神保町と大正デモクラシー

神保町と大正デモクラシー

880円 (税込)

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現代ニッポンの民主主義文化の揺籃を描く歴史小説

神保町で書店を営んでいた曽祖父・谷村真介の大正期の日記を読んで私は驚嘆した。日記には現代史に登場する大人物が次々と現れ、曽祖父と親しく交流していたからだ。その中に、中国から留学していた周恩来、新進気鋭の芥川龍之介、社会活動家の賀川豊彦がいた。この3人の先人との対話で大正デモクラシーの特有の自由で多様な文化が浮かび上がる。

【目次】
プロローグ
1 中国人留学生
2 宝塚と浅草オペラ
3 パリ講和会議
4 文化の町
5 モガモボ
6 普選運動
7 カフェ
8 民本主義
9 労働運動
10 軍隊出動
11 ぼんやりした不安
12 大正の黄昏
エピローグ

【著者】
北沢栄
慶應義塾大学経済学部卒。共同通信経済部、ニューヨーク特派員を経てフリージャーナリスト。東北公益文科大学大学院教授、参議院行政監視委員会客員調査員などを歴任。これまで公益法人問題、国家予算、公務員制度などに関し参議院厚生労働委員会、同決算委員会、同予算委員会、衆議院内閣委員会で意見陳述。2010年「厚生労働省独立行政法人・公益法人等整理合理化委員会」座長として報告書を取りまとめ。近著に『南極メルトダウン』(印刷本・産学社、電子本・ボイジャー)。

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