【感想・ネタバレ】炎の蜃気楼 ─断章─ 最愛のあなたへのレビュー

あらすじ

奈良の事件を解決し、かつての上杉家の古戦場を訪ねた高耶(たかや)と直江(なおえ)。だが、そこでも《闇戦国(やみせんごく)》の怨将(おんしょう)の陰謀が渦巻いていた。佐々成政(さっさ なりまさ)を狙う早百合姫(さゆりひめ)の秘密とは?(「最愛のあなたへ」)。母に去られ、酒乱の父に反発しながらグレていた中学時代の高耶。孤独な彼の心を救ったのは、そばにいる譲(ゆずる)の存在だった。そんな時、高耶が無実の罪に問われ…!?(「凍てついた翼」)。大人気「炎の蜃気楼(ミラージュ)」シリーズ番外編登場。

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キスだけなのにエロい

はぁーーエロかった(真顔)
いや、内容的にはね…もうずっと直江の独白なんで…読んだことある皆さんなら共感してくれると思う。

高耶さん逃げてーー!!!二人っきりになるなーー!!自称狂犬の前で無防備に寝るな!直江の前でボロ泣きしちゃだめーー!!
ほらー!べろちゅうかまされたーー!!
(大騒ぎ

直高の初キスは5.5巻でしたか。
直江に振り回される高耶さんがほんと可哀想で泣く。だから高耶さんに優しくしてあげてくれよ。

そして、あとがき読んでて笑ってるww

反直江派(特に成田過激派は)は読まない方が精神衛生上よいかもしれません。

た し か にwww

まだネットも普及してないし、小学生だったので、当時のミラジェンヌの世情を知らぬのだけれど、この時点で直高か譲高の派閥争いがあったのでしょうか。

#エモい #ドロドロ #ダーク

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2023年09月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

断章と銘打たれつつも歴とした本編。
自分はこの辺りから、徐々についていけないかもと思いだしてきた巻である。
直江が好きな人には逆にここから、という感じだろうと思う。

歴史部分では佐々成政が再登場し、小百合姫に対し生前犯した罪を
今生で償うことになる。
転生した今生ではなく換生であるが故、罪の記憶も確かであり
だからこそ逃げずに向かっていく佐々と、愛しているからこそ憎く、それでいて愛しているという
小百合姫の複雑な気持ちの描写がとても切なかった。

中学時代の高耶が主人公の短編『凍てついた翼』も、他の話とは一風変わっており
それでいて高校生の高耶を知る上で非常に大切な一編。
譲との友情がこうして育まれていったのかと思うと微笑ましくもある。

だからこそ、『最愛のあなたへ』で高耶が置かれている立場が気の毒にも感じてしまう。

0
2015年03月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『まほろば~』と『覇者の〜』を続けて読んだら、いきなり2人が険悪になってるのでびっくり。
あとがきにも「これは本編です」っていってるぐらいなので、巻号で5.5くらいうっててほしかったです。

『最愛のあなたへ』
直江さんがどんどん変態になってる…
前巻まではまあまあ隠してた本性が徐々にほころびでているというか。ミラージュって多分、直江さんの葛藤がなかったら、ふつうのサイキックアクションモノで終わってた気がします。この話からなんだかお話の色が変わったような…だから断章なのか??
これから2人の愛憎どろどろが深まっていくかとおもうと怖いような~

『凍てついた翼』
なんだか時代を感じるヤンキーものですな(笑)尾崎豊の歌の世界のような…
譲と高耶さんの出会いの物語。こうみると譲って稀有な存在。2人の友情は片方だけではあり得なかったのだと感じます。
それにしてもやっぱり高耶さんは孤独で誰かに甘えたかったんだなーとおもいました。それを直江さんに求めたのが、そもそもの間違いだったのか

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2011年08月28日

シリーズ作品レビュー

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