歴史・時代小説の検索結果

  • 金上侍日和

    金上侍日和

    小説・文芸
    -
    1巻1,584円 (税込)
    グローバリズムが世界を覆う今日、地方社会は巨大資本による収奪が進むなか、消滅の危機にさらされている。「地方創生」が叫ばれるものの地域の紐帯は失われ、人々は砂のようにアトム化し、自らを見失っている。それに比べ、江戸期庶民は、決して揺るがない「自分」をもっていた。われわれは生きる意味を取り戻すために、もう一度、歴史と民俗を振り返って見ることが必要なのではないだろうか。
  • へんぶつ侍、江戸を走る

    へんぶつ侍、江戸を走る

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,584円 (税込)
    和田竜氏絶賛、驚異の新人デビュー作。  将軍家の駕籠担ぎ・御駕籠之者組に席を置く明楽久兵衛は、剣の腕は一級品。だが、深川の唄い手・愛乃の大首絵を蒐集し、江戸の下水を隅まで熟知する「へんぶつ」ぶりを発揮して、周囲からは「大供」呼ばわりされて侮られていた。  そんなある日、愛乃の急死を知ったことから、物語は動き出す。気づけば、郡上一揆の箱訴を巡り、幕閣、果ては暗愚と呼ばれる九代将軍・家重まで巻き込んだ巨大な渦の中に、久兵衛は巻き込まれていた。
  • 夢駆ける草莽の志士、伊牟田尚平

    夢駆ける草莽の志士、伊牟田尚平

    小説・文芸
    -
    1巻1,584円 (税込)
    薩摩藩の名君、島津斉彬亡き後、その志を継ぎ、維新回天の想いを胸に、暗躍する一人の男がいた。その男の名は、伊牟田尚平。 清河八郎らと倒幕集団「虎尾の会」を首謀し、父から授けられた忍術を武器に、弱腰の江戸幕府と日本国の尊厳を踏みにじる西洋列強に敢然と立ち向かった若き志士の軌跡を追う。 大久保利通、西郷隆盛、小松帯刀ら時代の寵児を影で操った男の正体が、今明らかになる。 「奪い合う近代文化から、与え合う太陽文化へ。 こんな夢に向かって駆け抜けた、西郷隆盛、伊牟田尚平、清河八郎――。 自らの犠牲を省みず、世の中のために命を賭けた志士たち。彼らの生き様を、現代を生きる若者はどのように読むのでしょうか」(筆者談)

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  • 東へ go east

    東へ go east

    小説・文芸
    -
    1巻1,584円 (税込)
    イスラム黄金時代。商人たちは各国を飛び回り、東へ西へ商品を運んでいた。彼らの交易の中心地だったバグダッドは「世界の十字路」と言われている。陶磁器、絹織物、香辛料、紙、そして書物とともに様々な文化や技術、学問がこの地に集まった。そんな時代に生まれた青年・ニコロは、祖母と母から受け継いだ書物を手に、まだ見ぬ地へと飛び込んでいく。膨大な文化的・歴史的知識により描かれる、親子三代の壮大な物語。

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  • 安土唐獅子画狂伝 狩野永徳

    安土唐獅子画狂伝 狩野永徳

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,584円 (税込)
    「貴様に絵を頼みたい」。織田信長からの依頼は、計百枚にも及ぶ安土城障壁画だった。一世一代の大仕事に意気込む狩野永徳だが、信長の要求は果てしなく高い。己の魂を筆にのせた迫真の絵は、果たして覇王を納得させることができたのか? 天才絵師の孤独な闘いを描いた、絵師小説の決定版!
  • 幕末の刀匠 源清麿

    幕末の刀匠 源清麿

    小説・文芸
    -
    1巻1,584円 (税込)
    信州の郷士の次男として生まれた山浦環(清麿)は、兄・昇が持ち帰ってきた刀に圧倒的な衝撃を受けた。二人は互いに切磋琢磨しながら、そして別々の道を歩みながら、至高の刀の完成を目指す。やがて、妻を郷に置いて一人江戸にやってきた環は、その地鉄と刃文の美しさから名工としてその名を轟かせはじめる。四谷に鍛冶場を構え、理想の刀造りへと心血を注ぐ彼は、いつしか「四谷正宗」と呼ばれるようになり…。

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  • 逃げ水の七郎太

    逃げ水の七郎太

    小説・文芸
    -
    1巻1,584円 (税込)
    時は寛政十年(一七九八年)、九州最南端の地・大隅半島。そこに領主の誅求から百姓を救う「逃げ水の七郎太」という謎の侍がいる。七郎太、美少女おりん、その一味は、新たな百姓逃散を企てるが、密告によって窮地に追い込まれてしまう。七郎太たちは、城下から送り込まれた殺人部隊・兵児二才と殺人鬼・伊集院洋之臣との戦いに挑む。凛然たる覚悟と矜持を描いた感涙の一大巨篇。

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  • 春風は、斬られまい

    春風は、斬られまい

    小説・文芸
    -
    1巻1,584円 (税込)
    元寇後の激動の世、華麗な書と卓越した詩で中国と日本を結んだ傑僧がいた! 幼き頃に故郷を追われ、名僧・一山一寧の弟子として修行に励む、若き僧侶・雪村友梅。その書と詩の才能を認められ、仏道の奥義を究めるべく元国朝に単身渡る。禅僧・叔平隆や当代一流の大書家・趙子 昂との出会いを通して異国の地で叡智を磨く雪村であったが、蒙古人による日本人狩りの手が迫っていた――。
  • 講談社 学習まんが 北海道とアイヌ民族の歴史

    講談社 学習まんが 北海道とアイヌ民族の歴史

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 目からウロコ!「北海道」独自の歴史 「講談社学習まんが 日本の歴史」の別巻誕生! 北の大地・北海道をめぐる一大スペクタクル。 サハリンへ、千島列島へ「宝」を求めて海をわたったアイヌの人々。 大陸の民との戦争、和人との共存といさかい… 目からウロコ!「北海道」独自の歴史 1950年、札幌の中学生が余市町の海岸沿いで、 フランスのラスコーやスペインのアルタミラに匹敵する遺跡を発見した 洞窟の岩壁に刻まれた謎の刻画。翼の生えた男や角のある人物 いったい、いつ頃のどんな人々が…? 遺跡は「続縄文時代」のものだった 続縄文時代…? そう、弥生時代ではなく続縄文時代 北海道には『日本の歴史』とはまったく違う 独自の時代区分、歴史があった! ◎元寇より早く、モンゴル軍と40年も戦っていたアイヌ軍 ◎意外? 強力な軍事力で和人を悩ませたアイヌの人々 ◎経歴詐称? 松前藩の祖・武田信広の正体とは? ◎秀吉、家康に贈り物攻撃 出世の決め手はラッコの毛皮 ◎米のとれない松前藩の意外な「武士の収入源」とは? ◎「商場知行制」ができたのは、地形が険しくて馬が進めなかったから ◎蝦夷地に9回もわたった執念の男・最上徳内の数奇な運命 ◎黒田清隆が頭を丸坊主にしてまで敵将の助命を願った理由とは? ◎旭川に「夏の皇居」=北京(ほっきょう)ができるはずだった!  ◎アイヌ語を後世に残す先駆者となった19歳の天才少女 監修:監修 桑原真人、川上淳 漫画:神宮寺一 編:講談社 判型:四六判 ページ数:208p ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 三人の二代目 上杉、毛利と宇喜多 上下巻合本版

    三人の二代目 上杉、毛利と宇喜多 上下巻合本版

    小説・文芸
    -
    1巻1,595円 (税込)
    闘将・織田信長は大軍を率い、「天下布武」へ向け着々と歩を進めていた。強大な信長軍に、どう立ち向かうのか。偉大な祖父・毛利元就から大藩を受け継いだ輝元。戦国の世を成り上がった宇喜多直家の嫡男・秀家。そして上杉謙信没後、景虎との家督争いを制した景勝。「三人の二代目」は家の存亡を懸け、信長軍との対峙を強いられる。和平か、それとも合戦か。家臣・親族の意見に翻弄されながら、二代目たちは苦難の道を行く――。
  • 新釈・皇妃エリザベートとふたりの男たち

    新釈・皇妃エリザベートとふたりの男たち

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,595円 (税込)
    「本当は恐ろしいグリム童話」などで著名な作家・桐生操が、ヨーロッパや宝塚歌劇団などで人気のある「エリザベート」(19世紀、16歳でオーストリア皇后になり、旅のはてに暗殺された皇妃)を、新解釈し書き下ろした野心作。その数奇な運命と、オーストリア皇帝・フランツ・ヨーゼフと、ルートウイヒ2世というふたりの男たちとの葛藤、息子ルドルフの自殺、暗殺までを、「生身の女」として小説に書き下ろす。
  • 関羽を斬った男

