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2030年からの警告 社会保障 砂上の安心網
*2018年は社会保障改革が最大のテーマ。本書は政治家や官僚、学者から、市井の医療・介護従事者、患者までを取材。記者自らが検査を体験、救急医療や介護施設の現場にも入り込み、社会保障危機の現場を伝える。日本経済新聞が力を入れて取り組んだ連載の集大成。 *政治家・医師会・製薬業界・学会の代表者に厳しく責任を問うたインタビューや、病をおし党派の壁まで越えて税と社会保障の改革に取り組んだ与謝野馨氏への生前最後の筆談インタビューなど読みどころも多い。 *日本一病床数が多くコスト高につながっていると指摘される高知県、先進的な取り組みのスウェーデン、要介護度を下げようと奮闘する東北の施設など、記者が現場に足を運び、生の声を伝える。 *社会保障の問題点、改革の論点が具体的に見える必携の書。 -
老後をリッチにする家じまい 一戸建て、売り逃したら負動産
「空き家」「重税」「相続争い」の元凶を処分して豊かなセカンドライフを手に入れる秘策! なぜ一戸建ては不利なのか? 「マイホーム時代」は完全に終わった。 低金利でも若い世代はマイホームを購入しない。各種アンケートでも「将来的にマイホームを購入したい」という人が大幅に減少している。こうなると、高齢者にとってはもちろん、その予備軍にとっても、できるだけ早いうちに一戸建て住宅を処分=「家じまい」して、税務面で優遇されるマンションやサ高住への住み替えをした方が、老後に備えた賢明な生き方である。一戸建ては買い主が現れにくい以上、残された猶予はない。 「家じまい」を決断することは、簡単ではない。給与の大部分を投じたマイホームで、子育てをし、家庭を築いてきた。変化を嫌う高齢者には、大変な勇気が必要であろう。しかし、「家じまい」は決して、後ろ向きなものではない。むしろ、幸せなセカンドライフを築くために必要な準備である。「家じまい」は、老後の資金調達の手段である。 -
池上彰のこれが「世界のルール」だ!
平和は終わった! 「イスラム国」からピケティ「21世紀の資本」まで、 大困難の時代に必要な50の知識。 池上さんが「渦中の人」となった朝日新聞問題や 川上量生さんとのスペシャル対談も収録。 「日本が攻撃対象であることを名指しされる時代になりました。 過去ののどかで平和な時代は終わりを告げたかのように見えます。 では、どうすればいいのか。 まずは「敵」を知ることです。 歴史から現代が見えてくるのです。」――「はじめに」より 【目次】 ルール1 組織拡大術――「イスラム国」が急成長したわけ ルール2 トラブル解決法――間違いの謝り方が勝負だ ルール3 ホンネを見抜く――公開情報から推理する ルール4 歴史の勉強法――社会人は教科書「世界史A」を読もう ルール5 究極のリーダー術!?――独裁・中国はどこに行く ルール6 お金、マネー、資本を知ろう ルール7 交渉術、プレゼンテーションを磨け ルール8 ビジネスのカギは科学にあり ルール9 インタビュー術!――「いい質問」をする秘訣 -
老後のホンネ、幸せなのはどっち?
上野千鶴子氏推薦! 「そうだったの、やっぱり、へえ~……。お年寄りのホンネ炸裂! 聞き出した辻川センセはえらいっ」大阪・下町の辻川ドクターが、1万回を超える電話相談と、2400人へのアンケートで浮き彫りにした、老後のリアル! 自分らしく、自由な老後を過ごすための方法はどっち? 1万回を超える電話相談と、2400名へのアンケートをもとに解説した一冊。「老後はひとり暮らしのほうが満足度が高い」「夫婦でも、いつも一緒に行動するのは、大きなストレスになる」「子供の世代とは、緊急の連絡手段だけ確保したら、あとはお互い好きに生きる」建前なしの“ホンネ”をベースに考えてみると、これまでとは違った幸せの形が見えてくる。 【本書の目次より】◎老後の「幸せはどっち?」――ひとり暮らしを満喫したいor子世代と同居したい ◎老後の「幸せな夫婦はどっち?」――お互いの「違い」を尊重するorお互いの「共通」を尊重する ◎老後の「幸せな家族はどっち?」――子よりも自分のことを優先するor子や孫のことを優先する ◎老後の「幸せなもしもの備えはどっち?」――最後を迎える準備がしてあるor何の準備もしていない -
粉飾 ダマし方見抜き方
