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世界に誇る「江戸前寿司」はなぜ誕生したのか――
「粕酢」に挑んだ三人の又左衛門と、彼らを支えた女たち。
江戸の鮨文化を一変させた変革と挑戦!
江戸後期。知多郡半田村で酒造業を営む五代・中野半左衛門の急死により、
婿養子に迎えられた半六は、酒造りの傍ら酒粕を使った粕酢造りを思いつく。
後に分家を許された三六は、又左衛門家を興す。
初代から二代、三代へと、粕酢造りは受け継がれていくが、彼らの行く手には
幾多の苦難が待ち構えていた。
三人の又左衛門は、いかにして粕酢を江戸中に広めたのか――。
いまや世界で愛される日本の「寿司-SUSHI-」。
その流行の淵源となった「粕酢」に生涯をかけた人々の歴史長編小説。
Posted by ブクログ 2021年03月18日
「蔦重の教え」の作者だけに、この作品も圧巻の読み応え。
ミツカンの成り立ちの伝記になっている。
副題が「酢屋三代の物語」
不思議なことに、当主は他家からの養子が大きな名を残している。
元々は名古屋地区の酒蔵。
だが、いつまでも上方の酒には一歩どころか
常に値段では半額以下。
評判の悪い江戸の...続きを読む
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