    関羽を斬った男

    小説・文芸
    4.5
    1巻1,595円 (税込)
    英雄のそばに物語は落ちている――。曹操、劉備、孫権、諸葛孔明……魏呉蜀三國志の世界に綺羅星の如く存在する英雄たち。だがしかし、スターのまわりを固める脇役たちも、戦い、叫び、喰らい、怒り、泣き、生きていた。夏侯淵、太史慈、于吉、簡雍、曹節、馬忠、潘璋、魏延、楊儀、馬岱――「戯史三國志」でデビューした著者が、掬い上げ紡いだ"読んだ事のない三国志"七話。
  • 森女と一休

    森女と一休

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,595円 (税込)
    本書は、一休が最晩年の10年間を同棲した盲目の女琵琶師・森女との物語が中心です。足利義政の時代の虚構に満ちた仏教界を嫌悪し、常識に囚われない「禅の神髄」を示そうと肉と魚を喰らい、酒をあおり、遊郭に出入りした一休が、77歳で森女と出会うことで、なぜ変わったのか。80歳で大徳寺の住職となり、応仁の乱で焼けた伽藍を復興。森女との交情のうちに一休が見出した「人の道」「無我無欲の境地」を描きます。
  • 徳川の女(上巻) 家康の長女・亀姫

    徳川の女

    小説・文芸
    -
    1~2巻1,600円 (税込)
    運命を享受し果敢に生きる女の一生――。悲運に泣く戦国の女としてではなく、己を取り巻く状況を切り結び、徳川を裏から支えた亀姫の波瀾の生涯を綴る大河小説。劇的な誕生から長篠篭城戦の奮迅の活躍までを鮮やかに描く。
  • 露の宿り

    露の宿り

    小説・文芸
    4.1
    1巻1,600円 (税込)
    「露の宿り」――それは、“涙に濡れる場所” 小料理屋「露くら」の娘である千代乃は、母・富の反対を押し切って駆け落ちをしたが、男に捨てられ出戻ることに。富は、千代乃と庖丁人の六郎が所帯を持ち、店を継ぐことを望んでいた。そして思わぬことから、突然露くらを継ぐことになった千代乃は、従業員、常連客との関係に悩みつつ、一人前の女将となるべく奮闘していくのだが……。『貸本屋おせん』『梅の実るまで』で話題の著者が贈る、温かい人情と料理が心に沁みる連作短編集。
  • 光秀の選択

    光秀の選択

    小説・文芸
    3.5
    1巻1,600円 (税込)
    「本能寺の変」の10年前――織田か、足利か。自由か、安定か。 戦国武将の命運を分ける人生の岐路で光秀はどう動き、何を守ろうとしたのか。 足利義昭上洛(1868)から槇島城の戦い(1573)へ。 信長の迷走と決断。老練・光秀の執念を描き切った傑作戦国小説!
  • 奥州藤原四代記

    奥州藤原四代記

    小説・文芸
    -
    1巻1,600円 (税込)
    わたくしたちが十二世紀において東北の僻陬の地に平泉政権をもったのは、歴史的事実にしても不思議な気がしてならない。政権の新都平泉の都は忽然と北上川の畔に出現した、絢爛たる、目もくらむばかりの寺院群を中心とした市であった。それは、京都ともちがう、考えられもしない異風の“蝦夷の人間と精神”の匂いのするむしろ大陸的な都市だった。どうして、このような都市が出現したのであろうか。(「あとがき」より) 暗躍する朝廷、源氏との確執、そして悲劇の末路……。奥州に燦然たる平泉文化を築いた父祖四代の本格的歴史小説。
  • 千石屋お奈津犬連れ日帖

    千石屋お奈津犬連れ日帖

    小説・文芸
    5.0
    1巻1,600円 (税込)
    お江戸の町に、かわいい大型犬を連れたニューヒロイン誕生! 日本橋本石町の米問屋「千石屋」の一人娘お奈津は17歳。武州一帯の米を扱う大店で、将来は婿をもらい跡取りになる身だ。しかし好奇心と行動力にあふれ、かどわかし事件を探って危険な目にあったりと周囲をハラハラさせる。そんなお奈津の頼もしい相棒が、愛犬の綺羅々(きらら)。大陸から来た大型犬と狼の混血という変わった血統の綺羅々だが、お奈津とは以心伝心。かしこくて力持ちの綺羅々は、ときに悪漢をこらしめ、あるときはお奈津の心をなぐさめたりと大活躍だ。よき理解者である唐物屋の藤五郎、旗本の子息・有馬龍之助など、脇役のキャラクターも印象的。長く脚本家としてアニメ『タッチ』などの番組を手がけ、映像の世界で磨かれた著者の描写力、ストーリー展開の巧みさは、時代小説初挑戦とは思えない。連作4篇で構成されたニュースタイルの「青春」時代小説。装画:杉井ギサブロー。
  • 真説 徳川慶喜

    真説 徳川慶喜

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,600円 (税込)
    幕府内外の危機的状況を打開する期待の将軍であった徳川慶喜はなぜ、自ら武家政権に終止符を打ったのだろうか? 中根長十郎・平岡円四郎・原市之進……。三人もの慶喜の黒幕が次々と暗殺されていったのはなぜか? 幕末の混乱の渦中に斃れていった彼らの声を拾いながら、最後の将軍の実像に迫る、異色の長篇歴史小説。
  • 呉漢(合本)

    呉漢

    小説・文芸
    -
    1巻1,628円 (税込)
    貧家に生まれ、土を耕して一生を終えると思っていた呉漢は、思わぬ出来事から、生まれ故郷を逃亡することになる。王莽の圧政に叛旗をひるがえす武将が覇を競う群雄割拠の時代、漢王朝復活のため挙兵した劉秀との出会いが、呉漢の運命を大きく変転させてゆく……。『草原の風』で描かれた光武帝・劉秀が最も信頼した武将・呉漢の生涯を描く波瀾万丈の物語。
  • 三国志演義 1

    三国志演義

    小説・文芸
    4.5
    1~4巻1,628円 (税込)
    劉備、関羽、張飛の三豪傑が乱世を正すべく義兄弟の契りを結び立ち上がる--。NHK人形劇で人気を博した 立間祥介訳で蘇る壮大なロマン! 2019年夏、東京国立博物館で大規模な三国志展も開催。
  • 天涯の海 酢屋三代の物語

    天涯の海

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,630円 (税込)
    世界に誇る「江戸前寿司」はなぜ誕生したのか―― 「粕酢」に挑んだ三人の又左衛門と、彼らを支えた女たち。 江戸の鮨文化を一変させた変革と挑戦! 江戸後期。知多郡半田村で酒造業を営む五代・中野半左衛門の急死により、 婿養子に迎えられた半六は、酒造りの傍ら酒粕を使った粕酢造りを思いつく。 後に分家を許された三六は、又左衛門家を興す。 初代から二代、三代へと、粕酢造りは受け継がれていくが、彼らの行く手には 幾多の苦難が待ち構えていた。 三人の又左衛門は、いかにして粕酢を江戸中に広めたのか――。 いまや世界で愛される日本の「寿司-SUSHI-」。 その流行の淵源となった「粕酢」に生涯をかけた人々の歴史長編小説。
  • 穴太の血脈 上 穴太頭四兄弟

    穴太の血脈

    小説・文芸
    -
    1~2巻1,650円 (税込)
    金沢城、熊本城、江戸城……。 日本の名だたる名城の石垣を築き、 時の天下人に重用された穴太衆(あのうしゅう)。 彼ら、彼女らはどのようにして、 激動の時代を生き抜いたのか。 穴太衆の子孫が語る、穴太衆の真実の姿。 目次 第1部 穴太頭4兄弟 第1章 戸波善正の死 第2章 家康と穴太衆 穴太頭と隠密穴太衆の誕生 大阪夏の陣の普請 褒美の宇田国宗 後ろ盾の喪失 第3章 堀金出雲との決着 北川新兵衛の切腹 百姓たちのもめ事 堀金家の改易
  • 牧谿の猿―善人長屋―

    牧谿の猿―善人長屋―

    小説・文芸
    3.6
    1巻1,650円 (税込)
    表向きは善人ばかり、実は悪党揃いの善人長屋に、大事な根付を失くして憔悴するお内儀が訪ねてきた。加助の人助け癖がまた出たと嘆息する一同だったが、その根付がかつて江戸を騒がせた盗賊・白狐の持ち物とわかり――。「白狐」「三枚の絵文」など六話を収録。粋な情けと謎解きで大向こうを唸らせる大人気シリーズ最新刊!
  • どうする家康 一