なくならない企業の粉飾決済。投資家の自己防衛力向上と企業風土の刷新が必要だ。 本書は週刊エコノミスト2016年12月20日号で掲載された特集「粉飾 ダマし方見抜き方」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・進む「日本企業の劣化」 経営者の悪意排除を ・インタビュー マイケル・ウッドフォード 元オリンパス社長 ・会計士が明かす手口 常道は売掛金、在庫の水増し 「のれん」の“隠れみの”に注意 ・危ない財務を見抜く ROEはROAの2倍以下! 営業キャッシュフローはプラス ・Q&Aで解説! 企業会計を知るキーワード5 ・AIで粉飾を発見・防止 ・グラフで見つける! 粉飾を見抜くエクセル活用法 散布図と回帰線で異常を把握 ・「上場ゴール」を防げ! 上場直後の大幅下方修正は直前の会計処理に“抜け穴” ・「のれん」のリスク アーム買収でソフトバンク急増 減損リスクが財務、業績に重し ・逆風の監査法人 人気職業から転落した会計士 不正会計の撲滅に不安残す ・企業風土 しがらみ断つトップ選出へ 「経営幹部の内部統制」必要 ・監査役の「覚醒」 増えるモノ言う監査役 粉飾防止の「番人」たれ ・内部通報者保護 公益通報者保護法の充実 試される財界の「本気度」 【執筆者】 稲留正英/桐山友一/金井暁子/前川修満/村井直志/村井直志/金井暁子/井端和男/磯山友幸/浜田康/山口利昭/光前幸一/エコノミスト編集部 【インタビュー】 マイケル・ウッドフォード/君和田和子/佐々木清隆/関根愛子/佐藤隆文 -
清和会秘録
清和会(現・清和政策研究会)は、安倍晋三首相が後継者であることを自認する祖父・岸信介元首相の十日会(岸派)を源流とし、大蔵省主計局長出身の当時の自民党の領袖・福田赳夫を中心に一九七九年に結成された。 一九七二年、田中角栄と福田がポスト佐藤栄作を争う激しい派閥抗争いわゆる「角福戦争」が勃発した。闇将軍・田中角栄から竹下派(経世会)による政治的差配が、一九七〇年代前半から一九九〇年代にかけて長く続き、清和会は傍流に追いやられる。 しかし、二〇〇〇年に森喜朗が政権の座に就くと、その後、同派閥出身の小泉純一郎が圧倒的支持を集めて小泉旋風を巻き起こす。郵政民営化に象徴される「聖域なき小泉改革」のその実は、経世会の利権潰しにあった。その後継に安倍晋三、福田康夫が政権の座に就き、四代続けて総理を輩出し、自民党最大派閥となる。 民主党からの政権奪取を経て、人相までも祖父・岸信介に似てきたと言われる安倍首相が目指すのは、安保改定とその先にある自主憲法制定である。皮肉なことに、日米安保改定をなした岸元首相が退陣に追い込まれたのは、怒れる若者たちが安保改定阻止に胎動した「六〇年安保闘争」に起因する。半世紀以上の時を経て、国会前に集まる「怒れる若者たち」の空気と行動は酷似している。 五人の総理・総裁を輩出した現代の自民党最大派閥「清和会」の深層に、森喜朗、小泉純一郎、安倍晋三、福田康夫の総理経験者をはじめ自民党最高幹部の証言インタビューから迫る、政界ノンフィクション! -
外国人が教えてくれた 日本人 is No.1
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「日本人が気づかない日本の良さ」を爆笑コミックエッセイで紹介! 日本に住む外国人たちが目にした日本生活での驚きの数々。そこには、われわれが見落としていた、日本人の暮らしの中でのあらゆる工夫が詰まっていた。内容例を挙げると、◎狭い家だからこそできるエコライフ、そして揚句の果てには彼女もできてしまう日本の家とは? ◎呑み会にはまった外国人。おしゃく文化で異国生活のさびしさもどこへやら ◎缶コーヒー、フルーツサンドイッチ、具だくさんピザなど驚きのアレンジ力 ◎エステ、ネイル、化粧など女性の美的センス ◎超先進的な恋愛観 ◎日本語の擬音の多様な表現力 ◎日本人の必殺奥義「以心伝心」 等々 日本をネガティブに見ていた著者が、なぜか外国人たちの視点を通じて日本文化、日本人をポジティブにとらえるようになっていく。日本を再発見して日本を好きになる、世界地図を広げて、他の国をもっと知り外国人と異文化交流したくなる一冊である。 -
日米同盟と原発 隠された核の戦後史
東京電力福島第一原発事故で原発の安全神話が崩れた後、日本が50基もの原発を抱えていることは、改めて驚きと不安を巻き起こした。この狭い国土に、誰が、いかにしてこれだけの数の原発を建設していったのか? 戦後政治に多大な影響を与え、現在も日本外交の基軸となっている日米同盟を切り口に、唯一の被爆国である日本が原発大国となった軌跡を、100人以上の証言を集めた丹念な取材でたどった。単行本化を望む声が多数寄せられた中日新聞、東京新聞での1年にわたる連載に加筆、米スリーマイル島原発事故の原因究明と対策を語った「カーター元米大統領インタビュー」、福島の事故直後、米国が受けた衝撃と日本へのいらだちを、会議録をもとにたどった「フクシマの1週間」、中部電力浜岡原発停止に至る官僚と政治家の暗闘を明らかにした「浜岡停止10日間の攻防」など、関連の独自報道も収録。 -
