出発点作品一覧

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  • 格差と再分配 20世紀フランスの資本
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    『21世紀の資本』の原点。フランスの1901‐1998年までの約100年間における税務記録を徹底分析し、20世紀の同国における格差の長期的構造を浮き彫りにする。経済学者ピケティの出発点となり、『21世紀の資本』へと連なる記念碑的研究書。電子書籍版ではほぼすべての該当箇所に膨大な参照項目、原注や図表へのリンクを付しています。
  • 古今和歌集以後
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    1巻14,300円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「片桐古今」極まれり。これだけ独創的でこれだけ実証的な研究はない!細部を照らしながら全貌を浮き上がらせる、もっともオーソドックスで、もっとも斬新な古典研究の方法を開示。三代集・私家集・歌枕歌ことばなどの諸問題を網羅-今後のいかなる和歌研究もこの書を出発点にせざるをえない。
  • アルゴリズムトレードの道具箱 ──VBA、Python、トレードステーション、アミブローカーを使いこなすために
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    技術の進歩によって、今や平均的なトレーダーでもアイデアを低コストで簡単に実装できるようになった。これまで実現不可能と思われていたトレードシステムに新たな息吹が吹き込まれたわけである。自分のトレードアイデアをもとに最高のアルゴリズムを作成したいと思っているが、どこから始めればよいのか分からない人やプログラミングなどやったことがない人にとって、本書は完璧なコードを素早く簡単に書くための良い出発点になるだろう。 本書では、すぐに使える最新のさまざまな検証・トレーディングプラットフォームを紹介している。これらのプラットフォームを理解することで、理論から実践、さらに利益へとつながる知識とツールを手に入れることができる。実例をふんだんに使った説明、今日で最も人気のあるソフトウェアパッケージ、著者のライブラリーからのソースコード――これらのおかげで、あなたのオリジナルのトレードアイデアをプログラミング・評価・実装するのにプログラミング経験は一切必要ない。本書では数多くのトレードシステムを紹介しており、それらの多くはアイデアを「完成した」システムに変換させるものが多いが、自分のトレードシステムを本書で提供するツールを使ってどう構築していくかはあなた次第である。 本書をいつも手元に置き、折に触れて活用してもらいたい。本書は無限の成功を達成するためのアルゴリズムをたたき出す「頼りになるツールボックス」になるはずだ。本書の主な内容は以下のとおりである。 ●理論から実践へのスムーズな移行 ●本書で提供するソースコードとライブラリーによる完全トレードシステムの開発 ●いろいろなトレードシステムの長所と短所の評価 ●トレードステーション、トレーダーズスチューディオ、マルチチャート、エクセルなどのプラットフォームから最大限の力を引き出すためのアドバイスとプロからの助言 ●サンプルコード、キーワード、データアクセスを提供する便利な付録でアルゴリズム開発時間の短縮 本書のウェブサイトでは、最新のトレードステーションコード、エクセルスプレッドシート、指導用ビデオを見ることができる。ガイダンスで分からないところがあったり、アルゴリズムの実装方法で不明な点がある場合は、ぜひとも著者に直接連絡してもらいたい。 本書は、あなたのトレードアイデアがバックテストや最適化を行うに値するものがどうかが分かるだけでなく、あなたのトレードアイデアが素晴らしいシステムに生まれ変わることも可能である。 さあ、ぐずぐずとサイドラインに立っている場合ではない。 (*本書で紹介したトレーディングアルゴリズム、データ、検証プラットフォームのソースコードはすべてDL可能の特典付き)
  • 老子の新研究
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 紀元前6世紀に登場した思想家老子の思想を、荘子、荀子、韓非子などと比較して検討する。『道徳教』を詳細に読み、「道」に肉迫する。 【目次】 自序 序説 第一篇 老子についての私見の出發點 第一章 史記老子傳及び老子道徳經を讀んで與へられる印象について 第二章 原始道家思想と老子道徳經 第三章 老子とは何者か 第二篇 老子の成立 第一章 老子の成立と先秦・漢初の古書 一 序説 二 莊子の書と老子 三 荀子の書と老子 四 呂氏春秋と老子 五 韓非子の書と老子 六 管氏の書と老子 七 戰國策と老子 八 概括 第二章 道徳經の構成から見た老子及び老子の書 第三篇 道徳經の原形 序説 第一章 道徳經のテキストの變遷について 第二章 道徳經の構成要素の分析について 第三章 道徳經の正文とその國譯 第四篇 道徳經の思想 序説 第一章 道徳經そのものの説いてゐる思想のあるがままの姿について 第一節 道徳經に於ける説述のしかたとそれの説かうとするものとについて 第二節 「道」とは何か 第三節 「道」は如何にして確認されるか 第四節 「道」は如何にして萬物を發生するか 第五節 人間は如何にして「道」を體得して聖人となり得るか 第六節 道徳經の價値論 第二章 道徳經の思想の示唆的な意味について 附録 黄老から老莊及び道教へ――兩漢時代に於ける老子の學―― 索引 木村 英一 1906~1981年。中国哲学研究者。大阪大学名誉教授。京都帝国大学文学部支那哲学史卒。文学博士。 著書に、『法家思想の研究』『中国民衆の思想と文化』『中国的実在観の研究』『老子の新研究』『孔子と論語』『中国哲学の探究』など、 訳書に、『世界の大思想 第2期 第1 老子』(共訳)『中国古典文学大系 3 論語』(共訳)『論語 全訳注』『老子』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • アウグスティヌスの人間学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 4~5世紀にかけて活躍したローマ帝国時代のキリスト教の神学者、哲学者、説教者であるアウグスティヌスは人間をどう考えていたのか。その全貌に迫る。 【目次より】 序論 人間学的伝統の受容と変革 第一節 精神史的境位 第二節 新しい人間学の出発点 第三節 人間学的自覚の発展 第四節 新プラトン主義の人間学の影響 第五節 パウロの人間親の受容と解釈 第一部 アウグスティヌス人間学の形成過程 第一章 初期人間学の特質 第一節 哲学の主題としての魂の問題 第二節 人間の定義、理性と身体の理解 第三節 知的救済論とキリスト教的意識 第四節 回心と神への対向性 第二章 魂と身体 第一節 魂の不滅についての論証の問題 第二節 身体論(一) 感覚論の問題 第三節 身体論(二) 創造・受肉・復活 第四節 人間学的区分法の問題 第三章 理性と信仰 第一節 理性と信仰の問題と基礎経験 第二節 優位性の問題 第三節 神の像としての精神の知性的認識 第四章 超越 内面性の問題 第一節 哲学者の神とキリスト教信仰 第二節 悪の存在論的考察と実存の超越 第三節 アフェクトゥスの超越性 第四節 超越の道と命法 第五章 自由意志 第一節 自由意志に対する初期の解釈 第二節 自由意志と悪の問題 第三節 自由意志と神の恩恵 第二部 アウグスティヌス人間学の特質 第一章 「心」(cor)の概念 第一節 「不安な心」(cor inquietum)と頽落存在 第二節 心概念の実存史的考察 第二章 人間存在と時間 第一節 時間と歴史性 第二節 創造と時間の秩序 第三節 歴史と時間の秩序 第四節 救済史の問題 第五節 人間学的三段階説 第三章 社会的人間存在 第一節 キヴィタスの社会学的概念 第二節 キヴィタスの神学的・人間学的意義 第三節 キヴィタスと国家および教会との関連 第四節 キヴィタスと世代との転換 第四章 神の前に立つ人間 第一節 宗教的自覚の深化 第二節 「あなたの命じるものを与えたまえ」の意味 第三節 ローマ書第七章の解釈の転換 第五章 奴隷的意志の問題 第一節 アウグスティヌスからルターヘの継承 第二節 初期から中期にいたる奴隷的意志の展開 第三節 後期の「拘束された自由意志」の理解 第四節 自由意志と恩恵との関係の三類型 第五節 アウグスティヌスにおける弁証法的関係 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 金子 晴勇 1932年生まれ。倫理学者。聖学院大学客員教授。京都大学文学部卒。同大学院博士課程中退。文学博士。専攻は、キリスト教思想史専攻。 著書に、『ルターの人間学』(学士院賞)『対話的思考』『宗教改革の精神 ルターとエラスムスとの対決』『アウグスティヌスの人間学』『恥と良心』『ルターとその時代』『対話の構造』『近代自由思想の源流』『キリスト教倫理入門』『倫理学講義』『愛の秩序』『聖なるものの現象学 宗教現象学入門』『マックス・シェーラーの人間学』『ヨーロッパの思想文化』『人間学から見た霊性』『宗教改革者たちの信仰』『霊性の証言 ヨーロッパのプネウマ物語』『ヨーロッパ思想史 理性と信仰のダイナミズム』など、 訳書に、C.F.v.ヴァイツゼカー『科学の射程』(共訳)マルティン・ルター『生と死について 詩篇90篇講解』C.N. コックレン『キリスト教と古典文化 アウグストゥスからアウグスティヌスに至る思想と活動の研究』エラスムス『対話集』など多数。
  • ドイツ観念論の研究 絶対知の形成と成立
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 カント以後発生し、フィヒテ、シェリング、ヘーゲルへとつながる18世紀末から19世紀半ばにといたる哲学の一大潮流を読み解く。 【目次より】 まえがき 第一章 カントにおける人間の自由の問題――有限な理性とその自由 はじめに 感情・直覚・道徳 悟性・自由・道徳 統覚・自我・人格 行為・格率・道徳法則 世界・神・人間 第二章 初期フィヒテの知識学と自我の問題――絶対的自我と理念としての自我 全体の見通し シュルツェ批評における純粋自我と知性としての自我 『学者の使命』における目標としての純粋自我 人間的自我の理念としての純粋絶対的自我 知識学の出発点としての自我と終点としての自我 自我の理念から理念としての自我へ 自我の特性と知識学の課題 第三章 シェリング初期の思索とドイツ観念論の展開――所謂「ドイツ観念論最古の体系計画」の解釈 「ドイツ観念論最古の体系計画」――その解釈への試案 「ドイツ観念論最古の体系計画」――本文並びに注釈 シェリング初期の思索と当該体系計画 第四章 ヘーゲルにおける『精神現象学』以前の問題――一八〇〇年体系断片の背景とその射程 『精神現象学』の特性 本章の意図 有限な生から無限な生への昂揚 無限なものの反照としての有限なもの 人間の宗教性と宗教の実定性 六 有限なものの無限なものへの関係の形而上学的考察 第五章 イェーナ時代のヘーゲルに関する一考察――『フィヒテの哲学体系とシェリングの哲学体系との差別』をめぐって 本章のねらい 反省形式の問題 『一八〇〇年体系断片』 『ドイツ観念論最古の体系計画』の最近の解釈 反省形式へ 同一性と非同一性との同一性 理性・反省・悟性 哲学的反省 分裂と両断 第六章 ヘーゲルの哲学史と歴史哲学 一 ヘーゲルにおける哲学史の成立 二 イェーナ時代の哲学と哲学史 三 啓蒙思想とヘーゲル 四 イェーナ時代の精神の哲学と歴史 五 精神の世界 六 理念の展開と哲学史 七 精神の展開と世界史 八 時代精神と哲学 九 哲学史と世界史 十 残された問題 第七章 ヘーゲルの歴史観 見通し 主観的歴史と客観的歴史 哲学的世界史 世界精神の自己認識 世界精神と絶対的精神 絶対的過程の完結 絶対的過程と歴史主義 第八章 絶対知と絶対的なもの――フィヒテとイェーナ時代のシェリングとの裂け目 ドイツ観念論の哲学史的位置 絶対知の所在 フィヒテ・シェリング往復書翰から 茅野 良男 1925~2016年。大阪大学名誉教授。東京大学文学部哲学科卒業。文学博士(京都大学・論文博士)。専門は、ハイデッガー、ドイツ哲学。 著書に、『ディルタイ』『歴史のみかた』『実存主義入門』『弁証法入門』『哲学的人間学』『初期ハイデガーの哲学形』『認識論入門 こころを考える』『ドイツ観念論の研究』『ハイデガーにおける世界・時間・真理』『人類の知的遺産 75 ハイデッガー』『中期ハイデガーの思索と転回』など、 訳書に『現代ヨーロッパの精神的課題』ヤスパース(共訳)『曙光 ニーチェ全集 第7巻』 『ブルーノ シェリング 世界の名著 続9』『意志と表象としての世界 正編 3 ショーペンハウアー全集4』『生の哲学 ジンメル著作集 9』『講座現代の人間学 7 ガーダマー/フォーグラー編(共訳)『杣径ハイデッガー全集 第5巻』(共訳)『哲学入門 ハイデッガー全集 第27巻』(共訳)などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 〈無限〉の思惟 ニコラウス・クザーヌス研究
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 15世紀ドイツの思想家ニコラウス・クザーヌスの宗教哲学的思想の全体像を「無限の思惟」という独自な視点から把握し、その形而上学的思想の体系的な解明を試みたもの。〈docta ignorantia〉に立脚する「無限」の思惟としてクザーヌスの思想的全体像を構築する。 【目次より】 序 目次 序章 クザーヌスと〈無限〉の思惟 第一章 〈docta ignorantia〉の立場 第一節 クザーヌスと思惟の出発点 第二節 知と無知 第三節 無知からの思惟 第二章 〈docta ignorantia〉の論理 臆測の術」(ars coniecturalis)をめぐって 第一節 臆測(coniectura)について 第二節 「四つの一性」の思想 第三節 一性・他性・関与 むすび 第三章 「数学的なもの」の意味 第四章 神と世界の関係 序 第一節 無限なる神 第二節 世界の無限性 第三節 絶対と縮限 第四節 神・世界・個物 第五章 宇宙論の基礎 第六章 〈人間〉の問題 序 問題の所在と射程 第一節 「縮限的にして絶対的な最大」 第二節 humanitasからchristusへ 第三節 精神(mens)について むすび 第七章 精神と認識 付論 無限と宇宙 ルネサンス宇宙論の一側面 第一節 「閉じた世界」と「無限の宇宙」 第二節 クザーヌスにおける無限と宇宙 第三節 ブルーノの無限宇宙論 第四節 ルネサンス宇宙論の特質 参考文献 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 薗田 坦 1936-2016。哲学者・宗教学者。専門は西洋近世哲学史・宗教哲学。文学博士。京都大学名誉教授、仁愛大学名誉教授。 著書に、『〈無限〉の思惟 ニコラウス・クザーヌス研究』『クザーヌスと近世哲学』『親鸞他力の宗教 ドイツ講話集』『現代の人間と仏教 仏教への道』『無底と意志-形而上学 ヤーコプ・ベーメ研究』など。
  • ブッディスト・セオロジー 全五冊合本版
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    諸宗教の多元的共存は可能か? 「仏教の神学」に挑む連続講義! ※以下全5巻の合本版です。 1『聖なるもの 俗なるもの』 宗教という営みは何を目標としているのか? キリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教、そして仏教。異なる世界を出発点としながらも、その上に伝達可能で整合的な知の体系を構築することは、神学的方法論によって可能になる。「聖なるもの」を問う、仏教学第一人者の野心的な講義がはじまる! 2『マンダラという世界』 聖書、インド思想、近代哲学、そして仏教。明快に語りおろす「世界」の本質。いま、社会の急激な変化に対して、仏教のうたう「普遍的な悟り」は有効なのか? 死すべき自分が「他者」の存在を理解できるのか? 各宗教の「世界」把握の方法論をたどり、現代日本に求められる世界観の体系を解明する。 3『仏とは何か』 あらゆる宗教の根源存在である「聖なるもの」は、仏教においてどのような姿でイメージされたのか。儀礼をキーワードに、仏・菩薩と人間との関わりかたの具体的なプロセスを通じて、いよいよ仏の本質へと迫る。 4『空の実践』 仏教の中核思想「空」とは何か。自己否定とそれを通してのよみがえりという「空」の実践のプロセスから、実践行為としての仏教の本質を考究する、碩学渾身の思考。 5『ヨーガと浄土』 仏教を構造的に分析し、宗教の普遍的本質にせまる画期的シリーズ最終巻。縁起・空・マンダラなど仏教の伝統的概念を更新し、混沌の21世紀にこそ必須の思想として再生をはかる。碩学畢生の「セオロジー」がついにここに完結する。
  • 同時性の問題
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 哲学者であり禅の研究者でもあった著者が、キルケゴールの提起した「キリストとの同時性」を出発点に、宗教における時間の問題を主題として扱う。 【目次】 緒言 序説──現代世界と宗教 一 禅とキリスト教 二 解釈学的問題としての同時性の問題 三 キェルケゴールと道元における同時性の問題──「キリストとの同時性」と「同時成道」 四 ハイデッガーにおける時の問題──「有と時」と「時と有」 五 宗教的死と宗教的時──ハイデッガー・キェルケゴール・道元 (その一) (その二) (その三) 六 宗教における時の問題──田辺哲学への疑問 七 ハイデッガーにおける形而上学の問題と日本の哲学的伝統 付録 キェルケゴールにおける信仰と倫理 跋 東 専一郎 1915年生まれ。哲学者。関西大学教授。京都大学哲学科卒業。 著書に、『同時性の問題』、 訳書に、ハイデッガー『思惟の経験から』(共訳)などがある。
  • リジッド幾何学入門
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    リジッド幾何学は,代数幾何学の新たな研究分野であり,かつ数論や複素解析にまたがる横断的な分野でもある.出発点としては,非アルキメデス的付値体上で複素解析幾何学の類似物を作りたいという動機から始まった.理解のポイントになるテイト曲線,アフィノイド代数など基本概念を丁寧に説明する.本分野を解説した唯一の和書として貴重な書である.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 封建制社会の法的構造
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 刊行後30数年を経て、西欧封建制社会の権力構造研究の出発点である名著に、批判に応えた2論文と展望的なあとがきを加えた再版。 【目次より】 目次 一 封建制社会の法的構造 まえがき 第一章 序論 第一節 封建制の概念 第二節 封建制社会と国家樟力 第二章 本論 第一節 封建制社会の細胞 古典的グルントへルシャット 第二節 レーエン制による権力の組織化 第三節 国王権力の実力的基礎 第四節 王権の超越的性格 第五節 補論 グラーフの権力と大公の権力 第六節 封建制社会の崩壊 二 封建制をめぐる諸問題 第一節 グルントヘルシャフト細胞論 第二節 シャテルニー細胞論 第三節 十二世紀ルネサンス 第四節 フランス史学とドイツ史学 三 封建制社会をめぐる理論的諸問題 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 世良 晃志郎 1917~1989年。歴史学者。専攻は中世西洋法制史。東京帝国大学法学部卒業。東北大学名誉教授。 著書に、『西洋中世法の理念と現実』『法と権力の史的考察』『封建制社会の法的構造』『ヨーロッパ身分制社会の歴史と構造』『封建制成立史序説』『バイエルン部族法典』『歴史学方法論の諸問題』など、 訳書に、マックス・ウェーバー『支配の社会学 1 (経済と社会)』マックス・ウェーバー『支配の諸類型』マックス・ウェーバー『古ゲルマンの社会組織』マックス・ウェーバー『法社会学 (経済と社会)』マックス・ウェーバー『都市の類型学』フリッツ・ケルン『中世の法と国制』ハインリヒ・ミッタイス『ドイツ法制史概説』ハインリヒ・ミッタイス『ドイツ私法概説』などがある。
  • カント『道徳形而上学の基礎づけ』研究序説
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 18世紀の大哲学者カントが、善、悪、自由意志、義務、人格など、倫理が取り扱うべき需要課題を書いた『道徳形而上学の基礎づけ』。この重要著作をどのように読み解いていくべきなのか? 【目次】 はじめに 第一章 出発点としての「常識」 第二章 「定言的命法」の根本法式 第三章 第一導出法式 普遍的自然法則の法式 第四章 第二導出法式 目的それ自体の法式 第五章 第三導出法式 意志の自律の法式 第六章 「目的の王国」 「意志の自律」の「理念」から導かれるところの 第七章 三つの導出法式の統合と結語 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 戦国時代論
    4.0
    1巻5,500円 (税込)
    日本社会はいま歴史上戦国期いらいの大変動を経つつあるという.では,近代日本の出発点に位置づけられる戦国期とはどんな時代であったのか.民衆の台頭,国民国家の形成,民衆自身による強固な共同体としての村や町の成立,呪術的社会から合理的観念が支配する社会への移行など,転換期としての戦国社会の諸相を描き出す. ※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 複合国家イギリスの地域と紐帯
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    1巻5,500円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は16~18世紀という長期の視座を設け、そこからブリテンの複合国家を考察するものである。 その主題は: 第一に、本書は地域に視点を移して近世のブリテン諸島史を考察。 第二に、本書は、地域を出発点にしながらも、そこから複合国家のあり方を検討する。 第三に、本書は、地域の多様性を示すと同時に、複合国家ブリテンの統合過程で見られた特色を何点か提示する。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 近世ウェールズ史やスコットランド史を対象に「統合の中の独自性」「統合の中の重層性」を示す第一部。近世のアイルランド・イングラ ンド関係を通して「分裂のなかの紐帯模索」を提起する第二部。複合国家の紐帯がもつ多様な側面に光を当てた第三部。統合の「紐帯」は、16世紀から18世紀にかけて、どのように変遷し、王権や議会以外にも教育や軍隊、貿易活動などは、「紐帯」として、どのような役割を果たしたのであろうか。こうして、イギリスの構造を読者は深く知る事が可能となる ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 略目次 序 章 地域と紐帯から見る複合国家 (岩井 淳)  第Ⅰ部 近世のウェールズとスコットランド 第一章 ウェールズと合同―紐帯と地域連鎖 (岩井 淳) 第二章 ウェールズと宗教改革―ウェールズ語聖書の誕生 (山本信太郎) 第三章 ウェールズと議会―ウェールズ選出議員の特徴とその変化 (仲丸英起) 第四章 スコットランドにおけるブリテン人意識―複合アイデンティティScoto-Britannusの視点から (小林麻衣子) 第Ⅱ部 近世のアイルランド 第五章 アイルランド教会とイングランド国教会―チャールズ一世期の宗教統一構想 (那須 敬) 第六章 三王国戦争期のアイルランド ―プロテスタント複合国家イギリスとヨーロッパ・カトリック世界のはざま (山本 正) 第七章 アイルランド統治論における服従の諸相 ―ジョン・デイヴィスの自発的服従論と共通の法益という紐帯の創出 (竹澤祐丈) 第八章 アイルランドとウィリアム・ペティ―「政治体の解剖」と「政治算術」をめぐって (菅原秀二)  第Ⅲ部 複合国家の紐帯 第九章 複合国家と教育―イングランドの文法学校が果たした役割 (菅原未宇) 第一〇章 複合国家と軍隊―イギリス陸軍にみる諸地域間のつながりと相互作用 (辻本 諭) 第一一章 複合国家とアメリカ貿易―消費文化的一体性とブリテン帝国 (道重一郎)  終 章 「ブリテン史」のその先 (岩井 淳) あとがき (岩井 淳・道重一郎) 索 引