    どうする家康

    小説・文芸
    4.0
    1~4巻1,650円 (税込)
    松本潤主演の大河ドラマを完全小説化!ストーリーをいち早く楽しみたいファン必携の書 松本潤主演で大注目の大河ドラマ「どうする家康」。誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の活躍を新たな視点で描くのは、「リーガル・ハイ」や「コンフィデンスマンJP」の脚本を手掛けた希代のストーリーテラー・古沢良太。そんな古沢良太が描く徳川家康はどんな人物なのか。そして演じる松本潤はどんな家康に命を吹き込むのか。本書は、ドラマの脚本を基に、ストーリーやセリフを小説として楽しめるようにしたノベライズ第一巻。歴史・大河ドラマファンをはじめ、時代小説ファン、出演者のファンなど、各人それぞれの角度で楽しめる。2023年1月の放送開始に先んじて、ストーリーをいち早くお届けする。 ●物語 小国・三河の岡崎城主・松平広忠の子として生まれた松平元康(のちの家康)は戦乱で父を失い、母とも離れ、駿河の大国・今川家のもとで人質として暮らしていた。今川義元に見込まれた元康は不自由ない生活を保障され、十分な教育を受け、やがて今川家重臣・関口氏純の娘・瀬名と恋に落ちる。今川家に染まる元康を、三河の者たちは苦々しく思っていた。そんな折、父に仕えていた旧臣たちと再会した元康は、彼らが今川家に不満を抱き、松平家再興への思いがくすぶっていることを知る。 1560年(永禄3年)、今川義元は織田領である尾張へ進撃。元康は妻子たちに別れを告げ、織田軍の攻撃を受ける大高城に、兵糧を送り込む任務に就いた。敵方の猛攻をくぐり抜け、大高城にようやくたどりつき、喜んだのもつかの間、桶狭間から衝撃の知らせが届く。大高城に押し寄せるのは、あの織田信長であった。織田軍に包囲される中、家族が待つ駿河に戻るか、故郷の三河へ進むか、それとも籠城か。元康は決断をせまられるのだった。
  • 奥州狼狩奉行始末

    奥州狼狩奉行始末

    小説・文芸
    3.6
    1巻1,650円 (税込)
    第15回角川春樹小説賞受賞作 「狼との闘いの描出に秀でたものがある」北方謙三 「一種の『チームもの』『バディもの』としてもよく出来ている」今野敏 「時代小説の持つべき要諦を完璧に押さえている」今村翔吾 「『狼狩奉行』という役職に着目した点が鋭く、ミステリータッチの部分も効果的」角川春樹 選考委員、満場一致!静謐なるデビュー作。時代小説の本流を継ぐ、新人誕生。 江戸時代、馬産が盛んな地域にとって、狼害は由々しき問題だった。そのため、奥州には狼を狩る役――狼狩奉行が存在した。狼狩奉行に就くよう藩から申し渡された、岩泉亮介。父が三年前に非業の死を遂げ、家督を継いだ兄も病で臥せっている。家のため、命を受けた亮介だったが、今、狼の群れは「黒絞り」という見たこともない大きな頭目に率いられ、かつてないほどの狼害を引き起こしていた。だが「黒絞り」を追う内に、父の死の真相、藩の不正問題にまで繋がり……。狼狩を通じて描かれる、自然と人。時代小説に新風を吹き込む静謐な世界。
  • たすけ鍼 天神参り

    たすけ鍼

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,650円 (税込)
    染谷の一人娘のいまりは、辰巳芸者をやめて父の稼業を継ぐ決意を固める。染谷の下で日々きびしい修業に明け暮れるいまりだが……。一方、いまりの兄・勘四郎は己の生きる目的を探しあぐねていた。季節ごとの江戸情緒も巧みに織り込まれた、好評シリーズ第3弾。
  • 大海軍を想う

    大海軍を想う

    日本海軍の誇り高き威容。大いに興るものへの憧憬と哀惜、再び帰ることなき死者への鎮魂を清冽なる感動と共に伝える名著。 (※本書は1981-01-01に発売された書籍を電子化したものです)
  • 明智光秀は天海上人だった!

    明智光秀は天海上人だった!

    各地に残る“光秀生存説”の謎が本書で明らかに! 実は、すべて家康が黒幕だった!家康に庇護され、天海として江戸を護り、日光東照宮をつくった明智光秀。 それは、なぜ明智平という地名があるのか、東照宮に明智家の家紋があるのかなど、光秀=天海を示すさまざまな断片を丹念につなぎ合わせ、ついにその謎を解き明かした。 第一章 「本能寺の変」を検証 一 信長が僅かな供廻りで上洛した疑問 二 事変当日の動き 三 想定外の「中国大返し」 第二章 光秀による謀反の動機 一 信長への怨恨 二 天下取りの野心なのか?など 第三章 光秀に勝算はあったのか 一 光秀の軍事力 二 藤孝父子と光秀の関係 三 光秀の軍事要請に筒井順慶の迷い 第四章 事変の黒幕は誰か? 一 羽柴秀吉は黒幕ではなかった 二 家康は黒幕だった 第五章 家康の「本能寺の変」への助走 一 家康の歴史的背景 二 清州同盟の締結と発展など 第六章 事変後の光秀 一 「信長討ち」終結後の明智軍 二 事変当日の安土城 三 光秀の再上洛 四 敗退した光秀と利三 第七章 光秀は生きていた 一 落ち武者狩りはなかった 二 秀吉が光秀の首級を晒したという嘘など 第八章 織田軍団の動向 一 京都近隣にいた織田方面軍 二 畿外在陣の織田方面軍など 第九章 天海(光秀)と徳川家ゆかりの社寺 一 家康が南光坊天海を起用した謎に迫る 二 下野国(現・栃木県日光市)など 第十章 斉藤利三の娘福(春日局)と家康 一 斎藤福と徳川家康 二 将軍・秀忠VS大御所・家康による将軍継嗣問題 三 将軍・家光と春日局による権勢 第十一章 「光秀生存説」を示す論理的帰結 一 南光坊天海と明智光秀は同一人物か? 二 世界観が一致する光秀と家康の事象 三 光秀の故地・坂本の風景を江戸の町に反映させた天海 終章 「本能寺の変」に関連する人物のゆかり地 「本能寺の変」関連年表 参考文献
  • 群青の海 ある被爆者の最後の一年

    群青の海 ある被爆者の最後の一年

    長崎にて被爆し、被爆症に苦しみながらも長崎を愛し、長崎に生きた男。彼の瞳には故郷五島の群青色の海が輝いていた。「漆黒の月」「朔の道」に続く、長崎原爆の凄まじさを描いた3部作の完結編。被爆者の父と被爆2世の息子の葛藤は、いつしか核の廃絶に向けてひとつの心となっていく。
  • 卑弥呼とよばれた少女

    卑弥呼とよばれた少女

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,650円 (税込)
    王家の血を継ぐ15歳の少女、翡翠命は卑弥呼となることを決意する。「唯一を望む者(御真木)」と「唯一を望まねばならぬ者(翡翠命)」、そして「唯一である者(曹叡)」の欲望と信念が交差し、新たな時代の幕開けを描く。
  • ファニー 13歳の指揮官

    ファニー 13歳の指揮官

    しっかりしなきゃ.わたしが泣いたら,だれが小さい子たちをなぐさめるの?――第二次世界大戦時,ナチスドイツ支配下のフランスから,子どもたちだけでスイスの国境をめざした,ユダヤ人少女の驚くべき実体験.命がけの逃避行と,手をさしのべてくれた人たちの記憶を鮮明に物語る.映画『少女ファニーと運命の旅』の原作本.

