小説作品一覧
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-九頭竜興産会長令嬢にして市長まで上り詰めた、人権弁護士・水野至保。だが、大喝采を浴びた彼女の弁護活動の裏で、刑事補償金の着服という疑惑が持ち上がった。週刊スクープから依頼された推理作家・吉本紀子が取材を申し込むと、水野市長は「自身と接点のある企業経営者三人と共に、別荘に招待する。そこで全てを明かす」と語った。……招待客全員のスマートフォンは取り上げられ、監禁状態となった孤島の館。悪魔に占拠されたかのような長い緊張が続く中、かねてより練られていた計画が実行に移される……。 美貌の推理作家・吉本紀子が活躍する人気ミステリシリーズ。完全書き下ろしの電子オリジナル作品。 ●石川真介(いしかわ・しんすけ) 1953年、福井県鯖江市生まれ。東京大学法学部卒。トヨタ自動車に40年間勤務。1991年に『不連続線』で第2回鮎川哲也賞を受賞。推理作家・吉本紀子を主人公にして、錯綜したストーリーと堅牢な構成、女性の数奇な運命と斬新な社会テーマ、丹念な現地取材に基づくローカル描写とグルメ、そして奇抜なアリバイ崩しの長編旅情ミステリーを得意にしている。『女と愛とミステリー』(テレビ東京)、『木曜ミステリー』(テレビ朝日)でドラマ化。福井ふるさと大使。鯖江市ふるさと大使。日本推理作家協会会員。
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-まず、とびきりカッコいい男を妄想してください。 「ああ、この広い世界をどんなに探しまわっても、もう二度と会えないのか」真っ白な大地から空を見あげた。どれだけ目を凝らしたら見えるだろうか、あのいとしい姿が。(本文より) こんな男がいるのか、と疑うぐらい誰もが惚れ惚れするほどいい男。MIKITOは、ヘヴィメタルが世界に誇る人気絶頂のロックシンガー。彼はその長身からさらに右手を高々とあげて愛の歌を熱唱する。この立ち姿がなんとも美しい。彼の激しいシャウトと熱いバラードは、たちまち世界中の女を夢中にしてしまう。そんな無敵の彼は心の中に、天使のような少女を住まわせている。愛を教え、彼女を守り、命懸けで愛していた。そのうち二人の出会いには、思いもよらない秘密が隠されていたことを知る。やがてすべてを捧げて美しい彼は、愛し合う彼女と運命をともにすることに。甘く、せつなく、彼らの音楽に託した純愛を妄想で今、振りかえる。
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-宇多喜代子、大串章、長谷川櫂、復本一郎、黛まどからが選考する、若手俳人の登竜門、神奈川大学全国高校生俳句大賞。高校生俳句の珠玉の作品集。
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-大人気、赤川次郎による「幽霊」シリーズ第26弾。 美しいピアニストとの恋に溺れ、翻弄された末、一人の男が命を絶った。 男の死体を前に、女は冷たく言い放った。 「どっちかを選ばなくてはならなかったんです。自分のためにすべてを捨ててなんて、 頼んでない。私は無関係です。」 二年後、男の弟が、コンサートマスターとして 女と共にチャイコフスキー「ロミオとジュリエット」舞台に立つことに。 因縁の二人が再会した場で、宇野警部と永井夕子は……。 表題作のほか、「後ろ姿の夜桜」「スキャンダル、スキャンダル!」「私の秘密はあなたの秘密」「夜は知っていた」「夕やけ小やけ」「闇に迷って」の計7篇を収録。 どの巻から読んでも楽しめるシリーズです。 ※この電子書籍は2017年3月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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-連続殺人、放火…… 脅迫犯を追って、人情刑事、薩摩路を駆ける! 松本市内の繁華街で、地元の不動産会社社長の船田慎士が刺殺された。 いつも持ち歩いていた数百万円の現金がなくなっていたことから物盗りの犯行と思われた。 十日後、やはり松本市内で、ホステス・三池かなえの刺殺体が発見された。 捜査の結果、被害者の二人のみならず、参考人として事情を聴いた金武咲人までも鹿児島出身者であることが判明。 長野県警松本署の刑事・道原伝吉は鹿児島に飛んだ! 次々と明らかにされる関係者の予想外の過去…。 第一章 寂しき被害者 第二章 鬼日 第三章 鹿児島捜査行 第四章 山の名前 第五章 天文館 第六章 黒い服 第七章 底のない夜