  • イノベーションの長期メカニズム―逆浸透膜の技術開発史
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    「産業形成につながる紆余曲折のある長いイノベーションのプロセスを、企業の利潤動機と市場競争の機能だけに還元して説明することは不可能であるように思える。なぜなら、不確実性の高いイノベーション活動へ資源配分を行うことの経済的根拠を、広く人々が納得するように、透明性をもってあらかじめ説明することは難しいと思われるからである。そうであるならば、収益圧力に晒される企業は、将来の収益を計算できないような新技術や新事業の開発活動を、最終的に産業が形成されるまで、どのようにして継続することができるのだろうか。つまり、『高い不確実性の下で新技術や新事業の開発が長期にわたって継続されるのはなぜなのか』。この問いが本書の出発点となる問いである。イノベーションを通じた産業形成を解明するには、この問いに答えなければならない。  この問いに基づいて本書では逆浸透膜開発の歴史を分析する。逆浸透膜とは様々な原水から真水を造るための半透膜である。その開発は、水不足という明確な社会課題の解決を目的として始まったものである。次節で説明するように、社会課題解決型技術の開発には特に高い不確実性が伴うことが多く、それを長期にわたって継続する過程において企業は、必然的に、様々な困難に直面することになる。それゆえ、社会課題解決型技術の開発に注目することによって、イノベーション活動の前に立ちはだかる数々の困難が克服される過程がより鮮明に描き出されると考えられる。」 ――序章より
  • リビア 戦争
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    2011年、カダフィはなぜ殺されたのか? 〝人道的介入〟の嘘を豊富な資料で解き明かす 大量破壊兵器の開発計画を放棄し欧米と和解していたはずのリビアの革命指導者ムアンマル・カダフィ。2011年、そのカダフィが〝アラブの春〟の反乱と欧米諸国の〝人道的介入〟を受け、残虐に殺害されるに至った背景には何があったのか。 本書は、カダフィが生まれ最期を遂げた地であるシルテを出発点に、豊富な資料を駆使して欧米の〝人道的介入/保護する責任〟の虚構を暴き、リビアに現在まで続く混乱をもたらしたNATOの軍事介入の本当の目的を明らかにする。 【目次】 はじめに リベラル帝国主義と新たなアフリカ争奪戦 第一章 シルテ―リビア独立の要石 第二章 シルテ―帝国主義の試金石 第三章 リビアの汎アフリカ主義とそれへの不満 第四章 アフリカに対する戦争―AFRICOM、NATO、人種差別 第五章 人道主義と緊急事態の創出 おわりに 余波―アフリカとの新しい戦争 【著者】 マクシミリアン・フォーテ カナダ・ケベック州モントリオールのコンコルディア大学社会・人類学部教授。大学では政治人類学を教えており、おもに帝国主義/ナショナリズム/(脱)グローバリゼーション/先住民族運動の理論と歴史を研究している。 山田文 英語翻訳者。英国の大学・大学院で社会政治思想を学ぶ。訳書にダレン・マクガーヴェイ『ポバティー・サファリ イギリス最下層の怒り』(集英社)、ヴィエト・タン・ウェン編『ザ・ディスプレイスト 難民作家18人の自分と家族の物語』(ポプラ社)、ムハマド・ユヌス『3つのゼロの世界 貧困0・失業0・CO2排出0の新たな経済』(早川書房)、J・D・ヴァンス『ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち』(共訳、光文社)などがある。
  • 明清文学の人びと(中国学芸叢書) 職業別文学誌
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 明清時代、文学の創作者・享受者の層は飛躍的に拡大すると同時に、作品にも実に様々な人びとが登場した。本書は、職業分化の進展したこの時代の文学を、身分・階層・職業別という独自の切り口で観察し、人びとと文学との関わりに焦点を当てる。著者は明末通俗文学の作者馮夢龍への関心を出発点に、白話小説を中心とする幅広い資料を探り、多様な視線が織りこまれた明清文学の魅力に迫る。作品の背景をなす社会の様相をも浮かび上がらせた文学的明清社会史ともいうべき、新しい文学史。 【目次より】 はじめに 一 本書の目的と構成 二 明清という時代 三 明清の文学 四 「俗」文学の時代 五 大衆化、大量化の時代 第一章 皇帝 一 「文」の主宰者としての皇帝 二 清代皇帝の文学 三 感傷的な皇帝像 四 遊ぶ皇帝 五 皇帝を描くリスク 六 皇帝に寄り添う影 宦官について 七 宦官のプラス面 八 文学作品中の宦官 第二章 受験生 一 読書人 二 士と庶 三 科挙の受験勉強 四 科挙の階段 五 試験場のありさま 六 合格すれば 七 科挙をめぐる小説 八 家庭教師のこと 第三章 官僚 一 科挙合格から 二 官僚の仕事 三 赴任途中の事故 四 官僚の身の危険 五 郷紳になる 第四章 農民 一 文学作品の中の農民 二 裁判文書に見える農民 三 農村の歌 四 農村の祭りと藝能 五 農民の物語 六 『紅楼夢』の農民 第五章 職人 一 文学の中の職人 二 工藝品の役割 三 玉職人の物語 四 園林を守る植木職人 五 歌の歌い手としての職人 第六章 商人 一 中国の士農工商 二 客商の場合 三 商人の伝記 四 詩を作る商人たち 五 中商人 六 小商人 第七章 医者 一 医者の地位 二 医者と文学 三 医者の詩、傳山の場合 四 小説に見える医者 五 『金瓶梅』の医者 六 笑話の中の医者 第八章 江湖の人々 一 江湖とは? 二 『水滸伝』 江湖の小説 三 小説の中の易者 四 旅藝人 第九章 奴僕 一 力を労する者 二 旅の道連れ 三 明末の奴変 四 阿寄の伝 五 奴僕の物語 六 悪しき奴僕 七 物語の中の婢 第十章 僧侶 一 明代の詩と仏教 二 清初における僧侶の詩 三 小説の中の僧侶 四 笑話の中の僧侶 五 破戒僧の肯定 参考文献 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 大木 康 1959年生まれ。中国文学・文化学者。東京大学東洋文化研究所教授。 東京大学文学部中国文学専攻卒、同大学博士課程単位取得退学。文学博士。専門は、明代の通俗文芸、出版文化、科挙制度と知識人。 著書に、『明末のはぐれ知識人』『不平の中国文学史』『中国明清時代の文学』『中国近世小説への招待』『中国遊里空間』『馮夢龍『山歌』の研究』『明末江南の出版文化』『原文で楽しむ明清文人の小品世界』『明清文学の人びと』『「史記」と「漢書」』 『中国明末のメディア革命』『冒襄と『影梅庵憶語』の研究』『蘇州花街散歩 山塘街の物語』『馮夢龍と明末俗文学』『明清江南社会文化史研究』など、 訳書に、彭見明『山の郵便配達』 『中国古典小説選12.笑林・笑賛・笑府他』『現代語訳 司馬遷 史記』(編訳)などがある。
  • ユング派分析家資格取得論文シリーズ 第2巻 個性化における「私」と「身体」 アニメ映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』と『イノセンス』の分析を通じて
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    私とは何か、私がいる現実とは何か……。映画監督・押井守がその作品を通して投げかけてくる問いを心理臨床実践に重ね合わせたとき、どのような地平が開けるのか。心理臨床の根本的な出発点となる「私」、そして「私」がこの世に身を置くための基盤となる「身体」を切り口として、押井の発言や作品を手がかりに、心理臨床の意味を問い直す。“ゴースト”のささやきにいかに耳を傾けることができるか、異色の心理臨床論。
  • スピンと軌道の電子論
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書のメインテーマは固体中の電子が織りなす電磁気的な物性であるので、第1章では、物質中の電磁気学の簡単な復習と第2量子化、線形応答などの理論的手法の導入を行う。 第2章では、孤立原子に局在した電子自由度の取り扱いや電子相関の起源となる電子間のCoulomb 相互作用について議論する。 第3章では、結晶の周期ポテンシャル中を運動するいわゆるBloch 電子に関する話題と電子状態を扱う際に便利な道具である(相互作用のない) Green関数や感受率の導入を行う。また、軌道運動に対する磁場効果についても議論する。 第4章では、さまざまな秩序を生み出す相互作用の起源について整理し、局在系と遍歴系の平均場近似による取り扱いと秩序下での励起について取り扱う。平均場近似は、多体効果を本格的に議論する際の出発点となるので、あまり軽視してはいけない。 第5章では、局在と遍歴の相互関係、両者のはざまで生じる物性について概観する。この章では多体問題に踏み込まざるを得ないが、あまり深入りはせず考え方の筋道を述べるようにした。 第6章では、電子のもつ自由度を統一的かつ包括的に取り扱う際に有用な概念である微視的多極子について議論する。特に、近年の重要な話題である反転対称性のない系におけるスピン軌道相互作用に関連する物性を取り扱う際に威力を発揮する拡張多極子の考え方についても紹介する。 第7章では、空間反転対称性の破れに関する話題を取り扱う。本編では触れられなかった補足事項については、付録でまとめて取り扱った。 基礎編 第1章 基礎事項 第2章 局在電子系 第3章 遍歴電子系 第4章 磁気秩序 応用編 第5章 遍歴と局在 第6章 微視的多極子 第7章 空間反転対称性の破れ 付録A 補足事項 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 可換環論入門
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    本書の目標は代数学と幾何学の間に橋を架けることである.加群の生成元や昇鎖律といった代数の概念とともに,空間上の関数環としての可換環という幾何学的なとらえ方についても詳しく述べる.その出発点となるのが零点定理であり,多様体の幾何学とその座標環の代数に密接な関係を与える.環と体の初歩を学んだ読者に勧める.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 新版  Q&A  非上場株式の評価と戦略的活用手法のすべて
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 法人資産税分野では非上場株式の評価が出発点となります。現在では、自社株評価は特殊領域ではなくなってきていること、事業承継対策においてポイントとなる自己株式の取得等や組織再編成、事業承継に係る資本政策スキームにおいて自社株評価について特に初期における税額シミュレーションの重大性が広く認識されています。 自社株評価は、類書にあるような計算事例だけでも、後付けで税務申告書を記載したり、その他税務諸手続をすることは確かに可能です。しかし、組織再編成や事業承継といったコンサルティング分野の領域においては、場合によっては税額が非常に多額に及ぶこともあるため、初期の段階で税額シミュレーションをし、クライアントに周知徹底すべき事項であり、そういった点において今後ますます重要性は高まると考えられます。 従来の類書であれば、「非上場株式の評価方法」といったように記載方法が列挙されていることが常で、その他周辺事例に、特に事業承継に絡めて真正面から取り上げられることはほとんどありませんでした。本書は類書に掲載されていない周辺実務にできるだけ焦点をあて、周辺解説を銘打ち、真に株価の周辺実務に耐えうる内容はこの1 冊で事足りるような構成となっています。 今回の新版にあたり、初版発刊以降の重要裁決・裁判例等々を精査し収録、解説を施し、さらに実務でも(場合によっては非常に)ニッチと考えられるような論点についてもかなり多く追加しています。 本書の大きな特徴は、以下の点に集約されます。 ・初級者から上級者まで幅広い読者のニーズにこたえるものを意識しています。 ・論点は上掲のとおり意図的にニッチな分野まで踏み込んで、特に網羅性を重視しています。 ・裁決・裁判例・判例についても網羅性を重視し、できるだけ実務上のヒントになるような汎用性のあるものを厳選して掲載しています。 ・苦手意識を持っている実務家が多いため表現はできるだけ平易に、また、随所に非常に簡単な「よくある」事例を組み込み具体的な取引をイメージしていただけるようにし、一方で実務上稀な事例についても上級者向けに汎用性のある取引を厳選し掲載しています。
  • 第三の支柱――コミュニティ再生の経済学
    3.0
    『フィナンシャル・タイムズ』紙ベストブック。「コミュニティのきわめて重要な役割を軽視し、市場と国家の表面的な効率性ばかりに集中してきたことによる弊害を分析した、すばらしい洞察だ。ラジャンは大胆かつ明晰に、なぜこの不均衡をすぐに修正する必要があるのかを明らかにしている」アマルティア・セン(1998年ノーベル経済学賞受賞者)「私の両親は大恐慌、ファシズムの台頭、第二次世界大戦を生きた。私はそれとは根本的に異なる仕方で組織された世界で生きていると考えてきた。しかし私は間違っていた。私たちはみな、この問題について今すぐに考え始める必要があるのだ。本書はその思考の出発点だ」ジェームズ・ロビンソン(シカゴ大学教授、『国家はなぜ衰退するのか』)「『第三の支柱』はいま最も差し迫った課題について、洞察に満ちた見通しを与えてくれる。本書が提示するのは、私たちすべてが進むべき道だ。経済がどう機能でき、どう機能すべきかに関心のあるあらゆる人の必読書だ」リンダ・ユー(『アダム・スミスはブレグジットを支持するか?』)「政策の世界と学問界を、これほど見事に結びつける経済学者はほとんどいない。世界経済の間違った方向を指摘して、一貫して正しい経済学者はさらに少ない。ラジャンによる大胆かつ独創的な提案によって、今日の民主主義の病弊についての議論は大きく前進し、新たな領域に入るだろう」ダニ・ロドリック(ハーヴァード大学教授、『グローバリゼーション・パラドクス』)「ラジャンがまたやってくれた。新鮮で、洞察に満ち、魅力的な本書は、今日最も重要で、壊滅的になりうる課題について明晰な考察を与えてくれる」モハメド・エラリアン(ケンブリッジ大学クイーンズカレッジ・プレジデント)「私たちが知っている民主主義を守る道を探し求めている、あらゆる人の必読書だ」ジャネット・イエレン(第15代連邦準備制度理事会議長)グローバリゼーションと、その社会的、政治的影響を俯瞰し、《国家》《市場》《コミュニティ》という三者が、その中でどのように相互作用し、バランスを失い、現在の危機につながっているのかを、壮大なスケールで描き、今後歩むべき道を「コミュニティの再生」に見出す、いま最も注目される経済学者のひとりによる提言の書。経済学者は自らの領域を市場と国家の関係と考えるが、それは近視眼的だけではなく、危険ですらあると、ラジャンは主張する。あらゆる経済学は現実の政治経済であり、あらゆる市場は人間関係、価値観、規範の網目に埋め込まれているからだ。著者は市場と市民社会の関係を再考し、社会に満ちつつある現場への絶望への処方箋として、包摂的ローカリズムを訴える。市場と国家からコミュニティへという大転換を、冷静な分析と温かい筆致で語った、もはや古典とも言えるベストセラー。
  • レイテ曙光新聞物語
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    1巻3,850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 鉄条網に囲まれた生活のなかで、ペンとインクと数枚の紙によって自らの証しともいうべき新聞が発行された。当時の読者と記者による新聞発行の苦労と苦難に耐え抜いた1つの集団の、戦後における出発点を再確認する精神の軌跡。

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  • Web APIテスト技法
    4.0
    煩雑なWeb APIのテストにも 品質とリスクを考慮した戦略・手法がある 本書は Mark Winteringham, "Testing Web APIs", Manning Publications 2022 の邦訳版です。 閉じた環境下にあるプログラムのテストなら、その戦略も手法も自ずと見えてくるもの。どこをどうテストすれば品質が上がり、全体にとってのリスクもある程度は把握できます。けれども、それが手の届かない外部に開いており、ある種のブラックボックス化された環境と接続せざるを得ない時、果たして、採用した戦略が正しいのでしょうか。また、正解ではなかった場合のリスクを見積もることは可能でしょうか。 本書ではプロダクトに対する品質とリスクの両面から、ケースバイケース案件として場当たり的なテスト戦略を見直し、Web APIにとって真に効果的なテスト手法の数々を紹介します。 初歩的な事柄から自動化へ。そしてそのいずれのフェーズにおいても品質向上とリスク算定を忘れないテスト技法を学習できます。 【目次】 第1部 Web APIテストの真価   第1章 Web APIをテストする理由と方法   第2章 テストの出発点   第3章 品質とリスク 第2部 テスト戦略立案のための基礎知識   第4章 API設計テスト   第5章 APIの探索テスト   第6章 Web APIテストの自動化   第7章 テスト戦略の確立と実現 第3部 テスト戦略の拡充   第8章 高度なWeb APIオートメーション   第9章 コントラクトテスト   第10章 パフォーマンステスト   第11章 セキュリティテスト   第12章 本番環境でのテスト 【著者について】 ・Mark Winteringham(マーク・ウィンターリングハム) テスター、ツールスミス、Ministry of TestingのCOO。BBC、Barclays、英国政府、トムソン・ロイター社などの幅広い分野で、受賞歴のあるプロジェクトにテストの専門知識を提供してきた10年以上の経験を持っています。 最新のリスクベースのテスト手法の提唱者であり、テストの自動化、行動駆動開発、探索的テスト技法についてチームを指導しています。 また、テストにおけるキャリアへの認識を高め、テスト教育を改善するコミュニティであるMinistry of Testingの共同設立者でもあります。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • 言語研究入門――生成文法を学ぶ人のために
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★こころと脳の仕組みを探る言語研究入門 人間の言語は脳に蓄えられた知識であると考える立場から、言語の性質や獲得、また、理解の仕組みなどをめぐるさまざまな問題をわかりやすく解説しました。 前半で生成文法理論の基礎となる考え方が紹介され、後半では進んだ研究の一端にも触れることができます。 各章末の練習問題と読書案内は、読者がさらに言語研究を深めるための手がかりです。 本書は、言語研究を通して、人間のこころの仕組みを探る研究へといざないます。 【目次】 第1章 こころを探る言語研究:なぜ言語を研究するのか? 1.こころを探る言語研究とは / 2.こころを探る有益な窓としての言語 / 3.おわりに 第2章 言語知識とは何か 1.無意識の知識 / 2.言語能力と言語運用 / 3.普遍文法と個別文法 第3章 文法の組み立て 1.文とは / 2.文法の組み立て / 3.最近のアプローチ 第4章 言語の音:音声学・音韻論1 1.音による言語使用 / 2.意味に貢献する音 / 3.言語音の区別 / 4.ヒトの言語音とサル 第5章 言語の音:音声学・音韻論2 1.音韻研究の出発点:「分節音」という単位 / 2.音韻研究の主要な問題 / 3.音節構造に関する普遍性と個別性 第6章 語を作る仕組み:形態論1 1.形態論 / 2.語形成における2つの主な仕組み / 3.複合語 / 4.派生語 / 5.右側主要部の規則 第7章 語を作る仕組み:形態論2 1.はじめに / 2.屈折と派生の区別 / 3.屈折の規則 / 4.派生の規則 第8章 文を作る仕組み:統語論1 1.句構造標識 / 2.句構造規則 / 3.構成素構造を調べるテスト / 4.句の構造の共通性 第9章 文を作る仕組み:統語論2 1.普遍文法と言語の多様性 / 2.普遍文法へのアプローチ1:個別文法で述べる規ニマリスト・プログラム / 2.動的文法理論 / 3.言語の脳科学 付録 言語研究の手立てと研究事例 1 コーパス言語学 1)はじめに / 2)コンピュータと言語研究 / 3)コーパスとは / 4)コーパスを用いた言語分析の実際 / 5)コーパス言語学とは 2 事例研究:動詞句削除現象 1)統語的分析とその問題点 / 2)意味的分析とその問題点 / 3)問題の解消 3 音の記号 1)発声につかう器官 / 2)アメリカ英語の母音の前後と高低の位置関係 / 3)子音の調音の位置と様式
  • 日本語活用体系の変遷 増訂版
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    1巻3,630円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 古代から現代に至る日本語活用体系の歴史的変遷を考え抜いた本。人間はそれぞれの時代に応じた効率のよい言語運用を無意識のうちに求めるが、それらは無意味で偶発的な変化ではない。意味をもった因果関係の連鎖として捉えることが出来る。素朴な疑問を出発点とし、根源的なテーマを掘り下げる。新たに、13・14章、付章を収録。
  • ベスト・オブ・イヨネスコ 授業/犀
    5.0
    〈この世界の「人間的条件の不条理性にたいする形而上的な苦悩の意味」の主題を、演劇固有の表現形式、つまり具体的な物、身体的な営為による視覚的イメージで提示しようとする試みに注目するマーチン・エスリンによって「不条理演劇」という呼称で括られた。この中で、より成功したのが、ベケットとイヨネスコの二人の作家だったと言えるだろう。前者は悲劇的に、後者は喜劇的に[…]その後の《新しい演劇》の作家たちに大きな影響を与えていった〉(本書「解説」より)。 女生徒に言語学を講じていた教授が意味不明すぎるほど錯乱してゆく「授業」、全体主義の滑稽さと恐怖を描きだす「犀」──ねじれる世界に笑いをとどろかす表題作のほか、不条理劇の出発点にしてパスティーシュの原点でもある「禿の女歌手」、前衛劇のモダン・クラシックである「椅子」、ロラン・バルトやブレヒトを皮肉る「アルマ即興」、僅かな言語に荒唐無稽なイメージあふれる「歩行訓練」の6作品を収録。 ベケットとともに不条理演劇の双璧をなすイヨネスコの、コミカルでグロテスクな名作集!