農家と農業 お米と野菜の秘密
米や野菜などの「商品」としての農産物、そして農家のことを、どれだけ知っていますか。 パソコンや筆記用具、あるいは自動車などの「工業製品」であれば、どんなメーカーがどこの工場で作っているか、なんとなく想像できます。でも、ふと考えてみると、私たちが一日に三回(かそれ以上?)口にする食事の素材である農産物は、どうやって作られているのでしょうか。 「産業」として把握する農業はとても興味深いものです。田んぼや畑で作られていることは分かります。また、農家は「株式会社」ではなく個人が経営している気がします。旅先で農産物が直販されている場面もよく見ます。でも、具体的に、どんな方が、どんな働き方で作っているのか、それはどのように流通し、どのように農協や農水省・政府と関わっているか、そして田や畑はどのように維持されているのか、よく知らないのではないでしょうか。 本書は、農産物を作る・流通する・売る仕組みと、生産工夫からテクノロジーまで、農家と農産物の「仕事」のすべてを解説します。本書を読めば、農家のみなさんがどのようなお仕事をしているかもわかるはず。経済ニュースもこれできちんと理解できるようになります。 第1章 いつも食べている米や野菜の不思議/第2章 農産物が私たちの口に入るまで/第3章 米、野菜、果実をつくる農業の現場/第4章 農をとりまく環境と未来/第5章 世界のなかの日本の農業/第6章 農業を仕事にするには -
ネオ階級社会はここから始まった
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 一九七四年は、日本社会の転換点となるべき年であった。一九七三年のオイルショックを乗りこえ、その翌年、日本経済は世界に先駆けてV字回復を遂げたかに見えた。しかし、高度経済成長の記憶から離れられなかった当時の日本人は、「日本型」「日本人独自の」「日本らしく」といったやり方で危機を乗りこえられると思い込み、転機を見過ごしてしまったのだ。いかにして「会社主義」「総中流神話」が崩壊し、ネオ階級社会が広がっていったのかを検証する。 -
大日本「健康」帝国
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 軍国主義体制がとられていた時代には、兵力確保に、「国のため」に健康であることが求められた。そして今また、禁煙の推進やメタボ検診など、作られた「健康ブーム」に、国民が欺かれている。それは、医療費を抑制するための施策として、「国のため」に健康であることが求められているのだ。現在と戦前との相似性を浮き彫りにし、行き過ぎた「健康ブーム」を斬る。 -
誰がテレビをつまらなくしたのか
タレントを集めてバカ騒ぎ、「答えはCMの後で」の連発、どっちを向いても「韓流」……。このワンパターンは本当に視聴者の要望か? 薄っぺらな「笑い」や「感動」の押し売りは、もうウンザリ! 本書では、元NHKチーフプロデューサーが、テレビが抱える病理に鋭く斬り込む。たしかに、お笑い番組も報道番組も盛況である。ハイビジョンもきれいだ。それでも視聴者の不満と不信が高まっているのはなぜか。なりふり構わず視聴率を追いかける制作者、制度に護られた既得権益への依存、公共性への認識不足などがその背景にある。この国の文化をファースト・フード化させたのは誰か。今こそテレビ文化に対する「慣れと諦め」を超えるべきではないのか。著者はその具体策として、番組審議会の透明化や市民によるメディア・リテラシー活動を紹介する。インターネットが浸透する昨今、果たしてテレビの復権はあるのか。メディアの使命を真摯に捉え直した好著である。 -
現代日本人の意識構造[第八版]
40年にわたる定点観測から見えてきた 日本人の「今」、そして「これから」 価値観やものの見方を捉える「日本人の意識」調査は、1973年から5年ごとに行われ、今回の2013年で9回目を数える。質問項目は、生活目標や人間関係、家族や仕事のあり方、政治や国際化に関する意識など。これまでに蓄積されたデータを分析、時代による意識の変化を明らかにするとともに、日本社会の将来像を展望する。 [内容] I 序章 II 男女と家庭のあり方 III 政治 IV 国際化・ナショナリズム・宗教 V 仕事と余暇 VI 日常生活 VII 生き方・生活目標 VIII 終章――強まる伝統志向 -
なぜ名門女子校の卒業生は、「ひと味」違うのか!