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  • 広島の二人 人間愛を無慈悲に打ち砕く原爆の悲劇

    広島の二人 人間愛を無慈悲に打ち砕く原爆の悲劇

    小説・文芸
    5.0
    1巻1,650円 (税込)
    ★広島県知事・湯崎英彦氏推薦 一瞬にして多くの生命と暮らしを奪った原爆投下。 しかし、その広島から時代や国籍を超えた 人間愛の物語を生み出す 『作家の想像力に心が震えた』 ■広島の二人 友情を無慈悲に打ち砕く戦争と原爆の悲劇 脚本家・菊島隆三から未発表脚本「広島の二人」を託された保坂延彦が、 脚本の後日談となる「ミツ子の物語」も加えて小説化。 「8.6」を心に刻み、 受け継ぐ人々の姿を、時に切なく、時に逞しく描く。 1945年8月広島。 捕虜となった米国兵アーサーは、持ち前の反骨心により藤田軍曹と常日頃から対立していた。 一方の藤田は、捕虜生活の中でも誇りを失わないアーサーに対し、内心では秘かな敬意を抱いていた。 だが、藤田の内心を知らないアーサーは、かねてから画策していた脱走計画を実行する アーサーの身を案じ、単身で追跡する藤田。 二人の奇妙な旅路はやがて奇妙な友情を生む。 しかし、そんな二人の頭上から、敵味方を問わない無慈悲な黒い雨が降る。 そして数十年後「広島の二人」の物語が再び始まる。 ■著者 保坂延彦(ほさか のぶひこ) 映画監督・脚本家・小説家 1945年山梨県身延町生まれ。 明治大学文学部卒 「アフリカ物語」 80で監督補、総編集を経て監督デビュー。 斬新な映像感覚は80年代のヌーベルヴァーグとも評された。 (主な作品)「父と子」「愛しき日々よ」「国士無双」「そうかもしれない」「潜伏」の脚本・監督。 その他、ドキュメンタリー、アニメーション作品等を多数創作し独自の世界観に評価が高い。 ■原案 脚本家 菊島隆三(1914~1989)(後にシナリオ作家協会により菊島隆三賞創設) 黒澤映画にも多数脚本を執筆し、日本映画遺産となる代表作品を生み出し海外からも高く評価されている。 菊島隆三作品は、時代や国境を超える普遍性を持っており、 国内外の映画やドラマのリメイク作品として多数製作されている。 ■原案 脚本 安藤日出男
  • 福沢諭吉の事件簿 I

    福沢諭吉の事件簿

    小説・文芸
    -
    1~3巻1,650円 (税込)
    歴史読本の知的興奮、理屈だけではなく剣豪小説のスリリングな展開、探偵小説の謎解き、伝奇小説の自在さを併せ持った、知的エンターテインメント歴史小説誕生! 司馬遼太郎、池波正太郎、隆慶一郎、山田風太郎ほかの達成をアウフヘーベン。哲学者・鷲田小彌太が満を持して書き下ろす本格歴史大河小説。これまで見たことのない幕末明治の歴史風景が広がる。 薩長でも佐幕でもない諭吉という視点から眺めると、「尊王攘夷」「開国」「長州征伐」「大政奉還」「文明開化」「西洋事情」「慶應義塾」……が、まったく違った物語に見えてくる。 「竜馬暗殺」については、驚きの新説を展開!
  • 島津四神伝 戦国屈強兄弟の九州統一軍記

    島津四神伝 戦国屈強兄弟の九州統一軍記

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    時は戦国末期――。日本六十余州最南端に屈強を誇る大名がいた。鎌倉時代より薩摩・大隅・日向の三州を治めてきた島津家である。その志は四人の兄弟たちに受け継がれた。当主である長男・義久の下に、次男・義弘の采配、三男・歳久の知略、四男・家久の勇武、そして家臣団の奮戦をもって大友氏や竜造寺氏などを撃破し九州全土を席巻するまでに至り、天下人・豊臣秀吉と対峙することとなった――。最新資料を基に、戦国最強の島津四兄弟を描きぬく書き下ろし長編時代小説。
  • 決戦!広島城 天下大乱の火種を消すべし

    決戦!広島城 天下大乱の火種を消すべし

    小説・文芸
    -
    1巻1,650円 (税込)
    大坂夏の陣で豊臣家が滅亡してから4年後の元和5(1619)年、福島正則が無断で居城・広島城を修築したというしらせを聞き、二代将軍徳川秀忠は激怒する。秀忠は江戸にいた正則を幽閉、福島家の改易を決断した。 「天下大乱の火種を消すべし!」。福島家謀反の影響が他藩に及ぶことを恐れた秀忠の大号令により、8千余におよぶ城請取の軍勢が広島に向かう。やがて城の守りを固める福島家中の強者たちと一触即発となるが――。いまだ戦国の残り火がくすぶりつづける徳川幕府黎明期に起こった福島家改易の真実に迫る、書き下ろし長編時代小説。
  • シナン(上下合本版)

    シナン(上下合本版)

    小説・文芸
    -
    1巻1,650円 (税込)
    一六世紀、壮麗王スレイマン大帝のもとで繁栄を誇るオスマントルコ帝国に、工兵から宮廷建築家へと昇りつめた男がいた……。「石の巨人」と呼ばれ、史上最大のモスクに挑んだ天才建築家シナン。百年の生涯で四七七もの建造物を手がけ、かたちなきイスラムの神を空間に描こうとした男の物語――。悠久の都イスタンブールに刻まれたその軌跡を辿り、薫り高きイスラム文化に迫る渾身の歴史長篇。〈解説〉角野史比古
  • 奥羽関ケ原 政宗の謀・兼続の知・義光の勇

    奥羽関ケ原 政宗の謀・兼続の知・義光の勇

    小説・文芸
    3.5
    1巻1,650円 (税込)
    慶長五(一六〇〇)年夏──。“東北の関ケ原”とも呼ぶべき大合戦の時が近づいていた……。伊達政宗、直江兼続、最上義光という奥羽を代表する3人の武将の視点で、関ケ原合戦とほぼ同時におきていた奥羽の争乱をダイナミックに描く書き下ろし長編歴史小説。
  • 画狂其一

    画狂其一

    小説・文芸
    4.3
    1巻1,650円 (税込)
    現代美術にも通ずる大胆な空間構成が高く評価され、欧米の美術界で江戸琳派の旗手として広く知られる鈴木其一。酒井抱一の内弟子として画業をスタートした其一は、師の死後、どのようにして「夏秋渓流図」「朝顔図屏風」のような奇想の絵を描いたのか!? 絵師としての苦悩、波瀾に満ちたその生涯を描く歴史小説。
  • 慶応三年の水練侍

    慶応三年の水練侍

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,650円 (税込)
    時は慶応、津・藤堂家砲術師範市川清之助、水術試合を要求される! 相手はかつて事故死した親友の息子で勤皇思想に傾倒、完全なる逆恨み。いつしか勝負は佐幕派対勤皇派の様相に。水練が苦手な清之助は伊賀者に水術指導を受ける! さて、秘技・諸手抜諸蹴とは?
  • 四十郎化け物始末 3冊合本版

    四十郎化け物始末 3冊合本版

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,650円 (税込)
    元は江戸屋敷勤番の侍だった月村四十郎。この男、からすにつきまとわれているため“からす四十郎”と綽名されている。病気の妻を抱え、用心棒稼業で糊口をしのいでいたが、借金は増えるばかり。易者に「死相が出ている」と言われ自棄になった彼は、礼金は高いが用心棒仲間も嫌がる化け物退治を引き受ける。油問屋の巨大な人魂、そば屋の閻魔、医院の骸骨。次々に依頼が舞い込むが、その正体は……。化け物騒動の裏に見え隠れするのは、あやうい人の心の闇。「心に闇、人が化け物――」今日も四十郎は、そう呟くのだった。人気著者が放つ、「四十郎化け物始末」シリーズ3冊合本版!
  • 沖の権左

    沖の権左

    小説・文芸
    5.0
    1巻1,650円 (税込)
    ―権左に銛打つことならず― 勝山に生まれた少年、吾一(ごいち)は、父、重吉(じゅうきち)のように鯨組の頭領を目指していた。 だが不漁に悩んだ重吉は村の掟に反し、巨大鯨「権左(ごんざ)」に挑むも仲間に多大な犠牲を出し、自らも命を落とす。 父の不手際により村を追いだされた吾一は江戸で鯨とは無縁の日々を過ごすも、いつまでも権左を忘れることができない。 しかしある日、偶然にも吾一は権左を取る秘策を思いつく。だがそれは、幕府にご法度とされている手段だった……。
  • 大坂誕生

    大坂誕生

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,650円 (税込)
    慶長20年、灰燼と化した大坂を再興すべく大御所・徳川家康から大命を受けた松平忠明は、大坂人との確執を知略と胆力で乗り越え、反徳川包囲網の中で次々と大胆な復興計画を練っていく──。第6回朝日時代小説大賞優秀作。
  • 覇王の家(上下) 合本版

    覇王の家(上下) 合本版

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    徳川三百年――戦国時代の騒乱を平らげ、長期政権(覇王の家)の礎を隷属忍従と徹底した模倣のうちに築き上げた徳川家康。三河松平家の後継ぎとして生まれながら、隣国今川家の人質となって幼少時を送り、当主になってからは甲斐、相模の脅威に晒されつつ、卓抜した政治力で地歩を固めて行く。おりしも同盟関係にあった信長は、本能寺の変で急逝。秀吉が天下を取ろうとしていた……。 ※当電子版は『覇王の家』(上)(下)の全二巻をまとめた合本版です。
  • 滔々と紅 (本のサナギ賞受賞作)