  • 特別養護老人ホーム
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 高齢者福祉施設シリーズの一つで特別養護老人ホームだけをテーマにしている。新ゴールドプランで目標値として掲げられた30万人分の整備は達成されつつあるが、介護保険制度導入後は介護老人福祉施設として位置づけられ、2000年は到達点ではなく新たな出発点となる。この背景のもと、新世紀に向けてその制度を問い直し、小規模の生活単位化された作例を中心に編集されている。実作資料25題。

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  • 経方医学——「傷寒・金匱」の理論と処方解説 1[電子版]
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    1~6巻3,520~5,060円 (税込)
    日本漢方・中医学を超える漢方医学の画期的な到達点。 『傷寒論』『金匱要略』の処方を独創的な視点で理論化し解説した「経方医学」シリーズの第1巻。経方医学とは,『傷寒論』の条文の背後にある生理・病理・薬理を臨床的見地から検討し直し再構築し,体系づけた理論。第1巻では,さまざまな処方の基本となる桂枝湯を中心に経方理論を展開する。 【目次】 緒論 経方医学の出発点 総論    人体の構造と機能  気の流れ  気の病理  腹診 処方解説    桂枝湯  四逆湯類  乾姜附子湯(白通湯)類  甘草乾姜湯・芍薬甘草湯・芍薬甘草附子湯 附録 【著者】 江部洋一郎 医師。江部医院院長・高雄病院名誉院長。1948年,生まれ。1972年,京都大学医学部卒業。1975年,京都・高雄病院勤務。1994年,高雄病院院長・江部医院開院。臨床的見地から『傷寒論』を独自に理論化した「経方医学」を提唱。 横田靜夫  
  • マネジメント・テキスト 人事管理入門(新装版)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、日本企業の人事制度づくりに様々な形で携わり、人事の現場を熟知した著者によるテキスト。2002年の刊行以来、制度の見直しに対応し、改訂を続け信頼を勝ち取りロングセラーとなっています。今回の新装版は、同一労働同一賃金などの最新のトピックスも網羅した2020年改訂の第3版を、内容をそのままに、読みやすいレイアウトと2色刷で提供するものです。 下記は本書のまえがきにある著者のメッセージです。 「本書は 2 つの思いをもって書かれている。ひとつは、人事管理は経営管理の一分野であるという視点に立った、「いまを知ることができる」標準的な教科書を書きたいという思いである。これまでも多くの人事管理の教科書が出版されているが、労働経済、労使関係あるいは社会学などの観点を重視する教科書が多かったように思うし、経営学の観点から書かれた教科書でも「いまを知る」という点では力不足であったように思う。  もうひとつは、本書を出発点にして、より専門的なことを勉強したり、研究したりするための標準的な教科書になればということとともに、これから企業で働く学生にも、いま企業で働いている人にも、人事管理の仕組みを理解するうえで役立つ教科書であってほしいという思いである。そこで、あまり理論的なことに偏らずに、もっぱら企業は何をねらって、どのような仕組みを作り、それがどのように機能しているのか、という人事管理の実際とその背景を知ってもらうことを心がけた。」
  • デリダ・感染する哲学 秘められた発生の問題
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 難解で知られるデリダ哲学。その出発点をフッサール現象学にさぐり、フッサールが歩みを止めた「時間」と「他者」の問題を引き継ぎ、その臨界点からさらなる思索を開始することで誕生した哲学者デリダの軌跡を追う、新鋭の意欲作。

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  • 人間の経済と資本の論理
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    1巻3,190円 (税込)
    【主要目次】 はしがき 第I部 人間の経済 第1章 経済の二つの意味――内在する共約不可能性 第2章 オイコノミア――エコノミーは家政術から始まった 第3章 ポリティカル・エコノミー――拡大する市場経済 第4章 富から価値へ――人間と自然から離床する経済 第II部 資本の論理 第5章 商品――資本主義社会の富の要素形態 第6章 資本――自己増殖する価値の運動体 第7章 再生産――経済成長の出発点 第8章 信用――資本家的生産の高度化 第9章 擬制資本――人間の経済の資本化 第III部 等身大の生活世界 第10章 人間と貨幣の脱資本化――商品世界から地域社会へ 第11章 自然の脱資本化――環境負荷を環境容量より小さくする 第12章 広義の経済学――生命系と地域主義 あとがき
  • ウェブマスター検定 公式テキスト 4級 2024・2025年版
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     本書ではこれから企業のウェブ担当者として活躍するために、次のようなウェブを使った集客技術をゼロから学ぶために必要な知識を体系立てて解説します。 ・ウェブがどのように生まれ、発展してきたのか? ・ウェブをどのように使えば企業の集客に使えるのか? ・ウェブサイトの仕組み ・ウェブページはどういう考えを持って作れば集客効果が生まれるのか? ・ウェブサイトを作るツールの種類 ・ウェブサイトを公開するまでの流れ  ウェブを使った集客技術をあらゆる層の人たちに身に付けてもらうための基礎知識を体系的に提供するとともに、ウェブという巨大なシステムの全体像を理解するためのロードマップを提供します。このロードマップにより、初学者にはウェブを使った集客を学ぶための出発点から終着点の道のりが見えてくるはずです。そして、現場で活躍している実務家は埋めるべき知識の空白がどこにあるのかが見えてくるはずです。

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  • 2024年版 司法試験・予備試験 逐条テキスト 5 商法
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●本電子書籍は、固定レイアウト型(フィックス型)で作成されております。 ●本書は、同名の紙媒体の出版物(紙書籍版)を底本として作成しているため、内容は、原則、紙書籍版印刷当時のものとなります。 ●ご購入前に必ず、当説明文末尾の【電子書籍版ご購入に際しての注意事項】をご確認ください。 司法試験合格に必要な条文・判例・通説などの知識を条文順に整理しました。 逐条別の構成と図表を多く用いた解説により、条文に関連した形で必要な知識を整理できます。 また本書は、試験制度変更以降、一段と重要度を増した論文式試験の対策に特に重点を置いて構成しています。 ★論文式試験の対策として、本文中に「論文マテリアル」を掲載しています。 論文式試験は、現場での思考が重視される試験ですが、論文を組み立てるためには、その前提として知っておくべき法体系、判例知識等があります。 すなわち、「事前に準備した知識+現場での思考(問題文のあてはめ)」によって、よい答案ができあがるのです。 本書では、ここで求められる事前知識を「論文マテリアル」として明示することによって、常に論文式試験を意識して学習を進めることができます。 ◆特長1 法律学習の出発点となる条文を軸に、条文に関連付けた形で頻出知識を整理しました。 ◆特長2 試験で出題が予想される判例を豊富に掲載しました。 ◆特長3 重要事項や頻出知識をビジュアルで理解できるよう、図や表、色文字を効果的に用いました。 ◆特長4 最新の令和5年司法試験・予備試験の論文式試験の出題実績を踏まえ、令和6年本試験の出題予想と学習のポイントを「論文合格ナビ」としてまとめました。 ◆特長5 論文式試験を解く際の基礎知識を「論文マテリアル」として本文中に明示しました。 【改訂内容】 *令和5年9月11日現在で、令和6年予備試験論文式試験までに施行が確実な法改正に対応 *令和5年実施の司法試験・予備試験の出題履歴を追加 *『令和4年度重要判例解説』(有斐閣)に取り上げられた判例を中心に、最新の判例を適宜追加 *出題傾向等にあわせて一部記載の見直し *用語索引の充実 【電子書籍版ご購入に際しての注意事項】 ●特典がある場合の利用期限は、紙書籍版の利用期限が適用されます。 ●構成および一部の表記について、紙書籍版と異なる場合があります。 ●紙書籍版とは色味が異なる可能性があります。また、フルカラーページや網掛けページがある場合には、モノクロ端末では見づらくなる可能性があります。ご購入前に、必ず、電子書籍版のサンプルにて表示状態をご確認ください。
  • CODE VERSION 2.0
    4.3
    サイバー法といえばレッシグと言わしめた『CODE』原書刊行から7年、 wikiを出発点とした待望の改訂版! 前著『CODE』では、「規制」とはなにか?「自由」とはなにか?誰が誰のために規制をするのか?そのときの責任は?など、まだネット規制が多くの人々にとって現実味がないところで、その実現性を議論し、そのあるべき姿― 民主的な価値を守るため、コードによるネット規制に不完全な部分を設けろという主張―で多くの論者を驚かせた。 それから7年(原書刊行より)。ネットをとりまく状況も変わってしまった。そしてよくも悪くも、人々もまた他人事ではいられないほど関心が高まっている。本書は、現在のネットの状況にあわせ、事例を一新した改訂版(Version2.0)である。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • 日本語書記史原論 〔補訂版〕 新装版
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    1巻3,080円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 書記テクストに反映された言語は歪んだ鏡像である |情報を蓄蔵した書記としての観点を欠いたままの解釈が通行したために、日本語史研究は出発点を誤った。古代からの書記様式の徹底的な解析から説き起こす本。テクストの捉え方を根源的に問い直し、これからの言語・文学研究に大幅な刷新を迫る、名著の新装、普及版(価格を大幅に下げました)。
  • 可換環論の様相 クルルの定理と正則局所環
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    1巻3,080円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、可換環論の発展の出発点となったクルルの定理(クルルの共通集合定理と単項イデアル定理,標高定理)や代数幾何学に関連の深い正則局所環に的を絞り,読者が自己充足的に読めるよう演習問題や,詳細な解答を掲載。 群・環・体を学んで少しイデアルに関心のある学生や,研究・実務で可換環論を活用する研究者・実務者に必携の書である。
  • 神の亡霊 近代という物語
    4.7
    責任ある主体として語りふるまう我々の近代は、なぜ殺したはずの神の輪郭をいつまでも経巡るか。臓器の所有、性のタブー、死まで縦横に論じ反響を呼んだ小会PR誌『UP』連載に、著者の思考の軌跡をふんだんに注として加筆した渾身の論考。すべてが混沌とする現代の問題に、自分で思考することを試みる。 【本書「はじめに」より】 神は死んだ。世界は人間自身が作っていると私たちは知り、世界は無根拠だと気づいてしまった。もはや、どこまで掘り下げても制度や秩序の正当化はできない。底なし沼だ。幾何学を考えるとよい。出発点をなす公理の正しさは証明できない。公理は信じられる他ない。どこかで思考を停止させ、有無を言わせぬ絶対零度の地平を近代以前には神が保証していた。だが、神はもういない。 進歩したとか新しいという意味で近代という表現は理解されやすい。だが、近代は古代や中世より進んだ時代でなく、ある特殊な思考枠である。科学という言葉も同様だ。科学的に証明されたと述べる時、迷信ではなく、真理だと了解する。しかし科学とは、ある特殊な知識体系であり、宗教や迷信あるいはイデオロギーと同じように社会的に生み出され、固有の機能を持つ認識枠である。科学的真理とは、科学のアプローチにとっての真理を意味するにすぎない。 人間はブラック・ボックスを次々とこじ開け、中に入る。だが、マトリョーシカ人形のように内部には他のブラック・ボックスがまた潜んでいる。「分割できないもの」を意味するギリシア語アトモスに由来する原子も今や最小の粒子でなくなった。より小さな単位に分解され、新しい素粒子が発見され続ける。いつか究極の単位に行き着くかどうかさえ不明だ。 内部探索を続けても最終原因には行き着けない。そこで人間が考え出したのは、最後の扉を開けた時、内部ではなく、外部につながっているという逆転の位相幾何学だった。この代表が神である。手を延ばしても届かない究極の原因と根拠がそこにある。正しさを証明する必要もなければ、疑うことさえ許されない外部が世界の把握を保証するというレトリックである。そして、神の死によって成立した近代でも、社会秩序を根拠づける外部は生み出され続ける。 このテーゼが本書の通奏低音をなす。虚構なき世界に人間は生きられない。自由・平等・人権・正義・普遍・合理性・真理……、近代を象徴するキーワードの背後に神の亡霊が漂う。表玄関に陣取る近代が経糸を紡ぐ。その間を神の亡霊が行きつ戻りつ、緯糸のモチーフを描く。 【主要目次】 はじめに 序 近代という社会装置 第1回 死の現象学 第2回 臓器移植と社会契約論 第3回 パンドラの箱を開けた近代 第4回 普遍的価値と相対主義 第5回 「べき論」の正体 第6回 近代の原罪 第7回 悟りの位相幾何学 第8回 開かれた社会の条件 第9回 堕胎に反対する本当の理由 第10回 自由・平等・友愛 第11回 主体と内部神話 最終回 真理という虚構 あとがき
  • 非上場株式評価チェックシート
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 法人資産税分野では非上場株式の評価が出発点となります。現在では、自社株評価は特殊領域ではなくなってきていること、事業承継対策においてポイントとなる自己株式の取得等や組織再編成、事業承継に係る資本政策プランニングにおいて自社株評価について、特に初期における税額シミュレーションの重大性が広く認識されています。 筆者はこれまで、「非上場株式の評価」について具体的なチェックシートを説明していませんでした。しかし多くの読者からのリクエストにこたえ、ここに具体的な記載方法について改めて説明していきます。また、過去の拙著と同様、随所でその他周辺事例を取り上げています。 なお、同族特殊関係者間の税務上の適正評価額の考え方等について本稿は一切主題としておりません。これらの考え方について参照されたい方は『新版Q&A 非上場株式の評価と戦略的活用手法のすべて』(ロギカ書房)をご活用ください。 本書の大きな特徴は、以下の点に集約されます。 ・初級者から上級者まで幅広い読者のニーズにこたえるものを意識しています。 ・論点は意図的にニッチな分野まで踏み込んで、特に網羅性を重視しています。そのため、類書では軽く扱っている記載についても誌面の許す限り詳細な解説をしています。 ・裁決・裁判例・判例についても網羅性を重視し、できるだけ実務上のヒントになるような汎用性のあるものを厳選して掲載しています。 ・評価は「不知・うっかり」で失念することが大半であり、苦手意識を持っている実務家が多いため表現はできるだけ平易に、また、随所に非常に簡単な「よくある」事例を組み込み、具体的な取引をイメージしていただけるようにしました。一方で、実務上稀な事例についても上級者向けに汎用性のある取引のみを厳選し掲載しています(この点に関しては論点の切り貼りと感じられる読者もいらっしゃることと存じますが、課税実務での多くの失敗は「不知・うっかり」によるものです。したがって、論点は誌面の許す限り掲載しました。しかしながら、リストリクテッド・ストックや国外転出時課税などは意図的に割愛し、あくまで「普段よく使う周辺課税実務」にこだわっています)。
  • 「ひきこもり当事者」の社会学――当事者研究×生きづらさ×当事者活動――
    5.0
    1巻3,080円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、「ひきこもり」の当事者活動へのフィールドワークを通して、「ひきこもり」を社会学的に考えると同時に、かつて「ひきこもり」を経験した著者自身の自己をも探求していく試みである。本書において著者は、自身の問題経験を出発点にした自分史と、フィールドワークで出会った人々との対話を通して、読者に対して「ひきこもり」についての新たな視角を提示しようとしている。
  • グローバル感染症 必携70疾患のプロファイル
    3.0
    1巻2,970円 (税込)
    “何か、おかしい。ひょっとしたら”、最初に接した臨床医のその疑いが出発点に―。 デング熱、MERS、鳥インフルエンザ、人食いバクテリア…人類を襲う輸入感染症や新興・再興感染症。 本書は、いつなんどき遭遇するかもしれない70疾患に対峙するための最新プロファイル集。 医療関係者はもちろん、感染症対策に立ち向かう全てのプロフェッショナルの一助となる1冊。 ◆プロファイルの特長 ・病原体、致死率、感染力、感染経路、症状など、感染症の病原体を探索するための「生きた疫学情報」 ・ヒトとの遭遇、日本で確認された症例の臨床経過も示し、「サインを見落とさない診断ポイント」解説 ・確定診断後の適切な治療、的確な予防のために必要な「予防策の基本と日進月歩の治療法」 <主な内容> 焦点◆韓国で拡大したMERSのその後/デング熱は2度目が恐ろしい/エボラ熱襲来への備えは万全か 解説◆医療関係者のためのワクチンガイドライン/感染症法の類型で異なる行政措置の範囲 疾患◆デング熱/劇症型溶血性レンサ球菌感染症(人食いバクテリア)/チクングニア熱/ウエストナイル熱/ MERS(中東呼吸器症候群)/ SARS(重症急性呼吸器症候群)/SFTS(重症熱性血小板減少症候群)/ハンタウイルス肺症候群/麻疹/ラッサ熱/黄熱/狂犬病/鳥インフルエンザ(H5N1、H7N9)/多剤耐性アシネトバクター/多剤耐性緑膿菌感染症/炭疽/腸チフス/レジオネラ菌/つつが虫病/睡眠病/梅毒/ほか、全70疾患【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
  • コンピュータでとく数学 ―データサイエンスのための統計・微分積分・線形代数―