世界の潮流は積極的に女性の力を活用する方向に動いている。少子高齢化が進む中で女性の社会進出は自明の理だ。名門として長年に亘り日本の教育をけん引している女子校の卒業生たちが出している答えに、これからの女性の生き方、働き方が見えている。13歳から18歳という思春期に、女性としての特性を生かしながら、男性には持ちえない独自の視点、穏やかな横のつながり、細やかな心配り、目標に対して粘り強く努力を続ける姿勢をいう利点を最大限に伸ばしている。女子教育の名門、四谷の雙葉学園校長の話に女子教育の本質が見て取れる。「自分には自分の特性があって人と違うものがあるのだから、社会に出た時に、自分がどういう立ち位置にあるのか、よく見なさい」。中学受験を目指す父母が参考になる情報はもちろん、生き残りの中で経営に紛争する私立女子校関係者をはじめ、女性を上手に活用しようとしている企業関係者の採用担当者にも活用できる1冊。 -
中国 無秩序の末路 報道で読み解く大国の難題
大幹部の汚職、愛人に「契約書」、愛憎の果ての殺人・・・秩序なき中国が見せている「末期症状」ともいうべき実態を、現地の報道から気鋭のジャーナリストが丹念に読み解く! -
「家族」はどこへいく
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 少子化・高齢化・晩婚化が同時に進行するなかで、DVや児童虐待、子殺し・親殺しのニュースが毎日飛び交い、「家族」がきわめて今日的な問題として浮上している。これを「家族の危機」として捉えるかぎり、「危機」の原因を探り、崩壊を嘆く言説は流通しつづけるだろう。それに対して本書では、病理の象徴として家族を論じるのではなく、家族を論じることを通して社会のありようを注視する。具体的には、捨て子が文化としてあった江戸期の家族像や戦後日本における家族の変容などの歴史事象を確認し、人口減少社会の実情や地域と家族の関係性を把握し、家庭内殺人をめぐるメディア報道のあり方などを俎上に載せて家族をめぐる問題系を読み解く。家族と社会の「これまで」と「これから」を見定める格好の入門書。 -
日中韓はひとつになれない
日本人は中韓と、政治・経済・文化においてアメリカなどへの対立軸となりうる「東アジア共同体」を設立しうるのか? 協調の前に認め合わねばならない日中韓の「差異」について考察を深め、あるべき姿を提案する。 -
震災裁判傍聴記~3.11で罪を犯したバカヤローたち~
東日本大震災から3年。これまでマスコミで報じられなかった震災犯罪が多く存在する。混乱に乗じ、犯罪者と成り果てた者から、やむにやまれず罪を犯すことになった者まで。彼らの震災裁判を傍聴して見えてきた人間模様とは?3年間、数多くの震災裁判を傍聴を続けてきた著者があの大震災で何が起きていたのか?明らかにする。【全18の事件裁判を収録】1)石巻ニセ医者ボランティア2)「被災地まで帰りたい」詐欺3)学校を狙う発電機窃盗団4)警備員による金庫荒らし5)飲料水買い占めパニック便乗詐欺6)親指一つで騙した義捐金詐欺7)被災コンビニのATM窃盗8)放射能パニック便乗商法9)職を失った被災者を狙う就職あっせん詐欺10)被災住宅の侵入盗11)役所を騙す被災者偽装12)もう一つの「ニセ医者」事件13)避難所で強制わいせつ14)復興予算と贈収賄15)原発職員が犯した詐欺行為16)原発警戒区域内で窃盗17)通行証偽造によるペット救出作戦18)津波被災した兄弟の虚偽申請 -
世の中を良くして自分も幸福になれる「寄付」のすすめ
お金の寄付はもちろんだが、物品の寄付、時間やスキルの寄付(ボランティア)なども取り上げられており、「0円」からできる寄付の仕方もわかる。また、2011年から施行された新寄付税制の活用法についても解説されている。一般にあまり知られていないが、この新寄付税制により寄付金の最大50%が戻ってくるなど、実は日本は欧米に負けない寄付優遇国家になっていたことに気づかされる。 以上のように全体的に寄付のハウツー本の趣のある本書だが、第2章だけは異色の章で、寄付を実践している7人を紹介するノンフィクションになっている。7人のいずれもが、寄付を楽しみ、心理的な大きな“報酬”を得ている様子が伝わってくる。7人の最後として、著者自身が登場し、横浜・寿町のNPOへ物品(衣服・タオルなど)を寄付した体験がレポートされている。この“寄付初体験”により、著者自身に起こった思いがけない内面(心)の変化が語られ、寄付を「本来の幸せを手に入れる方法」と位置づける著者の気持ちが伝わってくる。 世の中を良くするために何かしたい人、自分自身に何か良い変化を起したい人……などにお薦めの本である。 【主な内容】 プロローグ 本当の幸福を手に入れるために 第1章 寄付が日本と世界を変える 第2章 寄付を実践する人たち 第3章 寄付の受け皿「非営利団体」を知る 第4章 NPO法人が社会を変える仕組み 第5章 新寄付税制のメリットを活用する 第6章 寄付はお金だけとは限らない 第7章 最近の寄付事情 第8章 後悔しない寄付先選び おわりに 参考資料/掲載団体等URL -