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-作家・橘玲氏も推薦!! マルサを超える国税最強部隊「資料調査課」出身の著者が描く緊迫の金融小説が誕生! 「タックスヘイヴンやオフショア法人を使った 仮想通貨の租税回避スキームと それを暴こうとする税務当局の執行体制とその限界が 元国税実査官によって明かされる。」(橘玲氏) 仮想通貨のマーケットテイカーで、大口取引者を指す「クジラ」とも呼ばれる北条悟は、 マルチネットワークグループのリーダー・豊丸に アルトコイン「ビリオネアトークン」のICOをもちかけ、 14億円もの巧妙な脱税スキームを企てる。 一方、東京国税局課税第一部の高松と菅野は、セミナーで多数の会員を募り、 勢力が急拡大している「ビリオネアトークン」に危機感を抱き、 違法な税金対策を打ち崩すべく調査を開始する――。 (本文より) 「仮想通貨で儲けた奴のことをなんて呼ぶか知ってるか」? 菅野が首を傾げると、 「『億り人』って言うらしいぜ。気が利いてるようで、なんだか胸糞の悪いダジャレだよな」 「まったくです」菅野は苦い顔をした。「脱税しておいて『億り人』を名乗る奴なんざ、我々が追徴課税という名の冥界への『おくりびと』になってやりましょう」 元国税局実査官である著者による綿密な取材に基づいた圧巻の金融小説! 電子版特典:マルサでも手出しできない巨悪脱税事件を調査する国税局資料調査課、通称「コメ」の真実を初めて明らかにした「国税局資料調査課」(2015年7月刊)の一部を電子版特典として、追加収録!
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2020年前期のNHK朝のテレビ小説「エール」は、生涯に5000曲以上を作曲し、「国民的音楽家」と呼ばれた古関裕而氏とその妻・金子氏をモデルにしたドラマです。本書は、裕而・金子夫妻が歩んだ実際の人生を、エピソードと自身の言葉・写真でたどるもので、監修者は、夫妻の長男・正裕氏。とっておきのエピソードはもちろん、正裕氏所蔵の貴重な写真や手紙、資料などで夫妻の人生をわかりやすく紹介。また、正裕氏のインタビューも掲載します。
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-エリザはずっと兄の親友のトーマスを想っていたが、父はおろか兄ですら放蕩者の彼と近付くことを許さない。ほどなく父が縁談をみつけてきて、彼女は別の人との婚約が決まってしまった。 婚約発表のパーティの日、エリザはトーマスと偶然二人きりになってしまい、彼にキスされる。人目につくことをおそれて逃げ出したが、そのあともトーマスを忘れることはなかった。 結婚したあとの生活は穏やかで平和だったが、事故で夫と義父が亡くなり、21歳の若さで未亡人となったエリザ。遠縁の跡継ぎが見つかったため、小さな娘がいるにもかかわらず、住み慣れた家からも追い出されてしまう。娘のためにも再婚相手を見つけようと決意して、社交界に出ることにしたが、トーマスに再会し……
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-お仕えする女性の服をコーディネートし、髪を結い、ときには話し相手にもなるレディーズ・メイド。さりげない気遣いや頭の回転の速さで評判のジェインは、ニューヨークに越してきたばかりのベンチリー家に仕えることになった。一家が周囲に馴染もうとしていたところ、社交界デビューしたばかりのお嬢さまが婚約することに! 少しやんちゃなところはあるけれど家柄も見た目もよい彼との結婚を、お嬢さまは心待ちにしていた。しかしふたりの婚約発表をするパーティの直前、彼は無残な姿で発見されてしまう。ゴシップ紙ではさまざまな憶測がとびかい、お屋敷の前には人が押しかける始末。このままでは一家が安心して暮らせないと、ジェインは犯人を捜す決意をする!