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 Wolfram|Alpha,Python,R,Mathematicaをフル活用して,大学教養レベルの統計,微分積分,線形代数の全体像を把握する.学び直しにも最適な一冊. コンピュータ(Wolfram|Alpha,Python,R,Mathematica)を活用して,数学の学びの質を高めましょう. 本書の具体的な目標は,線形回帰分析を理解することです.そのために必要な微分積分と線形代数も学びます.微分積分は多変数の微分積分まで,線形代数は特異値分解までです.これで,大学教養レベルの数学はほぼ網羅できます. すべてが線形回帰分析につながるので,何の役に立つのかと疑うことはありません.面倒な計算はコンピュータにまかせるので,計算に迷い込んでしまうこともありません. 線形回帰分析はデータサイエンス(人工知能・機械学習)の出発点です.本書を読んで,データサイエンスにおいて必要とされる数学力とプログラミング力を身に付けましょう. 大学教養レベルの数学の全体像の把握,学び直しにも最適な一冊です. コードは全てウェブで公開されます. 第I部 入門 第1章 実行環境 第2章 数と変数 第3章 データ構造 第4章 可視化と方程式 第5章 論理式 第II部 統計 第6章 1次元のデータ 第7章 2次元のデータ 第8章 確率変数と確率分布 第9章 多次元の確率分布 第10章 推測統計 第11章 線形回帰分析 第III部 微分積分 第12章 関数の極限と連続性 第13章 微分 第14章 積分 第15章 多変数関数の微分積分 第IV部 線形代数 第16章 ベクトル 第17章 行列 第18章 ベクトル空間 第19章 固有値と固有ベクトル 第20章 特異値分解と擬似逆行列
  • 表現のエチカ 芸術の社会的な実践を考えるために
    -
    芸術家は、なぜ、自らの表現を発表することで社会に何かを知らせようとしたり、自らの表現を歴史化しようとするのか。 いまや世界中で一般的になっているインスタレーション、ミックスドメディア、パフォーマンス、インプロビゼーションなどの現代芸術特有の表現形態、さらにはトリエンナーレや芸術祭などのプロジェクト型の芸術活動なども、「行為の芸術」としてのインターメディアという考え方を基本にしている。いわゆる現代美術は、「行為の芸術」の社会実験としての役割を果たしてきた。だからこそ、政治、経済、科学技術、福祉あるいは環境とも関わらざるをえない。 本書は、「行為の芸術」としてのインターメディアを出発点として、「芸術とは何か」「芸術が存在する世界とは何か」という問いと向き合った論考である。とりわけ、同時代芸術で発揮されているさまざまな表現の実践を、エチカ=倫理の観点から論じる。
  • ゼネコン5.0―SDGs、DX時代の建設業の経営戦略
    3.3
    「技術があれば、仕事がくる」はもはや通用しない! 戦略を考えても仕方がない? ”横並び”だった業界に求められる変化と”勝ち筋”の考え方 「業界OS」のアップデートが求められる関係者待望の「経営戦略」の教科書 本書では、これまで業界・企業のあり方を左右してきた「業界OS」の議論が、 企業価値最大化に向けたアップデートの出発点となるように努めています。 【主要目次】 第1章 建設インフラ・建材業界の概観  ゼネコンの歴史と変遷  建設業界の構造  国内建設市場の成長性  国内と海外の違い  新たな技術 第2章 建設インフラ・建材業界の最新トピック  デジタルテクノロジー  SDGs、素材循環  ゼネコンの機能化(ソリューション提供への進出)  ストック・リニューアル 第3章 ゼネコンの抱える課題  よく耳にする「課題」  土木・建築の特徴  真の課題=わが国建設業界の「業界OS」  業界OSの副作用による「二重苦」  もう1つの論点:建設業界は本当に特殊なのか? 第4章 日本のゼネコンの戦略オプション  国内市場における戦略オプション  土木の戦略オプション  建築の戦略オプション  新規事業開発の戦略オプション 第5章 ゼネコンに対する処方箋  物流施設における事業戦略  フロントローディング  標準化  施工計画書作成の刷新  技術の棚卸  品質問題対応  古くなった「業界OS」の先へ コラム ゼネコンの文化・風土 ①建設業界は特殊な業界 コラム ゼネコンの文化・風土 ②全能型リーダーが部下を従える コラム ゼネコンの文化・風土 ③マネジメントの自前主義 コラム 製造業を知る ①建設業界人の製造業のイメージ コラム 製造業を知る ②製造業事例から建設業界の設計レベルを知る コラム 製造業を知る ③製造業の情報システム投資失敗事例を活用 コラム 土木現場訪問記
  • 2024年新法令基準対応版 司法試験・予備試験 逐条テキスト 2 民法
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●本電子書籍は、固定レイアウト型(フィックス型)で作成されております。 ●本書は、同名の紙媒体の出版物(紙書籍版)を底本として作成しているため、内容は、原則、紙書籍版印刷当時のものとなります。 ●ご購入前に必ず、当説明文末尾の【電子書籍版ご購入に際しての注意事項】をご確認ください。 司法試験合格に必要な条文・判例・通説などの知識を条文順に整理しました。 逐条別の構成と図表を多く用いた解説により、条文に関連した形で必要な知識を整理できます。 また本書は、試験制度変更以降、一段と重要度を増した論文式試験の対策に特に重点を置いて構成しています。 ★論文式試験の対策として、本文中に「論文マテリアル」を掲載しています。 論文式試験は、現場での思考が重視される試験ですが、論文を組み立てるためには、その前提として知っておくべき法体系、判例知識等があります。 すなわち、「事前に準備した知識+現場での思考(問題文のあてはめ)」によって、よい答案ができあがるのです。 本書では、ここで求められる事前知識を「論文マテリアル」として明示することによって、常に論文式試験を意識して学習を進めることができます。 ◆特長1 法律学習の出発点となる条文を軸に、条文に関連付けた形で頻出知識を整理しました。 ◆特長2 試験で出題が予想される判例を豊富に掲載しました。 ◆特長3 重要事項や頻出知識をビジュアルで理解できるよう、図や表、色文字を効果的に用いました。 ◆特長4 最新の令和5年司法試験・予備試験の論文式試験の出題実績を踏まえ、令和6年本試験の出題予想と学習のポイントを「論文合格ナビ」としてまとめました。 ◆特長5 論文式試験を解く際の基礎知識を「論文マテリアル」として本文中に明示しました。 【改訂内容】 令和6年司法試験および予備試験から、原則として、当該年(試験年)の1月1日現在において施行されている法令に基づいて出題されることとなるとの「出題に係る法令について」の変更が、令和5年11月29日に法務省ホームページに公開されました。 本書の「2024年版」は、上記公開前に本文内容を確定して刊行いたしましたので、「試験時に施行されている法令に基づいて出題する」との従前の基準に基づいて作成しておりました。 今回新たに刊行いたします本書「2024年新法令基準対応版」は、「2024年版」を令和6年1月1日基準に修正したもの、すなわち、令和6年1月2日から試験時に確実に施行されているとして「2024年版」に反映していた内容について、変更後の新法令基準に対応して修正を行ったものとなります。 【電子書籍版ご購入に際しての注意事項】 ●特典がある場合の利用期限は、紙書籍版の利用期限が適用されます。 ●構成および一部の表記について、紙書籍版と異なる場合があります。 ●紙書籍版とは色味が異なる可能性があります。また、フルカラーページや網掛けページがある場合には、モノクロ端末では見づらくなる可能性があります。ご購入前に、必ず、電子書籍版のサンプルにて表示状態をご確認ください。
  • 2024年版 司法試験・予備試験 逐条テキスト 2 民法
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●本電子書籍は、固定レイアウト型(フィックス型)で作成されております。 ●本書は、同名の紙媒体の出版物(紙書籍版)を底本として作成しているため、内容は、原則、紙書籍版印刷当時のものとなります。 ●ご購入前に必ず、当説明文末尾の【電子書籍版ご購入に際しての注意事項】をご確認ください。 司法試験合格に必要な条文・判例・通説などの知識を条文順に整理しました。 逐条別の構成と図表を多く用いた解説により、条文に関連した形で必要な知識を整理できます。 また本書は、試験制度変更以降、一段と重要度を増した論文式試験の対策に特に重点を置いて構成しています。 ★論文式試験の対策として、本文中に「論文マテリアル」を掲載しています。 論文式試験は、現場での思考が重視される試験ですが、論文を組み立てるためには、その前提として知っておくべき法体系、判例知識等があります。 すなわち、「事前に準備した知識+現場での思考(問題文のあてはめ)」によって、よい答案ができあがるのです。 本書では、ここで求められる事前知識を「論文マテリアル」として明示することによって、常に論文式試験を意識して学習を進めることができます。 ◆特長1 法律学習の出発点となる条文を軸に、条文に関連付けた形で頻出知識を整理しました。 ◆特長2 試験で出題が予想される判例を豊富に掲載しました。 ◆特長3 重要事項や頻出知識をビジュアルで理解できるよう、図や表、色文字を効果的に用いました。 ◆特長4 最新の令和5年司法試験・予備試験の論文式試験の出題実績を踏まえ、令和6年本試験の出題予想と学習のポイントを「論文合格ナビ」としてまとめました。 ◆特長5 論文式試験を解く際の基礎知識を「論文マテリアル」として本文中に明示しました。 【改訂内容】 *令和5年9月11日現在で、令和6年予備試験論文式試験までに施行が確実な法改正に対応 *令和5年実施の司法試験・予備試験の出題履歴を追加 *『令和4年度重要判例解説』(有斐閣)に取り上げられた判例を中心に、最新の判例を適宜追加 *出題傾向等にあわせて一部記載の見直し *用語索引の充実 *『民法判例百選』(有斐閣)の改訂にあわせて、百選ナンバーを修正 【電子書籍版ご購入に際しての注意事項】 ●特典がある場合の利用期限は、紙書籍版の利用期限が適用されます。 ●構成および一部の表記について、紙書籍版と異なる場合があります。 ●紙書籍版とは色味が異なる可能性があります。また、フルカラーページや網掛けページがある場合には、モノクロ端末では見づらくなる可能性があります。ご購入前に、必ず、電子書籍版のサンプルにて表示状態をご確認ください。
  • インタラクションデザインの教科書
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 “インタラクションデザイン”とは、製品やサービスを通じて、人々がどのように互いとつながり合うかをデザインすることです。対象がデジタルなものかアナログなものか、手に取ってみることができるものかどうかに関わらず、インタラクションデザインのテクニックを適用することで、人間同士のインタラクションがもっと豊かに、もっと深く、もっと優れたものになります。本書では、インタラクションデザインに関する概念だけでなく、具体的なアプローチや事例が多数紹介されています。既にインタラクションデザイナーとして活躍している人、単にインタラクションデザインに関心があるだけの人、(まだ)インタラクションデザインの意味すら知らない人など広範囲な読者に役立つ、新たなデザイン分野の教科書です。 ■CONTENTS Introduction:イントロダクション/Chapter 1:インタラクションデザインとは何か?/Chapter 2:出発点/Chapter 3:インタラクションデザインの基礎/Chapter 4:デザインリサーチとブレインストーミング/Chapter 5:インタラクションデザインの技術/Chapter 6:インターフェースデザインの基礎/Chapter 7:賢明なアプリケーションと巧妙な機器/Chapter 8:サービスのデザイン/Chapter 9:インタラクションデザインの未来/Epilogue:永遠なるデザイン ■著者 Dan Saffer(ダン・サファー)Adaptive Path のインタラクションデザイナー、インタラクションデザイン修士、インタラクションデザイン協会理事。米グラフィックアーツ協会、米インダストリアルデザイナー協会会員。2005年より、米国有数のデザインファームである Adaptive Path 社のインタラクションデザイナーとして活動。ウェブサイト、インタラクティブTVサービス、モバイル機器、ロボットナビゲーションシステムなど、幅広い製品のインタラクションデザイン牽引役として活躍中。主なクライアントは「Fortune 500(フォーチュン誌による企業番付)」に名が連なるような企業、政府機関、非営利団体、新興企業と多岐にわたっている。 ※著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
  • 全容解説GPT テキスト生成AIプロダクト構築への第一歩
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大規模言語モデルGPTの全体像を把握できる! ChatGPTの実行例やOpenAI API活用の基本コード、市場動向も解説 最新情報を加筆し、GPT-3.5/4に対応 >>これから知りたい人のためのGPT/Open APIスタートガイド<< GPT/Open APIを利用する前に押さえておきたい基礎知識を確認できる一冊! 本書のテーマは、大きく2つに分かれています。 1つはGPTの技術的な基本事項、もう1つはGPT拡大期の市場動向です。 本書の前半は、まず大規模言語モデルが登場した背景を確認し、 さらにGPT/OpenAI APIの技術要素の概要、これまでの経緯などを説明します。 この後、ChatGPTの章では、テキスト分類、固有表現認識、文章要約、テキスト生成の例を紹介。 OpenAI APIの章では、モデル選択、パラメータ調整、追加トレーニングなどを確認し、 さらにPythonやNode.js、Go言語による基本的な実装コードを見ていきます。 本書の後半は、GPT拡大期における、GPTのスタートアップ企業の事例、 グローバル企業の動向を取り上げます。 そして最後に、GPTのリスクと今後の動向について展望します。 「この本は、GPT言語モデルを理解し、OpenAI API上でアプリケーションを 構築する方法を学びたい実務者や開発者にとって、完璧な出発点となるものだ」 ──Peter Welinder(OpenAIプロダクト&パートナーシップ担当副社長) 【章構成】 第1章 大規模言語モデルの革命 第2章 ChatGPTの4つの実行例 第3章 OpenAI APIの機能と活用 第4章 GPTによる次世代スタートアップの拡大 第5章 GPTによる企業革新のネクストステップ 第6章 GPTのリスク 第7章 AIへのアクセスの"民主化"
  • 「戦前歴史学」のアリーナ 歴史家たちの一九三〇年代
    -
    戦後歴史学が批判すべき対象としていた「戦前」の歴史学について、その出発点を1930年代に生まれた新しい歴史学の潮流のなかに見出す。多様な歴史学が興隆するなか、そこで生まれた歴史学研究会と、それを牽引した歴史家たちがたどった戦中・戦後も射程に入れて、現代の歴史学が切りひらく視座を提示する。 〈「あとがき」(下村周太郎)より〉 企画が進む中で、私自身は1932年を問うことが、今を問うことと重なり合う感覚をしばしば覚えた。1932年は歴研が生まれた年であるが、……1932年に第一次世界大戦後の(第一次)「戦後」歴史学の到達点を見て取ることもできようし、第二次世界大戦前の「戦前」歴史学の出発点を見出すこともできる。……「戦後」は即時に認識できるが、「戦前」は事後にしか認識しえない。本書を読んでいると、戦前歴史学と戦後歴史学との断絶・相違だけでなく、両者間の連続・共通にも思いが至る。 【主要目次】 まえがき(加藤陽子) 1 一九三〇年代の歴史学の「刷新」と黎明期の『歴史学研究』(加藤陽子) コラム1 確かな「一隅」を築く試み(戸邉秀明) 2 「宮崎市定」の誕生――一九三〇年代の軌跡(井上文則) 3 一九三〇年代の歴史系学会と史学史ブーム(佐藤雄基) コラム2 昭史会の野郎ども(木下竜馬) 4 社会経済史学会の創立と一九三〇年代前後の社会経済史研究(馬場 哲) 5 戦前東洋史学の展開と歴史学研究会の創立者群像(小嶋茂稔) コラム3 一九三〇年代の『歴史学研究』にみる地方郷土史家へのまなざし(古畑侑亮) 6 歴史学研究会と二つの皇国史観――平泉澄・吉田三郎を中心に(昆野伸幸) コラム4 「戦前歴史学」における軍事史・戦争史研究の一側面――原種行の研究を例に(三澤拓弥) 7 両大戦間期フランス歴史学界における危機と刷新――L.フェーヴルの視点から(舘 葉月) コラム5 黎明期の西洋史部会――その課題と取り組み(十川雅浩) 8 「左派外交史学」の曙光――一九三〇年代日本のマルクス主義史家たち(前田亮介) あとがき(下村周太郎)
  • 力学I(新装版) 質点・剛体の力学
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 あらゆる物理学の基礎であり、出発点であるといえる「力学」を、「行間が埋め尽くされた」とも評される著者一流の懇切、ていねいな記述でじっくりと説いていく。その色あせない魅力は、1973年の初版刊行以来、およそ半世紀後の今日でも、変わらず多くの読者に迎えられ続けていることがよく示しているだろう。 このたびの「新装版」では、図版をより魅力的なものにあらためるなど、いっそうの読みやすさへの工夫をほどこした。 全二巻の第1巻目となる本書では、質点の力学、質点系と剛体の力学を扱った。
  • 福永武彦 電子全集1 「草の花」体験、福永武彦の出発
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    福永の出世作『草の花』を中心に、初めて単行本化された短篇集『塔』、学生時代に書かれた書簡など、作家・福永武彦の出発点とも言える、貴重な初期作品を完全収録。 第一高等学校3年、18歳の福永が「校友會雑誌」第355号に発表した「かにかくに」、肺病治療のため入院していた清瀬の療養所で、1949~1950年にかけて書かれた「慰霊歌」の収録2篇は、戦後に書かれた最も美しい青春小説のひとつ『草の花』(初刊版と決定版2種を収録)の原型となった作品。 収録した関連作品の中で、詩篇「戸田の春」と冊子「平野和夫君を偲びて」収録の俳句2句は、単行本、全集等未収録の貴重なもので、随筆「病者の心」は、療入所中に自身の心の推理変転を具体的に描き、『草の花』冒頭の章「冬」に繋がっていく重要作品である。 また、『草の花』「冬」の章と同じ精神的風土を表出し、福永自ら「小品」と呼ぶ4作「晩春記」、「旅への誘い」、「鴉のいる風景」、「夕焼雲」も併録。 一方、1948年に福永初の単行本と初刊が発売された『塔』からは、詩の精神を小説に定着させようとした実験的小説「塔」、「雨」、「めたもるふぉおず」を、初刊版と決定版の2種を収録。 作家・福永武彦の“文学の嚆矢”を理解する上で絶対欠かせない、ファンはもちろん、研究者も必見の第1巻である。 この作品の容量は、32.7MB(校正データ時の数値)です。 ※この作品はカラー写真が含まれます。
  • 工学系の基礎力学 公式の意味を知る
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 工学部の初学年向けに行ってきた、著者の長年の講義経験に基づいて執筆された力学の教科書・参考書。本書の特徴は以下の通りである。 ●章のはじめに「学習目標」と「キーワード」、章末問題の前に「まとめ」を設けた。 ●出発点を、用語の意味が理解できることと、力の図示ができるところからはじめた。 ●数学的な取扱いの説明に関しては、本文中において初出のところで基本からていねいに解説し、必要最小限の数学にとどめた。 ●式展開はできるだけ式変形が理解できるように段階的に行い、その本質を説明する図および解説を併記して理解しやすいようにした。 ●例題は、本文を理解するために必要な基本的なものを選んだ。 ●類題には、現実的な数値で計算を行う問題も取り入れて、実際の物理量を単位と共に実感できるようにした。 ●章末問題は、例題や類題に収まりきらないが一度は解いておくべき問題の他、腕試しができるように少し高度な問題も含めた。
