小説作品一覧

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  • 筑後川渡船転覆: 駿介と副田先生
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    1巻500円 (税込)
    昭和17(1942)年の春、駿介は国民学校の5年生になった。4年生の時の担任は転任し、新しい先生が校長から新5年生の松組の皆に紹介された。新しい先生は、副田美代次といった——主人公と新任担任の出会いと別れを描いた心温まるストーリー。
  • 終わりのない旅
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    1巻500円 (税込)
    孤独は不安を呼び、不安は吐き気を誘い、吐き気は、完璧な絶望を与える。虚脱感と無力感が漂う鬱の時代。そんな時代に出会った大学生の京之介と万里子。二人は互いに病的な不安と焦燥を抱え、日々の苦悩に精神を蝕まれる。それでも互いに支え合いながら、細々と、懸命に生き、やっとの思いで希望を見出すのだが——ただただ、安息の地を求める若者たちの、もがき、苦しむ姿を描いた小説。
  • ブラインドから君の歌が聴こえる
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    大人気ヒップホップグループHOME MADE 家族のKUROが放つ小説第二弾!光を失ったミュージシャンが、その超人的な耳を活かして再起をかける感動の物語。
  • カフェであった泣ける話
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    あなたが最後に泣いたのは、いつだったか覚えていますか 本書は日々の生活で疲れているあなたに、一粒の涙を届けるために作られました。 収録されているのは、(悲しいのではなく)感動して泣ける短編が12編。そこには、あなたの好みのストーリーがきっと見つかります。 本書では「カフェ」にまつわる、出会いや別れのエピソードを掲載しました。 【掲載エピソードの一部】 「二十三年分のエスプレッソ」 郊外のベッドタウンにある小さな喫茶店。閉店直前に来店した客に見覚えが…。 「ツケのきく店」 喫茶店の昼食を楽しみにしている会社員。今日も常連の老人から話しかけられた。 「たしかにあの窓辺が好きだった」 臨時休業の張り紙を見て、がっかりする美沙。仕事帰りにここへ来るのが楽しみだったのに。 「名前のない喫茶店」 昔ながらの喫茶店に惚れ込み、「アルバイトは募集していませんか?」と聞いてしまった。 「思い出のカヘバー」 小学校時代、友人と通っていた雑貨屋の奥のスペース。僕たちが「カヘ」と呼んでいた場所。 【執筆陣】 二人の岐路/朝比奈歩 名前のない喫茶店/浅海ユウ たしかにあの窓辺が好きだった/石田空 ツケのきく店/神野オキナ 二十三年分のエスプレッソ/桔梗楓 ひなたの傷/澤ノ倉クナリ 思い出のカヘバー/霜月りつ 待ち合わせの途中/那識あきら 孫はアメリカにいる/鳴海澪 偽物ビジュー/浜野稚子 コーヒーの味/水城正太郎 注文の少ないクソ客と注文の多い神客/南潔
  • 句集 秋灯
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    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「日本で初めて俳句という語を用いた、「ホトトギス」の主宰者、正岡子規は主観を省略したスケッチ、つまり写生の用法を生み出した。 主観は読者がそれぞれに感じとって欲しいということだろう。その流れを汲む飯島俊子の句集もしかりである。 飯島俊子の俳句は、事実を自分の目で見、耳で聴き、肌で感じ、生きていく上での中で体感し、その中で生まれたのである。 部屋に閉じこもり、机に向かい、頭の中だけで作りあげた作品ではこうはいかない。 日本は世界の数多くある言語の中でも、特に美しい言葉を持っていると言われている。例えば四季がはっきりしている日本の季節、「秋」を表現するにしても、露・白露・露結ぶ・釣瓶落し・白秋・花野・山粧う・小春日和など数えきれない程の表現方法がある。つまり同じ秋でもいち日ごと、また朝夕によって表現が変化するのである。それを十七文字で表現するにはなまじの語彙力では不可能である。それを見事に生かしているのがこの『秋灯』である。そこには現代人が忘れている、日本の美が、心が我々の琴線に触れて来るのである。」 (吉田 司氏 『秋灯に寄せて』より)
  • 寛容な妻、寛容な会社
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    1巻220円 (税込)
    三十代半ばにさしかかった鹿嶋 修一。彼はまったく仕事では活躍しなかったが、美しい妻に愛され、また同僚からも慕われる現状に満足感を抱いていた。 だが彼の待遇は、やや異様なほど厚遇されていた。 不審に思った会社の先輩、黒川から忠告を受けた鹿嶋は、当初はあまり気にしなかったものの、明らかな失態をしているにも関わらず、異様なほどに優しい同僚の態度には驚かざるを得なかった。 そんな中鹿嶋は、黒川から呼び出しを受け、思わぬ「遊び」をすることになったのだが……(「寛容な妻、寛容な会社」)。 (注)本作品は、幻創文庫で発表していた作品を加筆訂正し、新たに電子書籍として出版したものです。 他に、書下ろし作品「寿命銀行」を収録。
  • オーロラ輝く最果ての海(北洋編)
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    1巻1,320円 (税込)
    日本の北海道の漁師たちがロシアの監視船に沈没され、毎年命を失っていく現状と日本の新聞などが報道しないことに危機感を感じた男達が立ち上がる作品です。
  • エターナル・ハピネス
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    1巻233円 (税込)
    真の平和とは何か?「敵を愛せ」とはどういうことか?といったテーマをさわやかに描いた青春SF作品。ユーゴスラビアへの訪問など筆者の実体験とフィクションを交えている。平和を考えための必読書!?
  • 風の仲間
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    1巻730円 (税込)
    ニューヨーク在住のフリーライター柳生謙二は、全米で最も古いパブリックコースである“バン・コートランド・パーク・ゴルフコース”(通称バンコー)をホームコースに、個性豊かな仲間たちとゴルフに興じる毎日。「警察の中で強盗にあったってちっとも不思議じゃない」物騒なブロンクス地区にあるその老舗ゴルフ場に、これまた個性的な連中がやってきて一緒にプレーするのだが……。かわいい名前の連中と、真剣勝負の行方は……(「おにぎり友の会」)。プロゴルファー井戸脇進の奇想天外なスランプ脱出劇(「チキン」)。ゴルフ場に宝物が!? 仲間たちは勇んで掘り始めた(「ラプソディ」)。ホールの攻略法を女性の口説き方に見立てる変な男が登場(「色事師」)。憧れのコースでプレーする謙二とムノさんだが……(「アーメンコーナー」)。笑いあり涙あり、ちょっとペーソスあり。スポーツ小説の名手が贈る、心にそよ風が吹く5編の物語。
  • ダイナマイト刑事(1)
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    1~5巻495円 (税込)
    火事と喧嘩は江戸の花。深夜の現場に急行するは野性味あふれるマッチョマン“爆裂刑事”松田洋平、華奢で美貌の天才児“過激刑事”池端玲二。ホットでクールな二人組。どんな不正もゆるせねぇ。強腕捜査のその途中、局部を切った男性死体が! スナッフ・ビデオの撮影、ビデオブローカーの存在……邪悪な犯罪あるところ、ダイナマイトの華が咲く。  マッチョな熱血刑事・松田洋平と容姿端麗な天才刑事・池畑玲二の活躍を描いた『ダイナマイト刑事』シリーズ、第1弾。電子版あとがきを追加収録。 ●六道 慧(りくどう・けい) 東京の下町・本所生まれ。今も長兄が実家で小さな小さな町工場を営んでいる。1988年。朝日ソノラマから『大神伝(1) ムーの大神』でデビュー。以来、ライトノベル、時代物、そして警察小説とジャンルを変えながら挑戦してきた。「継続は力なり」が信条。
  • ミラクル・アイ(1) キスは殺しの始まり
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    1~4巻495円 (税込)
    深川署に勤務する女刑事・鳶沢ケイは、そそっかしいけど人情にゃ篤い、青い瞳の下町っ娘。あまたの失敗にもめげもせず、難事件を追って今日も東奔西走。細かいことは気にしない朗らか娘の彼女にも、人には言えない秘密がある。満月の夜、真紅の瞳が光るとき、神秘のパワーが炸裂する……奇跡の瞳(ミラクル・アイ)発動!  不思議なパワーを備えた女刑事・鳶沢ケイの活躍を描いた『ミラクル・アイ』シリーズ、第1弾。電子版あとがきを追加収録。 ●六道 慧(りくどう・けい) 東京の下町・本所生まれ。今も長兄が実家で小さな小さな町工場を営んでいる。1988年。朝日ソノラマから『大神伝(1) ムーの大神』でデビュー。以来、ライトノベル、時代物、そして警察小説とジャンルを変えながら挑戦してきた。「継続は力なり」が信条。
