捏造したことによるという。文庫化にあたり、「補章」を加筆。〔原本:中央公論新社、2012年刊〕 -
シュークリーム・パニック
「絶食って、何も食べちゃいけないんですか」―体質改善セミナーに参加したメタボな男性4人組。インストラクターの無慈悲な指導によって、耐え難い空腹感が行き場のない怒りへと変わっていく中、冷蔵庫のシュークリームが盗まれる事件が発生する。ミステリマニアの受講者、四谷は探偵役に名乗りを上げるが―!?爆笑必至の「限定販売特製濃厚プレミアムシュークリーム事件」はじめ、ひと味違う本格ミステリ作品を全6編収録。 ※本作品は 2017年9月14日まで販売しておりました講談社ノベルス電子版『シュークリーム・パニック ―Wクリーム―』と『シュークリーム・パニック ―生チョコレート―』の2冊を1冊にまとめた文庫電子版となります。 本編内容は同じとなりますので予めご了承下さい。既に同作品をご購入されているお客様におかれましてはご注意下さい。 -
地図から消される街 3.11後の「言ってはいけない真実」
3.11から丸7年。報道が少なくなる中、避難指示解除が進んだ福島第一原子力発電所近隣地域で進む恐るべき事態とは? メディアを通して見せかけの「復興」が叫ばれ、実際には、自治体の「町残し」ばかりが進み、人が消えていく実情──。震災直後から足を運び、取材を続ける唯一の大手紙記者にして、新聞協会賞三度受賞の若手女性ジャーナリストが迫る、大メディアの報じない「不都合な真実」! -
最澄と天台教団
令和3年6月、天台宗の開祖である伝教大師・最澄の1200年大遠忌を迎える。平安時代に真言宗を開いた空海とならび、日本の仏教史で大きく語られる最澄の評伝と、その後の弟子たちの活動、さらに江戸時代に至るまで日本史の中で天台宗が果たした役割をコンパクトに学ぶ良質な概説書。 最澄が生きた時代、仏教は単に「信仰」の対象だっただけではなく、学問そのものであり、社会制度を支える思想であり、律令国家を成り立たせ、安定させる機能をも期待されていた。僧侶は思想・教養を備え、宗教的に訓練されたいわば国家公務員として位置づけられているなかで、最澄ほど、律令制度の中で十分に機能する僧侶のあり方を追究してやまなかった僧はいない、とすらいえるのである。そして比叡山からは、円仁・円珍をはじめ、良源、源信、徳川家の信任を得た天海らの高僧を輩出して、天台宗は国教にひとしい地位を占めた。また、最澄以来培われた一乗仏教の思想からは、いわゆる鎌倉新仏教が派生していったことから、比叡山・天台宗は「日本仏教の母胎」とも呼ばれる。最澄と天台教団を軸に、日本仏教の1200年の歴史を読み直す。巻末解説を、著者の子息で大正大学特任准教授の木内堯大氏が執筆。〔原本:教育社刊、1978年〕 -
雨宮由乙花 雨宮未苺 【140P完全版】NEXT推しガール!1~4 ヤンマガデジタル写真集
ヤンマガWebが注目するアイドルを連作グラビア写真集で深掘り! 今回は姉妹揃って『今日、好きになりました。』に出演経験のある雨宮姉妹が登場! 姉妹の超絶仲良しグラビアを4分冊&完全版でお見せしちゃいます!! 本作は4部作を余すところなく収録した完全版。 ニット+ランジェリーのキレイめなコーディネートから、スウェット&スポーティー水着、定番のビキニまで…雨宮姉妹の溢れる魅力をご覧ください! ※本作品はヤンマガWebで公開された同タイトルグラビア(無料版+有料版)のデジタル写真集です。 ※『NEXT推しガール! 雨宮由乙花 雨宮未苺1』『NEXT推しガール! 雨宮由乙花 雨宮未苺2』『NEXT推しガール! 雨宮由乙花 雨宮未苺3』『NEXT推しガール! 雨宮由乙花 雨宮未苺4』の内容を収録しております。 -
K-1GIRLS キャシー凛 【70P完全版】ヤンマガGAL部! ヤンマガデジタル写真集
ヤンマガ編集部がギャルの魅力をたっぷり伝える写真集『ヤンマガGAL部!』。 今回登場してくれたのは、立ち技格闘技イベント「K-1」のラウンドガールを務めるキャシー凛ちゃん! 本作は、2部作の内容を全て収録した70ページ完全版。 第1部では、スタイル抜群のプールでのウェッティグラビアに注目! 第2部では、セクシーに大人グラビアを披露!! ※本作品はヤンマガWebで公開された同タイトルグラビア(無料版+有料版)のデジタル写真集です。 ※『ヤンマガGAL部! K-1 GIRLS キャシー凛 1 』『ヤンマガGAL部! K-1 GIRLS キャシー凛 2』の内容を収録しております。 -
