天涯の海 酢屋三代の物語

天涯の海 酢屋三代の物語

1,630円 (税込)

8pt

4.0

世界に誇る「江戸前寿司」はなぜ誕生したのか――
「粕酢」に挑んだ三人の又左衛門と、彼らを支えた女たち。
江戸の鮨文化を一変させた変革と挑戦!

江戸後期。知多郡半田村で酒造業を営む五代・中野半左衛門の急死により、
婿養子に迎えられた半六は、酒造りの傍ら酒粕を使った粕酢造りを思いつく。
後に分家を許された三六は、又左衛門家を興す。
初代から二代、三代へと、粕酢造りは受け継がれていくが、彼らの行く手には
幾多の苦難が待ち構えていた。
三人の又左衛門は、いかにして粕酢を江戸中に広めたのか――。
いまや世界で愛される日本の「寿司-SUSHI-」。
その流行の淵源となった「粕酢」に生涯をかけた人々の歴史長編小説。

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天涯の海 酢屋三代の物語 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ミツカンの本社が半田にあったことに驚いた。確かにお寿司には酢が不可欠なのに、握り寿司ブームを考えるときに、酢を意識したことがなかったと改めて気づく。二百年のあいだにはさまざまな波瀾もあったわけで、小説としても面白かった。

    0
    2025年09月21日

    Posted by ブクログ

    「蔦重の教え」の作者だけに、この作品も圧巻の読み応え。
    ミツカンの成り立ちの伝記になっている。

    副題が「酢屋三代の物語」

    不思議なことに、当主は他家からの養子が大きな名を残している。

    元々は名古屋地区の酒蔵。
    だが、いつまでも上方の酒には一歩どころか
    常に値段では半額以下。

    評判の悪い江戸の

    0
    2021年03月18日

    Posted by ブクログ

    江戸時代の酢製造業の商家の話。時代小説である。
    愛知県で酒蔵を営んでいた商人一家が、アクシデントで酒が腐り、酢になってしまった。酒は上方にかなわずどう頑張っても二級品ということで、分家して酢を製造することにした。
    跡継ぎが生まれずに養子をもらって学ばせたり、自然災害に見舞われたり、裏切られたり、商売

    0
    2025年03月26日

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