あらすじ
高耶救出に失敗した直江は、彼の前に立ちはだかった色部勝長らから、《冥界》に関する衝撃の事実を知らされ、愕然とする。神器発動を機に安土城への直接攻撃を開始する室戸水軍。ついに魔王・信長への反撃が始まる!? 一方、苦しい戦いを強いられる嶺次郎、カオルらの前に金色の八咫烏(やたがらす)が現れ、高耶の思いを伝える。八咫烏は《闇戦国》の到る所に出現し、並みいる怨将を騒然とさせるが…。
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いわゆるBLと呼ばれる部類なのですが、私の中ではあまりそれは重要ではありません。
400年憎しみ合って生きてきた者同士が、衝突しながら互いを知っていく様がありありと描かれています。
読み終えた後は大河ドラマを見たような感動が得られます。
ちょっとでもBL入ってると駄目って方以外にはおすすめです。
Posted by ブクログ
「おまえの上杉景虎への妄執が世界を滅ぼすんだ!」
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「(和解は)甘い気持ちで……できるもんじゃない。相手を屈服させることよりも遥かに忍耐と力がいるんだ……!遥かに重い力なんだ!」
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「来たな。弥勒」
「殺すよ。信長」
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「馬鹿。イイ男なんだよ」
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(感じろ!)
それが高耶の最終攻撃だった。
(オレへの想いで信長を狂わせろ!)
感動・萌え場を全部挙げたらキリがない。
鮎川、兵頭、哲哉、色部さん、隆也、うっしー、清正、光秀……最高です。
Posted by ブクログ
黙示録には「隠されていたものが明らかになる」という意味があるそうです。そんなわけで耀変黙示録最終巻です。
物語の主題だった「闇戦国」の発生の謎が解明され、そして最大の敵が判明した今シリーズ。
今巻を読んでいてミラージュのテーマはそのものずばり「和解」なのかな、と思いました。絶対に分かり合えない敵や憎しみの対象を一方的に断罪するのではなく和解していく。直江さんと高耶さんの関係もそんな感じなのかもしれません。高耶さんは直江さんを通して理解していく物語なのかなあ…。
今巻は夜叉衆が勢ぞろいした実は貴重な巻なのではないでしょうか。色部さん…。景虎様も直江さんを一人で生きてきたわけじゃないんですよね。
哲也&隆也の弟コンビがかわいい!隆也くんは高耶さんに見間違われる率高いですけどビジュアルがみてみたいな~。
そして高坂さんが意味深発言してますけど、最期の謎の鍵を握る男なのか!?まあ、伊達に一巻から登場してるわけないですよね。
あと4巻。
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炎の蜃気楼36
やばい…もう寝なきゃ…でも、おもしろい…とまらない…これが噂の「試験前に読みだすと危険」ってやつか…
なんで冥界上杉軍が…色部さんが…鮎川が…と、気になったらこの本を当たり前に手に取っていたヨ…やべー。もう寝なくては。0:41am
やっと表紙がまともになった。
35巻の最後に綾子が見た謙信の幻は何だったの?伏線まだ回収されてないよね?
譲がどんどん非人間的になっていく(物理的に)。高耶が「譲!」と普通に呼んでいたようだけど、あれはまだ記憶が戻っていないけど、前にこれが譲だと認識したから呼んだだけなんだよね?
綾子ねーさんは死んだのか。
高耶が直江にキスしたシーンはよく分からなかった。あの場でなぜああいう風になるの?てか自重しろよ。
36巻は高耶たちが巻き返しをはかる巻のようだけど、35巻よりおもしろくなかった。
譲がチート過ぎてイマイチ説得力無い気がする。
Posted by ブクログ
表紙が久し振りにまとも。普通に恰好良いと思えた。
中身ではいやそういうやり方で目を覚まさせるとか…
と思うところもありつつ、それなりにバトルシーンが多く楽しめた。
綾子さんと千秋と高耶という組み合わせなんて
懐かしすぎて泣けてくる。
譲もとんでもないブラックさで景虎を食うと言う割には
本来の譲も残っていて、 高耶 を大事に思っているらしいところもあり
その辺りは少しやはり懐かしく感じた。
上杉の話は色々と衝撃で。
ただ正直、ぶれているというか、だからって…という気がした。