    滔々と紅

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,650円 (税込)
    全国の書店員が「世に出したい」新作を選ぶ、エンタメ小説新人賞 第 1 回 本のサナギ賞大賞作品が文庫版で登場! 「読み終えたときは胸が震えた。完成度の高さで群を抜き、これほど読ませる作品を書く作者が、いままで無名であることが信じられなかった」 さわや書店・松本大介 <あらすじ> 天保八年、飢饉の村から 9歳の少女、駒乃(こまの)が人買いによって江戸吉原の大遊郭、扇屋へと口入れされる。駒乃は、吉原のしきたりに抗いながらも、手練手管を駆使する人気花魁、艶粧(たおやぎ)へと成長する。 忘れられぬ客との出会い、突如訪れる悲劇。苦界、吉原を生き抜いた彼女が最後に下す決断とは…。 「ここは吉原じゃ。世間からは苦界とか地獄とか呼ばれておる。お前にもそのうちわかる。ここから生きて出たければ強い心を持たんといかん。それができないものは死んでいく。馴染むものには極楽じゃ、嫌う者には地獄じゃ。まあ、これはどこも同じじゃがな…… 地獄か極楽かはお前さん次第じゃ」 本書は2017年に小社より刊行された著作を文庫化したものです。
  • 新・平家物語 一~六巻セット【紅蓮の巻】

    新・平家物語 セット版

    小説・文芸
    -
    1~2巻1,650円 (税込)
    晩年の吉川栄治が執筆に7年もの歳月を費やした超大作が遂に電子化! 平家の栄枯盛衰を描いた本作品。 全十二巻のうち前半6作品をセットにしました。 【各巻あらすじ】 一巻 20歳の清盛は、父が誰なのか、思い悩みながらも、家を出た母(祇園女御=泰子)とも確執が生じる。 二巻 保元の乱が遂に勃発。時代が抱えていた膿みが一気に出てくる。さまざまな思惑、利権が複雑に絡み合い、保元の乱後も世は禍根を残す。 三巻 後白河上皇の信認を得て、太政大臣にまで上り詰める平清盛。娘の徳子を入内させ、平一門の栄華を極めていく。しかし、仁安3年(1168年)、清盛は病に倒れる。 四巻 伊豆では配流されている頼朝と北条時政の娘・政子が出会う。他方、都では、反平家の機運が徐々に高まり、いわゆる鹿ケ谷事件が起こる。 五巻 後白河法皇と平清盛との抗争が激化する中、ついに頼朝が以人王(もちひとおう)からの令旨を拝し、挙兵する。 六巻 挙兵した頼朝は、鎌倉を拠点に定める。そして黄瀬川の陣で、頼朝はついに末弟義経と初の対面を果たす。
  • 講談名作文庫13 荒木又右衛門

    講談名作文庫13 荒木又右衛門

    小説・文芸
    5.0
    1巻1,650円 (税込)
    「荒木の前に荒木なく、荒木の後に荒木なし」と後の世までも謳われた大剣士荒木又右衛門。宝蔵院覚禅坊、柳生十兵衛、塚原卜伝の三名人から奥義を授けられ、武者修行に出ても敵する者はいない。義弟渡邊数馬に助太刀し三十六人を斬って捨て、義父の仇を討つなど勇名を天下に轟かした、痛快無比の大剣士物語。
  • 講談名作文庫12 快傑自来也

    講談名作文庫12 快傑自来也

    小説・文芸
    -
    1巻1,650円 (税込)
    蝦蟇の上で呪文を唱え、印を結ぶ義賊自来也。あるときは雷獣を手捕りにし、またあるときは仇討ちの後ろ盾になり、出没自在の大立ち回り。佐渡島に籠れる大蛇丸一味と攻防激戦、日本海を挟んで術合戦が炸裂する。怪奇幻妙の大怪奇譚!
  • 講談名作文庫11 由井正雪

    講談名作文庫11 由井正雪

    小説・文芸
    -
    1巻1,650円 (税込)
    駿河国由井の里に生まれた天才児正雪が、勤王の志に燃え、莫大な軍用金と大勢の剣客・豪傑を集め、徳川幕府を倒そうと企てる。丸橋忠彌、牧野兵庫、柴田三郎兵衛など名だたる人物を仲間に大活躍をみせるが、ついには事破れてしまう。天下を驚嘆させた、慶安年間の大騒動。
  • 講談名作文庫10 一休和尚漫遊記

    講談名作文庫10 一休和尚漫遊記

    小説・文芸
    -
    1巻1,650円 (税込)
    幼くして仏門に入り、大徳寺で禅の道を究めた一休和尚。並外れた知恵と頓智で、閻魔様から将軍様までまわりの者を笑わせながら、有り難い仏の教えを説く。「このはしわたるべからず」の立て札を尻目に堂々と橋を渡り、「絵にかいた虎を縛ってみよ」といわれれば、平然と縄を借り受ける。
  • 講談名作文庫9 猿飛佐助

    講談名作文庫9 猿飛佐助

    小説・文芸
    -
    1巻1,650円 (税込)
    十歳で戸沢白雲斎より忍術を教わり、修行ののち免許皆伝となった佐助は、十六歳で幸村と出会い家来になる。得意の忍術をもって諸国を漫遊中、至る所で弱者を扶けて強者を挫く。彦根の城下に伊井を脅かし、江戸城に関東方の総帥家康に怖じ気を震わせ、仙台青葉城内では政宗を罵る。時に風を呼び火をおこし雨を呼ぶ変幻出没の快場面の連続、痛快講談。
  • 講談名作文庫8 いれずみ奉行

    講談名作文庫8 いれずみ奉行

    小説・文芸
    -
    1巻1,650円 (税込)
    桜吹雪のいれずみに世情に通じた名裁き。その名も高いご存じ遠山の金さん。一途な忠誠心を買われて北町奉行に推挙され、権勢欲の権化、鳥居耀蔵一味を駆逐して江戸市民の喝采を浴びる。名奉行の一代記。
  • 講談名作文庫7 鼠小僧次郎吉

    講談名作文庫7 鼠小僧次郎吉

    小説・文芸
    -
    1巻1,650円 (税込)
    十二歳にして世情に義憤を感じ、善悪の見境なく義侠心を振り回す次郎吉は、親に勘当され、京阪まで男修行の旅に出る。貧しき者を救い不善をなす者を挫くその義侠心と人情味。生粋の江戸っ子魂、鼠小僧次郎吉、侠盗の一代記。
  • 講談名作文庫6 太閤記

    講談名作文庫6 太閤記

    小説・文芸
    -
    1巻1,650円 (税込)
    尾張愛知郡中村の農家に生まれた日吉丸は、青雲の志を抱いて家を飛び出し、やがて織田信長に仕える。卓越した手腕、生来の人情味によって、木下藤吉郎、羽柴筑前守と名を変えつつ異数の出世を遂げ、信長亡きあと、明智光秀を倒して天下を統一する。人心魅了の天才の、痛快なる出世講談。
  • 講談名作文庫5 赤穂義士銘々伝

    講談名作文庫5 赤穂義士銘々伝

    小説・文芸
    -
    1巻1,650円 (税込)
    浅野内匠頭殿中の刃傷、内匠頭の切腹と片岡源五右衛門、母と仲間の殉死になく武林唯七、義士の統領大石内蔵助良雄、堀部安兵衛高田馬場の仇討ち、大高源吾、中村勘助東くだり、神崎与五郎かながきのわび証文、夜なき蕎麦売り杉野十平次、酒屋の手代、恋の岡野金右衛門……など、義士の銘々伝。
  • 講談名作文庫4 柳生旅日記

    講談名作文庫4 柳生旅日記

    小説・文芸
    -
    1巻1,650円 (税込)
    父但馬守の腕試しにあって右目を失った十兵衛は、将軍の密命をおびて西国を旅する。沢庵和尚に粗暴を諭され、独眼竜片目はずしの正眼を編み出し、名高き剣豪たちと術を競いながら、薩摩藩へ乗り込む。
  • 講談名作文庫3 大岡政談

    講談名作文庫3 大岡政談

    小説・文芸
    -
    1巻1,650円 (税込)
    厳正さと人情を失わない名裁きによって江戸市民の喝采を浴び、名奉行の名を残した大岡越前守忠相。扱った多くの公事の中でも、最も許しがたいのは天一坊の偽ご落胤騒動だった。切腹まで覚悟した事件の顛末はいかに。
  • 講談名作文庫2 水戸黄門

    講談名作文庫2 水戸黄門

    小説・文芸
    -
    1巻1,650円 (税込)
    天下の副将軍として諸大名を縮み上がらせた水戸光圀公。隠居してからは百姓姿に身をやつし、助さん格さんという剣術の名人をお供に連れ、諸国漫遊に出かけた。お役人やお侍が、百姓爺だと馬鹿にすると、あに図らんやそれが光圀公。びっくり仰天して大騒ぎ! 山賊退治や孝子の助太刀等、痛快愉快の大活躍。
  • 講談名作文庫1 真田幸村