  • 地域の素材から立ち現れる建築 2017年度日本建築学会設計競技優秀作品集
    -
    1巻2,750円 (税込)
    1952年から開催されてきた「日本建築学会設計競技」の2017年度の課題は「地域の素材から立ち現れる建築」。この課題では,いったん地域の伝統という縛りから少し距離を置き,自由に「もの」としての素材に集中してみることにした。建築を考える出発点として地域の素材を位置付け,そこから導き出される建築の姿を提案する。応募総数312作品の中から審査を経て入選した70の優秀作品を,講評とともに掲載。

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  • 宇沢弘文の経済学--社会的共通資本の論理
    3.8
    ・行動する経済学者、最後の書。 「本書には、先生の著作をほぼすべて読破している筆者にさえ新鮮な論考がふんだんに収められている。したがって、これまでに先生の著作をいくつか読んだ読者にも新しい発見のある一冊となるだろう。もちろん、初めて読む読者には、先生の経済学を知るうえで最適の一冊である」(小島寛之)。 2014年惜しまれてなくなった行動する経済学者、宇沢弘文氏。その評価は没後高まるばかりです。競争に疲弊した日本人は社会のあり方について問い直す機会が増えているのではないでしょうか。宇沢氏の出発点は社会的弱者への思いでした。宇沢氏は、自動車の社会的費用、ヴェブレン、地球温暖化、医療、教育、都市など様々なテーマについて発言してきました。一見拡散していると思われるこれらのテーマが、実は、社会的共通資本というキーワードに即して整理できることを総括して示したのが本書です。宇沢氏の世界観が凝縮された、宇沢氏に関心を持った方にとって格好の入門書です。エピソードも交えて綴った小島寛之氏の解説で、宇沢氏が何を考えて行動していたのかを理解できます。
  • アジアから世界を動かす秘密結社 「幇」と「墨子思想」のすべて
    -
    1巻2,688円 (税込)
    トウ小平、江沢民、習近平の裏面にいまなお働き続ける超パワーの源 フリーメーソン、イルミナティとの決定的な違いも洞察 30年の密着取材で「幇」の本質に肉薄した唯一の本! 十大幇規、十戒、十要謹尊――。 三十の掟を持つ青幇。 古来、青幇は「十戒」に反した者は無条件で死刑となった。  桃園、瓦崗塞、梁山泊――。 洪門に共通するのは、「義」という言葉。 同じ山の洪門であれば、家族と同じで一心同体。 世界最古にして最大・最強の組織『青幇』と『洪門』 二つの組織に共通した墨子の思想。 雨ニモマケズ――。 宮沢賢治の詩に隠された墨子思想との意外な共通点。 知られざる秘密結社「幇」の真実がいま、解き明かされる。 幇は無数に存在する。 メンバーは秘密であることが普通だ。 そんな無数に存在する幇の中に、ひときわ巨大で、各段に秘密の存在がある。 世界でいちばん古く、世界でいちばん大きく、そして強く厳しい組織。 それが「青幇」と「洪門」である。 インターポール、アメリカFBIなどによって捻じ曲げられた青幇の実態。 現在の中国を動かす人物に共通する巨大組織の洪門の影。 二大秘密結社の出発点から現在の活動までを網羅――。 そして「青幇」と「洪門」に共通して見られる墨子思想とは? 激動の時代にあって変化をよぎなくされながらも、 いまなお強大な影響力を持つ理由は、その徹底した哲学にあった。

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  • 創作折り紙 ひらめきを形にする方法:造形の着想・具体化・展開
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2022年8月刊『創作折り紙 発想と技法』のテーマを展開した第二弾。 今回は、創作折り紙の出発点となる「考え方」をテーマに構成。 見立てやディテールの加減、折り方に変化をつけて作品をより高度化する技などを、実際に作品を折りながら紹介します。 「見立てる」では「何かに見える」からスタートします。伝承基本形や幾何学的な折りパターン、簡単な折りなど、折った紙が何かに見えることがあり、そこを出発点にして発想していきます。 作品例)セイウチ、タヌキほか 「変える」では、同じテーマの作品を進化させたり、別の作品として変化させていきます。 作品例)サカナ→シマアジ、ペンギン→高度なペンギンほか 「減らす」では、減らせないところ(残すべきところ)がどこなのかを考えることが大切になります。造形に不要なものを見極め、表現をそぎ落としていくことで、折りやすく見栄えのいい新作が生まれます。 作品例)オオハシ、砂時計のオブジェほか 「加える」では、ちょっとした味付けや特徴的な要素を加えたり、複数の紙で折ることが多い作品を、あえて1枚で折ってみます。 作品例)カモノハシ、シャチホコほか
  • PUBLIC DIGITAL(パブリック・デジタル)――巨大な官僚制組織をシンプルで機敏なデジタル組織に変えるには
    4.5
    シンプルで、速くて、ムダのない政府をつくるには 政府・公共機関など旧来型大組織のデジタル化はどうすればうまくいくのか。各国が模倣するイギリス政府のDXを担った特命チームGDSの中心人物らが、実践に基づき「デジタル組織のつくり方」を語る。 (本書の特徴) ・政府など旧来型大組織のデジタル化を実現するための組織論 ・イギリスを電子政府ランキング1位にした「GDS」の知見を公開 ・チームの作り方、仕事の進め方、成果の示し方など幅広く言及 お役所の仕事は複雑で、時間がかかり、画一的で、しばしば正確でない−−。インターネットが世界を変え、シンプルで速くて廉価なサービスが広がる中、デジタル化に出遅れた政府・公共機関の仕事はしばしば人々の不信や苛立ちの対象となってきた。もはや限界は近い。長年の機能不全と無駄遣いをデジタル化によって変革し、政府への信頼を回復することは、まさに緊急の課題となっている。だが、古くて巨大で動きの遅い官僚制組織を、どうすれば変えられるのだろう? 本書は電子政府の先進事例として世界各国で注目・模倣されるイギリス政府のデジタル化を担った特命チームGDS(政府デジタルサービス)の経験をもとに、旧来型組織の中でDXを進める上でのポイントを具体的に解説する。チームの立ち上げ、人選、仕事のやり方、最初にするべきこと、成果の示し方、引き継ぎ方など、扱うテーマは幅広い。成功と失敗の経験に基づくアドバイスは、政府はもちろん多くの巨大組織におけるデジタル化の指針となるだろう。 (構成) プロローグ 第1章 試練のとき 第2章 なぜ変革が必要なのか 第3章 始める前に 第4章 出発点を決める 第5章 最初のチーム 第6章 地固め 第7章 信用を築く 第8章 議論を制する 第9章 従来のやり方に立ち返る 第10章 数字を把握する 第11章 画一化ではなく一貫性を 第12章 基準を設定する 第13章 リーダーを見つける 第14章 次の展開 第15章 バトンタッチを成功させる エピローグ
  • OPUS 《完全版》
    完結
    5.0
    全1巻2,640円 (税込)
    連載漫画『Resonance』の佳境を迎えた漫画家・永井力は、悩んだ末に主人公リンの死をもって物語を締めくくることとした。 だが、原稿用紙の奥から姿を現したリンにその原稿を奪われ、力自身もみずからの描いた漫画の世界へと引きずり込まれてしまう。 そこで出会ったヒロイン サトコとともに、自分の考えた設定に翻弄されながらも謎の超能力者「仮面」と戦う力。 作者にあらがう登場人物たち。 やがて力にとっての現実世界と作中世界の境界線が崩れてゆく中で、力は「作者は作中世界の神たりうるのか」を自問するのだった---。 隔週誌「コミックガイズ」で、1995~96年にかけて連載された長編漫画『OPUS』。 アニメに専念するようになる直前の時期に書かれた、「漫画家としての今 敏」の集大成であり、 後年の映画で追及される「現実と虚構」のテーマの出発点ともなった作品ですが、掲載誌の休刊にともない未完のまま終わりました。 しかし、2010年の作者急逝の後に“幻の最終回”の原稿が発見され、徳間書店より上・下巻で単行本が刊行されました。 本書は、単行本の巻末に今監督の全作品を手掛けたプロデューサー・丸山正雄氏のインタビューなど新規要素も併録し、 1冊にまとめた《完全版》となります。
  • 小説 曲直瀬道三―乱世を医やす人
    -
    信長、秀吉、光秀の命を預かり、家康に医術を授けた名医がいた。 誰もが知りたかったその生涯がついに長編化!  いつ寝首を掻かれるかしれない戦国の世である。敵の大将を診ている医者に身を預ける行為は危険極まりないはずであった。しかし、多くの武将らが曲直瀬道三を頼ったという。  織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三傑をはじめ、天皇、足利将軍のほか、毛利元就、細川晴元、明智光秀、さらには千利休などが軒並み列挙される。よほど医術に長け、さらに人間的に信頼されていたにちがいない。  わたしは医学・薬学の世界を執筆の分野と決めて、日本の医学史を紐解くうち曲直瀬道三に出会った。患者を診察し、病態をつかみ、薬を処方するという、今日行なわれている、この当たり前の医療を実践、体系化したのが道三だった。その上、初めての民間医学校を建設、多数の門人を育てている。  市井の人々から多くの武将まで、わけへだてなく診た曲直瀬道三という医者は一体何者なのか。わたしはその生涯に深く興味を持った。それが本書を執筆する出発点だった。 (「あとがき」より)
  • アントレプレナーの教科書[新装版]
    3.4
    リーンスタートアップ革命の出発点となった起業の必携書! 起業家の必読書として世界中で読まれている『アントレプレナーの教科書』が新装版として登場!原著者が加筆を重ねた内容を8年ぶりの新装版で反映しました。全面改訂された起業に役立つ「参考文献」は、最近の話題書籍も数多く取り上げられており、今のビジネスシーンにも結びつきやすくなっています。訳についても大幅に見直し、より読みやすくなりました。 大多数のスタートアップが、革新的な製品を作りながらも、ニーズに応えられずに倒産してしまいます。その原因は製品開発のみに集中し、市場づくりを怠っていることにあるのです。本書では新規事業の典型的な失敗パターンを回避し、大企業へと成長するためのマーケティング手法を提唱。スタートアップのHow toをステップバイステップで詳細に解説しており、リーンスタートアップ・ムーブメントの出発点ともされています。 スタートアップ起業家だけでなく、会社内の新規事業立ち上げ関係者にもおすすめする、必読の一冊です。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • 2024年版 司法試験・予備試験 逐条テキスト 1 憲法
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●本電子書籍は、固定レイアウト型(フィックス型)で作成されております。 ●本書は、同名の紙媒体の出版物(紙書籍版)を底本として作成しているため、内容は、原則、紙書籍版印刷当時のものとなります。 ●ご購入前に必ず、当説明文末尾の【電子書籍版ご購入に際しての注意事項】をご確認ください。 司法試験合格に必要な条文・判例・通説などの知識を条文順に整理しました。 逐条別の構成と図表を多く用いた解説により、条文に関連した形で必要な知識を整理できます。 また本書は、試験制度変更以降、一段と重要度を増した論文式試験の対策に特に重点を置いて構成しています。 ★論文式試験の対策として、本文中に「論文マテリアル」を掲載しています。 論文式試験は、現場での思考が重視される試験ですが、論文を組み立てるためには、その前提として知っておくべき法体系、判例知識等があります。 すなわち、「事前に準備した知識+現場での思考(問題文のあてはめ)」によって、よい答案ができあがるのです。 本書では、ここで求められる事前知識を「論文マテリアル」として明示することによって、常に論文式試験を意識して学習を進めることができます。 ◆特長1 法律学習の出発点となる条文を軸に、条文に関連付けた形で頻出知識を整理しました。 ◆特長2 試験で出題が予想される判例を豊富に掲載しました。 ◆特長3 重要事項や頻出知識をビジュアルで理解できるよう、図や表、色文字を効果的に用いました。 ◆特長4 最新の令和5年司法試験・予備試験の論文式試験の出題実績を踏まえ、令和6年本試験の出題予想と学習のポイントを「論文合格ナビ」としてまとめました。 ◆特長5 論文式試験を解く際の基礎知識を「論文マテリアル」として本文中に明示しました。 【改訂内容】 *令和5年9月11日現在で、令和6年予備試験論文式試験までに施行が確実な法改正に対応 *令和5年実施の司法試験・予備試験の出題履歴を追加 *『令和4年度重要判例解説』(有斐閣)に取り上げられた判例を中心に、最新の判例を適宜追加 *出題傾向等にあわせて一部記載の見直し *用語索引の充実 【電子書籍版ご購入に際しての注意事項】 ●特典がある場合の利用期限は、紙書籍版の利用期限が適用されます。 ●構成および一部の表記について、紙書籍版と異なる場合があります。 ●紙書籍版とは色味が異なる可能性があります。また、フルカラーページや網掛けページがある場合には、モノクロ端末では見づらくなる可能性があります。ご購入前に、必ず、電子書籍版のサンプルにて表示状態をご確認ください。
  • 実践ピープルアナリティクス 人材と組織を理解するための道具箱
    4.0
    【内容紹介】  近年、企業においては人材の採用や育成、退職、あるいは組織状況の改善に至るまで、企業ではたらく「人々」に関する様々な問題を解決するために、「データ」を活用しようという意欲や活動が活発化している。このような取り組みは「ピープルアナリティクス」と呼ばれるが、本書はそれを推進するための方法論を具体化した”これまでとは異なる”推進の考え方やノウハウを凝縮した実践の書である。    人材と組織は、人間の人生や思惑が複雑に絡み合う、多様で変化に富む、それでいて重厚で深甚な存在でもある。その諸問題を数値として表現されるデータ「だけ」で全てどうにかしようというのもなかなか難しい。  本書では数値で表現されるデータ以外のデータも活用できることを目指して、既存のアプローチを補強する形で数値以外のデータの活用についても整理を行い、ピープルアナリティクスをより「実践的」に「役立つ」方法論に仕立て上げたいと考え、二つの思いを込めた。  一つは、「活用できるものは何でも活用したい」という思いである。人材と組織は複雑で、絶えず変化する。そして、相手は人間であるために、慎重かつ丁寧な判断が求められる。そうした中で、職場の問題の解決を急ぐのであれば、数値のデータの活用だけに留まらず、使える情報は全て活用した方が良いという考え方である。  もう一つ、「誰でもできる取り組みでありたい」という思いもある。ピープルアナリティクスは、これまで人事部門が取り組むべきものとして、論じられることが多かった。人材と組織のデータは人事部門に集まってきやすく、その成長や変化に責任を持っているからこそであろう。一方で、人材と組織により良い変化を望む人は人事部門だけではない。組織のリーダーや一人の社員であっても、その変化を願ってやまない人々は大勢想定される。そうした人々でも取り組める可能性を切り開くことも、重要だと考えている。ピープルアナリティクスは、人事部門だけの特権ではなく、人材と組織について深く理解し、少しでもよくしたいと考えている全ての人にとって大事な方法論になる可能性もある。  本書の各章をご覧いただきながら、「こんなデータ収集や分析の方法もあるのか」「これは実務できるかも、やってみたい」との思いを手始めに、実践に向けた行動に移してみていただけたら幸いだ。 【目次】 はじめに 第1章 ピープルアナリティクスの定義    1-1:ピープルアナリティクスの定義    1-2:分析の四段階    1-3: 苦悩や困難    1-4:理解と実装    1-5:「理解」のための質的アプローチ    1-6:ピープルアナリティクスの再定義    コラム:「実装」の内実と推進上のポイント 第2章 データ収集の考え方    2-1:量的データの特徴    2-2:「サーベイ」の重要性    2-3:質的データの特徴    2-4:収集方法の使い分けの観点    2-5:出発点となるよい「問い」の立て方    2-6:データ収集を通じて「寄り添う」    コラム:ピープルアナリティクスは「部外者」か? 第3章 量的アプローチ    3-1:サーベイの実践    3-2:既存尺度の探し方    3-3:量的なデータ分析の手法    コラム:ピープルアナリティクスで利用するその他の分析手法 第4章 質的アプローチ    4-1:質的アプローチのメリット・デメリット    4-2:聴く:インタビューの概要    4-3:観る:観察調査の概要    4-4:質的データの分析    コラム:人材と組織に関するデータ利活用の原則、管理 第5章 ピープルアナリティクスの実践例    5-1:事例1)採用基準の見直し    5-2:事例2)社員の離職防止    5-3:事例3)研修の効果測定    5-4:事例4)エンゲイジメント向上    コラム:ピープルアナリティクスの「権力性」 第6章 ピープルアナリティクスの組織化    6-1:なぜ組織的な推進が必要なのか    6-2:組織化のための論点    6-3:組織の成長のために    6-4:「役立つ」ことの両義性    コラム:「科学的人事」の再解釈 おわりに [付録1]様々なサーベイの回答方法 [付録2]人事データ利活用原則
  • 河合雅雄著作集1 動物社会学への旅立ち
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    1~13巻2,552~3,091円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 動物社会学への出発点となった「飼いウサギ」と、マウンテンゴリラの生態を追う動物学者のユーモラスで知的発見にみちた調査苦闘記『ゴリラ探検記』を収録。世界的なサル学者・河合雅雄氏の原点ともいえる作品集。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 人体ヒストリア その「体」が歴史を変えた
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 クレオパトラの鼻の高さから宇宙飛行士のトイレ事情まで、著者のペトラス兄妹は独特のウィットと鋭い洞察力を駆使し、歴史を通して人体が果たしてきた役割、人体が歴史に与えた影響に着目した。 本書で取り上げられるひとつひとつの体の部位は、その時代をより広く深く見るための出発点なのである。 まったく新しい視点で歴史上の人体をユーモアたっぷりに「解剖」する、82の知られざる秘話、トリビア、エピソード集。 段ボールから出てきた天才の脳(アインシュタイン) 便秘に悩んで宗教改革(マルティン・ルター) 背中串刺しの元祖自撮りの女王(フリーダ・カーロ)…他