高鶴桃羽 【増量版 全50P】ヤンマガアザーっす!<YM2024年27号未公開カット> ヤンマガデジタル写真集
ヤンマガ本誌グラビアの未公開カットを蔵出し! 2023年にグラビアデビューして以来、大活躍中のグラビア界のプリマ・高鶴桃羽ちゃんがカムバック! 21歳になった初グラビアは、いままでとはちょっと違う大人っぽい桃羽ちゃんをお届けしちゃいます! 写真集オリジナルカット15Pを新規収録し再構成した、計50P増量版!! ※本作品はヤンマガWebで公開された同タイトルグラビア(無料版+有料版)にオリジナルカット15Pを加えたデジタル写真集です。 -
ティーンギャル 仲島恵莉奈 【70P完全版】ヤンマガGAL部! ヤンマガデジタル写真集
ヤンマガ編集部がギャルの魅力をたっぷり伝える写真集『ヤンマガGAL部!』。 ショーモデルとしての経験豊富なギャル・仲島恵莉奈ちゃんが登場! 本作は、2部作の内容を全て収録した70ページ完全版。 第1部では、グラビア初挑戦となる恵莉奈ちゃんの初々しい姿、そして圧倒的なスタイルにぜひ注目してください! 第2部では、打って変わってナチュラルメイクで登場!皆さんはどちらがお好み!? ※本作品はヤンマガWebで公開された同タイトルグラビア(無料版+有料版)のデジタル写真集です。 ※『ヤンマガGAL部! ティーンギャル 仲島恵莉奈 1』『ヤンマガGAL部! ティーンギャル 仲島恵莉奈 2』の内容を収録しております。 -
死の商人 戦争と兵器の歴史
戦争の陰で暗躍し、鉄砲や大砲、ミサイルや核兵器まで売り捌き、巨万の富を得た武器商人たちの実態を暴くノンフィクション! 武器商人は、戦争の危機を煽り、国防の必要を訴えるとともに、「愛国者」として政治家に取り入り、大量の武器を売り込んできた。資本主義が発展する中で、科学技術とともに軍需産業が拡大すると、彼らは資本家となり、巨万の富を築き上げるだけでなく、国際的な独占資本となった――。国内外の実話をもとに、黒幕たちの系譜と実態を暴き、戦争が起きる仕組みを明らかにする。(解説・小泉悠) 〇本書に登場する人物 ・アメリカの大統領リンカーンを激怒させたJ・P・モルガン ・明治の戦争成金となった、大倉財閥の始祖である大倉喜八郎 ・ダイナマイトを発明した利益で、平和賞を創設したノーベル ・史上最も有名な、謎多き伝説の武器商人である騎士ザハロフ ・大砲の王者として数世代かけて巨大企業をつくったクルップ ・火薬から原水爆まで、アメリカ有数の財閥となったデュポン 【目次】 1 「死の商人」とは何か 2 サー・バシル・ザハロフ――「ヨーロッパの謎の男」 3 クルップ――「大砲の王者」 4 IGファルベン――「死なない章魚」 5 デュポン――火薬から原水爆へ 6 日本の「死の商人」 7 恐竜は死滅させられるか あとがき〔一九六二年改訂版への〕 あとがき 解説 暴力を理解し、しかし飲み込まれないために 小泉悠 -
幕末の天皇・明治の天皇
公卿的天皇から軍服姿の天皇へ 近代天皇像の形成過程を追う 幕末から明治へ、時代は激しく動き世の中は一変する。その中で、俄にクローズ・アップされる天皇の存在。天皇は、維新後、夥(おびただ)しい回数の行幸と巡幸を繰り広げた。雲の上の見えない存在から見える天皇・見せる天皇へ。薄化粧をした女性的天皇からヒゲを蓄えた軍服姿の天皇へ。維新の前と後の全く対照的な天皇像を通して、明治とはどのような時代であったかを解明する。 孝明天皇は、攘夷の成功を祈願するために賀茂社と石清水八幡宮に行幸した以外は、御所の外に出たことのない、一般の人びとの前には、姿をあらわしたことのない<見えない>天皇だった。いっぽう明治天皇は、巡幸や行幸などで、積極的に民衆と接したように<見える>天皇だった。父と子で、なぜこれほどまでに違ったのか。それは幕末と明治とでは、求められる天皇像が、大きく異なったからである。――<本書「はじめに」より> -
宝石姫は、砕けない~毒親にネグレクトされていた私は、帝国皇子に溺愛されて輝きます~
ウォーレン王国の名家に生まれたナーサディアは、顔に刻まれた「刻印」のせいで両親から疎まれていた。 一方、美貌の姉妹・ベアトリーチェは、「妖精姫」と謳われ、親からの愛を独占していた。 塔に監禁されつつも、けなげに生き抜くナーサディアのもとに、ある日、帝国の皇子・ティミスが訪れた…!! -
賄賂と民主政 古代ギリシアの美徳と犯罪