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-全著作累計2300万部突破 15カ月連続刊行!人気シリーズ決定版 光文社・祥伝社・実業之日本社文庫3社合同出版企画 極悪人どもの正体を暴け! 一匹狼探偵が盗聴ハンターと巨悪を暴く!! シリーズ第8弾! 女囚拉致事件の背景に何が!? 一匹狼の探偵が暴く真相は? 脱走を企てた護送中の女囚・真杉知佐子らが何者かに拉致され、看守たちが殺された。近頃、左翼系知識人の転向声明が続いているが、なにか関係があるのか? 知佐子の弟・豊に調査の依頼を受けた強請屋探偵の見城豪は、盗聴器ハンターの松丸とともに真相を追うが、思いも寄らぬ相手に阻まれてしまい……ハードな犯罪サスペンスの傑作シリーズ!
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-透徹した眼と洗練された言葉、清純簡潔な表現が織りなす川柳集の第七弾。 ロングセラー「川柳の理論と実践」を執筆し、現在「川柳マガジン」で「名句を味わう理論と鑑賞」を好評連載中の著者が、「平成元年」から「平成五年」「平成十年」「平成十五年」「平成二十年」「平成二十五年」と五年ごとに刊行する人気シリーズ。 軽みの境地に年齢を重ねて得た燻し銀の渋みが加わって、ついに令和版が待望のスタート! 心臓は本日止まる気配なし 花吹雪浴び渋滞の列にいる アニサキス殺す焼酎ストレート 名水のあふれる里で酒浸り 酒が旨くてチェ・ゲバラにはなれず いい土になれそうもない飲んだくれ 飲みましょう電信柱揺れるまで
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-先人の川柳ベストコレクションシリーズ。 平成の現代川柳を代表する作家の一人。岡山に生まれ、岡山川柳社「ますかっと」、時実新子「川柳展望」等で頭角をあらわし寺尾俊平「川柳塾」、片柳哲郎「新思潮」、時実新子の「川柳大学」の創立に参加。その後は「MANO」「バックストローク」を立ち上げ、現代川柳のリーダーとして全国に活動の幅を広げ、短詩型の枠を超えて多くの作家に影響を与えた。 石部明と親交のあった堺利彦(監修者)、前田一石・樋口由紀子・畑美樹(編集者)が企画編集。 琵琶湖などもってのほかと却下する 月光に臥すいちまいの花かるた アドリブよ確かに妻をころせたか てのひらをうっかり見せてしまうなり 梯子にも轢死体にもなれる春 死ぬということうつくしい連結器 縊死の木か猫かしばらくわからない
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-ペット小説大賞にも輝いた 廃業を強いられた映画館と一匹の猫のお話 時代の流れとともに経営難になり、取り壊しが決まってしまった古き良き老舗の映画館「昭和座」。 三十年前に廃業となったその映画館には一匹のオス猫・ソラリスが住み着いていた。 2年間ほどそこで働いてきた主人公が、昭和座とソラリスについて回顧していくところから物語が始まる。 昭和座の閉館が決まった日、何よりも心配だったのが、ソラリスをどうするかであった。 結局「私」が引き取り手に決まるも、映画館の閉館日に、ソラリスは朝から姿を現さなかった――。 消えゆく映画文化を惜しみつつ、 <人と人>そして<人と猫>との心のつながりを爽やかに綴ったノスタルジックな短編小説。
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-狂った夏の夜、他人の情事をタネにしたカツアゲの帰りに一郎と英坊は、パトカーに追われる隆と知り合った。隆は、ムショ入り中に自分を裏切った女とその情夫を、派手な射ちあいの後に射殺して逃げていた。意気投合した三人は、新宿のジャズ喫茶を溜まり場にして、悪事の計画を練る。あるときは箱根に暴力団の開帳する賭場を襲い、またあるときは運搬中の麻薬を巧妙に奪取したり、基地から流れるカービン銃を横取りして暴力団同士を闘わせるなどして、次第に暗黒街でのし上がっていく。だが所詮、野良犬は野良犬でしかないことを思い知らされる。 ハードボイルド連作短篇小説。1965年には同名で映画化(監督:牛原陽一、出演:小林旭/宍戸錠/和田浩治、配給:日活)された。 ●河野典生(こうの・てんせい) 1935年1月高知県生まれ。詩作、劇作のかたわら1960年『陽光の下、若者は死ぬ』でデビュー。1964年『殺意という名の家畜』で推理作家協会賞を受賞。日本のハードボイルド小説の先駆者となる。幻想派SF小説、ジャズ小説など、多彩な執筆分野とジャズのフィーリングを持つ作家として特異な存在。