  • 力学II(新装版) 解析力学
    -
    1巻2,530円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 あらゆる物理学の基礎であり、出発点であるといえる「力学」を、「行間が埋め尽くされた」とも評される著者一流の懇切、ていねいな記述でじっくりと説いていく。その色あせない魅力は、1973年の初版刊行以来、およそ半世紀後の今日でも、変わらず多くの読者に迎えられ続けていることがよく示しているだろう。 このたびの「新装版」では、図版をより魅力的なものにあらためるなど、いっそうの読みやすさへの工夫をほどこした。 全二巻の第2巻目である本書では、解析力学、前期量子論、特殊相対性理論を扱った。
  • 2024年新法令基準対応版 司法試験・予備試験 逐条テキスト 7 刑事訴訟法
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●本電子書籍は、固定レイアウト型(フィックス型)で作成されております。 ●本書は、同名の紙媒体の出版物(紙書籍版)を底本として作成しているため、内容は、原則、紙書籍版印刷当時のものとなります。 ●ご購入前に必ず、当説明文末尾の【電子書籍版ご購入に際しての注意事項】をご確認ください。 司法試験合格に必要な条文・判例・通説などの知識を条文順に整理しました。 逐条別の構成と図表を多く用いた解説により、条文に関連した形で必要な知識を整理できます。 また本書は、試験制度変更以降、一段と重要度を増した論文式試験の対策に特に重点を置いて構成しています。 ★論文式試験の対策として、本文中に「論文マテリアル」を掲載しています。 論文式試験は、現場での思考が重視される試験ですが、 論文を組み立てるためには、その前提として知っておくべき法体系、判例知識等があります。 すなわち、「事前に準備した知識+現場での思考(問題文のあてはめ)」によって、よい答案ができあがるのです。 本書では、ここで求められる事前知識を「論文マテリアル」として明示することによって、常に論文式試験を意識して学習を進めることができます。 ◆特長1 法律学習の出発点となる条文を軸に、条文に関連付けた形で頻出知識を整理しました。 ◆特長2 試験で出題が予想される判例を豊富に掲載しました。 ◆特長3 重要事項や頻出知識をビジュアルで理解できるよう、図や表、色文字を効果的に用いました。 ◆特長4 最新の令和5年司法試験・予備試験の論文式試験の出題実績を踏まえ、令和6年本試験の出題予想と学習のポイントを「論文合格ナビ」としてまとめました。 ◆特長5 論文式試験を解く際の基礎知識を「論文マテリアル」として本文中に明示しました。 【改訂内容】 令和6年司法試験および予備試験から、原則として、当該年(試験年)の1月1日現在において施行されている法令に基づいて出題されることとなるとの「出題に係る法令について」の変更が、令和5年11月29日に法務省ホームページに公開されました。 本書の「2024年版」は、上記公開前に本文内容を確定して刊行いたしましたので、「試験時に施行されている法令に基づいて出題する」との従前の基準に基づいて作成しておりました。 今回新たに刊行いたします本書「2024年新法令基準対応版」は、「2024年版」を令和6年1月1日基準に修正したもの、すなわち、令和6年1月2日から試験時に確実に施行されているとして「2024年版」に反映していた内容について、変更後の新法令基準に対応して修正を行ったものとなります。 【電子書籍版ご購入に際しての注意事項】 ●特典がある場合の利用期限は、紙書籍版の利用期限が適用されます。 ●構成および一部の表記について、紙書籍版と異なる場合があります。 ●紙書籍版とは色味が異なる可能性があります。また、フルカラーページや網掛けページがある場合には、モノクロ端末では見づらくなる可能性があります。ご購入前に、必ず、電子書籍版のサンプルにて表示状態をご確認ください。
  • 2024年版 司法試験・予備試験 逐条テキスト 7 刑事訴訟法
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●本電子書籍は、固定レイアウト型(フィックス型)で作成されております。 ●本書は、同名の紙媒体の出版物(紙書籍版)を底本として作成しているため、内容は、原則、紙書籍版印刷当時のものとなります。 ●ご購入前に必ず、当説明文末尾の【電子書籍版ご購入に際しての注意事項】をご確認ください。 司法試験合格に必要な条文・判例・通説などの知識を条文順に整理しました。 逐条別の構成と図表を多く用いた解説により、条文に関連した形で必要な知識を整理できます。 また本書は、試験制度変更以降、一段と重要度を増した論文式試験の対策に特に重点を置いて構成しています。 ★論文式試験の対策として、本文中に「論文マテリアル」を掲載しています。 論文式試験は、現場での思考が重視される試験ですが、論文を組み立てるためには、その前提として知っておくべき法体系、判例知識等があります。 すなわち、「事前に準備した知識+現場での思考(問題文のあてはめ)」によって、よい答案ができあがるのです。 本書では、ここで求められる事前知識を「論文マテリアル」として明示することによって、常に論文式試験を意識して学習を進めることができます。 ◆特長1 法律学習の出発点となる条文を軸に、条文に関連付けた形で頻出知識を整理しました。 ◆特長2 試験で出題が予想される判例を豊富に掲載しました。 ◆特長3 重要事項や頻出知識をビジュアルで理解できるよう、図や表、色文字を効果的に用いました。 ◆特長4 最新の令和5年司法試験・予備試験の論文式試験の出題実績を踏まえ、令和6年本試験の出題予想と学習のポイントを「論文合格ナビ」としてまとめました。 ◆特長5 論文式試験を解く際の基礎知識を「論文マテリアル」として本文中に明示しました。 【改訂内容】 *令和5年9月11日現在で、令和6年予備試験論文式試験までに施行が確実な法改正に対応 *令和5年実施の司法試験・予備試験の出題履歴を追加 *『令和4年度重要判例解説』(有斐閣)に取り上げられた判例を中心に、最新の判例を適宜追加 *出題傾向等にあわせて一部記載の見直し *用語索引の充実 【電子書籍版ご購入に際しての注意事項】 ●特典がある場合の利用期限は、紙書籍版の利用期限が適用されます。 ●構成および一部の表記について、紙書籍版と異なる場合があります。 ●紙書籍版とは色味が異なる可能性があります。また、フルカラーページや網掛けページがある場合には、モノクロ端末では見づらくなる可能性があります。ご購入前に、必ず、電子書籍版のサンプルにて表示状態をご確認ください。
  • 2024年版 司法試験・予備試験 逐条テキスト 6 民事訴訟法
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●本電子書籍は、固定レイアウト型(フィックス型)で作成されております。 ●本書は、同名の紙媒体の出版物(紙書籍版)を底本として作成しているため、内容は、原則、紙書籍版印刷当時のものとなります。 ●ご購入前に必ず、当説明文末尾の【電子書籍版ご購入に際しての注意事項】をご確認ください。 司法試験合格に必要な条文・判例・通説などの知識を条文順に整理しました。 逐条別の構成と図表を多く用いた解説により、条文に関連した形で必要な知識を整理できます。 また本書は、試験制度変更以降、一段と重要度を増した論文式試験の対策に特に重点を置いて構成しています。 ★論文式試験の対策として、本文中に「論文マテリアル」を掲載しています。 論文式試験は、現場での思考が重視される試験ですが、論文を組み立てるためには、その前提として知っておくべき法体系、判例知識等があります。 すなわち、「事前に準備した知識+現場での思考(問題文のあてはめ)」によって、よい答案ができあがるのです。 本書では、ここで求められる事前知識を「論文マテリアル」として明示することによって、常に論文式試験を意識して学習を進めることができます。 ◆特長1 法律学習の出発点となる条文を軸に、条文に関連付けた形で頻出知識を整理しました。 ◆特長2 試験で出題が予想される判例を豊富に掲載しました。 ◆特長3 重要事項や頻出知識をビジュアルで理解できるよう、図や表、色文字を効果的に用いました。 ◆特長4 最新の令和5年司法試験・予備試験の論文式試験の出題実績を踏まえ、令和6年本試験の出題予想と学習のポイントを「論文合格ナビ」としてまとめました。 ◆特長5 論文式試験を解く際の基礎知識を「論文マテリアル」として本文中に明示しました。 【改訂内容】 *令和5年9月11日現在で、令和6年予備試験論文式試験までに施行が確実な法改正に対応 *令和5年実施の司法試験・予備試験の出題履歴を追加 *『令和4年度重要判例解説』(有斐閣)に取り上げられた判例を中心に、最新の判例を適宜追加 *出題傾向等にあわせて一部記載の見直し *用語索引の充実 【電子書籍版ご購入に際しての注意事項】 ●特典がある場合の利用期限は、紙書籍版の利用期限が適用されます。 ●構成および一部の表記について、紙書籍版と異なる場合があります。 ●紙書籍版とは色味が異なる可能性があります。また、フルカラーページや網掛けページがある場合には、モノクロ端末では見づらくなる可能性があります。ご購入前に、必ず、電子書籍版のサンプルにて表示状態をご確認ください。
  • 2024年版 司法試験・予備試験 逐条テキスト 4 行政法
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●本電子書籍は、固定レイアウト型(フィックス型)で作成されております。 ●本書は、同名の紙媒体の出版物(紙書籍版)を底本として作成しているため、内容は、原則、紙書籍版印刷当時のものとなります。 ●ご購入前に必ず、当説明文末尾の【電子書籍版ご購入に際しての注意事項】をご確認ください。 司法試験合格に必要な条文・判例・通説などの知識を条文順に整理しました。 逐条別の構成と図表を多く用いた解説により、条文に関連した形で必要な知識を整理できます。 また本書は、試験制度変更以降、一段と重要度を増した論文式試験の対策に特に重点を置いて構成しています。 ★論文式試験の対策として、本文中に「論文マテリアル」を掲載しています。 論文式試験は、現場での思考が重視される試験ですが、論文を組み立てるためには、その前提として知っておくべき法体系、判例知識等があります。 すなわち、「事前に準備した知識+現場での思考(問題文のあてはめ)」によって、よい答案ができあがるのです。 本書では、ここで求められる事前知識を「論文マテリアル」として明示することによって、常に論文式試験を意識して学習を進めることができます。 ◆特長1 法律学習の出発点となる条文を軸に、条文に関連付けた形で頻出知識を整理しました。 ◆特長2 試験で出題が予想される判例を豊富に掲載しました。 ◆特長3 重要事項や頻出知識をビジュアルで理解できるよう、図や表、色文字を効果的に用いました。 ◆特長4 最新の令和5年司法試験・予備試験の論文式試験の出題実績を踏まえ、令和6年本試験の出題予想と学習のポイントを「論文合格ナビ」としてまとめました。 ◆特長5 論文式試験を解く際の基礎知識を「論文マテリアル」として本文中に明示しました。 【改訂内容】 *令和5年9月11日現在で、令和6年予備試験論文式試験までに施行が確実な法改正に対応 *令和5年実施の司法試験・予備試験の出題履歴を追加 *『令和4年度重要判例解説』(有斐閣)に取り上げられた判例を中心に、最新の判例を適宜追加 *出題傾向等にあわせて一部記載の見直し *用語索引の充実 *『行政判例百選』(有斐閣)の改訂にあわせて、百選ナンバーを修正 【電子書籍版ご購入に際しての注意事項】 ●特典がある場合の利用期限は、紙書籍版の利用期限が適用されます。 ●構成および一部の表記について、紙書籍版と異なる場合があります。 ●紙書籍版とは色味が異なる可能性があります。また、フルカラーページや網掛けページがある場合には、モノクロ端末では見づらくなる可能性があります。ご購入前に、必ず、電子書籍版のサンプルにて表示状態をご確認ください。
  • 作家たちのフランス革命
    3.0
    想像の源泉か? 歴史観の表明か? フランス革命は「自由・平等・友愛」を標語にする共和国の出発点であり、革命をどう記述するかはフランスのナショナル・アイデンティティ構築の鍵を握る。フランスの作家たちは大革命をどのように眼差し、どう描いてきたのだろうか。本書では、18世紀から20世紀を専門とする7名の仏文学者たちが、7人の作家の作品を通し、この問いに鮮やかに答える。 取り上げるのは、革命を経験したナポレオンとほぼ同世代のスタール夫人(村田)とシャトーブリアン(小野)、「ブリュメール18日」のクーデタの直後に生まれナポレオン帝政期と復古王政期に人となったバルザック(柏木)とユゴー(西永)、そしてドレフュス事件と第一次大戦のあいだの1912年に「恐怖政治」を扱った小説を出版したアナトール・フランス(三浦)、その一回り下の世代で、ドレフュス事件から両大戦間の人民戦線期にかけて「フランス革命劇」連作8篇を書いたロマン・ロラン(アヴォカ)、最後に我々と同時代人で、マリー=アントワネットを主人公にヴェルサイユ最後の3日間を描いたシャンタル・トマ(関谷)。 約200年に渡って強烈な個性と才能が考え抜いてきた「革命像」が、いまここに広がる。
  • 「心意気」から始める経営改革のススメ
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    会社をよりよくするために、また、これからの10年、20年をしっかりと乗り越えていくために、会社を大きく変えていく経営改革。社員の意識を変え、仕事のやり方を変え、お金の使い道を変えていく。経営改革の対象は広範囲に及びます。 時には痛みを伴うことがあります。時には見たくない現実と向かい合うことがあります。そして、今までとはあり方ややり方を大きく変えることで、批判を浴びたり、取引先が離れたり、社員が辞めてしまうこともあるかもしれません。 それでも、経営改革を続けていけるのか。 現状に危機感を抱き、孤軍奮闘されている社長さんに、弊社は「心意気から始める経営改革」をご提案しています。  我々は、心意気を感情と紐づいた、その人を突き動かす原動力と定義しています。まずは、社長ご自身の心意気が何かを見つけることが出発点です。 知識やノウハウはパソコンで言えば、アプリに相当します。そして、心意気は言ってみればOS。最新のアプリを活用して、仕事で成果を上げるには、いろいろなアプリと連携するOSがどのような構造で動くのかを知っておく必要があります。なぜなら、OSが変われば、上手く作動しないアプリも出てくるからです。  知識やノウハウなど情報が溢れかえっている時だからこそ、自分を突き動かす原動力となる心意気を改めて問い直すことは大いに意義があります。
  • 目的ドリブンの思考法
    4.0
    気鋭の戦略コンサルタントが教える 〈目的-目標-手段ピラミッド〉と〈5つの基本動作〉 デロイトトーマツで上位数パーセントの人材に限られる 最高評価を4年連続で獲得した気鋭の戦略コンサルタントが教える! 「不確実な時代」に望む成果を得るための あらゆる業界・職種に通底する思考の「型」 ▼長谷川晋氏(MOON-X Founder CEO、元Facebook Japan代表取締役)推薦 “会社員の時も、社長に就任した時も、起業した時も、真っ先に考えたことは「目的」である” --- もはや、これまでの延長や過去の成功体験で仕事をすればいい時代ではない。 不確実(VUCA)な時代のビジネスパーソンに求められるのは、従来のやり方に囚われることなく、「目的」を起点として考えることができる能力だ。 だがその重要性に反して、目的の役割や、どのように設定すべきかをわからない人は少なくない。 〈目的-目標-手段〉のピラミッド構造を本質的に理解できていないと、間違った目標を掲げ、間違ったアクションをしてしまう。 本書は、目的を出発点とする思考の「型」(フレームワーク)をベースに、それを実行に落とし込むための5つの基本動作(認知・判断・行動・予測・学習)を示す。 【目次】 第1章 まず、「目的」から始めよ 第2章 「目的」をどう設定するか 第3章 目的から「目標」への落とし方、そして実行へ 第4章 成果創出の「手段」とあらゆる仕事に通底する「5つの基本動作」 第5章 〈認知〉 最小の労力で最大の成果を出す「問題の見極め方」 第6章 〈判断〉 最良の結論に最速でたどりつく「判断の方法」 第7章 〈行動〉 無駄な動きなく最高の成果を得る「アクションの導き方」 第8章 〈予測〉未来の問題を先読みし先手を打つ「リスク予測法」 第9章 〈学習〉 既知から未知を知る「学びのレバレッジ法」 終章 新たな始まりに向かうための思考〈問い〉の地図 ★Amazon売れ筋ランキング「ビジネス・経済」部門1位! (2022年11月3日調べ) ★Amazon新着ランキング「資格・就職・MBA」部門1位! (2022年4月5日調べ)
  • ベーシック 電磁気学
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    1巻2,420円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、高校数学の知識を出発点に、豊富な図と例題・演習を盛り込んだ大学理工系学部における基礎教育レベルの教科書である。高校物理の電磁気学をきちんと学んでこなかった人たちにとっても電磁気学の全体像が見通しやすい、真空(自由空間)中の現象だけを扱いながら、基礎的な法則を図と数式を用いて丁寧に解説している。なお、数式には微分積分が用いられているために一見敷居が高いように見えるが、計算の方法や手順を丁寧に解説しているため、初学者でも自分の力で読み進めることができるように配慮されている。
  • ポップス歌手の耐えられない軽さ
    3.9
    曲が書けないほど 全力で書いちゃったよ……(涙)。 マイクをペンに持ちかえて、不埒に、真面目に、時に感傷的に。 時は図らずもコロナ禍という非常事態、 「週刊文春」というステージで綴られた全66篇 “魂”のエッセイ!! サザンオールスターズのリーダーにして日本の音楽シーンの先頭を走り続ける桑田佳祐が、「頭もアソコも元気なうちに、言いたいことを言っておきたい!」という想いを出発点に、「週刊文春」で2020年1月から2021年4月にかけて連載したエッセイを一冊に結集! これまで音楽のこと以外はほとんど語ってこなかった桑田が初めて明かす、自身の原点や現代の世相への思い。そこには故郷・茅ヶ崎での少年時代や家族との絆、サザンが結成された青山学院時代の思い出、プロレスやボウリングへの愛、さらに「自主規制」がはびこる日本の現状への憂いや、60代となってからの「人生の目標」などが率直に綴られています。 もちろん音楽についても、自身のサウンドに大きな影響を与えたザ・ビートルズやエリック・クラプトン、ボブ・ディランらへの畏敬の念や、佐野元春や内田裕也、沢田研二、尾崎紀世彦など敬愛する日本のミュージシャンたちへの賛歌、サザンのメンバーやサポートスタッフへの感謝の想い、そしてコロナ下で行った無観客ライブの裏話など、桑田、サザンファンならずとも興味深い話題が満載です。 書籍化にあたって大幅な加筆&推敲を施し、さらに秘蔵カットも掲載! “ポップス歌手”桑田佳祐が「言葉」として残しておきたかったテーマを全身全霊、縦横無尽、天衣無縫に書き尽くした全432ページ、永久保存版の一冊です!