取材歴59年の記者が見たW杯「裏表」ヒストリー
1932年に新潟に生まれ、大学卒業後、一貫してサッカー取材を続けてきた著者。W杯は1970年のメキシコ大会以来、欠かさず現地取材に飛んだ。誰よりも長く、深く知る人間が語る「フットボールの神髄」。 -
ポスト・プライバシー
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 近代以降、人びとは「他の誰でもない私」「ほんものの自己」を目指すようになるとともに、個人の情報や秘密、私的領域の保護を求めるプライバシー概念を重視するようになった。だが情報技術が飛躍的に向上して一般化した現代社会では、プライバシーの位相は大きく変容している。個人の内面や身体、親密さ、私的領域を聖域化してきたプライバシーが、データベースや情報システムを聖域化するプライバシーへと移行しつつあり、それにともなって私的領域と公的領域の境界も意味を失ってきている。こうした現状を、監視カメラの偏在化やデータベースへの個人情報の登録などの事例からあぶり出す。そして、個人の外部にあるシステムが管理する情報によって「私」が形づくられつつある今日の状況が、社会システムのどのような変化に呼応しているのかを解明する。 -
美術館の政治学
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 国立新美術館をはじめとする美術館の建設ラッシュは、何を意味しているのか。明治期以降の美術館の歴史的展開をひもときながら、思想としての日本民藝館、ミュージアムパーク=上野公園の記憶と美術、近代史の矛盾を抱える遊就館、80年代文化の象徴であるセゾン美術館、地方都市の地域文化と美術館の関係性、指定管理者制度をはじめとする美術館経営などの具体的な問題群を取り上げて、文化装置としての美術館をめぐるさまざまな政治的力学を解明する。美術館という“場”を批評的に読み解き、マルチカルチュラリズムやグローバリゼーションをも議論の俎上に載せてその可能性に光を当てて、縦横無尽に美術館を語り思考するミュージアム・スタディーズの成果。 -
全47都道府県幸福度ランキング 2014年版
住民なのに案外気づかない自分の県のいいところ、悪いところを発見できる本。 60個もの客観的な指標をそろえて、いろいろな切り口で47都道府県を順位づけます。 たとえば、食料自給率の1位は北海道、生活習慣病の受療者数ワースト1位は高知県、 書籍購入額1位は兵庫県、持ち家率1位は秋田県、健康診査受診率1位は石川県、 生活保護受給率ワースト1位は大阪府といったようです。 それだけでなく、60の指標を、健康分野の指標、文化分野の指標、といったように分類して、 各分野での順位も発表しています。 たとえば、 仕事分野では、1位は福井県、2位は神奈川県、3位は山口県、 生活分野では、1位は富山県、2位は鳥取県、3位は福井県、です。 もちろん、総合ランキングもあります。こちらはぜひ、本書をご覧ください。 なぜ自分の県がこの順位なのか、と考えていくと、この地域で暮らす 幸福って何だろう、という問題につきあたります。 世の中ではブータンが世界一幸せな国だと言われていますが、そもそも、 何をもって幸福とするのか。世界の幸福ランキングの考え方も調査し、まとめて紹介しています。 大震災後のいまだからこそ地域の未来について深く考えたい、全県民の必読書です。 【主な内容】 序章 地域の幸福とは何か 1章 総合ランキング 2章 分野別ランキング 3章 47都道府県ランキング 4章 世界の幸福度ランキング 5章 知事と地域の幸福を考える 6章 全60指標ランキング紹介 -
