オートフィクションに分類されるのかな
生々しくて苦しい出来事と、どこか冷徹な感じの視点
何かを語ろうとするとき私たちは表象可能だと信じて言葉を探すけれど、そもそもこの世の物事を言葉に置き換えてみようなんて考え自体が傲慢なんやと思う。そもそも本質的に語り得ないことが前提なんやと思う、事実を描こうとする
...続きを読むとぽろぽろこぼれ落ちてしまうことが世の中には多すぎる
形式というのは本当に功罪の多いもの、何かの形にあてはめると、より一般化が簡単になって何かを語りやすくなる反面、それは凡庸になり自分自身の無関心さを何より引き出してしまう。
読めてよかった作品