  • 聖三角形(セントトライアングル)
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    1巻495円 (税込)
    写真は本当の姿を写し出しているのだ。普段は世間のしがらみと、自分かわいさから何とか笑顔を作っているものの、レンズを前にすると、その欺瞞は一瞬のうちにはぎとられてしまう。心の内にあふれている困惑や呪詛や悲哀や不安はもちろん、それを押し隠そうとする見栄までもがくっきりと写し出されて、フィルムの上の雪矢の顔はかすかに歪むのだ。(「聖三角形」より)  短篇4本を収録した本格耽美小説作品集。 *聖三角形(セントトライアングル) *鬼笛 *逢魔ヶ時(デジャブ) *花の階 ●榊原史保美(さかきばら・しほみ) 東京都出身。立教女学院を経て中央大学文学部哲学科卒。1982年『小説JUNE』創刊号の最優秀投稿作に選ばれ、「螢ケ池」でデビュー。1985年、初の単行本、『龍神沼綺譚』を上梓。以降、民俗学、宗教学の素養を生かし、形而上学的テーマを昇華させた作品『鬼神の血脈』『荊の冠』等、多数発表。美意識に貫かれた作風により、「耽美小説の草分け的存在」と称されることも多い。1995年発表の『蛇神 ジュナ』より、ペンネームを「榊原姿保美」から現在のものに改めている。趣味は、陶芸、写真、近代建築・ギャラリー巡り。
  • 魔性の封印
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    人気絶頂のロックバンド「ビートクラブ」のボーカル・藤原七瀬が何者かに拉致誘拐され、その直後、富山の奥深い行者村で彼と瓜二つの男の死体が発見された。誘拐事件との関連を調べるため富山にとんだ第三埠頭署の島津享平刑事は、土地を二分する宝生家と首藤家の確執、そして現場付近に何百年にもわたって伝わる「辰子姫伝説」を知る。一方、この伝説を小説化し、脚光を浴びていた美人作家・水村若子の父親が殺害され、彼女も消息を絶った。二つの事件をたぐりよせた「辰子姫伝説」の怨念とは……。  長篇耽美ミステリの傑作。過去に刊行された廣済堂ブルーブックス、天山文庫、立風書房、アテール文庫での歴代あとがきをすべて巻末に収録。 ●榊原史保美(さかきばら・しほみ) 東京都出身。立教女学院を経て中央大学文学部哲学科卒。1982年『小説JUNE』創刊号の最優秀投稿作に選ばれ、「螢ケ池」でデビュー。1985年、初の単行本、『龍神沼綺譚』を上梓。以降、民俗学、宗教学の素養を生かし、形而上学的テーマを昇華させた作品『鬼神の血脈』『荊の冠』等、多数発表。美意識に貫かれた作風により、「耽美小説の草分け的存在」と称されることも多い。1995年発表の『蛇神 ジュナ』より、ペンネームを「榊原姿保美」から現在のものに改めている。趣味は、陶芸、写真、近代建築・ギャラリー巡り。
  • 黄昏のバイヨン
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    1巻495円 (税込)
    言葉をなくして、ただ、みことを見上げていた珠紀の額に、静かに柔らかい髪のかかった自分の額を押し当てた後、みことは細い顎を引くようにしてゆっくりと顔を離した。戸惑いに揺れて彼を追った珠紀の眼差しを、みことは黄昏の色が映った瞳で受け止めた。(「黄昏のバイヨン」より)  中篇2本を収録した本格耽美小説作品集。 *黄昏のバイヨン *鏡戀 ●榊原史保美(さかきばら・しほみ) 東京都出身。立教女学院を経て中央大学文学部哲学科卒。1982年『小説JUNE』創刊号の最優秀投稿作に選ばれ、「螢ケ池」でデビュー。1985年、初の単行本、『龍神沼綺譚』を上梓。以降、民俗学、宗教学の素養を生かし、形而上学的テーマを昇華させた作品『鬼神の血脈』『荊の冠』等、多数発表。美意識に貫かれた作風により、「耽美小説の草分け的存在」と称されることも多い。1995年発表の『蛇神 ジュナ』より、ペンネームを「榊原姿保美」から現在のものに改めている。趣味は、陶芸、写真、近代建築・ギャラリー巡り。
  • 胡蝶の夢
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    1巻495円 (税込)
    両親の離婚騒ぎが落ち着くまで叔父の元に預けられることになった十七歳の少年・二条貢。だが、写真家をしているというその叔父・五十嵐綾人は、松浪征志郎という実業家の屋敷に住んでいるという。芸術家のパトロンを自称する征志郎と綾人の関係を訝りながらもその屋敷で過ごすことになった貢。使用人の案内で広大な敷地内を散策していると、黒く尖った屋根を持つ時計塔が目についた。その時計塔では過去におぞましい事件が起きたというが……。  愛憎渦巻く本格耽美サスペンス。 ●榊原史保美(さかきばら・しほみ) 東京都出身。立教女学院を経て中央大学文学部哲学科卒。1982年『小説JUNE』創刊号の最優秀投稿作に選ばれ、「螢ケ池」でデビュー。1985年、初の単行本、『龍神沼綺譚』を上梓。以降、民俗学、宗教学の素養を生かし、形而上学的テーマを昇華させた作品『鬼神の血脈』『荊の冠』等、多数発表。美意識に貫かれた作風により、「耽美小説の草分け的存在」と称されることも多い。1995年発表の『蛇神 ジュナ』より、ペンネームを「榊原姿保美」から現在のものに改めている。趣味は、陶芸、写真、近代建築・ギャラリー巡り。
  • ペルソナ
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    1巻770円 (税込)
    能舞台の跡地で発見された、奇妙な面をつけた死体。歴史の闇に葬られた幻の能、封印された宗教民画、失われた秘面……。さまざまな謎を秘めた禁忌の里に蠢く、野望に憑かれた男たち、怨念に呑まれた女たち。かりそめの生を呪いながら輪廻を彷徨う幾多の魂に、果たして神は、仮面の下の真実の貌を顕すのか?  壮大なドラマの中に人間存在の根源を描破する長篇ミステリ。「電子版あとがき」を追加収録。 ●榊原史保美(さかきばら・しほみ) 東京都出身。立教女学院を経て中央大学文学部哲学科卒。1982年『小説JUNE』創刊号の最優秀投稿作に選ばれ、「螢ケ池」でデビュー。1985年、初の単行本、『龍神沼綺譚』を上梓。以降、民俗学、宗教学の素養を生かし、形而上学的テーマを昇華させた作品『鬼神の血脈』『荊の冠』等、多数発表。美意識に貫かれた作風により、「耽美小説の草分け的存在」と称されることも多い。1995年発表の『蛇神 ジュナ』より、ペンネームを「榊原姿保美」から現在のものに改めている。趣味は、陶芸、写真、近代建築・ギャラリー巡り。
  • 飛騨岩稜殺人事件
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    1巻682円 (税込)
    北アルプス涸沢岳西面の岩稜ルート、通称「飛騨泣き」で中年男性の死体が発見された。遺体の腹部は横一文字に切られていたことから、転落死ではなく、他殺と断定し、捜査を開始した。 長野県警豊科署の道原伝吉刑事は東京に出張し捜査を開始するが、手掛かりは得られない。捜査に行き詰まり感がではじめた頃、同様の切り傷をつけた殺人事件が発生した。 点と点はつながるのか。連続殺人ではないのか。道原伝吉の地道な捜査と、透徹した眼力で、殺人の深層をえぐり出していく。人情刑事・道原伝吉の山岳長編ミステリー。
  • 特急「白山」悪女の毒
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    毒死した男の過去と3人の美女たち。女たらしの悪漢探偵・鏑木一行が洗い出す、被害者の驚くべき姿とは? ――金沢駅で「白山」から下車した男が、急死した。死因は、青酸中毒。依頼を受けた悪漢探偵・鏑木一行が洗い出したのは、男の高校時代のいじめ自殺事件と女性遍歴。だが犯人を特定できぬまま、「白山」では第2、第3の事件が。背後にちらつく3人の美女と、殺意の闇に潜む恐るべき宿命とは? 傑作トラベル・ミステリー。
  • 心を燃やそう
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    大ベストセラー『気くばりのすすめ』の著者で、元NHKの人気アナウンサーによる、元気を出して心美しく生きる人生のすすめ! 「元気を出して暮らしてみたら、そこに一人でも多くの人と仲良く握手し、手を取り合って生きていくチャンスが生まれてくる」……美しい人生の設計を説く感動の書。生きていくよろこびを説く感動の1冊――「生きることはらくではありません。しかし、不安の壁を乗り越えたところに、新しい生きる楽しみがあるはずですし、またそう信じたいものです。 他人はどうあれ、社会がどんなであろうと、まず、自分が心美しく生きてみることです……(本書第三章より)」元気と明るさを失いがちのあなたにおくる心の1冊!