経済社会学のすすめ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 経済学と経済社会学との違いとは何か──写真を撮るとき、レンズやアングル、何に焦点を絞るかによって見えてくるものが異なってくる。経済社会学は、社会学という特定のレンズやアングルを用いて、経済現象を説明・理解しようとする。人と人との関わりを視野に入れることで、同じ経済現象を扱うのでも違った見方が出てくる。/第1部:経済社会学とは何か 1章:経済社会学とは何か──経済社会学の視点 2章:社会と経済の関係──「埋め込み」アプローチの展開 第2部:文化と経済 3章:プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 4章:文化と経済 5章:産業と文化 第3部:ネットワークと経済 6章:ネットワークの構造 7章:職業キャリアとネットワーク 8章:ネットワークと経済 9章:産業とネットワーク -
ニコニコ的。〈豪華試食版〉―若者に熱狂をもたらすビジネスの方程式
「ニコニコ動画」の登録者数、3185万人。その数もさることながら、おそらく、これほど“オジサンたち”の注目や支持を集めないまま、若年層に圧倒的な支持を受けて普及したサービスは存在しない。それゆえに、現在ビジネスの中心で活躍する「非ニコニコ世代」には、ニコニコ動画の何がすごいのかが見えづらい。 しかし10年後、消費・ビジネスの両面で中心となって活躍するのは、現在10代、20代の「ニコニコ世代」だ。彼らはなぜ、ニコニコ動画を熱狂的に支持するのか? その答えを知ることは、5年、10年後のビジネスを構築する上で非常に有益なはずだ。 本書では、日本最強のコンテンツ集団を支えるカルチャーを、ドワンゴ会長川上量生氏と同執行役員CCO横澤大輔氏への取材から克明に炙り出す。 -
国内市場5.7兆円 「LGBT(レズビアン/ゲイ/バイ・セクシャル/トランスジェンダー)市場」を攻略せよ!
欧米では古くから「LGBT」という人たち向けに大きな消費市場が存在しています。 LGBTとは「レズビアン(女性に惹かれる女性)」、「ゲイ(男性に惹かれる男性)」、 「バイ・セクシャル(両性愛者)」、「トランスジェンダー(性同一性障害)」 の頭文字を取り、性的少数者の総称として使われる言葉です。 LGBTは人口の約5%の規模で存在するといわれています。 LGBTに関する商品やサービスの市場は、米国では77兆円、英国は7兆円にもなり、 企業は無視できず、情報感度が高く可処分所得も多いLGBTへの対応を誤ると 業績に大きく影響する可能性もあります。 そして、日本でも市場は5兆7000億円という調査結果もあります。 ようやく日本で注目され始めたLGBT市場とどう向き合うのか。 週刊ダイヤモンド(2012年7月14日号)では第二特集「国内市場5.7兆円 LGBT市場を攻略せよ!」を掲載。 本特集はレズビアン&ゲイカルチャー、LGBTコミュニティに貢献した人に贈られる 「Tokyo SuperStar Awards2012」のメディア賞を受賞しました。 この度、その特集を電子化しました。 雑誌のほかのコンテンツは含まれず、特集だけを電子化したため、お求めやすい価格となっています。 【掲載内容】 ・第1部 業績を左右する77兆円市場 米国企業が意識する“視線” ・第2部 10の事例から将来像を読み解く 日本におけるLGBT最新事情 日本IBM/シスコシステムズ/ゴールドマン・サックス/プルデンシャル生命保険/ ソフトバンク/ディズニーとパークハイアット/TOOT/LAUXES/アルファロメオ ・職場におけるカムアウト問題 周囲の理解と配慮は不可欠 ・Column 中年期を迎えるゲイ1期生 直面する「老後」という課題 -
日本のお医者さん研究
医師の世代間格差、収入格差、機会不平等の実態に迫ります! 医師不足や過酷な勤務状況下で、40代以下の疲弊した勤務医は、開業するにも不安がつきまとい、自分の子も医師になって欲しいという願望は強くありません。一方、年配の開業医はある程度時間に余裕があり、半数以上が男の子を医師にしたいと考えています。 このように年代や勤務形態で格差が広がりつつある中、医師たちはどのような医療システムが望ましいと考えているのでしょうか。財源の公私分担をどのようにすべきか、どんな医療技術を保険適用すべきか、限られた医療資源をどのような患者に優先すべきかなどのテーマをどのように考えているのでしょうか。 本書では、「開業医はやはり息子に跡を継がせたいのか」「開業医と勤務医はどれくらい年収が違うのか」「医局制度とはどんなものなのか」といった素朴な疑問をはじめ、過酷な勤務医の実態、地方の医師不足、医師自身の考え方の違いなどについてアンケート調査を行ったうえでデータに基づいて経済学的分析を行いました。日本の医師の置かれている実態や今後の医療制度を考えるうえで有用な1冊です。 -