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-祖国独立のためにオランダ軍と戦い、身障者となり、徐々に絶望に沈んでいく若者。児童婚で純潔さを奪われる隣人の少女をただ見守るしかない幼い男児。割礼を目前にして恐怖と宗教的意義に対する高揚感――そして贈り物への期待――に心揺れる少年。 ノーベル賞候補にもなったインドネシア最高の物語作家プラムディヤ・アナンタ・トゥールが、楽天的世界観と暗い現実の間で戸惑う若者たちを温かく意味深い言葉で綴った傑作短編集。
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-「なんで私にはふつうのお母さんがいないわけ?」「同じクラスのあの子のことは、できれば忘れてしまいたい」「あのとき、勇気をふりしぼって私が止めていれば……」 2014年にフィリピンのThe University of Santo Tomas Publishing Houseから刊行された短編集『For Love and Kisses』より、家庭や学校を舞台に、6~10歳の少女の目線で家族や友人へのさまざまな思いを描き出した3編を翻訳。
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-ほんとうに恐ろしいのは、死者の怨念か、生者の業か… 人怖の名手・渋川紀秀が書き刻む!混沌の実録恐怖譚! 闇に潜む狂気と日常に垣間見える違和感―― 独特の視点で恐怖を炙り出す渋川紀秀。 見てはいけない!生徒が感じ取った不気味なモノとは「同じくらいの年の子」、 自殺した女が出る公園、噂につられて行った先で待ち受けた結末「死んだ女でもいいから」、 夜の街でナンパ成功、連れられて行った先で…「ナンパ成功」、 誘われた一軒家でのパーティー、洗面台の鏡に映ったのは…「きれいな歯ブラシ」、 間違えて配達された謎の封筒、その中身に戦慄する「誤配達」など35篇を収録。 生者と死者が交差するところに禍々しい怪異が生まれる……。 著者について 渋川紀秀 (しぶかわ・のりひで) 兵庫県姫路市出身。最近ハマっているのは、現代海外ミステリーを読むことと、すれ違う人の来歴を想像すること。 単著に『恐怖実話 狂霊』『恐怖実話 狂忌』『恐怖実話 狂葬』『恐怖実話 狂縁』。 共著に『FKB怪談幽戯』『怪談実話競作集 怨呪』『怪談五色 破戒』など。
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-その家では必ず長男が早世する…。呪われた旧家の恐るべき因縁とは!? 小説投稿サイト〈エブリスタ〉内、 「ホラー×怪談」部門で17日間連続第1位( 2019/12/03 ~2019/12/19) 「ホラー×心霊」部門で17日間連続第1位( 2019/12/03 ~2019/12/19) 「ホラー」全体部門でも6日連続1位(2019/12/07~2019/12/12) 話題沸騰の長編ホラー小説が文庫になって登場!!! その家では、代々長男が早世する――。 実話怪談蒐集家の種島正輝は、ある地方の旧家の因縁めいた話に興味を惹かれ、独自に調査を開始する。だが、その因果の元を辿るうち、さらなる凶事が連鎖し、種島たち関わった人間を巻き込んでいく……。 一家が密かに祀ってきた“みろくさん”とはなにものなのか……? 読みだしたら止まらない、ノンストップホラー小説! 著者について 斉木 京(さいき・きょう) 福島県出身。現在は東京都在住。 幼少の頃から怪談や妖怪に傾倒。 共著『田舎の怖イ噂 』『怪談 生き地獄 現代の怖イ噂』。 怪談最恐戦マンスリーコンテスト佳作。エブリスタ×竹書房「怖い噂」コンテスト佳作。竹書房〈最恐小説大賞〉優秀作品選出。