  • 修善寺温泉殺人情景 駅弁味めぐり事件ファイル
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    謎と事件、グルメをひっさげ、「駅弁探偵」伊豆の名湯に登場! 新世紀、新世代の、新・旅情ミステリー!! ――地方活性化のPRを扱う企画会社のプランナーとして、全国を飛び回る矢島耕平の趣味は、駅弁食べ比べ。ゆえに、食欲優先のあまり、仕事がおろそかになることもある。〈あじ寿司〉につられるかのごとく、修善寺にやってきた耕平は、人気漫画家ユニットと出会うが、メンバーの絞殺体が発見されて……。
  • 柿本人麻呂
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    1巻814円 (税込)
    学殖ある文芸評論家たる著者の、実証的にして、深い洞察とすぐれた創見にみちた労作!! ――生活伝承に対する卓抜な理解に基づいて、日本詩=短歌の源流たる万葉集に新たな光をあて、短歌的抒情の変革者にして偉大な完成者たる歌聖・柿本人麻呂の芸術を見事に解明した。柿本人麻呂は著者のライフ・ワークの一つであり、文芸評論家であるとともに折口信夫門下でもある著者が、人麻呂と日本の詩の誕生に論究した名著である。
  • 芸者小夏
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    故・丸谷才一氏が愛した、花柳小説の金字塔――温泉芸者の子に生まれ、水商売の中で育った夏子。この宿命の絆を断ち切りたいと希いながらも、外に道はなく、夏子は15で芸者小夏となった。純情を捧げた初恋の教師に裏切られ、夏子は日ましに「女」になっていく……。若き日に色町に親しみ男女の機微を知る著者が、戦後の脂の乗りきった時期に書き継ぎ、「夏子もの」として人気を博した連作小説の第1作。
  • 愛をうけとって
    値引きあり
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    できる範囲でゆったり生きる! 39歳で人工透析、会社を辞め、腎臓移植を受けた夫と妻の、新しい人生――人工透析からアメリカでの腎臓移植へ。人生の大きな方向転換に、とまどいながらも明るく生きる夫婦。仕事優先の生き方から離れ、病人であることを受け入れた新しい環境で、何ができるかを考えたとき、真に前向きの新しい人生が見えてきた! ゆったりと生きる喜びをつづる。<『おもいきりおしっこがしたい』改題作品>
  • マルクスその可能性の中心
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    作品を読むことの意を問う、画期的マルクス論。作品の外に、どんな哲学も作者の意図も前提にしないで読むこと、まだ思惟されていないものを読むこと、可能性の中心においてマルクスを読むとは、そういうことである。柄谷行人の不朽の名作。 ◎ある作品の豊かさは、著作家が意識的に支配している体系そのものにおいて、なにか彼が「支配していない」体系をもつことにある。……私にとって、マルクスを「読む」ことは、価値形態論において「まだ思惟されていないもの」を読むことなのだ。……マルクスをその可能性の中心において読むとは、そういうことにほかならない。<「序章」より>
  • ベトナム報道1300日 ある社会の終焉
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    戦争と革命の中の人間を描くルポルタージュの名篇――1975年4月30日、南ベトナムの首都・サイゴン陥落。その歴史的瞬間を現場にあって目撃するなど、日本人特派員として最長の滞在記録を持つ記者が見た「ベトナム戦争」とは何であったのか? 本書は、記者自身が報道という仕事を通して見た、南ベトナムの興亡と、戦争と革命の中での人間の記録である。
  • この骨董が、アナタです。
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    骨董と病気は人間を変える。伊万里、李朝、唐津、仏像と、骨董に狂った男の笑えて悲しいエッセイ集――李朝白磁に始まった骨董狂い。他人のモノは、よく見える。他人のモノは、欲しくなる。東に珍品あれば、目を三角にして駆けつけ、西に迷品あれば、骨折した足をひきずってでも手に入れる。二転三転、贋作に泣き、掘り出し物に笑う。骨董に翻弄される快楽の日々を、当代一流のコピーライターがつづる、傑作エッセイ。
  • ある女の遠景
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    愛慕する年若い叔母・伊勢子の、自裁の謎を追ううちに、維子は、不実な男・泉中紋哉との官能の罠に、みずから墜ちていく。性愛に囚われた維子の現在、ミステリアスな伊勢子の過去、さらに情熱の歌人・和泉式部の生きた遠い昔……時空を隔てた3人の女人像を、巧緻な遠近法でとらえ、王朝文化と戦後風俗という「聖」と「俗」のあわいに、独得の官能美の世界を現出させた、筆者晩年の傑作。毎日芸術賞受賞作品。
  • ぎんがのしずく
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    1巻550円 (税込)
    宇宙に遍満する大きな愛と深い叡智をテーマとした詩集。
  • 放送室はタイムマシンにならない
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    放送部に所属する高1の円佳。部には「放送室でタイムトラベルができる」という伝説があった。同級生の颯哉は幼い頃に離れた従兄とわだかまりがあり、タイムマシンで過去へ戻りたいという。颯哉から「放送部の伝説を演劇にしたい」と打ち明けられた円佳。過去にこの学校で何があったのか。真実の舞台が幕を開ける──。高校生作家としてデビューした著者の文庫書き下ろし新作。
  • 月曜日が、死んだ。
    -
    目覚しのアラームが鳴り、スマホの画面を確認した。そこに表示されていたのは「火曜日」の文字。おかしい、今日は月曜日のはず!! 飛び起きたナカガキがカレンダーを見ると、あるべきはずの曜日が消えていた。薄れていく月曜日の記憶、おかしな宗教団体、そして元カノの存在。死んでしまった月曜日の悲しみに気づき、元の世界を取り戻せるのか。第3回文芸社文庫NEO小説大賞大賞受賞作。
  • リネージュ(Lineage) 二つの会社と三つの家族の愛情物語
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    1巻550円 (税込)
    若い後継者たちが目指す二つの会社の提携と、リネージュ(血統)の呪縛に苦しむ三つの家族を描いた物語。 新潟を舞台に、優良企業の優秀な長女・綾香と赤字会社の頼りない長男・雅樹、同窓生二人の恋から始まった二つの会社の提携話。だが綾香にはとても複雑な出生の秘密があった。三つの家族を巻き込んでゆく「リネージュ」の呪縛を乗り越え、会社も後継者も成長して行きます。若い二人がどのように二つの会社と三つの家族を幸せに導くのか、また彼らの父と母はどのように思うのか。「Lineage」を分解すると「LINE」と「AGE」。LINEを使いこなす新世代と、電話しか使えない旧世代との対比もテーマの一つです。 【目次】 はじめに 第1回:血の呪縛 第2回:閃き(ひらめき) 第3回:経営者の顔 第4回:奪われた印鑑 第5回:それぞれのベクトル 第6回:好々爺 第7回:役員秘書 第8回:原発 第9回:もう一つの家族 第10回:修行の日々 第11回:和解への期待 第12回:止められない流れ 第13回:急転 第14回:事件 第15回:小さな位牌 第16回:放鳥と帰還 第17回:ハニートラップ 第18回:化学反応 第19回:十字架の赦し 第20回:ホールディングス 第21回:次の時代 第22回:LINEの世代 第23回:失いたくないもの 第24回:目覚めの囀り おわりに 番外編その1:企業再編の方法 番外編その2:親愛信託&一般社団法人の活用法 【著者】 河合保弘 東京で「よ・つ・ば親愛信託総合事務所」を開業しており、司法書士としての長年の経験から、いろいろな人生を見てきました。60歳を過ぎて後継者も育ち、今は次世代に何かを残すことを考えて、ブログでの情報発信に注力しています。https://yotsu8.com/
  • Shine(シャイン)