「男」という不安
男が「弱くなった」「危なくなった」といわれて久しい。ここ数年、マスコミをにぎわす社会問題の主役は、大半が「男」である。未成年の殺人犯は大部分が男である。「ひきこもり」も、ほとんどが男だ。「もてない男」「結婚できない男」も増えている。ハゲ・コンプレックスに悩む男も話題に上る。精子が減少し、セックスレス・カップルが増加しているともいわれる。中高年に目を転じても、仕事に疲れたリストラおじさんや、家庭に居場所を見つけられない帰宅拒否症候群、自殺者の増大など、暗い話題が多い。いったい、何が彼らをそうさせているのか。他方、いまの日本の女たちはもはや男など頼りにせず、決然と自立を目指しているかのように多くのメディアは報じる。だが、それはほんとうなのだろうか――。現代日本の男たちが直面している困難を多面的に照らし出し、いまあらためて再考されるべき「男の値打ち」「男の生き方」を模索する真摯な論考。 -
見捨てられる<いのち>を考える
生きるべきひと/死んでいいひと、もう選別は始まっている…… 安楽死と尊厳死、そして優生思想をめぐって緊迫していく現況に警鐘を鳴らす 2020年7月、ALS(筋萎縮性側索硬化症)の女性患者に薬物を投与したとして、 ふたりの医師が嘱託殺人の容疑で逮捕された。 同じ年、コロナ禍で医療が逼迫するなか、 人工呼吸器をどの患者に優先して使うべきかの議論が紛糾。 医療がひとの生命を縮めうるという事実に、私たちは直面せざるを得なくなった。 研究者として当事者として支援者として、 死生学や生命倫理に長らく携わってきた著者たちが緊急セミナーで結集。 安楽死・尊厳死、そして優生思想をめぐり、先走っていく世論に警鐘を鳴らす。 【目次より】 まえがき――安藤泰至 第1 部 ALS 嘱託殺人と人工呼吸器トリアージ ◆「尊厳死」「安楽死」の危うさ――安藤泰至 ◆ALS 患者の「死ぬ権利」?――川口有美子 ◆医療が死を早めてよいのか?――島薗進 第2 部 「安楽死」「尊厳死」言説といのちの学び ◆殺される/殺すのはだれか?――安藤泰至 ◆<間>の生を聴く/<間>の生を語る――大谷いづみ ◆いのちの選別をめぐって何が起きていたのか?――島薗進 ◆ディスカッション 第3 部 「死」へと追い詰められる当事者たち ◆生命倫理問題における「当事者」の再考――いのちを守るとはどういうことか――安藤泰至 ◆家族に「殺させる社会」を生きる――「大きな絵」のなかで「小さな物語」に耳を澄ませる―児玉真美 ◆医療資源について語るとき、考えなければならないこと――島薗進 ◆ディスカッション あとがき――島薗進 -
JICA Magazine 2026年8月号:#国際協力 ~人を育て社会を支えるインフラ編~
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 <概要> 道路や鉄道、発電所や上下水道といったインフラは、経済発展や人間らしい暮らしに欠かせない社会基盤だ。日本は長年にわたり、インフラの整備を通じて途上国の発展に貢献してきた。その過程で重視してきたのが、施設の建設にとどまらず、制度づくりや人材育成の支援も並行して行うこと。整備されたインフラを持続的に利用し、将来的には計画から建設、運営・維持管理までを自らの手で行えるように後押ししている。本特集ではさまざまな事例を基に日本らしいインフラ協力の効果を解説。協力を続けることが日本への親近感や信頼感を形成するとともに、日本の利益にもなっていることを紹介していく。 <コンテンツ> ・地域をつなぎ、 人々の暮らしを支える世界の橋 ・インドネシアの新国際港が地域経済と日系企業を後押し ・日本式が支えるバンコクの都市鉄道 ・安全安心な道路整備を通じて現地に根付く技術と人の成長 ・土砂災害から命を守る「SABO」をブラジルで広める ・海上保安機関への協力でインド太平洋に安全をもたらす ・「三方良し」をもたらす国境を超えた人材育成 ・日本の舗装補修材が途上国の道路の維持に一役 ・身近なインフラのすごさを再発見 本誌について 『JICA Magazine』は独立行政法人 国際協力機構(JICA)の広報誌です。開発途上国が向き合う課題や、その課題解決に向けて国際協力に取り組む人々を紹介しています。 -
東南アジアから見た日本(小学館創造選書)