  • いまこそ経済成長を取り戻せ:崩壊の瀬戸際で経済学に何ができるか
    -
    「脱成長」を掲げる論調が顕著になってきた。背景にあるのは、所得格差の拡大や高齢化はじめ、社会構造の根本的な変化である。 加えて、これ以上グローバリゼーションを推し進めるべきではないという不満もあちこちで聞こえてくる。ブレグジットとトランプ誕生はその象徴的な出来事だった。 しかし、問題の本質は「脱成長」やグローバル化にあるのだろうか。これが本書の出発点である。 『援助じゃアフリカは発展しない』(東洋経済新報社)で一世を風靡し、「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれた著者によると、リベラル・デモクラシーの凋落と権威主義国家の台頭にこそ、事態を見極める糸口がある。 中国はじめ権威主義国家の経済成長が顕著であるのに対し、欧米の民主主義国は苦境に喘いでいる。途上国は欧米ではなく中国をモデルに経済運営するようになった。 それでは中国のように欧米も民主主義を打ち捨てて権威主義国家化すればいいのか。もちろん、そうではない。デモクラシーが経済成長を取り戻すこと。ここに本書の大きな力点が置かれる。政治・経済・社会を覆う「短期志向」からの脱却が成長の鍵を握っている。
  • なぜ大国は衰退するのか ―古代ローマから現代まで
    3.8
    日本は没落の危機を克服できるか? 古代ローマ、明朝中国、スペイン、オスマン帝国、大英帝国、ユーロ圏、そして日本、米国まで。最新の経済学をもとに、経済的不均衡が文明を崩壊させることを解き明かす。ポール・ケネディ『大国の興亡』を超える「大国の経済学」。 明朝中国からオスマン帝国やスペイン帝国にいたるまで、世界の大国はその時代で最大の経済力、政治力、軍事力をもつ国として登場したが、最終的には崩壊してしまった。こうした大国の消滅の根本的な原因は何なのか? ふたりの経済学者が、歴史上および現代の大国の興亡を、行動経済学、制度経済学、政治学をベースに読み解き、経済的不均衡が文明を崩壊させ、経済的な衰退は制度の停滞によって生み出されることを明らかにする。そして、米国が次に同じ運命をたどる可能性があり、現代日本も、明治維新以来の衰亡か再起かの分岐に直面していると、警告を発する。 本書は、大国の経済力を測るこれまでにない斬新な方法を提示、ローマ帝国、明朝中国、スペイン帝国、オスマントルコ帝国、日本、大英帝国、ユーロ圏、現代カリフォルニア州、米国それぞれの成功と失敗、発展の限界をつぶさに分析。ポール・ケネディ『大国の興亡』を議論の出発点としつつ、その主張である「帝国が拡大しすぎが衰退の原因」との結論を退け、経済の不均衡を解決できない国家の政治的停滞こそが衰退の原因となることを明らかにする。 歴史上の大国はなぜ没落したのか? 現代の大国が生き延びる道はどこにあるのか? 歴史に経済理論の光をあてて大胆、かつ包括的に解明する。
  • ゴジラと東京 怪獣映画でたどる昭和の都市風景
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 あなたの街もゴジラに襲われていた! ? ゴジラが襲った東京、ラドンが破壊した福岡、アンギラスが蹂躙した大阪、モスラがマユをはった東京タワー ゴジラを出発点とする東宝特撮怪獣映画から、怪獣に破壊された都市や街、建築物、ロケ地を徹底検証する。
  • 2024年版 司法試験・予備試験 逐条テキスト 3 刑法
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●本電子書籍は、固定レイアウト型(フィックス型)で作成されております。 ●本書は、同名の紙媒体の出版物(紙書籍版)を底本として作成しているため、内容は、原則、紙書籍版印刷当時のものとなります。 ●ご購入前に必ず、当説明文末尾の【電子書籍版ご購入に際しての注意事項】をご確認ください。 司法試験合格に必要な条文・判例・通説などの知識を条文順に整理しました。 逐条別の構成と図表を多く用いた解説により、条文に関連した形で必要な知識を整理できます。 また本書は、試験制度変更以降、一段と重要度を増した論文式試験の対策に特に重点を置いて構成しています。 ★論文式試験の対策として、本文中に「論文マテリアル」を掲載しています。 論文式試験は、現場での思考が重視される試験ですが、論文を組み立てるためには、その前提として知っておくべき法体系、判例知識等があります。 すなわち、「事前に準備した知識+現場での思考(問題文のあてはめ)」によって、よい答案ができあがるのです。 本書では、ここで求められる事前知識を「論文マテリアル」として明示することによって、常に論文式試験を意識して学習を進めることができます。 ◆特長1 法律学習の出発点となる条文を軸に、条文に関連付けた形で頻出知識を整理しました。 ◆特長2 試験で出題が予想される判例を豊富に掲載しました。 ◆特長3 重要事項や頻出知識をビジュアルで理解できるよう、図や表、色文字を効果的に用いました。 ◆特長4 最新の令和5年司法試験・予備試験の論文式試験の出題実績を踏まえ、令和6年本試験の出題予想と学習のポイントを「論文合格ナビ」としてまとめました。 ◆特長5 論文式試験を解く際の基礎知識を「論文マテリアル」として本文中に明示しました。 【改訂内容】 *令和5年9月11日現在で、令和6年予備試験論文式試験までに施行が確実な法改正に対応 *令和5年実施の司法試験・予備試験の出題履歴を追加 *『令和4年度重要判例解説』(有斐閣)に取り上げられた判例を中心に、最新の判例を適宜追加 *出題傾向等にあわせて一部記載の見直し *用語索引の充実 【電子書籍版ご購入に際しての注意事項】 ●特典がある場合の利用期限は、紙書籍版の利用期限が適用されます。 ●構成および一部の表記について、紙書籍版と異なる場合があります。 ●紙書籍版とは色味が異なる可能性があります。また、フルカラーページや網掛けページがある場合には、モノクロ端末では見づらくなる可能性があります。ご購入前に、必ず、電子書籍版のサンプルにて表示状態をご確認ください。
  • アメリカの日本占領 戦後日本の出発点とマッカーサー
    -
    1巻2,200円 (税込)
    「War Guilt Information Program」 戦争罪悪感宣伝計画 アメリカは敗戦の日本人に、日本は侵略と戦争犯罪の軍国主義国家だと思い込ませる計画を 実行した。民主改革、検閲、憲法、東京裁判、現代日本の原点、占領政策の全容が いま明らかになる。
  • 神秘的じゃない女たち
    NEW
    -
    ★第6回「書店員が選ぶ今年の本」選出(自己啓発・経営、経済、科学部門/韓国書店組合連合会発表) ★寄せられた賛辞 “女性の経験と共にあるさまざまな議論が複雑に入り混じった科学の話を読んでいるうちに、私自身も、科学と女性が出合うことで、目の前の壁を飛び越えられる日が来るかもしれないと夢見るようになった。”――キム・チョヨプ(韓国SFの俊英) “我々が今まで男性の立場から科学をしてきたことに気づかされた。(…)女性が参加し、女性の観点で創造されるフェミニズムと科学技術の研究は人類の希望だ。”――チャン・ハソク(科学史・科学哲学者/ケンブリッジ大学教授) ★本書の内容 受精は、能動的な精子が受動的な卵子を捕獲する過程ではない。 卵子凍結はあるのに、男性のための精子凍結がないのはなぜ? アシスタントロボットが「女型」である理由とは? 本書は、かつて科学者になる夢をあきらめた著者が、フェミニズムと科学技術社会論に出合い、憎んでいた科学と「和解」し、女性の観点から科学を見つめ、科学の観点から女性の体と経験を理解しようとした思索の軌跡をまとめたものだ。 “私は、科学と分かり合えなかった経験のある人たち、そのせいで科学の本にはなかなか手が伸びないという読者を思い浮かべながら本書を執筆した。ほかでもない、私がそういう人間だったからだ。”(「はじめに」より) 本書の探究は、「子どものような純粋無垢な好奇心」からばかり出発するわけではない。その出発点は、卵子凍結について悩むことかもしれないし、高校を卒業してすぐに受けた二重手術かもしれない。うつ病になること、摂食障害になること、妊娠とキャリアについて考えること、無責任な父親について考えること、かもしれない。さまざまな要素が混ざり合う、複雑な個人の暮らしから、本書は話を始めていく。 客観的で普遍的で価値中立的であることを装いつつ、じつのところ女性について無知だった科学にかけられた「呪い」を解き、「よき友」として付き合っていくためのエッセイ集だ。同時に、理系への進学を検討している学生や、その子らを見守る大人たちにもおすすめしたい。 “科学が本当の意味で変化するためには、賢い女子学生ではなく、平凡な女子学生こそもっと必要なのだ。(…)科学者や工学者になりたいという女の子や青少年が周囲にいたら、めいっぱい励ましてあげてほしい。(…)「実力さえあれば女でもなんだってできる」といった言葉の代わりに、「今までそこそこしか勉強してない男子学生だって科学者になれたし、科学界の80%に所属できているんだよ」と付け加えてあげてほしい。”(「おわりに」より)

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  • 発明家に学ぶ発想戦略―イノベーションを導くひらめきとブレークスルー
    3.3
    『イノベーションのジレンマ』のクレイトン・クリステンセン教授絶賛 インベンション(発明)はイノベーションの要である。画期的な発明によるイノベーションが企業を育て、社会を豊かにしてきたことは疑いもない事実だ。本書ではその発明家に光をあて、彼らの貢献を理解するために、インベンション(発明)の源泉を探しにいく。 本人にインタビューできること、興味深い事例であること、時代を先どりする発明であることを条件に、現役の発明家たちに直接話を聞き、過去の著名な発明家と比較しつつ、アイデアや発想を生み出す技術を探っていく。 超音波診断装置、CTスキャン、ハイブリッド自動車、発光ダイオード、DNAシーケンサー、セグウェイ、自動コールセンターのシステムなどを発明した人々に加え、アドビの創業者やアップルのスティーブ・ジョブズなども登場する。どんな動機から問題に取り組むことになったのか、どんな判断をし、どんな機会をとらえ、どんな知識をもって臨んだのか。発明家の素養や人となりの一面を浮き彫りにしていくとともに、本書のゴールは発明家の戦略的な発想パターン、つまり発明の出発点である「わかった!」の瞬間を探ることにある。 発明にはマニュアルも教科書もない。だが、本書を読めば発明が生まれるプロセスを理解できるだろう。そして発明とは一連の発想戦略をツールとして生まれるもので、教え、学び、実行できるのだ ※本電子書籍は同名出版物を底本とし作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。 【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
  • データから考える教師の働き方入門
    4.0
    横浜市教育委員会と立教大学の中原淳研究室の共同研究「持続可能な働き方プロジェクト」による教員調査であきらかになったさまざまなデータをひも解き、近年話題の教員の働き方改革について、具体的な改善策までを提案。教育現場の最前線で働く先生方が、明日の働き方を見直すための議論の出発点となるような素材を提供します。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 小児期トラウマと闘うツール――進化・浸透するACE対策
    5.0
    トラウマ克服に向けた調査と分析の集大成 本書では、小児期の逆境的な体験(Adverse Childhood Experiences:ACE)が、トラウマとしてどれほど深く心身に影響を及ぼすか、そして自らの子どもを虐待するにいたるような深刻なサイクルを打ち破るにはどうすればいいかが解き明かされる。 著者のナディン・バーク・ハリスは当初、多くの患者やその家族に見られる、小児期の有害なストレスと病気との関係を追っていた。やがて、性的暴行により成長が止まってしまった少年ディエゴと出会い、有害なストレスと生涯にわたって現れる病気の関係を確信し、本格的に調べはじめることになる。これが、長期間にわたる調査と研究にもとづき、弱い立場におかれ苦しむ子供に特化した治療実績で医学分野での先駆者とされる著者の出発点となった。 1990年代、米大手保険会社と国立疾病予防管理センターによる1万7000人以上の成人患者を対象にした健康調査は、虐待・ネグレクト、両親の薬物乱用または精神疾患・離婚などによるACEが、人体に長期的な影響を及ぼすことを明らかにする。この調査は、ACEの影響が「どうやって、どの程度」私たちの体に刻まれるのかのメカニズムの解明につながった。ストレス反応や成長速度をはじめさまざまな疾患(糖尿病、喘息、心疾患)にいたるまで、ACEが人間の生体システムを生涯にわたって蝕む可能性が高いこと、そして私たちが誰しも幼少期の環境の影響から免れない存在であることを証明した点で、とくに高い評価を受けている。 その後、サンフランシスコにある自分の小児科医院センター・フォー・ユース・ウェルネス(CYW)と全国の研究施設で調査をおこなった著者は、2015年にTEDトークに出演し大きな反響を呼ぶ。 そして本書では、科学的洞察にもとづき、ACEの原因究明と分析の経緯を力強い文章でつづった。医学的実績に裏付けられているとともに、著者やその夫と4人の子どもたち、また患者の実例をふんだんに引用した革新的な実践書でもある。過酷な小児期を過ごした人々や、彼らを後遺症から救おうとする関係者、そしてなにより愛する家族が生涯にわたる病気を患わないように願う読者から、トラウマの後遺症克服のための〝希望の書〟として多くの賛同を得ている。 巻末には実用的な付録「ACEスコアツール」「CYW‐ACE質問票」が付いていて、ACEに初めて触れる読者にもすぐに役立つ1冊。 なお本書は『小児期トラウマがもたらす病 ACEの実態と対策』(2018年、パンローリング)の続編にして医療者による実践編ともいえる。 原書 "The Deepest Well : Healing the long-term effects of childhood adversity" by Nadine Burke Harris
  • 国語の心得
    -
    1巻2,112円 (税込)
    本書は、「中学受験・大手塾が合わない子の国語の教科書」である。 みなさんは「中学受験の国語ができる子の二つの事実」を知っていますか? 一つ目は、国語ができる子は「大手塾に入る前からすでにできている」という事実。 つまり国語ができる子は、そもそも国語を勉強していないのである。 本書では国語ができる子と国語ができない子の比較をしながら課題を詳しく解説。 著者も国語が苦手で、10以上の大小の塾や通信教育、個人指導も受けたが一向に伸びず、国語が足を引っ張ったため浪人も経験。 本書の目的は国語ができる子が入塾前に身につけている国語の基礎・土台にあたる部分を、できない子に身につけてもらうことである。それを「国語の心得」と名づけた。具体的にいうと三つの取り組み方と四つの考え方に分けられる。これらが身につけば、現在大手塾の集団授業での理解も進み、演習も身についていく。それらが身についていない子は複数年集団授業を受けても伸びない。ここに大きな原因があった。 二つ目は、「集団授業を受信できる子」という事実。 集団授業ではあらかじめ決まった難関校合格に向けたカリキュラムと、想定する子供の課題を解決するための解決策を提示していく。それを受信できる子は、塾が設定したカリキュラムについていける子であり、塾が想定した課題とのギャップは少ない。発信される情報を集中して聞き、理解することができる子。つまり受信できる子である。 一方で大手塾に合わない子は受信できない子である。原因として、子供が抱える課題と塾の想定している課題がズレているか、子供が想定外の課題を持っているかである。 ここで重要なのは子供一人一人の課題をきちんと理解することである。授業や解決策を提示する前段階の話である。本書ではそれを「聞く授業」と呼んでいる。子供の課題から授業する著者の聞く授業と、志望校合格へ向けた発信する大手塾の集団授業や、有名ユーチューバーの講義とは出発点がそもそも違うのである。 著者は1対1の個別指導塾講師であり、中学受験生である子供の一人一人が抱える特殊な課題の理解に努めてきた。それは個別性が高い(特殊かつ多様)ことが原因となっていることを見つける。 集団授業や動画配信する授業は汎用性、網羅性がある一方特殊性はなく、多様ではない。だから国語が苦手な子に理解することが難しいのだ。「できない子の現実」と一人一人と向き合い続けて20年。子供たちの声を「聞く」ことに努める指導を積み上げ、個別性と特殊性を重点においた結晶のような国語の教科書である。 わかりやすい表現や言葉を厳選しており、親はもちろん、読むことに慣れてきたら高学年の小学生も読むことが可能。 本書のエッセンスは、「大手塾とは違う ! 個性と主観重視する」、「アニメ、漫画、ドラマ等も使って学べる」、「簡単 ! 親が読めば子を伸ばせる」など。

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  • 組織の罠 人間行動の現実
    3.0
    組織行動論の大家クリス・アージリス渾身の遺作である。彼の半世紀にわたる研究成果の集大成と今後の研究の出発点が示される。人間は誰であれ、理想を標榜しつつも脅威に直面すると平然と自己防衛の振舞いを見せる。従来の組織研究ではこのことが無視されていると批判し、防衛的思考から建設的思考へ転換させる組織変革の原点と方法を提示。
  • 堀田善衞上海日記 滬上天下一九四五
    5.0
    1945年、中国の国民党宣伝部にいた堀田善衞は、この地で敗戦を迎える。魔都とも称された上海で、27歳の青年は、敗戦から帰国までの1年半の混乱状況を詳細に日記に記し続けた。戦後日本に繋がる時代の出発点と、閉塞した状況下での青年の懊悩を描いた貴重な記録。
  • 揺腕法 “謎の老師”が教える身体の基準の創り方
    NEW
    -
    腕を振るだけ! シンプルな運動で身体のOSが変わる! 武術界で“謎の老師”と呼ばれる著者が、多年に渡る武術修行の果てに見つけたのは、すべての運動の出発点となる「身体の基準性」だった。日常生活から武術・スポーツまで、別次元の動きの「質」を手に入れる!

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  • 大人のための ヴァイオリン 上達バイブル 基本の見直しから応用テクニックまで
    -
    1巻1,991円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 美しい音色を響かせるコツが きちんと身につく! ★ ワンランク上の音色にかえる弓の動き ★ ポジション移動をマスターするポイント ★ 豊かな演奏の要となる体の使い方 ◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆ 私は3歳でヴァイオリンを始めた後、 中学校卒業とともにイギリスへ渡り、 のちにギルドホール音楽院で イフラ・ニーマン先生に学びました。 帰国後、再び同大学院で ヴァイオリンを学びディプロマを得た私は、 先生から教わったヴァイオリンのメソッドが 日本の多くのヴァイオリン奏者に必ず役立つと気づき、 演奏活動と並行して プライベートレッスンを続けてきました。 超絶技巧を駆使したヴァイオリンの 名曲のイメージからか、 多くの奏者は左手の技術に意識を奪われがちで、 本来最も大事にすべき右手のボウイングが 二の次になっている人も少なくありません。 この本をまとめるにあたり、日本とイギリス、 両方でヴァイオリンを学んできた私なりの 考えを惜しみなくお伝えしようと工夫しました。 ヴァイオリンを独学で練習している人にとっては 目からうろこの内容も含まれていると思います。 また、すでに先生のもとで学んでいる人にとっては、 すでにご存じのことも多いかもしれませんが、 今一度、ご自分の奏法を見つめ直す きっかけにしていただければ幸いです。 上田 眞仁 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆ 基本編 ヴァイオリンを練習する際に押さえておくポイント * 楽器に対する正確な理解が上達の効率を高める * 音の出る仕組みを知り、「いい音」を奏でよう * 肩当ては必ずしも必要なパーツではない * 正確なチューニングなくしてよい演奏なし * 練習の段取りを決めると効率よく取り組める ・・・など ☆ ボウイング編 音色を極めるための運弓メソッド * 意識的に脱力した体がいい音を生む土台となる * 自由に演奏したければしなやかで美しい構えを * きれいな音を追求したいならボウイング一択 * 正しい弓の持ち方は、音の出発点を整えること * 弓とボールペンのストレッチで動きをマスター ・・・など ☆ テクニック編 左手を鍛えて豊かな演奏にしよう * 苦手なフレーズこそメトロノームで練習を * すべての指が自在に動く形を確保しよう * すべての調の音階練習が演奏の筋肉となる * 各指を素早く動かして音の粒立ちをそろえる * オクターブの音階練習で耳を鍛えよう ・・・など ☆ 楽器編 美しい音色を保つためのメンテナンス術 * 美しい音を奏でるために欠かせない毎日のケア * 楽器の保管には細心の注意を払おう * 弓のコンディションがボウイングを左右する * 弦は劣化する前に張り替えよう * ヴァイオリンの心臓部ともいえる「駒」 ・・・など
  • 香川にモスクができるまで
    3.8
    ロードサイドにモスク建立?! 地方都市で暮らす在日ムスリムたちを追った、笑いと団結、そして祈りのルポタージュ 日本で暮らす移民は増え続けている。香川県には、2022年時点で約800人のインドネシア系ムスリムからなるコミュニティーが存在するが、信仰のための施設《モスク》はまだない。 信仰にとってモスクとはどのような存在なのか? そもそもイスラム教とはどのようなものなのか? モスク建立に奔走する長渕剛好きのインドネシア人フィカルさんとの出会いから、著者は祖国を離れ地方都市で暮らす彼らのコミュニティーに深く関わるようになっていく──。 目次 プロローグ 第1話 出会いと介入 和室に響き渡るムスリムの祈り 第2話 ゆめタウン、フードコート集合 寄付活動に密着 第3話 義理と人情の男 フィカルの波乱の人生 第4話 物件探しに見るフィカルさんのトラウマ 第5話 混迷の物件探し 差別と偏見のリアル 第6話 技能実習生とモスク 弟分のためのフィカルのカチコミ 第7話 モスク完成が目前に! 突然現れた、謎の富豪ムスリム 第8話 パンデミックが炙り出すムスリムの絆 第9話 危うい計画 無謀な挑戦の行方 第10話 突然翻られたパートナーの反旗 第11話 多様性の意義 ムスリムの世界観に救われる 第12話 娘たちへの不安 第13話 快進撃前夜 動画制作、涙の演奏会 第14話 ついに始動、インドネシア人コミュニティーの底力 第15話 70人のバス旅行 消えた友人と、私がムスリムを追う理由 第16話 モスク完成と聖なる出発点