    講談名作文庫1 真田幸村

    小説・文芸
    5.0
    1巻1,650円 (税込)
    徳川の大軍を向こうにまわしてびくともしなかった大阪方の強みは、軍略の神真田幸村のいたことだ。自製の新兵器地雷火大砲を用い、たくさんの忍術者を八方にとばし、敵の総大将家康を幾度となく追い詰める。大阪冬夏二陣の際の智謀と追撃に、誰もかれもが大拍手大喝采!
  • 講談名作文庫22 左甚五郎

    講談名作文庫22 左甚五郎

    小説・文芸
    -
    1巻1,650円 (税込)
    古今に類のない名人甚五郎の神技! ちょっと見ると阿呆のように見える彫物大工の甚五郎が、天下の大久保彦左衛門老人をすっかり感心させ、将軍家光公からは莫大なご褒美に預かる。知恩院や広徳寺建築では恩義のため身の危険も顧みず大苦心。日光陽明門の普請の時にはあまりの腕前に仲間から妬まれ、遂に右腕を切られたりする左甚五郎の血と涙の修行物語、任侠義烈の一生です。
  • 講談名作文庫23 幡随院長兵衛

    講談名作文庫23 幡随院長兵衛

    小説・文芸
    -
    1巻1,650円 (税込)
    悪の限りを尽くす直参旗本と、侠客の間で争いが耐えなかった寛永年間の江戸。侠客の代表的存在である長兵衛は、堅気の人々にまで被害が及ぶ大規模抗争になることを懸念、方々走って和解の道を探る。しかし必死の働きも虚しく、狼藉を重ねる旗本。孝行ものの力士が闇討ちされ、手打ちの約束も反故にされた長兵衛は、遂に自らの命をもって旗本頭、水野十郎左衛門を破滅させる道を選ぶ。身を捨てて江戸を救った、真の侠客ここにあり!
  • 講談名作文庫29 野狐三次

    講談名作文庫29 野狐三次

    小説・文芸
    -
    1巻1,650円 (税込)
    江戸の花形、火消しの中でも男の中の男とうたわれた、野狐三次の痛快活劇! 捨て子の境遇ながらも、華々しい火消しの職を得るまでになる三次。しかし義人の行く手に試練はつきもの、悪旗本から芸者を助け、火事に喧嘩に向かう先々で苦難の連続。けれどもさすがは男・三次、果てには天晴親の仇討ちもなし、継ぐは父の名上州屋秀五郎。火消しの頭にもめでたく相成り、愛する人とも結ばれ、全てが万々歳のうちに終わる胸のすく物語。
  • 講談名作文庫24 田宮坊太郎

    講談名作文庫24 田宮坊太郎

    小説・文芸
    -
    1巻1,650円 (税込)
    苦心に苦心を重ねて十一年、首尾よく親の仇を討った田宮坊太郎の血沸き肉踊る武勇伝! 運命の孤児となって寺へ預けられた坊太郎が、僅か八歳の身で四国から遥々江戸に上って柳生飛騨守(宗冬)の弟子となり、遂に水戸、柳生両家の後ろ盾で天下御免の大仇討ちをするまでの物語。母親おつじの涙ぐましい激励あり、感激のうちに面白く読める名講談!
  • 講談名作文庫30 佐倉宗五郎

    講談名作文庫30 佐倉宗五郎

    小説・文芸
    -
    1巻1,650円 (税込)
    不当な年貢の取り立てに対し、義人・宗五郎が立ち上がる! 唐突に告げられた年貢の増税に対し、一揆寸前もやむなしとする仲間たち。それを抑えて殿様に不当を直訴しに行く宗五郎だったが、暗君である堀田上野介は聞く耳を持たない。こうなっては命がけで将軍に直訴するしかないと、我が身を省みずに行った訴えは聞き入れられ、堀田家の重臣はそのかどで重く罰されるが……。涙なしには読めない、佐倉宗五郎、任侠義烈の生涯!
  • 講談名作文庫27 後藤又兵衛

    講談名作文庫27 後藤又兵衛

    小説・文芸
    -
    1巻1,650円 (税込)
    7、8歳のころから怪童丸とあだ名をされた後藤又兵衛。10歳の時にものすごい唐犬を退治し、12歳の時には海賊を退治するなどたちまち黒田家の人気者となる。14歳の時には河屋城攻めに初陣して敵の大将を難なく槍玉にあげ、その名を天下に轟かせた。諸国へ武者修行に出かけ、数多の豪傑と腕比べをし、関ヶ原の戦い、大阪冬夏の両陣には大暴れ、大手柄を立てるなど大活躍の痛快物語。
  • 講談名作文庫25 国定忠治

    講談名作文庫25 国定忠治

    小説・文芸
    -
    1巻1,650円 (税込)
    僅か十四で病気の父のため、馬方として世に出た忠治。ずる賢い継母の奸計で父を殺されるも、見事親の仇を取る。その見上げた孝行心と人情味溢れる人柄を買われ、若くして親分となった忠治。持ち前の義侠心から、飢饉の村に金を届け、非道な悪人を斬って捨てる善行を行う。しかし往くは極道、日陰の渡世、人々にはその徳を讃えられながらも、お上からは追われる立場になってしまう。その身を仁義の二文字に捧げた、胸を打つ一代記!
  • 講談名作文庫28 寛永御前試合

    講談名作文庫28 寛永御前試合

    小説・文芸
    -
    1巻1,650円 (税込)
    時は寛永年間、三代将軍家光公の御前において行われた古今未曾有の武術大試合! 出場するは荒木又右衛門、宮本無三四、関口弥太郎、伊達政宗、大久保彦左衛門、笹野権三郎、間垣平九郎、羽賀井一心斎、磯端伴蔵、柳生飛騨守、由比正雪等々、いずれも当代一流の錚々たる面々! その神技を尽くした決死の大試合は、読者をして手に汗握らせ、快哉を叫ばせずにはいない!
  • 講談名作文庫26 岩見重太郎

    講談名作文庫26 岩見重太郎

    小説・文芸
    -
    1巻1,650円 (税込)
    見よ! 愉快! 痛快! 物凄い大場面! 大豪傑の岩見重太郎が大勇を奮って掛川堤の28人斬、7メートルある大蛇退治や身の毛もよだつ怪物退治、父と兄の敵をたずねて血の出るような大苦心、遂に天橋立で晴れの大仇討ちなど、聞いただけでも胸は高鳴り、血を湧かさずにいられぬ場面が次から次への大講談!
  • 講談名作文庫21 雷電為右衛門

    講談名作文庫21 雷電為右衛門

    小説・文芸
    -
    1巻1,650円 (税込)
    天下無敵!! 大関を16年間張り通した稀代の名力士雷電の手に汗握る大相撲物語。小さい時から力自慢で、大釣鐘を担ぎあげて40人力を現したのをはじめ驚異の怪力ぶり。力士を志して江戸に上り、谷風の弟子となっては場所毎に優勝。トントン拍子の出世。相撲道の名誉のために悪人と戦ったり、愛弟子越の海の仇討ち相撲をとったり痛快な大活躍。
  • 講談名作文庫16 弥次喜多道中記

    講談名作文庫16 弥次喜多道中記

    小説・文芸
    -
    1巻1,650円 (税込)
    面白い! 又とない滑稽読み物! 天下一の滑稽で、弥次さん喜多さんの底抜けの道中記。名を聞いただけでもおかしくなるような、弥次郎兵衛と喜多八は生まれつき天下無類の呑気者で、頓狂であわてもの。昔の東海道五十三次を歩きながら旅をする二人が、あちこちで大騒ぎ。次から次へと、道中いたるところで珍妙無類の大活躍、読み始めたらとても手放すことができない。
  • 講談名作文庫15 天保六花撰

    講談名作文庫15 天保六花撰

    小説・文芸
    -
    1巻1,650円 (税込)
    悪童・河内山宗俊、大いに世にはばかる! 金はない地位もない数寄屋坊主が、持ち前の舌先三寸で江戸八百八町を渡ってゆく痛快譚。悪でありながら人情家でもある宗俊の下に集うは片岡直次郎、森田屋清蔵、金子市之丞、闇の丑松、花魁三千歳という、いずれも一筋縄ではいかない怪人物。世のしがらみに囚われず、思うまま生きるその姿は正に大輪の悪の花、となえて天保六花撰! 江戸に咲いた徒花の散り際、とくと見よ!
  • 講談名作文庫19 塚原卜伝

    講談名作文庫19 塚原卜伝

    小説・文芸
    -
    1巻1,650円 (税込)
    後世に剣聖と称えられる塚原卜伝、その血沸き肉踊る生涯を余すところ無く伝える名講談! 幼い時から才の片鱗を煌めかせ、師である上泉伊勢守から見事一本! 長じて後は諸国漫遊、各国名人達人、更には怪猫との死闘までも繰り広げ、遂には父兄の仇、卑怯千万な佐竹弾正を見事討ち取る! これぞ男子の鑑。八面六臂の大活躍を、とくと御覧じろ!
  • 講談名作文庫14 伊達騒動