参政権の平等と民衆の政治参加という理想を追い求めた古代ギリシアの人々。しかし、政治の暗黒面を避けて通ることはできなかった。それが賄賂である。では賄賂とは、いつから、なぜ、「犯罪」とされるようになったのだろうか――。 紀元前5世紀なかばに直接民主政の骨格を完成した都市国家アテナイを、国力の絶頂期に導いたペリクレスは、「賄賂になびかない政治家」として知られる。友人からの供応を嫌い、宴会の招きに応じることもなかったという。それが贈収賄の温床になることを知っていたのである。 しかし、賄賂と贈与はどう違うのか。古代ギリシアはもともと、贈与交換が重視される社会だった。贈与の機能は多様であり、現代ならば、それは謝礼、賃金、報償、あるいは賄賂となるが、それは総じて「贈り物」と呼ばれたのである。そのなかで、私的な利益を誘導する賄賂への態度は、民主政の始まりによって一変したわけではなかった。賄賂を断罪する姿勢があらわれるのは、ギリシア人がペルシア戦争という未曽有の困難に直面し、賄賂が公共性にとって破壊的な結果をもたらすことに気づいたときだった。アテナイのパルテノン神殿の建設という大公共事業に際しても、贈収賄事件を実証する記録は1件も見当たらないという。 〔原本:『賄賂とアテナイ民主政――美徳から犯罪へ』山川出版社、2008年刊〕 目次 1 賄賂と贈与 2 贈り物は神々をも説得する 3 ペルシア戦争という転機 4 さまざまな賄賂 5 罪と法 6 賄賂と民主政 あとがき 学術文庫版あとがき -
妹ばかり優先する子爵家での事の顛末について
「リッカルド様は探っている……?」 ビアンキ子爵家長女・フランチェスカは、妹のアレッシアを溺愛する母に虐げられる日々を送る。家庭を顧みない父に代わって懸命に子爵家を支えているけれど、婚約者のリッカルドは何やら子爵家を探っているようで……。 ※この作品は『不幸令嬢でしたが、ハッピーエンドを迎えました アンソロジーコミック5』収録作品と同一の内容を単話版として再編集したものとなります。 -
彗星乙女後宮伝~男装の女騎士、異国であやしいお役目に就きました~ 分冊版
外交先の国・華烈で、濡れ衣をかけられた王子を庇い、死ぬまで後宮で働く刑を言い渡されてしまった女性騎士・コーラル。 名前を【珠 珊瑚】と改められ、言葉も文化も分からぬまま放り込まれた後宮は、人々の思惑と欲望が交差する歪な場所…。 けれど一番の問題は、その凛々しい姿から、性別を男性だと勘違いされていることで――!? ――やがて輝く彗星のように華烈を照らす存在となるコーラルの、陰謀と恋をめぐる中華後宮ファンタジー! 【第1話「男装騎士は後宮送りになる!?」収録】 -
超弩級チート悪役令嬢の華麗なる復讐譚 分冊版
「目覚めたら、推しの悪役令嬢でした。」 最愛の悪役令嬢・ルナリアに転生した主人公は、復讐を開始する。 その相手とは、ルナリアを破滅へと追いやった、醜悪な面々。 邪な義母と義妹、非道なる父や兄、そして元・婚約者と主人公(ヒロイン)‥! かくして、「愛」のため戦う悪役令嬢の、華麗なる復讐劇が開幕する――。 【第1話「目覚めたら推しの悪役令嬢でした」を収録】 -
ペリー日本遠征随行記
幕末の黒船、ペリー艦隊で来日し、ペリー自身の日記や公式記録とは異なる視線で日米交渉の一部始終を目撃した首席通訳による貴重な記録。 1837年、日本人漂流民を送還しようと浦賀に来航した米商船モリソン号に同乗したサミュエル・ウイリアムズは異国船打払令により砲撃を受けマカオに退去したが、日本人船員から日本語を習い、ペリー日本遠征の通訳として1853年艦隊に同行。沖縄、小笠原諸島を経て久里浜に上陸し、開国を求める米大統領フィルモアの親書を浦賀奉行に渡した。翌年再び日本に来航して神奈川条約を締結した。鎖国の重い扉をこじ開ける「むずかしい任務を達成するための欠くべからざる奉仕」に尽力したとペリー提督が称賛した首席通訳の随行記には、遠征への冷静な目と日本人に対する優しい眼差しがあった。 下田で密航を企て黒船に乗り込んだ吉田松陰、金子重之輔に応対し、「明らかに教養のある人物だった」とその人柄を見抜く眼力も備えていた。また黒船来航の報に急遽出島から駆け付けたオランダ大通詞・森山栄之助など幕府の様々な役人や沖縄の宮廷高官とも交流。さらに散策で訪れた横浜、下田、箱館などでの植物や魚類、花鳥風月から住民の風俗、性格まで好奇心のままに詳細に観察、外国人による幕末日本の貴重な記録としても高く評価される。〔原本:『新異国叢書8 ペリー日本遠征随行記』雄松堂出版、1970年刊〕 -
移動と階級
