卒業式であった泣ける話

卒業式であった泣ける話

り返って、また歩み出す。卒業式にまつわる12編の心にしみるアンソロジーです。

【一部あらすじ】
春告草の式日/沖田円
老梅のような姉・季夜との別れを控えた妹・紗和。縁側で交わされた最後の会話が互いの心を癒していく。

さよならの勇気/桔梗楓
夕焼けに染まる街の道路を、一台のスクールバス。高齢の運転手、豊城の卒業と希望。

あなたが遺した北極星/溝口智子
亡くなったゼミの教授の遺言が卒業生たちの心を変えていく

その扉を開く/杉背よい
屋上へと続く階段が3人の基地だった。青春と卒業、そして開かずの扉を開く。

春の歌/霜月りつ
焼夷弾で焼けた小学校と70年後の卒業式。全員があの日に戻る。


【ほか7作品収録】
『私の胸のアレオーレ』一色美雨季/『わたしの青春を返せ』国沢裕/『小さな卒業式』水城正太郎/『とろとろ、そぞろ』日野裕太郎/『卒業式』朝来みゆか/『翼があるなら』猫屋ちゃき/『アルバムには納まり切れないし』石田空

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