    講談名作文庫14 伊達騒動

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    数多きお家騒動の中で善と悪との争い、これほど腹の底から湧く憤激、これほど腹の底から泣ける感激感動の物語なし。
  • 講談名作文庫18 清水次郎長

    講談名作文庫18 清水次郎長

    小説・文芸
    4.5
    1巻1,650円 (税込)
    「清水港は鬼よりこわい、大政小政の声がする」と恐れられた大政、小政を始め、あまたの子分から親分と慕われ、海道一の侠客としてその名を天下に轟かした清水次郎長の一代任侠物語。死相を気にして家業をやめて侠客となる。石松の金毘羅参り、卑怯な都鳥の刃にかかって無念の最期を遂げた石松の仇を討ちとる次郎長の子分思い、大侠客の面目躍如として痛快無比な物語。
  • 講談名作文庫17 寛永三馬術

    講談名作文庫17 寛永三馬術

    小説・文芸
    -
    1巻1,650円 (税込)
    天下の三名人が秘術を尽くして天晴れ輝く技くらべ!! 三代将軍家光公の頃、その人ありと知られた、馬術の三代名人、曲垣平九郎、向井蔵人、筑紫市兵衛が火花を散らして秘伝の技くらべ。手に汗握る大試合、壮絶快絶の大場面ばかり。壮快だ! 人間業ではない素晴らしいものだ。
  • 講談名作文庫20 大久保彦左衛門

    講談名作文庫20 大久保彦左衛門

    小説・文芸
    -
    1巻1,650円 (税込)
    家康、秀忠、家光のような将軍達も、彦左衛門には叱られるという天下御免の御意見番!! 二言目には『鳶の巣文珠山……』を持ちだして、諸大名や旗本達をピシャッと押さえる痛快さ。たらいに乗って登城したり、我慢会を催し若い旗本連中を驚かしたり、胸のすくような痛快な活躍。しかも、誠忠無二の忠臣で、情あり、涙あり、智あり、勇ある快男児。
  • 忍び外伝

    忍び外伝

    小説・文芸
    3.6
    1巻1,650円 (税込)
    第2回朝日時代小説大賞を選考委員満場一致で受賞。伝奇色豊かな正統的忍者小説でありながら、主人公の文吾とその妹分・お鈴の成長物語&青春小説としても秀逸。和田竜など若手時代小説作家に匹敵する筆力あり。
  • 哀愁の西雲楼 ──朝の来ない夜はない

    哀愁の西雲楼 ──朝の来ない夜はない

    小説・文芸
    -
    1巻1,672円 (税込)
    拾われた命が、夜に咲く。 これは、霧の五木村が生んだ或る女の一生だ。 口減らしで売られた十四歳の娘が、日本有数の廓の頂点に立った。 愛した男がいた。ただ一人の男が。 だがその恋は、永遠に報われてはならなかった。 二人の間には知られざる運命が眠っていた。 赤ん坊は、ヒロ子と名づけられた。 売られた命が、芸妓・芳野として廓の頂点に立った。 哀しみを抱えた女たちが、ある夜、日本で初めてストライキを起こした。 芳野は、ただ一度だけ、女になろうとした。 その恋の果てに待つものが、これほど哀切な真実だとは。 霧は、晴れなかった。

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  • 天上大風

    天上大風

    小説・文芸
    -
    1巻1,672円 (税込)
    しなやかに生きた僧・良寛。その数奇な生涯。 子どもと自然を愛し、歌人・書家としても名高い禅僧、良寛の実像を鮮やかに描き出す一代記。 越後の名家に生まれた男は、 飢えや重税に苦しむ村人たちを前に、 「何もできない自分」への絶望に沈み、家を捨てて出家した。 人々のために“何かできる者になりたい”。 その思いを胸に、彼は人々の心に沁み入る説法を携えて各地を歩き続けた。

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  • 飛鳥残映 ―聖徳太子異聞―

    飛鳥残映 ―聖徳太子異聞―

    小説・文芸
    -
    1巻1,672円 (税込)
    新たな切り口で聖徳太子の実像に迫る! 聖徳太子に関わった人物たちが、それぞれの立場から太子の偉大さを回顧し、飛鳥時代の終焉を見つめる―― 歴史の転換点を描く壮大な群像劇。

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  • 信長様と猿 小牧城から天下布武への思い出

    信長様と猿 小牧城から天下布武への思い出

    小説・文芸
    -
    1巻1,672円 (税込)
    織田信長との邂逅が運命を動かした——。 桶狭間の戦いや美濃攻略、そして信長の死。二人の運命が交錯する歴史の裏側には、どんな思いが隠されていたのか?「猿」と呼ばれた秀吉が激動の戦国を駆け抜けた、知られざる波乱と栄光の物語。

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  • 克己

    克己

    小説・文芸
    -
    1巻1,672円 (税込)
    守られた権益か、勝ち取る未来か 今や、海外から日本人のメンタリティーと誤解されている、切腹や、戦前の価値観では美徳とされた『死を持って失敗の責を償い』それを命じた権威。その考えや行為、その存在の愚かさを彼は、この時代に既に喝破し、故に、参集してきた若者に説きたかったのだろう。(本文「克己」より)

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  • 晋作に銭を持たすな

    晋作に銭を持たすな

    小説・文芸
    -
    1巻1,672円 (税込)
    動乱の世に現れた長州の風雲児には、"天狗の目"があった 鎖国時代、外の世界に目を向けた師匠・吉田松陰に惹かれ、彼の遺志を継いだ松下村塾門下生たち。異端児・晋作もその例に漏れず、上海視察を通じて世界の現状とその真理に到達し、日本の未来を案じて開国を目指した。同時に故郷長州藩のために自らが発起して「奇兵隊」を創設。時代を見抜く力を持った青年がもたらした日本の夜明けを描く。 生まれ持った鋭い洞察力と激しい行動力で周囲を驚かせ、やがてはその求心力で藩の救世主となった高杉晋作。 破天荒な彼の嵐のような生き様と、その裏で紡がれた愛の物語。

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  • 義満と世阿弥

    義満と世阿弥

    小説・文芸
    -
    1巻1,672円 (税込)
    その出逢いは、宿命。 室町時代を舞台に緻密で重厚な筆致で描かれる、傑作歴史小説。 死んでも覚えているのは何なのだろう。 詩歌か、音曲か、それとも涙か―― 片や、己の欲するがまま、この世の全てを掌中に収めた男。 片や、深い悲しみと屈辱を糧に己の全てを芸術に捧げた男。 運命的に交差する二人の、三十四年に亘る物語。

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  • タケル―空白の四世紀、日本を統一した青年の物語―

    タケル―空白の四世紀、日本を統一した青年の物語―

    小説・文芸
    -
    1巻1,672円 (税込)
    倭は国のまほろば たたなづく 青垣 山籠れる 倭し麗し 彼の夢は今もこの地にあふれ、強く温かく見守っている―― 比類なき英雄、ヤマトタケルの姿を新しい解釈で描いたファンタジーノベル。 1700年前、世界の涯(みぎわ)のとある国に大きな夢と志を持った皇子がいた。 その名はヤマトタケル。若き彼は大王に命じられ、西国征伐の旅に出た―― 運命を背負い立ち上がった青年は何を思い、この地を駆け抜けたのか。 この国の始まりに思いを馳せる、ロマンあふれる壮大な神話物語。

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  • 合本版 夢幻(上・下)

    夢幻

    小説・文芸
    -
    1巻1,672円 (税込)
    本能寺で織田信長が討たれた。わずかな供と堺にいた盟友の徳川家康は、明智光秀の追っ手から逃れるため切腹せんとするも、本多忠勝ら重臣に止められる。ここで死ねば、三河と駿河・遠江の家臣がそれぞれ幼少の息子たちを担ぎ、家が「割れる」というのだ。家康は、今は亡き長男信康の不在を嘆くが……。二人の英傑とその後継者の相克を描いた、二部構成の骨太な戦国ドラマ。 【目次】 第一部「夢の天下」 徳川家康  序 章  第一章 夢の始まり  第二章 苦難の舟出  第三章 動くべきとき  第四章 当主として  第五章 危難の日々  第六章 夢の果て  終 章 第二部「幻の天下」 織田信長  序 章  第一章 夢の始まり  第二章 混迷する西  第三章 ひとときの休息  第四章 継承の始まり  第五章 坂の途中  第六章 見えた頂  終 章   解 説  細谷正充
  • 前田利常(上・下合冊版)

    前田利常(上・下合冊版)