この世界には「移動できる人」と「移動できない人」がいる。 日本人は移動しなくなったのか? 人生は移動距離で決まるのか? なぜ「移動格差」が生まれているのか? 通勤・通学、買い物、旅行、引っ越し、観光、移民・難民、気候危機…… 日常生活から地球規模の大問題まで、移動から見えてくる〈分断・格差・不平等〉 独自調査データと豊富な研究蓄積から「移動階級社会」の実態に迫る! 【本書のおもな内容】 ●「移動は成功をもたらす」は本当なのか? ●半数弱は「自由に移動できない人間」だと思っている ●5人に1人は移動の自由さに満足していない ●3人に1人が他人の移動を「羨ましい」と思っている ●移動は「無駄な時間」なのか? ●移動は誰のものか?――ジェンダー不平等という問題 ●格差解消に向けた「5つの方策」とは?……ほか 【目次】 第1章 移動とは何か? 第2章 知られざる「移動格差」の実態 第3章 移動をめぐる「7つの論点」 第4章 格差解消に向けた「5つの観点と方策」 「移動」をもっと考えるためのブックリスト -
教養の語源英単語
シリーズ100万部突破『英単語の語源図鑑』著者の最新作! 歴史と語源を一緒に学ぶと、「英語の体幹」が鍛えられる! 誰かに話したくなる豆知識も多数! 楽しく学べる英語の教養。 【本書の内容】 ・ブリテン島は「刺青をした民族の島」 ・二重語のふしぎ「stoolとchair」「hideとconceal」 ・capital(首都)から生まれたcahpter(章) ・deerは「動物一般」を指す言葉だった? ・「Venus(ヴィーナス)」から生まれたネガティブワード ・パンドラの箱は「pan(全ての)神からのdora(贈り物)」 ・「流れる」イメージの「fly、flow、float、flight」 ・聖書は「立会人の第三者」 ・酢(vinegar)は「酸っぱい(aigre)ワイン(vine)」 ・護摩とGodは同じ語源 ・demon(悪魔)は「人間の運命を振り分ける者」 ・hell(地獄)とhelmet(ヘルメット)の共通点 ・Occident(西洋)とaccident(事故)の共通点 ……ほか 【本書の構成】 序章 英語の歴史とその変遷 第1章 ギリシャ神話の世界観 第2章 古代人の宗教観と世界観 第3章 古代国家の社会制度 第4章 文字と文化 第5章 学問とスポーツ 第6章 季節と行事 第7章 芸術と創造 第8章 医療と健康 第9章 戦争と道路 第10章 人々の暮らしと労働 -
人生百年の教養
自分の人生と戦い続けるためにーー老いてこそ真価を発揮する教養とは何か。 読書、音楽、外国語、老い……、ドストエフスキー研究の第一人者が多角的な見地から真の「教養」に迫る。 ●時を経た「再読」が、老いてからの可能性を教えてくれる ●教養人の知識は、つねに「哲学」に裏付けられている ●苦手なもの、嫌いなものこそ可能性の泉となる ●大江健三郎と村上春樹から考える「教養の継承」 ●難解な長編小説を読むコツは、冒頭三十ページの二度読み ●英語を学ぶことで失うもの、母語の重要性 ●検索エンジンでの複数の語をぶつけあって生まれる「知」 ●豹変を恐れるな、隣人の「愛」を模倣せよ ●老いをどう乗り越えるかーーエネルギー源としての「忘却」 本書の内容 序章 人は信念とともに若く 第一章 「教養」、すこやかな喜怒哀楽 第二章 少年時代 「私」という書物1 第三章 青春時代 「私」という書物2 第四章 「私は外国語が苦手」 第五章 モンタージュ的思考 第六章 実践の技法 第七章 俯瞰的思考 第八章 老いの作法 -
戦争の中国古代史
群雄割拠! 殷・周・春秋戦国時代に繰り広げられた古代中国の戦争を軸に、「中華帝国」誕生の前史を明らかにする画期的入門書。 「中国」形成史、あるいは華夷思想の形成は国内外の学会でホットなテーマである。また秦の滅亡から漢王朝成立までの過程は、近年日本で活発に研究が発表されている。本書ではこれら最新の研究の成果を随所に取り入れていく。 そしての戦争やその意義だけでなく、軍制、長城などの軍事施設、兵器、軍事にまつわる儀礼や思想、軍事に関わった人物、末端の兵士の状況など、軍事全般を各時代ごとに見ていくことで、文字通り「戦争の中国古代史」を総合的に描き出していくことにしたい。 ――「まえがき」より 【本書の構成】 序章:戦争の起源 第一章:殷王朝 旬に憂い亡きか 第二章:西周王朝 溥天の下、王土に非ざる莫し 第三章:春秋時代 「国際秩序」の形成 第四章:戦国時代 帝国への道 第五章:秦漢王朝 「中国」の形を求めて 終章:「中国」の行く末 -
ニッポンの裁判