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    K-POPスターを目指して大手芸能事務所の練習生になったアメリカ出身の韓国人・レイチェル。夢あり!恋あり!なサクセスストーリーを描いた、元「少女時代」のジェシカによる初小説。
  • 川柳句集 ひびき3
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    1巻880円 (税込)
    第1句集「ひびき」刊行から12年、第2句集「ひびきⅡ」から2年。川柳への情熱が高まる中、最愛の妻との死別という苦しみを経験し、夫婦そして家族とともに歩いてきた愛しい日々を川柳に昇華してきた著者。この「ひびき」シリーズは、まさに著者にとって人生第二章の自分史としてしっかりと足跡を残してきた。第一章「満ち潮」は平成28年、第二章「波静か」は平成29年、第三章「桜貝」は平成30年、第四章「追憶は愛」は平成31年、第五章「流れ」は平成15年から平成31年までの時事川柳をの作品を纏めたもの。偽りのない魂の輝きを刻む本句集は、一人の人間が織りなす人生模様がこんなに多彩であることに気づかせてくれる。 野の花へ語りかけてる老い孤独 ニンゲンに飽きて人生にも飽きる だんだんと幸せ色になるイチョウ あのころはなどとぼんやり日向ぼこ 人のため世のためという犠打ばかり マスクして潤んだ瞳だけを見せ ひとしきり老いの話に猫が乗り
  • 川柳句集 さくらいろ
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    1巻880円 (税込)
    「これからも満ち欠けをくり返すなかで、ひとを愛し、つれづれにこの世の色や音、美酒を味わい楽しみ、今ここ、を生きて句をつくり、歌をうたって歩いてゆきたい」(あとがきより)  川柳総合誌「川柳マガジン」主催の「第15回川柳マガジン文学賞」大賞受賞記念出版。川柳界の芥川賞と呼ばれる同賞で大賞を受賞した著者が、受賞作品10句を含む代表作品を掲載。 【第15回川柳マガジン文学賞大賞受賞作品】 白衣着る天使ではなく人として 泣きむしのナース泣く場はわきまえる いのちを守るチーム茶髪もおばちゃんも 傷つけるだけにはすまい針を刺す 毒になる薬くすりになれる毒 死に近い場所で際立つ生きる意味 いのちには教えてもらうことばかり 生きて死ぬ人みなひとの手をかりて 重々しくも軽々しくもない看取り 白衣ぬぎその日の味の酒をのむ
  • 川柳句集 蜃気楼
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    1巻880円 (税込)
    静かに感動が満ちてくる、一句ごとに味わう人生の壮大なドラマ。川柳総合誌「川柳マガジン」主催の「第14回川柳マガジン文学賞」大賞受賞記念出版。  川柳界の芥川賞と呼ばれる同賞で大賞を受賞した著者が、受賞作品10句を含む283句を掲載。「ニアミス(受賞作品)」のほか「迷い」「生きる」「明日へ」の3章構成。  「川柳は人間を詠む文芸であり、年を重ねることで人生経験の蓄積ができ、それだけ守備範囲が広がっていくものと思います。高齢になっても若い句を詠むことが出来ます。(中略)川柳という趣味を続けることで、人生の中で一本の線が出来ているということが言えます。」(あとがきより)。   【第14回川柳マガジン文学賞大賞受賞作品より】 諦めたものが大きく見えてくる 群青の何かが足らぬ空の色 青空にあなたは何を描いたのか オン・オフのはざまに疑問符が詰まる それらしい顔して手探りで歩く ニアミスになろうなろうとする言葉 手に触れた言葉が森になっていく 本心が出てしまうからほどけない 見つからぬようジャガ芋の中にいる 人間の臭いぬめりになっていく
  • 富士恩愛[歌画集]六段の調べ――仁愛の短歌・俳句と[廣重画]東海道宿駅 富士四十四景
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    富士の麓で生まれ、富士の恩恵を受けて育ち、富士の信仰を生き抜き、富士の懐で息を引き取った信仰者、森一。彼が生涯に詠んだ、家族(母、妻、子、孫、愛猫)と親しい人たちに対する深い思いやりと感謝を表現した短歌、俳句を、家族の一人としてその仁愛に満ちた想いを存分に享受し体験した次女、藤元光世が厳選、編纂(歌集)。併せて、江戸時代、日本の風景画として広くたくさんの人々に親しまれた『東海道五十三次』『名所江戸百景』の作者、歌川広重が、その風景に象徴的に描きこんだ富士山のある画、44図をフルカラーで掲載した[歌画集]。編者のあとがきには、歌句の著者(森一)について、亭主関白で横の物を縦にもしない人であり、母を大事にしていても面と向かって優しい言葉を掛ける姿はほとんど見せなかったのに、表面に見える姿とは裏腹に、残された多くの歌は豊かな愛情で溢れていたと解説しています。その存在が、富士山という山の絵姿に重なるものが本書から見てとれます。
  • この一句~108人の俳人たち
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    松尾芭蕉から現代俳人まで、日本を代表する総勢108名の俳句を編年体に並べて俳句の流れを総覧できる1冊
  • 夢二の小徑
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    男は泣くもんじゃない、淋しいだとか、悲しいだとか、そんな感傷を歌ったり、描いたりするのは、女女しいことであり、男として恥ずかしいことだ、という男性原理がつくりだした根強い意識のなかで、夢二は死ぬまで感傷を正直に吐露し、悲哀をそのまま描きあげた。勇気なくして、激しい情熱なくして、だれがそれをよくなしえようか。……竹久夢二の魅力に迫る!
  • 特急「北陸」「富士」個室殺人の接点
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    2つの寝台特急を結ぶ、驚くべき殺意の交差点! ――寝台特急「北陸」で、フリーライター・速野吾郎が刺殺された。一ヵ月後、「富士」で人妻・主藤有香が、同様の手口で殺害された。同一犯によるものか? 接点のない2つの事件に浮上した、交換殺人の疑惑。やがて、事件の根源にあるレイプ事件に辿り着いた「ごろつき探偵」鏑木一行。大興奮のトラベル・ミステリー!
  • 特急「日本海」最果ての殺意
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    寝台特急のなかで変死した美女の謎。「女のことは女に聞け」辣腕調査員・鏑木一行が解き明かす女の過去――青森に到着した大阪発寝台特急「日本海」の施錠されたトイレの中から、美女の変死体が発見された。死んだ石飛日佐子(いしとび・ひさこ)の姉・多永子の依頼を受けた調査員・鏑木一行は、大阪駅に見送りに来た男の正体を探るために、恋人だった3人に焦点を合わせ調査を開始する。男女の愛憎を鋭く描く、傑作トラベル・ミステリー。
  • 新幹線「やまびこ8号」死の個室
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    美女女子大生変死! 奔放な男関係に鍵が……。盛岡から死の帰京を果した美女の隠された私生活と中年男性の影――盛岡発の東北新幹線「やまびこ8号」が東京駅に到着し、個室で美人女子大生の変死体が発見された。容疑をかけられた同乗の大学生も突然、青酸死を遂げ、捜査はふり出しに戻る。依頼を受けた鏑木一行(かぶらぎ・いっこう)は、事件の発端である盛岡で、彼女と同宿した中年紳士の存在を突きとめた……。傑作トラベル・ミステリー。
  • 寝台特急『瀬戸』鋼鉄の柩
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    高松→東京、深夜の謎、疾走する車中の殺人……偶然一緒に乗った同級生の美女に、なにが起き、なぜそうなったのか!? ――高松発東京行き寝台特急「瀬戸」で向かいあう席にすわった男と女は、偶然にも高校時代の同級生だった。だがその女は、車中で不審な死体となって発見される。おなじみの民間調査員の鏑木一行(かぶらぎいっこう)が、事件も美女も手玉にとり、バイオレンスに犯人をあぶり出す! 殺す人間と殺される人間のドラマを描く、傑作トラベル・ミステリー。
  • 寝台特急「出雲」消された婚約者
    -