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-地元民が群馬の怖い話を語る噂の怪談会。 そこで語られた衝撃・戦慄の実話を一挙収録!! 群馬県高崎市で地元の怪談家を中心に開かれてきたご当地怪談会〈高崎怪談会〉。 今回は主催の戸神重明のもと、籠三蔵、北城椿貴、しのはら史絵、春南灯、マリブル、夜馬裕――高崎怪談会の歴史を彩ってきたゲスト6人が大集結。 2015年よりこれまで20回以上開催されてきた中でも特に忘れがたい恐怖譚と、新作書き下ろしを贅沢に収録。「高崎の四つ辻」「高崎郊外の古寺」(戸神重明)、「赤城山の夜道」(マリブル)他、群馬の怖い話もが満載! ・無数のダルマが燃やされる前橋市のとある公園の「どんと焼き」。帰宅後、シャワーを浴びていると浴槽に赤いものが…「だるま」春南灯 ・恋人の部屋の洗濯機を回していると猫の断末魔が聞こえてくる。だが、それを言うと彼は豹変して…。彼の死んだ元カノと猫の因縁。真実はどこに?…「死猫三景」夜馬裕 ・前橋市の嶺公園の電話ボックスで電話をかけると、事故死した女性の声が聞こえるという噂。ためした二人の男が体験した恐怖とは…「Lサイズよりも大きな紙コップ」マリブル ・樹海の肝試しで拾ってきたロープと木切れ。それで絞首台のオブジェを作って枕元に飾った男は…「ユウマさんの絞首台」籠三蔵 ・千葉県I市のアパートに響く異音と怪現象。ある日、自撮り写真の目の中に緑色の何かが写っていることに気づき…「酒乱の地縛霊」北城椿貴 ・乙女岩を目印にそれより先に進んではならぬ――地元の海の掟を破った漁師とその子供達はその日から恐ろしい夢を見る…「太刀魚と刃」しのはら史絵 ・高崎の四つ辻の角にある商店の軒先にしゃがみこんでいた女。その後、店は一家全員不幸に見舞われてしまい…「高崎の四つ辻」戸神重明 ほか、全32話収録。 著者について 籠 三蔵(かご・さんぞう) 埼玉県生まれの東京都育ち。 山野を歩き、闇の狭間を覗く、流浪の怪談屋。尾道てのひら怪談大賞受賞。 北城椿貴(きたしろ・つばき) 1989年、神奈川県出身。 短歌が毎日新聞、NHK短歌、ダ・ヴィンチなどに載る。 共著に『Quiet Smile』他 しのはら史絵(しのはら・しえ) 脚本家、怪談蒐集家。映像、ラジオドラマのシナリオを手がける傍ら、怪談会やイベントも主催。 春南 灯(はるな・あかり) 「高崎怪談会3」「同8」に出演。 元前橋市民。筆名の由来は榛名山。 単著に『北霊怪談 ウェンルパロ』。 1981年、群馬県出身。四代目雛人形司、県伝統工芸師。 「怪談最恐戦 東京予選」二年連続出場。
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-日がな一日サロンで惰眠を貪る日陽新聞社の記者、久馬。そんな彼も好奇心が疼けば記事を書く。傍に用意するのは、怪談奇談に妖怪本。彼が書く記事は全て妖怪にまつわるものなのだ。ある春の日、少女が新聞社へ乗り込んできた。彼女の名は香澄。久馬の記事が原因で、友人が奉公先を追い出されたのだという。冷たい対応の久馬に代わり香澄に声を掛けたのは、妖美な男・艶煙。曰く、むしろ妖怪記事は人助けになっており、友人は貞操の危機を免れたのだというが!? ※本電子書籍は、『明治あやかし新聞 怠惰な記者の裏稼業』全3巻を1冊にまとめた合本版です。
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-きみがいないと、生きる意味を失う―― 死の淵で永遠の愛を誓い合う、男同士の結婚式…… 未曾有の危機、HIV-エイズと戦った、ひとりの男の姿を描いた傑作映画――『ノーマル・ハート』 エミー賞・ゴールデングローブ賞・トニー賞受賞作品 2019年4月、奇跡のクラウドファンディングで書籍刊行が実現した、戯曲版『ノーマル・ハート』が電子書籍で完全版として、ついに登場!! 友人の死が500人を超えたとき、私は数を数えるのをやめた。(ラリー・クレイマー) 1981年、奔放な性を謳歌していたゲイの間に謎の伝染病エイズが広がっていた。 ジャーナリストのネッドはニューヨーク・タイムズの記者フェリックスと出逢い、やがてふたりは惹かれあう。出来のいい兄へのコンプレックスを抱え、恋すら知らない無鉄砲なネッドと、一度女性と結婚し、失敗した隠れゲイのフェリックス――だが、ふたりの束の間の幸せを病が蝕んでいく。フェリックスがエイズを発症し……。 たった一人の演説から始まったという、伝説のエイズ団体アクトアップの創始者ラリー・クレイマーが、強烈な祈りを込めて書き上げた、自叙伝的な戯曲。1986年初演。 【電子書籍版特別付録】 ◎『どうか知っていてほしい』――ラリー・クレイマーからの手紙 ◎イメージイラスト;座裏屋蘭丸 *クラウドファンディング時とは、色違いバージョンのイラストになります。