冤罪連発の刑事訴訟、人権無視の国策捜査、政治家や権力におもねる名誉毀損訴訟、すべては予定調和の原発訴訟、住民や国民の権利など一顧だにしない住民訴訟、嗚呼(ああ)! 日本の裁判はかくも凄まじく劣化していた・・・。ベストセラー『絶望の裁判所』の瀬木比呂志教授が、中世なみの「ニッポンの裁判」の真相と深層を徹底的に暴く衝撃作! 裁判の「表裏」を知り抜いた元エリート裁判官による前代未聞の判例解説に法曹界騒然! (講談社現代新書) -
日本哲学入門
西洋哲学と出会って150年、日本の哲学者たちは何を考え、何を目指してきたのか。日本哲学のオリジナリティに迫る、第一人者による入門書の決定版! 【哲学を知るための10講】 第1講「日本の哲学」とは/第2講 哲学の受容第/3講 経験/第4講 言葉/第5講 自己と他者/第6講 身体/第7講 社会・国家・歴史/第8講 自然/第9講 美/第10講 生と死 【本書のおもな内容】 ・日本最初の哲学講義はいつ行われた? ・「哲学」という呼び名はこうして生まれた ・西田幾多郎の「純粋経験」を知る ・経験と言葉のあいだにあるもの ・言葉の創造性を考える ・人間の生のはかなさと死に迫る ・心によって生かされた身体とは ・田辺元が生み出した「種の理論」 ・「自然」という言葉の歴史 ・和辻哲郎の「風土論」 ・美とは何か、芸術とは何か ・移ろうものと移ろわぬもの ・光の世界と闇の世界 -
宇宙は「もつれ」でできている〈新装改訂版〉 「量子論最大の難問」はどう解き明かされたか
一人の天才の独創が生んだ相対論に対し、量子論は多数の物理学者たちの努力によって構築されてきた。その精緻化のプロセスで、彼らを最も悩ませた奇妙な現象=「量子もつれ」。因果律を破るようにみえる謎の量子状態は、どう理解されてきたのか。EPRパラドックス、隠れた変数、ベルの不等式……。当事者たちの論文や書簡、討論などを渉猟し、8年をかけて気鋭の科学ジャーナリストがリアルに再現した、物理学史上最大のドラマ。 アインシュタインが生涯信じなかった“幽霊現象”――。 最高の頭脳を翻弄した“量子の奇妙なふるまい”が、「宇宙観」に革命をもたらした! 量子力学100年の発展史を一気読み。 直観と論理の狭間で、物理学者がもがく! 一人の天才の独創によって誕生した相対論に対し、量子論は、多数の物理学者たちの努力によって構築されてきた。 数十年におよぶ精緻化のプロセスで、彼らを最も悩ませた奇妙な現象=「量子もつれ」。 たとえ100億km離れていても瞬時に情報が伝わる、すなわち、因果律を破るようにみえる謎の量子状態は、どんな論争を経て、理解されてきたのか。 EPRパラドックス、隠れた変数、ベルの不等式、局所性と非局所性、そして量子の実在をめぐる議論……。 当事者たちの論文や書簡、公の場での発言、討論などを渉猟し尽くし、8年の歳月をかけて気鋭の科学ジャーナリストがリアルに再現した、物理学史上最大のドラマ――。 -
裏道を行け ディストピア世界をHACKする
ふつうに生きていたら転落する。 知識社会化が進み、人生の難易度がますます上がっていくーー。 残酷な「無理ゲー社会」を攻略するための たった一つの生存戦略とは? 才能のある者は人生を攻略(HACK)し、 才能のない者はシステムに搾取(HACK)される。 常識やルールの「裏道を行け」! 【本書の目次】 PART1 恋愛をHACKせよーー「モテ格差」という残酷な現実 PART2 金融市場をHACKせよーー効率よく大金持ちになる「究極の方法」 PART3 脳をHACKせよーーあなたも簡単に「依存症」になる PART4 自分をHACKせよーーテクノロジーが実現する「至高の自己啓発」 PART5 世界をHACKせよーーどうしたら「残酷な現実」を生き抜けるか? 【本書の内容】 ・「女性嫌悪」に走るモテない男たち ・ナンパ師が手にし損ねた「ほんとうの愛」 ・道徳的な「モテ戦略」とは ・「寝てるだけでお金を貯めた」天才の極意 ・ブラックジャック必勝法は存在する ・ノーベル経済学賞の先を行け ・ギャンブルは「向精神薬」 ・大学生の50%が「ネット中毒」 ・「ちがう自分」という強迫観念 ・「自己実現した主体」が幸福をもたらす ・トランスヒューマニズムと「優生学2.0」 ・「寝そべり族」はなぜ生まれたか ・自己啓発としての「ミニマリズム」 ・「ストア哲学」は究極のメンタル術 ……ほか -
天空の翼 地上の星
天に選ばれたのは、放浪の王。元王族の飛牙は、今やすっかり落ちぶれて詐欺師まがいの放浪者になっていた。ところが故国の政変に巻き込まれ……。疾風怒濤の中華風ファンタジー開幕!【本書は講談社X文庫版です】 -