    山陰で出会った美女、殺人との接点は!? ――島根・日御碕(ひのみさき)で出会った美女・真矢は、自殺せんばかりの雰囲気だった。ごろつき調査員の鏑木(かぶらぎ)一行は、声をかけ朝まで一緒に過ごすことに。だがその夜、「出雲2号」で真矢の婚約者が毒殺された。偶然、事件を調べることになった一行。同じ寝台特急では、被害者の同僚がまた毒殺された。真矢と殺人の関わりは……。傑作トラベル・ミステリー。
  • 女たちの海峡
    -
    病床の父の最後の願いに涙がとまらない。失踪した父を探しに海峡を渡った女が知る、複雑な人生の軌跡――あなたのお父様、丁大吉さんはご健在でいらっしゃる……謎の手紙に導かれ、幼いころ失踪した父親を捜しに、海峡を渡った唐谷美弥子の韓国への旅。そしてそこで知る、複雑な人生の軌跡。日本・朝鮮の歴史の暗部を抉り、太平洋戦争から現代にかけて、時代の荒波に翻弄される親子二代を描く、重くて深い感動の小説。
  • 音楽展望
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    1~2巻1,023円 (税込)
    音楽を中心に、西欧と日本の様々な芸術や文化を鋭く感得し、明快に綴る。透徹した知性と犀利な感性がみなぎるエッセイ集。朝日新聞に連載された人気コラム「音楽展望」3年余分を収録。
  • 逢魔物語
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    『八犬伝』の伏姫、『番町皿屋敷』のお菊、三ツ目小僧……。物語、伝説、夢、フォークロアなどを鮮やかな媒介として、「秩序」「制度」からはぐれ、はずれた生や、愛たちを問う、「新しい時代」の女性作家・津島佑子の果敢な力業。時代が生んだ「生」の新たな意味を問う、中篇連作集。
  • ホサナ
    値引きあり
    -
    1巻1,193円 (税込)
    愛犬家が集うバーベキューパーティーが、すべての始まりだった。私と私の犬は、いつしか不条理な世界に巻き込まれていく。 「君はどんな世界を作りたいんだ」 「俺はどんな世界も作りたくない。どんな世界も作らないことが俺の目標だよ。ほおっておくと世界が作られてしまうからな」 「なにを言っているのかまったくわからない」 「いけばわかるよ。真の栄光、真のバーベキューについても」(本書より) 迷える民にもたらされた現代の超約聖書。 町田康の新たな代表作。 人間の根源を問う傑作大長編小説。 私たちを救ってください。
  • ガンダーラ 大唐西域記の旅
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    1~2巻2,090~3,036円 (税込)
    大乘佛教のふるさと・ガンダーラ……奈良薬師寺の高田好胤管長とともに辿る玄奘三蔵求法(ぐほう)の道――空に飛ぶ鳥もなく地に走る獣もいない、ただ白骨を道標とする熱砂のタクラマカン砂漠を渡り、氷雪に閉ざされたパミールを越えて、佛道の正法をインドに求めた玄奘三蔵の、前後18年、3万キロの旅の記録「大唐西域記」に導かれ、玄奘三蔵の御頂骨を抱いて感動の旅は続く。
  • イタリア歩けば…
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 イラストと写真満載の路地裏めぐり! 駄犬・珍犬にご注意! 路地裏の犬の魅力、満載――「猫のなる木」をヴェネツィアで発見! 自分の目と足をアンテナに、イタリア中を歩いて出会った、どこか気になる物・モノ・者。カフェでの使用カップ調査、街のあちこちに生息する(?)動物を模した装飾品集めなど、観光ガイドではわからない、魅力たっぷり、路地裏めぐりの旅へ、豊富なイラストと写真でご案内します。
  • 暗闇の鬼ごっこ
    -
    戦時中のマンハッタンで元経営者が謎の転落死を遂げた。盲目のダンカン・マクレーン大尉と2匹の盲導犬が事件の核心に迫る! ベイナード・ケンドリック、59年ぶりの邦訳書。
  • 魔人
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    1巻2,464円 (税込)
    1930年代、魔都京城で開かれる華やかな仮装舞踏会。次々と起こる怪事件に探偵劉不亂が挑む。韓国推理小説の父、金来成が放つ本格探偵長編。
  • 運河の追跡
    -
    連れ去られた娘を助けるべく東奔西走する母親。残された手掛かりから監禁場所を探し出せるのか。運河に展開する追跡劇を描いた、アンドリュウ・ガーヴ円熟期の作品が遂に邦訳!
  • いつか~Someday soon
    -
    1巻110円 (税込)
    落ちこぼれ医師のひろ子は、前途有望な勝ち組医師の彼氏、直樹との間に小さなズレを感じ始めていた。 そんな矢先に、地元の中学の同級生、福山と偶然再会する。福山はかつては極めて成績優秀で、東京の名門高校に進学するため地元を離れたのだったが、「実は自分も落ちこぼれだ。就活で全敗した」と打ち明けられる。 「自分達は負け組。似た者同士」と、ひろ子は福山に心惹かれるが、完璧な彼氏の直樹とも別れられない。 そんな三人をコロナ禍が襲い・・・。
  • 暴流の人 三島由紀夫
    -
    1巻2,816円 (税込)
    内面に渦巻く暴力性と、冷え冷えとしたニヒリズムを個人の問題としてでなく、近代の病として世に問うた三島由紀夫。死後50年、その内なる叫びを掬い取った決定的評伝。
  • レティシア・カーベリーの事件簿
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    かしまし淑女トリオの行く先に事件あり! レティシア・カーベリーの活躍を描いたロマンス冒険譚。〈もしも知ってさえいたら派〉の創始者が見せる意外な一面。ちょっと怖く、ちょっと愉快なレディたちの事件簿。
  • 巡礼者パズル
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    従軍で精神を病んだダルースは一時的に妻アイリスと離れることを決意。それが功を奏して復調したダルースは、妻のいるメキシコへと発った。愛する者のために奮戦する彼を待っている結末とは。本格ミステリ・ファン待望の “パズル・シリーズ” 最後の未訳作、ついに登場。
  • 富士恩愛[歌画集]富士を仰いで――深慮の短歌・俳句と[廣重画]富士五十景
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    富士の麓で生まれ、富士の恩恵を受けて育ち、富士の信仰を生き抜き、富士の懐で息を引き取った信仰者、森一。彼が生涯に詠んだ、富士の自然に触れて湧いて出た色鮮やかな短歌、俳句を、この世に生き、喜び、悲しみ、怒り、笑った証として享受した次女、藤元光世が厳選、編纂(歌集)。併せて、江戸時代の北齋につづく日本の風景画の魁となった歌川広重の『富士三十六景』と、『五十三次名所図絵』から富士が描かれている画を逢わせて50図を選びフルカラーで掲載した[歌画集]。「半世紀に亘り、四季折々に父の心に浮かんだ素直な思いを詠った歌を集めました。毎日の何気ないことから闘病に至るまで、時にユーモアを交え、実にいきいきと詠いあげています。」(本書、あとがきから)。短歌、俳句にこめられた慈愛が、いつ見ても心をなごませる富士山のある風景に溢れだす書です。
  • 富士恩愛[歌画集]祈りの海――哲理の短歌・俳句と[北斎画]富嶽三十六景〈全四十六図〉
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    富士の麓で生まれ、富士の恩恵を受けて育ち、富士の信仰を生き抜き、富士の懐で息を引き取った信仰者、森一。彼が生涯に詠んだ、人生と信仰の哲理と祈りに満ちた短歌、俳句を、自他共に信仰に厳しく強く激しい言葉で教えを受けてきた次女、藤元光世が厳選、編纂(歌集)。併せて、富士を中心に江戸時代の日本の風景を大胆に描き、日本という国における富士の威容をヨーロッパから世界にまで知られるきっかけとなった葛飾北齋の画『富嶽三十六景』〈全四十六図〉をフルカラーで掲載した[歌画集]。「信仰と宗教は全く別のものです。信仰とは、神仏を頼りに生きる、その人の生き方そのものであり、祈りとは、神仏を求める魂の叫びです」(本書、あとがきから)。短歌、俳句の奥深い人生の祈りと、北齋画の雄大で大胆な発想の接点にある富士山。その偉大な山の存在を味わえる書です。
  • きみは盗人猛々しい
    -