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-◆ふらんす堂電子書籍1000円シリーズ ◆あの日の死者たちひとりひとりの声を求めて H氏賞受賞詩人・野木京子初エッセイ集 消え尽きることのない ヒロシマの声 その無数の囁きに 心を澄ますとき、 あの日の死者たち ひとりひとりの 生きてあった姿を 想うことができる 死者は数ではなく、固有の名前で光を帯びている。 詩は、過去の死者たちと末来の人たちのために開かれている通路である。名指しすることのできない、末来の“あなた”が潜りこむことのできる、上空に隠れている、窪んだ、天空の落葉が焚かれている場所。………そして私たちの「詩」は、被爆や炭化の末来に耐え得るのだろうかと問うている。 (本文より)
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-「レディ・ヴィクトリア」シリーズが合本になって登場! ヴィクトリア朝ロンドン、下町に暮らす自由闊達なレディ・シーモア。その使用人たちは、いずれおとらず個性的。なかでもレディーズ・メイドのシレーヌは、有能で美貌、洞察力にもすぐれているが、この上なく無愛想。愛すべき登場人物たちが、世紀末のロンドンを舞台にのびやかに闊歩する! 【収録作品】 ・レディ・ヴィクトリア アンカー・ウォークの魔女たち ・レディ・ヴィクトリア 新米メイド ローズの秘密 ・レディ・ヴィクトリア ロンドン日本人村事件 ・レディ・ヴィクトリア 謎のミネルヴァ・クラブ ・レディ・ヴィクトリア ローズの秘密のノートから
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 著者累計30万部突破。ツイッターで16万人が共感した(2020年1月現在)、 出逢いやかけがえのない想いを大切にできるようになる、心のおまもり本です。 あなたのこれまでに間違いなんてどこにもなかったと、すべてを優しく包み込んでくれます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 人を好きになれば綺麗な感情だけじゃなく、時に苦しいほどの嫉妬をして相手を傷つけ、 自己嫌悪をしてしまったり、叶わない想いや、行き場の無い、感情に思い悩んだりしてしまいます。 こんな辛い思いをせずただ単純に、愛する人を愛することが出来たなら、どれだけいいだろう。 思い悩むことなく、 ただ真っ直ぐに好きでいられたらどれだけいいだろう。 けれど、人を好きになることは傷つく覚悟と共にあるのではないでしょうか。 思い悩み、苦しいと感じても尚、その想いを持ち続け、たとえ報われなくても 人を好きでいることは何よりも尊いと思います。 恋愛に限らず、生きていくことはいくつもの壁を乗り越えていくものだと思います。 その壁は小さなものもあれば、見上げるほど大きなものもあります。 何度諦めようとしただろう。 何度泣いて前が見えなくなっただろう。 どれだけ遠回りしてしまっただろう。 それでも何かを信じ、その壁一つ一つに立ち向かう姿、 前に進もうとする姿こそが人の本当の美しさ、そして強さではないでしょうか。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 本書は恋愛だけではなく 『自分自身』そして『幸せ』について書かれています。 思い悩む人の背中を押すヒントになれば嬉しいです。 そしてこの本を読んだ人自身がその悩みの答えを見つけ、 前を向き、凜として歩き出す力となりますように。