日本文化の形成
日本列島を徹底踏査した民俗学の巨人が、『古事記』『日本書紀』『万葉集』『風土記』などの古代文献を読み返し、それらと格闘の末、生まれた日本文化論。稲作を伝えた人びと、倭人の源流、畑作の起源と発展、海洋民と床住居など、東アジア全体を視野に入れた興味深い持論を展開する。長年にわたって各地の民俗を調査した著者ならではの着想を含む遺稿。(講談社学術文庫) -
認知症の私から見える社会
39歳でアルツハイマー型認知症と診断されて7年、全国を飛び回り、300人を超える認知症当事者と対話し続けている著者だから書けた当事者の「本音」。 認知症になっても「なにもわからなくなったり」「なにもできなくなったり」するわけではない。 周囲の「やさしさ」が当事者を追い詰め、やがてすべてをあきらめさせられていく。 症状をさらに悪化させる「ストレス」という最大のリスク。 いまだに専門家の間でも根強い「偏見」を脱し、診断されてもよりよく生きていくために必要なこととはなにか。 「なにができて」「なにができなくて」がわかれば、できないことを補うために「どう工夫すれば」いいかが考えられる。 認知症当事者700万人時代を迎え、すべての人のすぐ隣にある世界を知るためのガイド。 -
Q&Aで学ぶ 確率・統計の基礎 実際に直面する問題をどう解くか
順列・確率を習わなかった文系の学生にもよくわかる! 一見常識と思われていることが確率・統計の手法を駆使すると以外な事実に辿り着く。ものの見方・発想をガラリと変える確率・統計の基礎から応用までを伝授。●男と女が出会う機会は●宝くじの賞金総額を予想●今年のプロ野球の順位はどうなる●パチンコ必勝法はあるのか●電子機器の平均寿命●有名進学校の合格率の信頼性●内閣総理大臣の支持率が気になる※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
今を生きる思想 ミシェル・フーコー 権力の言いなりにならない生き方
権力はあらゆる関係に遍在し、私たちの生を規定する。そうした権力が織りなす現実を耐えがたいと感じたとき、状況を批判的に捉え、いまとは違った社会を、自分を、実現する道はどこにあるのか。 私たちはなぜこのような状況に置かれているのか? 何に我慢がならないのか? こんなふうに統治されないためにはどうすればよいのか? [本書のおもな内容] ●権力は誘惑し、行為を促す ●学校・会社・病院は、人を「最適化」する装置である ●完全競争実現のため、新自由主義は社会に介入する ●私たち「ひとり企業家」の能力(スペック)向上の努力に終わりはない ●政治とは、自他の統治が入り乱れる「ゲーム」である ●主体には、つねに別の振る舞いをする力が備わっている ●批判とは、「このようには統治されない技術」である ●哲学的に生きるとは、社会を批判的に捉え、真実を言い、自分自身を変えること ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 100ページで教養をイッキ読み! 現代新書の新シリーズ「現代新書100(ハンドレッド)」刊行開始!! 1:それは、どんな思想なのか(概論) 2:なぜ、その思想が生まれたのか(時代背景) 3:なぜ、その思想が今こそ読まれるべきなのか(現在への応用) テーマを上記の3点に絞り、本文100ページ+αでコンパクトにまとめた、 「一気に読める教養新書」です! ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ -
先輩俺堕ちカウントダウン 分冊版
「ねぇ獅戸先輩 俺のこと泣かせるって言って… なんで自分が泣いてんの?」 「でも動いてやんねーよ 俺 ”ディルド” だから」 完璧しごできサラリーマンの獅戸は、後輩の池谷に唯一勝てずに悔しい思いをする毎日。 ところが、やけ酒ついでにおとずれた「生ディルド専門店」でなんと池谷が働いていて…!? 開き直って「俺が泣かせてやる」と意気込む獅戸だったけれど、池谷にさんざん泣かされることになって…。 「みんなの憧れの獅戸先輩が 後輩のち〇ぽ ケツで咥えこんで 泣いてよがるなんて… 誰にも知られたくないよね?」 池谷の前だとどうしても「かっこいい俺」じゃいられなくなる…。 【年下激重執着攻め×ツンデレ強気受け】 生ディルド専門店からはじまる、ハイテンション・ハッピーわからせラブエロコメディ! -
第二王子が婚約破棄したってよ!