    アイスを食べたのは誰だ? 名前が出た瞬間犯人がわかる、ミステリーにもなり切れない初夏の出来事。言い出しづらくて、それぞれが悶々とした日々は、夏休みに入ってとある自覚に至る。そして迎えた文化祭では、少々不気味な宣戦布告をされる。高校一年生の生活は、なかなかどうして忙しい。――それから季節は巡って冬。ココアの香りは、大切なトイカメラにさえ残せない。

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  • P+D BOOKS ある女の遠景
    -
    1巻715円 (税込)
    理性では割り切れない愛欲の強さを描く。  維子の敬愛する叔母・伊勢子は、軍需工場の社長でのちに政治家になる泉中紋哉の愛人だった。紋哉は、妻と別れて伊勢子と一緒になる、といいながら、一向に実行する気配がない。そのうち、伊勢子は和泉式部伝説の残る東北の温泉で自死してしまう。維子は紋哉に恨みを抱くが、同時に自分勝手で男くさい紋哉に次第に心惹かれていき――。  伊勢子の日記に描かれていた過去と、やはり夫のある身で愛欲におぼれた和泉式部のそれを照らし合わせながら、維子の生き方を赤裸々に描いた、第5回毎日芸術賞受賞作品。
  • 優しい街
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    探偵の私は、名古屋から上京していた実業家から、娘を捜してほしいとの依頼を受ける。その娘、由はツイッターをやっていて、本来のアカウントとは別に、性的な表現が氾濫する裏のアカウント、「裏垢」もやっていた。私は協力者を得て、裏垢から由の足取りを追う。――現代に浮遊する少女や彼女らを取り巻く大人たちの姿を静かに激しく描いたミステリー。
  • 十津川警部 二つの「金印」の謎
    -
    首を切断された他殺体が東京・京都・福岡と相次いで発見された。その現場には、死刑宣告文と漢委奴国王の金印が押捺されていた。十津川警部が捜査に乗り出した直後、ある団体の代表が親魏倭王の金印を発見した発表するが……。
  • ポリス×戦士ラブパトリーナ!おはなし絵本
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 オールカラー『ラブパト』おはなし写真絵本。 大人気ガールズ戦士シリーズ第4弾 『ポリス×戦士 ラブパトリーナ!』のおはなし写真絵本です! オールカラーで、ツバサ・サライ・コハナ・ソラの4人がラブパトリーナになるまでのおはなしを写真絵本で楽しめます。番組中のかわいいラブパトの写真もいっぱいのってます! 厚紙で丈夫な仕組みです。 またひらがなとカタカナだけなのでお子さんも読みやすいです。 文字を覚えたばかりでもひとりで読むことにチャレンジできます。 もちろん親子で一緒に読んでも楽しめる内容です。 またlovely2の歌うエンディング曲「とぅわりんりんたんたん」の歌詞も収録! ★テレビ番組『ポリス×戦士 ラブパトリーナ!』は毎週日曜あさ9時からテレビ東京系で放送中。 (2020年11月発行作品) ※この作品はカラー写真が含まれます。
  • 噛む老人
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    1巻110円 (税込)
    穏やかでもの静かな老人。アルツハイマー型認知症を患い、デイサービスで介助を受けている彼が、ある日ひとりのヘルパーの腕に噛みついて怪我を負わせる。事情を訊こうにも本人との会話は能わず、当のヘルパーも周囲の証言でも事故発生時に不審な挙動は見受けられない。もの言えぬながらも温厚な老人は、なぜヘルパーに噛みついたのか――市役所の介護福祉課の職員を務める青年・小紀(このり)は、単身調査することになる。日常に起こりうる出来事の底に潜む悪意を丁寧な筆致と構成で一編の謎解きに昇華させて、選考委員からも高い評価を集めた第17回ミステリーズ!新人賞受賞作。/第17回ミステリーズ!新人賞選考経過、選評=大倉崇裕 大崎梢 米澤穂信/(本電子書籍は『ミステリーズ! vol.103』(2020年10月初版発行)に掲載の同作品を電子書籍化したものです。)
  • 影踏亭の怪談
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    1巻110円 (税込)
    僕の姉、梅木杏子は本名をもじった呻木叫子というふざけた筆名で実話怪談を執筆している。年末、姉が単身で住む東京のマンションを訪れた僕は、粘着テープで拘束された上、意識不明となっている状態の姉を発見する。その両瞼は彼女自身の髪によって縫い合わされていた――この異様すぎる事件は、姉が取材していた「午前2時17分の不在着信が告げる予言」という怪談に端を発するのだろうか? 僕はその怪異が起きた「K亭」という宿を訪れるが、そこで待ち受けていたのは、この世の者が為したとは思えない、おぞましくも謎めいた密室殺人事件だった。第17回ミステリーズ!新人賞受賞作。/第17回ミステリーズ!新人賞選考経過、選評=大倉崇裕 大崎梢 米澤穂信/(本電子書籍は『ミステリーズ! vol.103』(2020年10月初版発行)に掲載の同作品を電子書籍化したものです。)
  • 大人も読みたい!中学の国語入試問題に使われる名作
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    名門中学の入試国語問題に、何度も使用されてきた名作を、実は大人のあなたは読んでいなかったりしませんか?  中学生塾の主宰を務める受験のプロ・南雲ゆりかさんがおすすめする、受験によく出る名作『バッテリー』(著:あさのあつこ)『駅伝ランナー』(著:佐藤いつ子)『絶対泣かない』(著:山本文緒)をこの機会にぜひ、三作まとめて読んでみませんか? 合本だから、お得に一気に読めますよ! 十代に戻って感動、再び!
  • 東四柳心霊相談所 それ、霊のしわざですよ!?
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    暴力団松岡組の組員見習いの銀次は、腕っぷしは強いが極度の怖がりで「霊」がらみの話にはことさら弱い。ある日、兄貴分から「ある方のボディガードを頼む」との命を受ける。銀次が指定された場所へ行くと、そこには古風な名前を持つ女子高生がいた。しかも驚いたことに、彼女は「心霊相談所」なるものを開いており、「相談料五百円、除霊三千円、交霊五千円」で怪しげな商売をしているのだった。 ※書名の「柳」は俗字体
  • ザ・プラスワン マリハラがつらくて、カレを自作してみた。
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    働くアラサー女子「あるある」SF成長物語。  コミュ下手、恋愛ダメダメの29歳のケリーは、シリコンバレーで働くロボット・エンジニア。自分のキャリアがかかった新たなアンドロイド開発プロジェクトに集中したいのに、母親からの「妹の結婚式までに同伴者(プラスワン)を見つけなさい」と結婚をせかす圧力に辟易している。母のマリハラは日に日に強くなり、渋々と慣れないデートアプリに手を出したり、親友プリヤとクラブに出かけるものの、結果は惨敗。自棄になったケリーは、週末の職場に忍び込み、自分の理想を詰め込んだアンドロイドの恋人「イーサン」を自作してしまう……。  内向的でプライドの高いヒロインのイタすぎる描写に苦笑したり、ちょっぴり泣けたり、イーサンとの関係にキュンとしたり。バリバリ働く自立した大人のつもりでいても、実は大人になりきれていないケリーに共感。働くアラサー女子「あるある」満載のSFロマンス&成長物語!
  • 時の報酬
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    1巻682円 (税込)
    ブティック七店とレストラン三店を経営し、不動産業にも手を出している凄腕の経営者・池沢久夫に、不気味な電話がかかってきた。 相手にしなかったが、その得体のわからない相手は、ブティックに現れ、店員にわかるように万引きをした。 単なる万引き犯でないことは明らかで、池沢は急ぎ、店に向かうことにした。案の定、万引き犯は見知った顔、武原耕司だった。 武原の出現は、池沢にとってやっかいだった。凄腕の経営者になるためのとっかかりの金の工面に、武原は深く関わっていたのだ。 池沢はネチネチと絡んでくる武原に、どうやって対処するのか。男としての本当の真価が何かを問う!
  • 不倫の報酬
    -
    1巻682円 (税込)