    小説・文芸
    -
    1巻1,672円 (税込)
    幼名・猿千代。わずか13歳で大大名・加賀百万石を継いだ前田利常は、英知を駆使して前田家の安泰を目指す。武威(ぶい)の徳川に対し、“文化立国”で挑戦する利常。諸国から一流の職工、芸術家を招き、金沢城下に絢爛豪華な百万石文化を築く。徳川方の謀略と挑発に、百万石を賭けた男の意地! 海内無双(かいだいむそう)の加賀文化を築いた名君の実像とは?
  • 家康の遺言

    家康の遺言

    小説・文芸
    5.0
    1巻1,672円 (税込)
    家康が信じたものは何だったのか。石川数正、鳥居元忠、渡辺守綱らら忠臣たちや、千姫から見た家康の姿から浮き彫りになる人間・家康を描く短編集。家康の最期に迫った「家康の遺言」は、これまでの家康像を覆す、読み応えのある力作。信康を自害させたのは果たして信長だったのか、忠輝を遠ざけた本当の理由は? 家康にまつわる様々な謎がここで明らかに。
  • 悪党の戦

    悪党の戦

    小説・文芸
    3.5
    1巻1,672円 (税込)
    後醍醐帝に請われ正成は倒幕の兵を挙げた。悪党の戦を世に示し力を結集するために。真言の真理を社会に実現するには、「悪党の世」を築かねばならぬのだ。――希代の英雄を描く本格長編歴史小説。
  • 建礼門院徳子

    建礼門院徳子

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,672円 (税込)
    平清盛の娘、許されぬ愛の遊戯。「あなたがいたから、死ねなかったのです」。清盛の娘・徳子が、平家でただ一人生き残ったのは偶然ではなかった。禁忌を恐れず、憎むべき相手を愛してしまった女の懊悩とは――。後白河法皇の強さに惹かれた女の生涯。長編歴史ロマンス。
  • 義仲これにあり

    義仲これにあり

    小説・文芸
    4.5
    1巻1,672円 (税込)
    平家を討ち破りし先兵となるも、京洛を追われた悪逆の徒、木曾冠者・源義仲――。勝者の歴史に刻まれた彼の姿は、はたして正しいものなのか? 父を身内に殺され、孤独の身で木曾に追いやられた不肖の“源氏の子”。己の血に抗い、立ち向かい、新しい国のありようを求めて戦い抜く男は、やがて天下に手をかける。人の幸せとは何か? 義仲が胸に抱きつづけたテーマを軸に、誰もみたことのない「源平合戦」の幕が上がる!
  • ジョーの夢 新島襄と徳富蘇峰、そして八重

    ジョーの夢 新島襄と徳富蘇峰、そして八重

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,672円 (税込)
    ジョーには夢があった。日本初の私立大学設立という、大きな夢が。明治初頭、日本の青春期に誕生した偉大なる教育者。鎖国最中にアメリカに渡り、後に同志社大学を設立する新島襄の姿を、その愛弟子にして日本初のジャーナリスト・徳富蘇峰は見守り続ける。ライバルは、慶應義塾大学設立を目指す福澤諭吉。ハンサムな妻・八重(2013年大河ドラマ「八重の桜」主人公)に支えられ、襄の夢は明治を駆け抜ける。
  • 砕かれざるもの

    砕かれざるもの

    小説・文芸
    3.5
    1巻1,672円 (税込)
    関ヶ原で敗れ、流人のまま朽ち果てる運命にあった備前宰相・宇喜多秀家とその一族。加賀百万石の取り潰しに将軍家が動き出したとき、彼らは絶海の孤島から立ち上がる! 戦いに参ずるのは、若き剣士・宇喜多秀景、柳生十兵衛率いる柳生一族。さらには伊藤一刀斎、宮本武蔵らの剣豪たちも入り乱れる。運命に抗う者たちの、命を賭した戦いの結末は――。荒山流“純粋剣豪小説”、ここに誕生!
  • 高円寺の空 兜町の夢

    高円寺の空 兜町の夢

    小説・文芸
    -
    1巻1,683円 (税込)
    水不足に苦しむ、打ち捨てられた荒野を人々が必死に開拓し発展した「高円寺」。大坂米市場の伝統を引き継ぎ、株の町として日本経済の近代化と発展を支えた「兜町」。江戸時代から現代まで、ふたつの地域で人々の運命が交錯する。飢饉、明治維新、鉄道開通、震災、空襲などを乗り越え、たくましく歴史を紡いできた市井の人々の、史実に基づく物語。
  • 純忠 日本で最初にキリシタン大名になった男
    完結

    純忠 日本で最初にキリシタン大名になった男

    小説・文芸
    3.5
    全1巻1,683円 (税込)
    当時、異彩をはなっていたであろう大名・大村純忠について、清涼院流水氏が7年の取材をもとに記した渾身の歴史エンタテイメント。 「人は、俺を人外と呼ぶかもしれぬ。だが、それが何であろう。」 歴史の闇に葬られたキリシタン大名の全貌が、今、蘇る! 信長より1年早く生まれ、戦国時代を生き抜き日本で初めて洗礼を受けた大名「大村純忠」(おおむら すみただ) ザビエル来日の前年に18歳で当主となり、数々の合戦を戦い抜き、長崎港を開き、領内の寺社を焼き払い、天正遣欧少年使節をローマに派遣した稀代の戦国武将、大村純忠の波乱万丈の生涯。
  • 帝国妖人伝

    帝国妖人伝

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,683円 (税込)
    犯人は誰? 探偵こそ誰? 時は明治、那珂川二坊は文学で名をなさんとす。尾崎紅葉に師事すれど執筆がかなうのは小説どころか三文記事ばかり。この日も簡易食堂に足を運び、ネタを探して与太話に耳を傾けた。 どうやら昨晩、かの徳川公爵邸に盗人が入ったらしい。蓋を開ければ徳川公にも家人にもこれと云った被害はなく、盗人は逃走途中に塀から落ちて死んだという不思議な顛末。酔客らは推論を重ねるが、「そりゃ違いますやろ」という声の主、福田房次郎が語り始めたのは、あっと驚く“真相”だった(「長くなだらかな坂」)。 京都・奈良をつなぐ法螺吹峠、ナチス勃興前夜のポツダム、魔都・上海ほか、那珂川の赴く地に事件あり、妖人あり! “歴史・時代ミステリの星”伊吹亜門が放つ全5話の連作短編集―― 絢爛たる謎解き秘話を通して、 〈あの人〉たちの妖人ぶりにあらためて瞠目した ――有栖川有栖(作家) 著者の本領発揮作と呼ぶに相応しい完成度 ――千街晶之(ミステリ評論家)
  • 和算忠臣蔵

    和算忠臣蔵

    小説・文芸
    -
    1巻1,683円 (税込)
    吉良、浅野を操る黒幕は…。忠臣蔵の真相! 暦作りを巡る秘法・利木に対立する朝廷と幕閣。両者の綱引きの手駒として利用された吉良・浅野。実力者の思惑に引き裂かれる和算への情熱、武士の意地、恋の行方……。華麗な元禄を駆け抜ける青春群像。
  • 石田三成の青春

    石田三成の青春

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,683円 (税込)
    戦国の知将・石田三成の若き日々。のちの天下人・豊臣秀吉や親友・大谷吉継との出会い、軍師・竹中半兵衛との関わり、本能寺の変の裏側、忍城水攻めの真相、三成襲撃事件に隠れた友情、吉継との関ヶ原への誓い、そして――。三成の家族や恋人、妻子も登場させ、悩み、傷つき、笑い、親友・吉継と未来を開こうとする等身大の人間・三成の姿を描く。歴史・アニメ・ゲームファンなど待望の戦国青春ノベルで、また歴史学者・笠谷和比古氏(『関ヶ原合戦と大坂の陣』著者・帝塚山大学教授)にも注目されている。
  • 雪辱 真説・井伊直弼

    雪辱 真説・井伊直弼

    小説・文芸
    -
    1巻1,683円 (税込)
    井伊直弼は本当に暴虐な政治家だったのか。史料を丹念にたどることで薩長史観を正し、井伊直弼の人生を浮き彫りにする。また、今まで知られていなかった史料から、彦根藩士・小西貞義が仇敵・徳川斉昭を討つまでを活写した幕末小説。
  • 英龍伝

    英龍伝

    小説・文芸
    3.3
    1巻1,699円 (税込)
    開国か戦争か。いち早く「黒船来航」を予見、未曽有の国難に立ち向かった伊豆韮山代官・江川太郎左衛門英龍。誰よりも早く、誰よりも遠くまで時代を見据え、近代日本の礎となった希有の名代官の一代記。明治維新から180年。新たな幕末小説の誕生。『武揚伝』『くろふね』に続く、幕臣三部作、堂々完結! ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください

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