  • 秘境駅のクローズド・サークル
    3.3
    どこをさがしても見つからない。いくらさがしても見つからない。残り一球が見つからないと帰れない。いったいボールはどこへ行ったのだ? 闇雲にさがしても無駄だ、頭を使おうと高校野球部の部員たちは推理でボールの行方を突きとめようとする。著者の出発点となった「ボールがない」をはじめ、天文部員が天体写真を添付したメールの謎の解明に挑む「宇宙倶楽部へようこそ」、実在のスイッチバック駅を舞台に殺人の謎を描いた表題作など五編。ああでもない、こうでもないと推理を重ねたその先に、意外なところから真相がひょっこりと顔を出す、鵜林ミステリの個性を示した第一作品集。 【目次】 ボールがない 夢も死体も湧き出る温泉 宇宙倶楽部へようこそ ベッドの下でタップダンスを 秘境駅のクローズド・サークル あとがき
  • 心に刺さる「物語」の力 ──ストーリーテリングでビジネスを変える
    3.7
    誰もが身に付けられるストーリーテリング術 人を説得する際にもっとも有効なのは、理論でも数字の積み重ねでもなく、共感を得られる物語(ストーリー)を語ることだと言われます。ストーリーテリングは、リーダーのコミュニケーション、組織のメンバーへの動機付けから、新規の顧客獲得まで、さまざまな場面で効果を発揮するからです。 本書では、プロのストーリーテラーとして全米で講演を行うキンドラ・ホールが、ビジネス向けストーリーテリングの構造を分析し、最も効果的なストーリーの作り方とこれを際立たせ操るための聞かせ方を解説。さまざまな事例および独自のエピソードを使用して、ビジネスで最高のストーリーテリングとは何かが解き明かされます。 本書の最大の特徴は、ストーリーを4種類に分けていること。この分類が、聞き手を魅了し商品・サービスを差別化するストーリー作りの出発点になります。 ○バリューストーリー ~ 提供する商品やサービスが必要であることを、顧客に納得させる ○ファウンダーストーリー ~ 企業・団体に投資価値があることを、投資家に納得させる ○パーパスストーリー ~ 従業員を奮い立たせ、彼ら自身を顧客にもする ○カスタマーストーリー ~ 顧客の体験を、見込み客に伝える すべてのビジネスパーソン、すべての組織は、効果的な4つのストーリーをすでにもっているはず。自分の内にあってまだ語っていないストーリーを見つけ、磨きをかけ、活用するために取るべき、具体的で実用的なステップを示すのが本書の狙いです。 著者自身のスロベニアでの意外な体験談から始まるさまざまなエピソードも、楽しく読めて参考になるでしょう。 ストーリーテリングのスキルを、あなたの最高のビジネスツールにしませんか。 原題:STORIES THAT STICK: How Storytelling Can Captivate Customers, Influence Audiences, and Transform Your Business
  • 原説・『愛の発展段階説』―若き日の愛の哲学―
    4.7
    はじめて明かされる、 大川隆法の 思想の出発点。 ほんとうの愛とは何か ほんとうの幸福とは何なのか 幸福の科学を設立する前の 25~28歳の頃に書かれた 貴重な論考が、大悟40周年の アニバーサリー・イヤーに 初の書籍化。 宗教家として立つ日のために 自分の根本思想、その出発点を 結晶化させようと努力していた 誰にも知られていない苦闘の日々。 世界的大ベストセラー 『太陽の法』が書かれる前の 「愛と幸福哲学」が明らかに。 神を信じられない現代人へ。 愛を求め、愛に苦しむあなたへ。 〇「愛する愛」「生かす愛」「許す愛」「存在の愛」  哲学小論集『愛の発展段階説』 〇愛と恋愛、愛と情欲、愛と純潔、愛と知力  愛をめぐるさまざまな論考 〇「動物」「色情」「不成仏」「無頼漢」「悪魔」  地獄に堕ちた悪霊の諸相と救済論 〇「四次元」「五次元」「六次元」「七次元」  霊的段階論と平等論 他 目次 まえがき 序章 第1章 哲学小論集『愛の発展段階説』 第2章 愛と人生 第3章 愛と人間 第4章 愛と我がミッション 第5章 愛と霊界 第6章 愛と幸福哲学 終章 図表 あとがき
  • われ一人立つ。 大川隆法第一声 ―幸福の科学発足記念座談会―
    4.0
    小さな源流が、世界の潮流となり、 新しい歴史のはじまりとなる。 1986年11月23日、 その日、後に人類の歴史を変える 若き宗教家が、人びとの前に はじめて姿を現した――。 新しい世界宗教・幸福の科学、 その出発点である歴史的記録が、 ついに待望の書籍化。 すべての原点へ。そして いま、決意を新たに。 〇大川隆法はいかにして誕生したのか  大悟~天上界からの啓示~修行時代 〇幸福の科学がめざすもの  霊言を出す理由、救世運動の展望、宇宙の法 〇あらゆるものの根源の法を説く  高級霊の考えの違いや世界宗教の教えを統合 目次 まえがき 第1章 幸福の科学発足にあたって  1 三十歳にして立つ―「大川隆法第一声」  2 大悟―私に臨んだ高級霊からの通信  3 地獄霊からの邪魔にも負けず、商社勤務をやり抜いた「私の修行時代」  4 教えの中身で勝負―「本物」として選ばれる自信  5 時代環境や個性に応じて教えを説いた「高級霊の活躍」を俯瞰する  6 天上界の「次元構造」と魂の真実  7 私の今世の使命を語る―「個の悟り」と「全体の悟り」を説く 第2章 質疑応答  Q1 講演会等の来年のスケジュールはどうなるか  Q2 「組織」としてのかたちをどう考えているか  Q3 青少年の間違った霊的知識を正し、    天上界の意志に適う世の中にするためにどうすべきか  Q4 実在界では、霊はどのような姿をしているのか  Q5 イエスと日蓮聖人が霊言でスタンスが違うのはなぜか  Q6 自分の霊格を高めるためにどうすればいいのか  Q7 「芸術家の霊言」の発刊予定はあるのか  Q8 亡くなった母は、どの世界に還ったのか  Q9 「エリヤの七大予言」が収録されていないのはなぜか  Q10 睡眠中に霊はどこに行くのか  Q11 阿弥陀如来や弥勒菩薩はどういう存在なのか、    幽体離脱の研究者ロバート・モンローは天使なのか  Q12 宇宙人から真理を教わることはありえるか  Q13 悪口を言う人と一緒にいるときにどう対処するべきか  Q14 霊界や転生輪廻を踏まえた霊的人生観を広めていくには 〈特別付録〉初転法輪の決意を新たに  1 「大川隆法第一声」から幸福の科学の大発展が始まった  2 立宗以降積み重ねてきた「実績」と「信用」  3 世界に法輪を転じてゆけ あとがき
  • トップコンサルタントが明かす ポストM&A成功44の鉄則
    3.5
    M&Aに関する書籍はいくつも出版されていますが、M&Aは目的が大事だとか、デューデリジェンス(買収監査)での見極めが大事だとか、PMI(Post Merger Integration、M&A後の統合)が肝心だといった、要は当たり前のことを説いたものが大半です。M&Aとは何かを理解するのにはいいでしょうが、M&Aの最中、あるいはダメM&Aの当事者になった人たちには役に立ちません。 M&A後に買った会社と買われた会社をいかに融合していくかという、PMIについての書籍もありますが、統合後1年以内でやるべきタスクの整理や、実務上のポイントを示したものがほとんどです。M&Aから1年が経過すれば使える部分はあまりありません。 これに対して本書は、M&Aから3年以上が経過した、しかも思ったような成果が上げられていないケースを念頭に置き、そこからM&Aをいかに良い方向に向かわせるか、を目的とした初の実践書です。全体は、「M&Aの基本鉄則」「M&A後の組織融合の鉄則」「M&A後の人材管理の鉄則」「M&A後の経営管理の鉄則」「M&A後の戦略実行の鉄則」、「M&A後の再編の鉄則」の6章で構成し、実際に起こりがちな典型的失敗のエピソードを出発点に、いかにM&Aを効果的なものにするかを44の鉄則にまとめました。確実に効果が出るはずです。 本書全体のテーマは“セカンドPMI”。1度目のPMIは制度や仕組みなどハード面が主眼になりがちですが、セカンドPMIは組織や人の感情に絡む統合がターゲットです。統合直後にはステークホルダー(利害関係者)が多くて検討が進めにくかった領域や、M&Aの負の遺産として残ってしまった課題を解決します。
  • これからはじめる デジタル一眼カメラ 写真と撮影の新しい教科書
    -
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍を購入した方は、紙書籍の付録DVDと同じ内容の動画データを無料でダウンロードできます。 「センス不要の撮影テクニック」をメインテーマに、「これだけすればOK」という基本的な技術を、 豊富な作例と共に全34の法則を8つのレッスンに分類して解説。 第1部、第2部では、基礎知識から撮影の出発点となる「被写体の見つけ方」までを解説。 第3部では、実際の撮影を、センスや難解な技術に頼ることなく、 「書かれたまま」を読者が見よう見まねするたけで望みの写真が撮れる、という切り口で情報を提供。 動きや光のかかわる場所、カメラのオペレーションが伴う箇所など、 紙面での表現が難しい内容は、付録DVDで解説を補完する。 付録DVDは、読者に実践的かつ実用的な内容を提供するために、本書と完全連動した授業形式で収録。 ●本書の5大特長 特長1:本文と付録DVDを通し、読者は「見よう見まね」で望む写真が撮れる。 付録DVDには、撮影のTIPSとクオリティの高い作例を多数収録。 特長2:8つのレッスンの中に、「法則」として34の基本ノウハウを集約 特長3:第3部では、「ビフォー作例掲載→アクション→アフター作例掲載」の順で誌面展開 特長4:作例と解説にストーリー性があり、初心者にも情景をイメージがしやすい 特長5:風景、室内、食品、植物、静物、人物という、人気の高い被写体を中心に作例を掲載
  • サッカープレーモデルの教科書
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 近年サッカー界で話題の「プレーモデル」という言葉。 欧州のクラブで、プレーモデルは当たり前のように取り入れられているが、 日本ではプロクラブですらプレーモデルという文化が定着しているとは言えない。 本書では、グラスルーツの指導者にもプレーモデルの概念を理解できるような、まさに教科書です。 【目次】 はじめに 第1章 なぜプレーモデルが必要なのか? ・プレーモデルとは何か。なぜ必要なのか? ・日本に足りないのは“自国のプレーモデル" ・「プレーモデル=型にはめる事」? ・育成面でのプレーモデル『時代遅れの選手を育成しないために』 ・プレーモデルの持つ効果とは? ・プレーモデルの出発点は現代サッカーを知ること ・現代サッカーのモデルとなるチームは ・現代サッカーの各構成要素について考える ・現代モデルの選手とは何か? ・選手育成における成功の3要素とは? ・いかに選手の能力を見極めて発掘するか 第2章 プロクラブのプレーモデル構築法 ・欧州クラブチームのトレーニングを視察して ・ハイインテンシティのトレーニング ・ダイナミックテクニック・トレーニング ・発見・誘導型のトレーニング ・欧州クラブチームのトレーニングからプレーモデルを読み解く ・ホッヘンハイムのトレーニング例 第3章 実際のプレーモデル構築法 ・プレーモデルに従ったチーム作りとは ・プレーモデルに影響を与えるものとは? ・現代サッカーの特徴とトレンドを考慮する ・シーズン途中に監督に就任した場合に、プレーモデルをどう作っていくか? ・プレー原則をつくるには? ・プレー原則の持つ効果 ・プレー原則を身につけるためには ・プレーモデルに従ったトレーニングは今までの古典的なトレーニングとは何が違うのか? ・トレーニングを継ぎ接ぎにしない ・シュートチャンスの作り方における意外性と驚き与えるプレー原則の例とトレーニングメソッド ・プレー原則を身につけるために有効な「発見誘導型トレーニング」 ・トレーニングの原則 ・集団としての意外性を発揮するために ・メソッド以上に大切なこと ・日本人はなぜ1対1に弱いと言われるのか ・「完璧主義」の幻想 ・九州産業大学プレーモデルとトレーニングについて ・ミクロサイクル(週間トレーニング)の考え方 ・曜日ごとのトレーニング内容【動画あり】 第4章 ダイナミックテクニックとは? ・ダイナミックテクニックを知る ・ダイナミックテクニックはなぜ必要なのか? ・プレー原則とダイナミックテクニックの結びつき ・ディテールをどう分析しトレーニングしていくか? 日本に足りない論理的な技術指導 ・指導の中でのディテールとは? ・ダイナミックテクニックのトレーニングデザイン ・ダイナミックテクニック1~9 【トレーニング動画あり】 第5章 プレーモデル作成問答 おわりに
  • クリスティーヌ
    5.0
    【フランス2021年 メディシス賞受賞、ゴングール賞ノミネート作品】 実父による近親姦に苦しみ続けた少女は、どのように1人の女性として自己確立していったのか、その人生を描いた物語。 本書は、フランスの作家、劇作家で脚本家でもあるクリスティーヌ・アンゴの二十四作目の小説『Le Voyage dans l'Est』2021年刊の全訳である。 物語は十三歳になったクリスティーヌが初めて実の父親に会う日から始まる。憧れの父親にようやく娘として認知され、これからは普通の親子としての生活が始まると有頂天になるが、現実は想像とは全く別のものだった。自分の身に何が起きているのかを伝え、救い出してほしい気持ちとは裏腹に、母親にすら話すことができない。そして誰にも打ち明けられないまま、少女時代は過ぎていった……。 著者が綴るのは、クリスティーヌが苦しみ、トラウマを抱えて人生に絶望しながらも、どのように一人の女性として自己確立をしていったのか、その命がけの人生そのものである。 著者のアンゴも実父による近親姦からのサバイバーであり、デビュー作から一貫して女性に対する性的虐待をテーマに書き続けてきた。ただ、作中の「クリスティーヌ・アンゴ」は作者自身ではなく、本書はアンゴの自伝ではない。しかし、彼女の作風はあまりにも実体験と近接しており、作者と語り手を分離しにくいかもしれない。一つだけ強調しておきたいのは、アンゴにとって「近親姦の被害者」という「立場」と「実体験」は文学作品を生み出すための出発点に過ぎないということだ。 サバイバーのアンゴは「文学作品を書くこと」という手段で戦う。戦う相手は家族関係を破壊し、隷属の関係を強要する性的虐待者だけではない。それを見ないふりをし、セカンドレイプをする「社会」全体である。

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  • 鈴木敏文のCX(顧客体験)入門
    4.1
    【内容紹介】 日本ではDX(デジタル・トランスフォーメーション)の文字を見ない日はありませんが、ここ数年、もう一つ、「X」のつく用語として、「カスタマー・エクスペリエンス(Customer Experience、略してCX)」という概念が日本にも入ってきて、注目が集まっています。 CXは「顧客体験」もしくは「顧客体験価値」と訳されます。「商品・サービスの購入、利用における顧客としての体験」および「体験をとおして得られる感覚的・心理的価値」を意味するようです。 ヒト(お客様)は、モノをとおしてコトを体験することで価値を感じ、満足感を得る。モノの価値に対して、コトの価値とは、お客様が体験することで得られる価値、すなわち、顧客体験価値といえるでしょう。 カスタマー・エクスペリエンスの概念は二〇〇〇年代に入ってから注目されるようになったようですが、セブン‐イレブンでは、一九七〇年代の創業当時から、仮説・検証を実践することで、お客様に満足していただける顧客体験を提供し続けてきたのです。 ★★★セブン‐イレブン流・「これが欲しかった!」をつくり出す・真の【お客さま目線】とは? コンビニおにぎり、セブン銀行、100円コーヒー……。 数々のヒットを生み、日本の新しいライフスタイルをつくってきた鈴木敏文氏。 彼が約50年前からただ一人見抜いていた、潜在ニーズを拾いあげる「ストーリーづくり」の真髄は、創業以来セブンが徹底している「CX=カスタマー・エクスペリエンス(顧客体験)」にあった! ◎「お腹いっぱい」の人は何を食べるか ◎半分にカットした割高の大根が売れる理由 ◎おにぎりの販売は「新しい習慣」を生み出した ◎Francfrancには、なぜ、便座カバーが置いてないのか ◎動物園を「お客様の立場で」を見直して気づいた衝撃の事実 ◎花の売り手が花をもらって初めて問題点に気づく ◎横を見ずに目の前にいる顧客に目を向ける ◎「過去の延長線上」ではなく「未来の可能性」に目を向ける 「お客さまだけを見てください、ほかは見なくてけっこうです」 【著者紹介】 [著]鈴木 敏文(すずき・としふみ) セブン&アイ・ホールディングス名誉顧問 1932年長野県生まれ。中央大学経済学部卒業後、東京出版販売(現トーハン)を経て63年イトーヨーカ堂入社。73年セブン‐イレブン・ジャパンを創設し78年社長に就任。92年イトーヨーカ堂社長、2003年イトーヨーカ堂およびセブン‐イレブン・ジャパン会長兼CEOに就任。05年セブン&アイ・ホールディングスを設立し、会長兼CEOに就任。16年から現職。著書『わがセブン秘録』など多数。 [取材・構成]勝見 明(かつみ・あきら) ジャーナリスト。1952年、神奈川県生まれ。東京大学教養学部中退後、フリージャーナリストとして経済・経営分野を中心に執筆を続ける。著書に『鈴木敏文の「統計心理学」』ほか、『共感経営』(野中郁次郎氏との共著)など。 【目次抜粋】 イントロのようなまえがき モノ消費からコト消費の時代へ  なぜ、セブン‐イレブンの日販は他チェーンより一五万円も高いのか  「カスタマー・エクスペリエンス」とはコト消費  「仮説・検証」によりコト的な価値を提供する  「真冬の冷やし中華」が売れるわけ 第1章モノではなく、コト(体験価値)を売る時代へ 1 コロナ禍で顧客体験がより重要性を増した 2 メリハリ消費、ごほうび消費は典型的なCX型消費 3 同じものごとでも提示の仕方で売れ方が変わる ほか 第2章CX経営にはどんな発想法が必要なのか 1 常に顧客を起点に発想する 2 顧客起点の発想はあらゆる分野で求められる 3 「川モデル」ではなく、「井戸モデル」で考える ほか 第3章顧客の求める体験価値をどのように生み出すのか 1 予定調和を壊す 2 「上質さ」×「手軽さ」の空白地帯を見つける 3 仮説力を鍛える① ~疑問を発することが出発点 ほか 第4章カスタマージャーニーに沿った戦略を考える 1 仮説を立てるとはカスタマージャーニーを想定すること 2 売り場という「舞台(ステージ)」で「物語」を生み出す 3 キュレーション戦略~選択と絞り込みで新しい価値を生み出す ほか 構成担当者によるあとがき
  • モノも石も死者も生きている世界の民から人類学者が教わったこと
    3.3
    息苦しいこの世界からの出口は、ある。 片づけコンサルタント「こんまり」のメソッドは、 自分とモノとの純粋な対話ではなく、自分自身との対話を目指すものなのではないか。 アニミズムとは、地球や宇宙における存在者のうち、人間だけが必ずしも主人なのではないという考え方だとすれば、自分との対話を目指すのは、人間のことだけしか考えていないという意味で、真のアニミズムとは呼べないのではないか。 本書の出発点は、ここにある。 アニミズムは「原初の人間の心性」として過去のものとされてきた。 しかし、そこには、人間の精神を豊かにするヒントが隠されているのではないか。 文学、哲学の大胆な解釈とフィールド経験を縦横に織り合わせて、「人間的なるもの」の外へと通じるアニミズムの沃野を探検する。 人間が世界の「主人」をやめた時、動物、モノ、死者との対話がはじまる。     【目次】 1 こんまりは、片づけの谷のナウシカなのか? 2 風の谷のアニミズム 3 川上弘美と〈メビウスの帯〉 4 壁と連絡通路——アニミズムをめぐる二つの態度 5 往って還ってこい、生きものたちよ 6 東洋的な見方からアニミズムを考える 7 宮沢賢治を真剣に受け取る 8 まどろむカミの夢——ユングからアニミズムへ 9 純粋記憶と死者の魂——ベルクソンとアニミズム 10 記号論アニミズム——エドゥアルド・コーンの思考の森へ 11 人間であるのことの最果て——語りえぬものの純粋経験 12 人間にだけ閉じた世界にアニミズムはない あとがき 参考文献
  • 地方選 無風王国の「変人」を追う
    4.4
    『無敗の男』で政治家と永田町を描き尽くしたライターが全国7町村の首長選の現場、土地の風土、そこに映る「にんげん」の本質までを描き出す―― マグロと原発の町、「飛び地」の村、60年も無投票が続く島…… “選挙を旅する”異色ノンフィクション。 コンビニ店員、国際派テレビマン、サーファー漁師、発明家は、 【再選率84.2%】の壁になぜ挑んだのか? 「改革幻想に囚われ、国政政党の合従連衡に明け暮れた平成政治とは異なる令和の政治がこれから始まるとするならば、その主人公は地べたの暮らしに疎くなった永田町の住民ではなく、土の香りがする地方の首長の中から生まれるであろう」(「プロローグ」より) 愛なき“勝ち組の政治”を打ち破るのは、田舎の荒野でもがく「変わり者」だ! 【目次】*小見出しは一部 プロローグ コロナ以後の「ニュースの主人公」 2020年は地方政治再評価の出発点 「安倍一強」が逆なでした地方のプライド 第1章 えふりこぎ(青森県大間町長選) 原発マネーが漁師町を変えた 「選挙は親戚の数で決まる」 第2章 コンビニ店員の逆襲(北海道中札内村長選) 毎日の接客が選挙運動になった 最後は鈴木宗男が持っていった 第3章 風にとまどう神代の小島(大分県姫島村長選) 竹下登が駆け寄ってくる 61年ぶりの選挙は島を変えた 第4章 ドンの5日間戦争(愛媛県松野町長選) 「老人ホームに入れなくなるよ」 第5章 国道ファースト主義(和歌山県北山村長選) 村民の9割が二階俊博を支持 第6章 仏頂面と波乗り男(北海道えりも町長選) 「私が東京と話をつけようか」 第7章 嘘つきと呼ばれて(佐賀県上峰町長選) 「原口一博」という後ろ盾 エピローグ 英雄探しよりも「機能する変人」の発掘を

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