    義母が亡くなった。北軽井沢の林道に駐めた車の中で。自死というが遺書はなかった。 義母と秘かに深いつながりのあった息子は、義母の自死に納得できず、行動に出た。真実を突き止めることが義母への愛の証だという思いもあった。 母には、家族には秘密があることがわかった。莫大な借金、そして不倫。だとしても、納得できない。息子はさらに行動した。 本書は、自死の母について、義理の息子、不倫相手、そして息子と関係をもった義妹、それぞれの視点から描く。構成の妙に加え、官能を色濃く敷き詰めることで、それぞれの身勝手さを浮き彫りにし、ひとりの女の自死の不条理さを浮き彫りにする。見事な作品。
  • 君だけに愛を
    -
    昭和の京都西陣。夏休み前夜、涼子は、北野天満宮の縁日で同級生と偶然出会った。花街で舞妓見習い中の静子で、今まで一度も話したことがない。お互い勉強が嫌いで意気投合。この夏休み、ジュリーこと沢田研二率いる大人気グループ「ザ・タイガース」メンバーの実家を探し当てよう──ささやかな計画を、涼子は静子に持ちかけた。少女たちが駆け抜けた“ひと夏の冒険”を情緒溢れる筆致で描く青春小説。
  • 立ってみなさい
    値引きあり
    -
    独自の語りと、骨太いタッチで民話文学を創造した、斎藤隆介の短編童話集。処女童話集『ベロ出しチョンマ』につづいて、書きつがれた第2童話集で、民話を再話した代表作の「立ってみなさい」など、昔ばなし13編と、民族のこころとたたかう人びとを描いた「ショーンのネズミ」など、新しい話15編を収録。
  • 嵐に書く 日米の半世紀を生きたジャーナリスト
    値引きあり
    -
    明治期、アメリカ言論界で健筆を振った怪物・河上清と、その一家の50年の軌跡を描く! ――アメリカ言論界の第一線で活躍した河上清と、その一家の50年。外国のマスコミに定期的に記事を書き、その存在が認知されている日本人ジャーナリストは、いま見あたらない。河上清は明治時代に、その難事をやってのけた。日本初の社会主義政党設立に挫折した青年が、K・K・カワカミとして再生し、異国の地でペンに生きた驚異の軌跡。
  • 母のオルガン
    値引きあり
    -
    人気テレビキャスターがつづる自伝的長編。豊かな感性と清爽な筆致で、一つの時代を真摯に生きた家族の軌跡をたどる――音楽学校出の母、教師の父、7人兄弟の森本家が体験する疎開、出征、終戦、結婚、父の死。母から聞き出した昔の思い出話の中に、平凡な庶民的家族である一家の、戦前から戦後にかけてのさまざまなドラマがあった。昭和という時代を真摯に生きた家族の軌跡を、豊かな感性と清爽な筆致で描く、自伝的長編。
  • 博多・札幌 見えざる殺人ルート
    値引きあり
    -
    北と南で、男女連続殺人事件。発端は、ヨコハマの夜の事故――博多発ひかり車内で男が、札幌のホテルで女が、殺された。二人が愛人関係にあったため、連続殺人事件として捜査は行われる。だが殺害時刻を考えれば、同一犯には不可能だ!? 調査を開始した「ニヒルな探偵」鏑木一行の行く手には思わぬワナが……。事件は解決に向かうのか!? エロチック本格トラベル推理。
  • 特急「富士」「はやぶさ」殺人交差
    -
    15分のトリック! 2つの寝台特急で同じ日に同一犯の手によると思われる殺人事件が発生。ハードボイルドに犯人を追う! ――15分差で東京駅に到着する2つの寝台特急。南宮崎発「富士」からは女性の絞殺死体が、西鹿児島発「はやぶさ」からは男性の毒殺死体が、発見された。そして驚くことに、その2人が、死の直前に情交していた証拠が発見された……。おなじみのニヒルな調査員・鏑木一行が、ハードボイルドに事件に挑む、傑作トラベル・ミステリー。
  • 特急「あずさ12号」美しき殺人者
    -
    殺人現場に常にいた女子高生姿の美女。札幌で昔あった悲しい出来事が、いま、さらに哀しい結末を生むのか!? ――建設会社の社長が、「あずさ12号」の車中で毒殺された。警察は、隣に座っていたという美人女子高生を追うが、4日後、同じ特急で再び殺人事件が起き、また美女が隣にいた。ニヒルな調査員の鏑木一行は、社長令嬢に出会い、解明を頼まれる。被害者同士は古くからの知り合いとわかり、接点と思える札幌へ飛ぶが……。
  • 東京―上野3.6キロの完全犯罪
    -
    ニヒルな調査員が、また大活躍! 日本の北と南から、同じ頃に出発した2台の寝台特急で起きた1つの殺人事件に挑む! ――上野へ向かう札幌発の寝台特急「エルム」のベッドにまかれた大量の血液は、同じ頃、博多から東京へ走っていた「あさかぜ」車中で殺された悪徳探偵のものだった。解決の糸口すらつかめぬ警察にしびれを切らした、被害者の妹・由美の依頼で、おなじみ「ニヒルな探偵」鏑木一行が調査開始! エロチック本格トラベル推理。
  • 新幹線「のぞみ6号」死者の指定席
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    新宿、渋谷、天文館……、夜と女を巡る事件簿。美女を抱いた男たちが、次々と急死。鏑木一行(かぶらぎいっこう)が「死の女神」を追う、愛と復讐のミステリー! ――新大阪を出た東京行き新幹線「のぞみ6号」の車内で、出張帰りの男性が、青酸により殺害された。鏑木一行は、彼の妻の依頼を受け、死の直前にいたという鹿児島へ飛ぶ。そこで、謎の美女の存在を突き止めたとたん、東京近郊で連続殺人が起こる。彼女は、事件のカギをどこまで握るのか!? 傑作トラベル・ミステリー。
  • 女子刑務所 女性看守が見た「泣き笑い」全生活
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    食欲・性欲・ケンカ欲、あっと驚く人間ドラマ。風呂場からたちのぼる裸身の刺青。塀の中の愛と感動を赤裸々に! ――タフで陽気な女囚たち。壁の内側で繰り広げられる、セキララ生活を初公開! 食欲・性欲・ケンカ欲、風呂場から立ちのぼる裸身の刺青、化粧への執着、同性への恋など、あっと驚く人間ドラマ。新入り女性看守が愛を込め、彼女たちと過ごした日々の、おかしくもありホロッともする泣き笑いをつづる。愛と感動に満ちたルポルタージュ。<『囚われた女たち』改題作品>
  • 古寺再興 現代の名工・西岡常一棟梁
    -
    伽藍の修理・造営に情熱を注ぐ男の棟梁人生。ひとりの男が、己れの仕事に渾身の力を傾けて挑み成し遂げていく姿を描く! ――強固な信念に生きる、一人の日本人の生き方。宮大工として、古代工人の技能と魂を今に受け継ぎ、伽藍の修理・造営に渾身の力を傾ける、名工・西岡常一棟梁。法隆寺の「昭和の大修理」に携わり、今、薬師寺の白鳳復元に命を注ぐ! その稀有な棟梁人生を描いて、日本の心と伝統を見つめなおす、話題のノンフィクション。
  • 金沢発特急「北陸」殺人連鎖
    値引きあり
    -
    走行中に2つの殺人……最もあやしい人物は、列車の起点と終点にいた! ――寝台特急「北陸」の車内で男が毒殺され、同じ車中で、女がナイフで胸を刺され殺された。それぞれの犯行時刻に、第1の事件の容疑者は起点の金沢に、第2の事件の容疑者は終点の東京にいた。ニヒルな調査員、おなじみの鏑木(かぶらぎ)一行が、女を抱きながら事件を見事解決する、ハードボイルドなトラベル・ミステリー。
  • ゆき
    値引きあり
    -
    雪ん子のゆきは、天と地をまっ白な雪で清める、雪のじんじい・ばんばあの一人娘。ある日、じんじいのいいつけで下界に降りたゆきは、百姓の味方になって、野盗や地主・侍軍と戦い、最後に百姓たちの心の中に生きる魔神に挑戦する……。戦国時代の東北の農村を舞台に、立ち上がる農民を力強く描いた、幻想味豊かな力作
  • チル☆
    -
    かわいらしい絵&美しい物語。いちばん大切なものだから、みんな忘れて生きている! ――少女・チルの側には、彼女にしか見えない〈くねり〉がいる。青白い顔と黒い尾だけを持っていて、皮肉を言ったり、いじわるしたり。そして、仲良しの老犬・セミマル、遊園地で出会ったマシュマロ、いないはずの弟・ギン……。生きること、失うこと、そして忘れてしまった大事なことを描く、美しくて繊細な、魂の物語。
  • ジョン・レノンから始まるロック名盤
    -
    1970年代の50枚……レッド・ツェッペリン、ザ・バンド、イーグルス……豊潤なる70年代! ――1970年代、それはロックが熟成の時を迎えた、ビートルズなき後の百花繚乱の時代であった。奇しくもその時代は、1発の凶弾により終わりを告げるのだが……ジョンの死とともに。『ジョンの魂』から始まる、1970年代を代表する50枚のアルバムを一挙に紹介する、王道のロック・ファン座右の書が、ついに完成!