マリアローゼ・ブリリアント公爵令嬢は貴族の子女達がそろう学生食堂で、第二王子に婚約破棄を突き付けられる。ナンシー・フェイカー男爵令嬢にハメられたのだ。そんな時「第二王子が婚約破棄したってよ!」の声が響き渡り、それをきっかけに大暴露大会が始まって…!?痛快ざまぁラブコメ! -
モブ令嬢は、ヒロインから逃げたい王子に頼られる
「小説家になろう」の人気作をコミカライズ!前世でプレイしていた乙女ゲーム「ときめいて魔法学園」の世界に転生したクリスティーナ。しかしその存在はゲームに名前も出てこない「モブ」!でも、それで満足と思っていた。しかし「ヒロイン」のリズにストーカー的に追いかけられるエスメラルダ第一王子に、リズ対策で頼られることになってしまい…!?恋の下克上ラブコメ!! -
ウイルスはそこにいる
ヒトはウイルスと共に生きている。私たちのからだは一見きれいに見えても実はウイルスまみれだった! 免疫学者とウイルス学者がタッグを組んで生命科学最大のフロンティアを一望! ウイルスはつねに悪者というわけではない。われわれの身の回りには病原性を持たないウイルスがいくらでもいる。われわれのからだの表面や気道や消化管の内腔には多くの細菌が存在して常在細菌叢を形成しているが、実はこれらの場所には多種多様なウイルスが同時に存在していて、常在ウイルス叢というものが存在する。 さらに、私たちの遺伝子の中には非常に多くのウイルス由来の配列が散在している。これに加えて、ウイルスそのものまでがゲノムの中に挿入されていることがあり、その一部はなんとヒトの遺伝子として働いていることがわかってきた。つまり、ウイルスは外界からの侵入者ではなくて、一部のものはわれわれの体内に棲みついて、われわれはそれを利用しているのである。われわれのからだという「母屋」がウイルスに「軒を貸した」状態になっていて、まさに「ウイルスはそこにいる」のだ。 ●なぜ感染すると病気に? ●ミクロの世界で繰り広げられる 驚きの攻防戦とは? ●新型コロナウイルスは持続潜伏する可能性が ●巧妙な仕組みで体内に潜伏する肝炎ウイルス、水痘・帯状疱疹ウイルス ●子宮頸がんウイルス、麻疹ウイルス、エイズウイルス、EBウイルスなど、体内に潜伏する病原体 【本書の内容】 第1章 新型コロナウイルスでささやかれる持続感染の恐怖 第2章 ウイルスとは何か 第3章 ウイルスに感染すると、なぜ病気になるのか 第4章 ウイルスがからだに潜り込むカラクリ 第5章 厄介な潜伏ウイルスたち 第6章 病原性ウイルスvs.人類 ミクロの世界で繰り広げられる攻防戦 第7章 ヒトのゲノムに入り込んだウイルスたち 第8章 医学でウイルスを克服できるのか -
外国語独習法
教科書選びから単語暗記まで、なぜ私たちは語学に躓いてしまうのか。 スラスラ読めてコツが身につく、「ここまでやればいい」がわかる。 100の言語をあやつる若き天才学者による、外国語学習の決定書! どんな言語にも使える! 挫折知らずの 外国語独習50のルールを大公開! 【本書の主な内容】 ●ウサギではなく意識してカメになる ●机に座る勉強からはもう卒業する ●「和訳だけ、作文だけ」の教科書はNG ●巻末の語彙集と変化表はマスト ●教科書の一周目は「速く浅く」 ●ノートは書き散らすためにある ●文型優先型と活用優先型を知る ●「文の中心は動詞」が鉄則 ●写経は最強の暗記法と心得る ●フレーズ音読で暗記効果アップ ●発音の鍵、「サンディ」を制する 【目次】 はじめに 第1章 世界の言語地図 第2章 外国語習得の心構え 第3章 教材はこうやって選ぶ 第4章 独習の秘訣~文法編~ 第5章 独習の秘訣~読解、暗記編~ 第6章 独習の秘訣~会話・発音、発展編~ 終章 多言語学習のすすめ -
クラシック名曲の条件
≪モーツァルトだからといって、ことごとくが「名曲」というわけではない≫日頃、何となくわかっているつもりでも、よく考えてみると曖昧な点が多い、クラシック界「名曲」の条件。傑作と呼び名の高いあの曲、シンフォニーは、果たして本当に「名曲」なのか。「一度聴いたら忘れられない」曲には、どんな仕掛けがあったのか。時も国も超えて、未来へと愛され続ける、楽曲の力はどこに秘められているのか。ベートーベン研究家として名高い、文豪ロマン・ロラン(1866~1944)、フランスの大批評家クロード・ロスタン(1912~70)、ブルックナー研究の大家ロベルト・ハース(1886~1960)や、作曲家クロード・ドビュッシー(1862~1918)、指揮者フルトヴェングラー(1886~1954)などの楽曲的考察を採取。