【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 日本人にとって、東南アジアとは何なのか? 東南アジアに強い関心を持ち、各地を歩き回った著者が、その歴史と風俗、日本人との関わりと断絶をわかりやすく書いた異色編。本書はまた、東南アジアを通してとらえた日本論・日本人論でもある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。 -
道州制で日本はこう変わる
中央主権から地方分権というスローガンのもと、戦後何度も議論されてきた道州制。現在でも多くの政党がマニュフェストに道州制を謳っているにもかかわらず、道州制はなかなか進展しない。本書は地方自治に関してのエキスパートが、道州制の歴史的経緯から始まり、海外の状況も踏まえて道州制が抱える問題点を具体的、網羅的に解説する道州制バイブル。これ1冊で道州制の全てがわかる本。 -
実務の落とし穴がわかる! 取適法・フリーランス法のゴールデンルール30
【弁護士・企業の法務担当者、必読】 取適法・フリーランス法を徹底的に学べます。 30の失敗事例から、気をつけるべきポイントをピックアップ。 改正のポイントを効率よく押さえ、違反しやすい点を徹底カバーしています。 従来「下請法」と呼ばれていた法律から、規制対象等が変更された「取適法」。 そして2024年に制定された「フリーランス法」。 公正取引委員会による勧告事例もニュースなどでよく見るところです。 本書は、ケーススタディ方式で注意点を紹介しているため、 気になるところだけ読んでもOK、通して読んでももちろんOKな構成になっています。 改正内容を正確に把握し、今一度、対策を整えませんか。 -
中国、韓国、日本、ことばと文化の共奏
どこからでもどんな読み方もできる、風変わりで欲張りな文化読本。 国歌・国旗から芸術、 囲碁・将棋、スポーツ、 あいさつ、じゃんけんまで。 テーマごとに、三か国の情報を並べて比較。 簡体字とピンイン、ハングルもたっぷりと。 歴史的に長く交流してきた三か国にとって「国境」というものは、かつては大きな問題ではなかった。 しかし、海洋資源や国防の観点から境を明確にする必要が出てきたことから、問題は複雑化している。 ―「領土問題」より 日本と韓国を象徴する鳥は、その姿を国内のほぼ全域で見ることができ、愛されてきた鳥である。 中国は国土が広いのでどの地域にもいる鳥はいないが、誰もが知っている空想上の鳥がいる。 ―「シンボル⑤鳥」より 「じゃんけん」のときの手の形は共通しているが、その呼び方と表現が少し違う。 ―「じゃんけん」より 【目次】 Ⅰ 基礎情報 GDP/ジェンダーギャップ指数/人口/面積/行政区分/教育制度/国連での位置/領土問題/シンボル Ⅱ ことば 第1章 三言語の基本と特徴 第2章 数詞と人称代名詞 第3章 あいさつ 第4章 会話 Ⅲ 文化 第1章 食文化と行事 第2章 ゲームと遊び 第3章 表現と芸術 【著者】 村上治美 大学教員、東海大学名誉教授、昭和女子大学非常勤講師。専門は文章表現・日本事情。学習院大学文学部国語国文学科を卒業後、東京外国語大学大学院修士課程修了。大韓民国国立釡山大学校講師を経て、東海大学留学生教育センターで教鞭をとる。その間、さまざまな国の留生に日本語と日本事情を、日本人学生に日本語教育法、文章表現、日本文化を教えてきた。本書では、韓国と日本についての執筆を担当した。 中桐典子 大学教員、中国語講師、明海大学非常勤講師。専門は現代中国語文法。お茶の水女子大学文教育学部文学科中国文学・中国語学専攻を卒業後、同大学院修士課程修了。お茶の水女子大学、法政大学、成蹊大学、東邦大学などで中国語講師をつとめるかたわら、中国残留孤児帰国者に日本語を教える。本書では、中国についての執筆を担当した。 -
コンプラ過剰社会 法令遵守が私刑の武器に変わるまで
なぜ社会を良くするためのルールが人を窒息させるのか? 今や、過ちを犯した個人を責める私刑の道具へと変貌してしまった感のあるコンプライアンス。 SNS上の私刑、過剰な自己規制、果ては組織の機能不全──。 行き過ぎたコンプライアンス意識の浸透が社会を萎縮させ、個人を息苦しくさせている。 「凡庸な正義感」に対し私たちはどう対応していけばいいのか。 組織論を専門とする気鋭の経営学者が、病理の深層を解き明かす。 【目次】 序 章 悪魔になったマングース 第1章 コンプライアンスの原点――本来は何を目指していたのか 第2章 よい組織はよくないことをしないのか 第3章 コンプライアンスの変容 第4章 ネットがかもす身内の空気 第5章 それぞれの正義と凡庸な正義 終 章 コンプライアンスを飼い馴らす