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-雨にくすぶる田舎町で慣れない新婚生活に不安を感じながらも徐々に人生に希望をみいだしていく女性の物語「風が吹くのに理由はない(原題:Bird Love)」、バンガロールの酒場でふと出会った若い男女がお互いの人生観をぶつけ合う「Elite」、マーケティング会社で忙しく働いていたものの心を病み、長期休暇を取って家に引きこもる女性とメイドのあいだに育まれる友情を描いた「Sisters」。 経済成長とともに急激に変化するインド社会とその陰で揺れ動く人々を描き、2018年にPenguin Random House Indiaから刊行された短編集『A Day in the Life:Stories』に収録されている14編の中から3編を翻訳。
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-都会人の日常生活の裏側を描いた名作短編集。 自らを「瑣事観察者」と称する神吉拓郎が、都会の日常生活の裏側――〈私生活〉に潜むちょっとしたドラマを、歯切れのいい文章で活写した短編集。 ある真面目な銀行マンが、夜には別の一面を垣間見せる「つぎの急行」、平凡なサラリーマンが、会社のカネの横領を企む「警戒水位」、ダッチワイフに入れあげる初老の男に訪れた悲劇を描く「小夜子」、真面目だと思っていた家政婦が衝撃的な素顔を見せる「もう一人の女」など、17のエピソードを収録。 一つひとつの作品は短いが、それぞれに違った余韻をもたらす名作で、第90回直木賞に輝いた。
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-様々な人と出会うライターの行動を通し、場所と人との繋がりだけで物語を生む 先ごろ短編集を出したばかりの作家、柊甲介氏にインタビューしているライターの吉澤輝久は、70歳を越えてなお旺盛に執筆活動を続ける柊に、短編小説がどのように出来上がるのか話を聞きます。作中に登場する海老フライが食べたくなった話などをしつつ、吉澤は最寄り駅に真っ直ぐ行かず。タクシーで下北沢へ。そこで、かつて聞いたエスプレッソの店を訪ね、ふと、この店の常連になりたいと考えます。あちこちへ移動し、様々な人と出会うライターの行動を通して、場所と人との繋がりが、それだけで物語を生むという、その過程が短編小説なのでしょう。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)、『窓の外を見てください』(講談社)などがある。
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-話題の「声優×二次元芸人」プロジェクト! 発売即完売の1stLIVEを完全ノベル化。舞台では演じられなかった幻のエンディングも収録。 お笑いにかける青春 俺の相方が世界で一番面白い! 『俺ガイル』の渡航が描く、お笑いにかけた3組のコンビの涙と笑いと葛藤の青春物語! 東京は神田神保町のお笑い養成所SSS(スーパースタースクール)で、青春をお笑いにかける3組のコンビ。 日々学びオーディションを受け、バイトとネタ作りに追われている。コンビ間の衝突やライバルへの嫉妬など、きらびやかな世界の裏側に翻弄されながら、日本一、世界一のお笑い芸人を目指す青春ストーリーだ。 登場するのは―― 共感系幼馴染コンビ「スターダスト」上原淳也(cv:花江夏樹)・東沢楓(cv:西山宏太朗) ちぐはぐ凸凹コンビ「菊一文字」町田瀬那(cv:豊永利行)・大野虎之助(cv;石川界人) イマドキ関東芸人「6‐シックス‐」狛江一馬(cv:熊谷健太郎)・喜多見蓮(cv:阿座上洋平) LIVEは実際に3組がネタを演じ、会場の観客の投票でその後の展開が決まるマルチエンディング方式だった。本書もその形を踏襲しており、LIVEでは演じられなかったエンディングも収録されている。 イラストレーションは、由良が担当。書き下ろし表紙イラストと、挿絵3点を寄せている。 ※購入特典のキャストの手書きコメント付特製ポストカードは電子版には付いておりません。紙版のみの収録となりますので、ご注意ください。
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