  • 飛田残月
    -
    飛田の旅館に出入りする私は、かつて亭主といきさつのあった娼婦・芳子と一晩をともにするが、そこで泥沼から這い上がろうとする女の狂おしくも悲しい復讐心にふれ――(「飛田残月」)。過去を秘めながら雑草のように身を寄せ合い生きる娼館の女たち。水面下で互いを守ろうとする静かな想いの正体は……(「雑草の宿」)。酷薄さとやさしさの溶けあう筆致で淪落の者たちへの愛を描き切った、直木賞作家による傑作8篇。
  • 駿河遊侠伝(上)
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    1~3巻660円 (税込)
    14、5の年から博奕を打ち、家出、放浪のあげく、いかさま骰子を使う、暴れん坊・清水の次郎長こと、駿河清水港・米屋次郎八の養子・長五郎。もって生まれた度胸と筋の通った義理と人情で、やくざ仲間で頭角をあらわし、海道筋一の親分と慕われてゆく。俗にいう清水二十八人衆の活躍と、若き日の次郎長親分の人物像を描く。<全3巻>
  • SUITS/スーツ season2(上)
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    織田裕二×中島裕翔の最強タッグが帰ってきた! 全米でメガヒットを記録したスタイリッシュなリーガルドラマの日本版 待望のシーズン2を完全ノベライズ 話題の月9ドラマが早くも文庫になって登場! 「幸村・上杉法律事務所」の敏腕弁護士・甲斐正午は誰にも相談せず、ボストンに留学中のアソシエイト・鈴木大輔を突然呼び戻す。天才的な頭脳を持つ大輔に甲斐は早速、小説のアイデア盗用を巡る大手出版社の案件を任せた。そんななか、思わぬ出来事が起きる。かつて甲斐が事務所代表の幸村チカと追い出した共同代表の上杉一志が、闘病中だった妻の死を機に、復帰への意欲をのぞかせたのだ。それは幸村・上杉法律事務所を揺るがす、新たな闘いの始まりだった――。
  • ダイブ・イントゥ・ゲームズ 1  ぼっちな俺とはじめての友達 【電子特典付き】
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    小学生のころからゲームが大好きな赤石信吾。祖父や父の残した「昔のゲーム」が大好きな変わり種だったが、「積みゲー」を消化しきったのをきっかけに流行のフルダイブ型VRゲームにチャレンジすることを決意した。しかし、信吾は実生活では周囲とまともに話こともできないコミュ障。そんな彼が初めてのVRゲームに選んだのは、海洋生物になって気ままに雄大な海を楽しむという『ザ・ライフ・オブ・オーシャン』だった。さらに、『スラムドッグ・ウォークライ』『インフィニティ・レムナント』『Dragon×SlayerX』などの人気VRゲームに果敢にチャレンジしていく。果たして信吾は、コンプレックスを払しょくし、コミュニケーション必須のオンラインゲームを楽しむことが出来るのか。そして、彼がゲームで見つけたものとは。ゲームに青春をささげた若者の悪戦苦闘と友情を描く、新しいタイプの青春小説の傑作、ここに誕生! ※電子書籍には特典として書き下ろしSSを収録。
  • 偽りの神仙伝―かくて公主は仙女となる
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    私は神仙に選ばれし女道士になるの。 誰も私に逆らえないほどに、輝かしい光になる。私は人を捨ててみせます 天候を言い当てる力をもった公主が、宮廷内の権力争いから愛する姉を護るために神仙になることを決意する! 時は唐の睿宗の時代。武則天・韋后・安楽公主は女性でありつつ夫の皇帝を殺すほどの絶大な権力を振るい、それを奪わんとする者は血のつながりがあろうとも苛烈な処断を行っていた。ようやくその武韋の禍をのりこえたものの、宮廷では権力をうかがう者たちの策謀が渦巻いていた。祖母の武則天に母を殺された玉真公主は、その策謀から最愛の姉を護るために女道士となり、神仙の張果の助力を得て、自らも神仙を目指す。 zunko・装画
  • 密やかな愛へのいざない
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    2013年ロマンティック・タイムズ誌 官能ヒストリカル大賞受賞作! おとぎ話の『美女と野獣』を愛する人にとっては、まさにぴったりの作品だ/All About Romance(ロマンス専門サイト) キャリーは兄と旅行中に嵐に遭い、無人らしき屋敷に避難した。下着姿で邸内を探検していると背後から近づいてきた男レンの手で愛撫され、うっとりしたところを兄に見つかってしまう。思わず婚約者だと嘘をつき、二人は急遽結婚するが、元諜報員で心にも体にも傷を負ったレンは決して心を開かず、夜になると欲望にあふれた手でキャリーを撫で回すだけだった。官能的な行為に初めての悦びを覚えつつ、彼女はいつかレンを愛しはじめるが…… 原題:When She Said I Do
  • 危ない夜に抱かれて
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    歴史に残るような発見をしたモーガン。 命を狙われ、陸軍曹長パックスに救われるが…… 実力派作家が描くセクシーでデンジャラスな恋の行方! 考古学者モーガンは、歴史に残るような化石を発見したとたん、アフリカ軍に命を狙われはじめる。アメリカ陸軍曹長パックスに救出されたものの、敵兵に再び包囲され、間一髪で逃げ出したふたりは高まりを抑えられず、激しく求めあってしまう。死と隣り合わせの状況で貪りあいながら、化石を巡る争奪戦に巻き込まれていくが、欲望が恋へと変わるころ、モーガンが連れ去られ……。官能とアクション満載のノンストップ・ロマサス! 原題:Tinderbox
  • 爪句@365日の鳥果
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    1巻500円 (税込)
    爪句シリーズ第43集のテーマは「365日の鳥果」。これまでのシリーズのなかで、野鳥をテーマにした第3作目となります。また「鳥果」は著者が考えた造語です。 日々の野鳥との出会いと爪句を合わせた作品を選び収録しています。

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  • 爪句@今日の一枚―2019
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    1巻500円 (税込)
    爪句シリーズ第42集のテーマは「今日の一枚」。 2019年1月から12月まで月ごとに日々の風景と爪句を合わせた各17作品を選び収録しています。

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  • まんが 星の王子さま
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    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 「まんが」で読み直す世界的ベストセラー。 世界的ベストセラー『星の王子さま』の翻訳まんがです。 原文を読み解き、その作品世界を「まんが」として表現しました。 翻訳・文は、長年この企画をあたためていた奥本大三郎。『ファーブル昆虫記』の完訳でおなじみのフランス文学者です。今回のまんが化にあたり一般に流布されている表現をあらため、より物語世界がわかりやすい自然なニュアンスにしました。 「まんが」は、絵本作家でありイラストレーター、そして本書のデザインも担当した、やましたこうへいです。関連資料にあたっては細部の正確さにこだわり、詩情豊かな珠玉の作品となりました。 文章では読み飛ばされがちな場面も、絵があればこそ、原作者の想いに気づくことがあります。たとえば王子さまは夕陽を見ることが好きで、パイロットと砂漠の夕陽を見に行くという短い章があります。このシーンの美しさや、夕陽を浴びた王子さまの寂しさは、まんがだからこそより伝わり、理解されます。 そのほかにキツネとの哲学的な会話、砂漠から帰ってきたパイロットの日常など、文章ではなかなか想像できない、美しくも切ない新たな「星の王子さま」をお届けします。 ※この作品はカラー版です。
  • 人生、よくばリス 病気だって楽しいことだっておおもりに頬張ります
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    1巻968円 (税込)
    毎日は、楽しいことがもりだくさん! 心がほっこりあたたかくなるヒューマンドラマ。 8歳離れた妹の里奈は、自他ともに認める「よくばり」だ。 小さいころから病気がちで、幼稚園や小学校を休むことも少なくなかったが、 さまざまな体験をなんでもかんでも楽しんでしまう姿はどことなく、 2つの頬袋いっぱいにドングリを頬張るシマリスを思わせる。 よくばりなリスのごとく、小さな体でパワフルに、笑顔いっぱいに毎日を過ごす里奈。 彼女がある難病にかかっていることがわかっても、その姿勢は変わらなかった……。 繰り返される入院生活とリハビリ生活。 それでもつねに笑顔を絶やさず、周囲の人の優しさを享受して人生を楽しむ彼女の生き方に、 心がきっとあたたかくなるハートフルドラマ。

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  • 水澄ましと深海魚
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    1巻1,100円 (税込)
    福岡で十年間の結婚生活に終止符を打った仁は、かつての恋人寛子と再会する。わざわざ東京からやって来た寛子は「抱きしめてもらいに来た」の言葉を残し、仁の前から姿を消す。それから一年後、福岡で再会する二人だが、寛子の隣には片時も離れようとしない男の子耕介がいた――。 変わることを恐れ続けた男と誰にも心の奥底を見せない女。そして、幼くして両親を亡くしたダウン症児の男の子。それぞれの喜びと哀しみを描いた書き下ろし小説。

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  • 流行作家
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    1巻1,320円 (税込)
    文学賞受賞で大きく変わってゆく運命に翻弄される、⼆人の若き才能。 表現者の苦悩と葛藤を描き出し、友情そして家族の愛を問いかけるヒューマンドラマ。 実力を認められてもデビューもできていない純文学小説家志望の芹生研二。 かつて文芸サークルの仲間だった川島が、あっという間に売れっ子作家になった様をみて芹生は焦燥にかられる。 そんなある日、芹生は川島から小説の推敲を依頼された。 「この俺が川島の手伝いだと?」 悩みながらも芹生は守るべき家族のためにプライドを捨て、表現手法の異なる川島に手を貸すことにする。 そうして生まれた純文学とエンターテインメントが融合した稀代の作品『オーパス』は、世間で大きな論議を巻き起こすが……。

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  • 負けず 小説・東洋のビール王
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    1巻1,232円 (税込)
    日本初のビヤホールを創った男・馬越恭平。 学歴もなく、英語もできない。 だが不撓不屈の心があった。 明日の一杯がさらに美味くなる。 令和のいま、一番読みたい歴史物語。 「世界を股にかける商人になる」 青年は三万両の身代を捨て、東京へ乗り出した。 ほぼ無資産で旗揚げした三井物産を大商社にのし上げ、 ヱビスビールを日本一に育てた〝負けずの恭やん〟。 大日本麦酒の創立者・馬越恭平のあまりに破天荒な生涯を描く、 壮大なる大河小説。

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  • ドクター和尚と健康道場
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    1巻1,056円 (税込)
    幸せって何やろ。長生きすることか? 裕福になることか? よ~考えてみ。 生活習慣病に悩む者に立ち直るきっかけを与えてくれる場として、密かに口コミで噂が広がる「健康道場」。 今日もそんな“迷える子羊”たちを導くために、喝を入れる和尚の声が響き渡る。 暴飲暴食をやめられず急性心筋梗塞で死にかけた水口、 脳梗塞で高次機能障害になった山部、 スイーツが大好きな糖尿病患者の姫、 ニコチン依存症で肺ガンを患う古田……。 不思議な力を持つ和尚のもとに集う彼らは、内なる欲望を絶って健康を取り戻すことができるのか?

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