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《空間》と《場所》に焦点を合わせた
「アルコール・スタディーズ」初の試み――
飲酒の空間的実践を読み解く理論書としての側面と同時に、
地方都市 (ストーク・オン・トレント) と農村地域 (カンブリア州イーデン) でのインタビュー調査に基づく
イギリス地域研究という側面も併せ持つ。
「酒・飲酒・酩酊」に地理学の視点からアプローチした
これまでにない、もっとも包括的な研究成果。
いま英語圏の人文地理学界で盛り上がりを見せる「アルコールの地理学」に火をつけた (酒を注いだ)? 記念碑的著作、
Alcohol, Drinking, Drunkenness: (Dis)Orderly Spaces (Ashgate, 2011) の全訳が、満を持して登場。
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人の飲酒行動に関する
ありとあらゆる知見を積み上げた快著。
老いも若きも、男も女も、階級の違いを超えて、そしてあらゆる場所で、
人がそれぞれに酒を楽しんでいることがよくわかる。
地理学は、人間の行動に関することなら
何でも研究できる学問だったのだ。
――橋本 健二 氏 (社会学者。早稲田大学人間科学学術院教授。著書に『居酒屋の戦後史』、『居酒屋ほろ酔い考現学』など)
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