「第九」「雨だれ」「ニーベルングの指環」など誰もが知る12曲を、創作エピソードや譜面から読み解きます。名著『クラシックの条件』(1982年 中公新書)の復刊。内容紹介ショパンは、情緒に流されて構築の計算を忘れるようなタイプのロマンチストではない。それどころか、計算がまったく表に出ないほどに巧妙な、洗練の極みをいく絶妙のバランス感覚の持ち主なのである。≪雨だれ≫の中間部に認められた「膨張」。この膨張の計算の的確さに気づく時、ショパンの情緒のふくらみが、驚くべき感性の制御のもとにあることが見えてくるのである。――――「≪雨だれ≫の構造」より -
高校数学でわかる線形代数 行列の基礎から固有値まで
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 連立1次方程式の解法の工夫から始まった行列は、ベクトルや行列式とともに線形代数へと発展しました。線形代数は、微分・積分と並んで、物理学や工学さらには経済学などできわめて重要な実用数学で、理系や経済学の学生の基礎科目になっています。本書は、この線形代数をできるだけ易しく解説するとともにその応用例として、量子力学との関わりを見てみます。(ブルーバックス・2010年11月刊) -
砂漠と草原の遺宝 中央アジアの文化と歴史
カザフ・ウズベク・タジク・キルギス・トルクメンの、いわゆるファイブスタン=中央アジアは、中国・ロシア・アフガン・イランに囲まれた地政学的な重要性にくわえて、豊富な地下資源と近年の経済発展で、ますます注目度を増している。長く「東西文明の十字路」として興亡を繰り返し、さまざまな民族が行き交った旧ソ連領中央アジアの複雑な歴史を手軽に知る入門書。 紀元前5千年紀、農耕文化はどのように始まり、牧畜はいつ、遊牧に移行したか。アレクサンドロスの東征や、張騫の西使は何をもたらしたか。仏教やゾロアスター教の文化・芸術を、イスラム教はどう変容させたか。チンギス・カンの軍隊が破壊した都市はいかに再生したか――。新石器時代の原始農耕から、サマルカンドを中心に栄えた15世紀のティムール帝国まで。スキタイ・エフタル・匈奴・烏孫・突厥・ソグド・モンゴルなど、砂漠と草原を往来した遊牧民の世界を、遺跡と遺物を手掛かりに説き明かす。 巻末解説を、『スキタイと匈奴 遊牧の文明』の著者・林俊雄氏(創価大学名誉教授)が執筆。〔原本:角川書店、1963年刊〕 -
平の将門
将門は著者の最も食指を動かした人物の一人である。反逆者としての歴史の刻印を除きたい気持ちもあったが、純粋で虚飾のない原始人の血を将門にみたからだ。都にあっては貴族に愚弄され、故郷では大叔父国香に父の遺領を掠められ、将門はやり場のない怒りを周囲に爆発させる。それは天慶の乱に発展し、都人を震撼させる。富士はまだ火を噴き、武蔵野は原野そのままの時代だった。 -
超常現象をなぜ信じるのか 思い込みを生む「体験」のあやうさ
「自分の目で見たこと」は信じてよいか?UFO、虫の知らせ、星占い……。科学的には証明できないことも、実際の体験をとおして信じてしまう。しかしその「体験」は、本当のできごととは限らない!超常現象の実在を信じてしまうのは、人の思考システムの本質がかかわっている。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
金庫番の娘
わたしがあなたを総理にしてあげる! 国のため、社会のため、企業のため、個人が人知れず犠牲を強いられるなんて絶対に許せない! 永田町のドン、総裁選、司法取引―― 私物化された権力の横暴を前に、新米女性政治家秘書が風穴を開ける! 一気読み必至! 元新聞記者がこの「どうしようもない」現実に全力で投げ込む、骨太政治エンターテインメント! ベテラン衆議院議員・久富隆一の秘書を父に持つ藤木花織は、十年近く働いた一流商社を辞め、久富事務所に転職。慣れない業務に慌ただしい毎日を送る中、突然久富から呼び出され、父と一緒に財務秘書――<金庫番>になるよう打診される。 実は政治が好きでもなければ、興味もなかった花織。なぜ彼女がこの世界に飛び込んだのか。そこには誰にも明かせぬ「秘密」があった――。
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