【感想・ネタバレ】炎の蜃気楼 邂逅編 真皓き残響1 夜叉誕生(上)のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年06月22日

すべての始まりの始まり。
ここから彼らの苦しく切ない400年が始まる…。

大怨霊と化した景虎さまの残念・怨念が凄まじい。
色部さんに懲伏され、天の闇界で謙信公にとうとうと説かれ、この世とあの世の秩序を守るために再びこの世で生を開始しながらも、精神と肉体の齟齬感に苦しめられる景虎さま。
怨霊の巣窟と...続きを読む化した越後でまた苦しむ景虎さま。
痛々しい。
そんな景虎に優しく手を差し伸べつつも厳しい言葉でわが身を省みよと叱責する色部さん、かっこよすぎです。

そして、そこでいじけて終わらないのがやっぱり景虎さまだなぁと。
ぼろぼろになりながらも前を向いて歩き出そうとする姿が、高耶さんだった。
ああやっぱり高耶さんは景虎さまなんだって、なんかそんなことを思った。

越後に戻って、御館の跡に立った時に景虎さまが流した涙がとても心に突き刺さって、号泣してしまいました。

いくら主だからとはいえ、自分のために沢山の人が犠牲になり命を落としたとなると、正気ではいられないですよねぇ…。
そんなに沢山の人の人生、背負えない。
人の上に立つって、相当の覚悟が必要…ですね。

直江、ちょこっと出てきましたが、北条の血が大っ嫌いなんですね。
後見人だけれど景虎の監視役だと言い切ってるし、馴れ合うつもりなんか全くない空気むんむんで、直江って元来こういう強気でプライド高い人なんだよね…ってことを目の当たりにしました。

ここからこの主従がどう変わっていくのか、楽しみです。が。最初っからいがみ合いで始まりそうな主従関係、この先お互いを認め合っても尚いがみ合い続けてますけど、やっぱりそういう宿命なんでしょうか…?

0

Posted by ブクログ 2011年07月09日

元々ハードカバーの物をコバルト文庫化したもの。邂逅編の話の中で妖刀乱舞と1、2を争う程好きな話。とにかく面白い。景虎様美しい。そして直江の思考についつい笑ってしまうのは本編を知っているからかも。

0

Posted by ブクログ 2010年07月27日

思い入れがあり過ぎ、好き過ぎて本編が読めなくなってしまった『炎の蜃気楼』の外伝。
上杉の夜叉衆誕生時の話で、甘い恋話などはいっさいなしのハードな時代小説。ミラージュ外伝ではなかったら、絶対コバルトではできない話だよなあ、と思います。
しかし、400年経っても人って変わらないのか……「景虎は間違いなく...続きを読む高耶だな(いや、逆かもしれないのだが)」と思わせられて、なんだかホッとしました。(笑)

0

Posted by ブクログ 2013年06月30日

本編と同時並行(30巻くらい…)で読み始めたため、色部さんのイメージが完全に勝長さんに固定された!甲斐性ありすぎなおじ様!こんな昔から苦労性だったんだな・・・役割って変わらないのねw

0

Posted by ブクログ 2012年02月07日

出版社/著者からの内容紹介
現代に換生し、熱いドラマを繰り広げる「景虎」と「直江」。だが、遡ること400余年の戦国時代、初めて出会いを果たしたふたりの壮絶な物語とは…超人気シリーズのもう一つの顔「邂逅編」の文庫化!

内容(「BOOK」データベースより)
現代から遡ること四百年。戦国時代。越後では、...続きを読む鮫が尾城の怨霊の噂が広がっていた。家督争いで敗死した敵の大将・景虎。彼が景勝への怨みを抱え、城へ近づく者をとり殺し、様々な災いを招いているのだと。そんな景虎を鎮め導くため、僧侶がひとり鮫が尾城へ向かうが…!?景虎と直江。“運命のふたり”が出会い、壮絶荘厳な物語を紡ぎ始める。もうひとつの「炎の蜃気楼」がついに文庫化。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年10月12日

炎の蜃気楼邂逅編第一巻です。
景虎様が亡くなってから怨霊になり、夜叉衆として目覚めるまでのお話。
本編では影が薄い色部さんがいい感じにでばってます。
なんだかとってもすいすい読める…。
なんでかなーとおもってたら、直江さんの自問自答のぐるぐるがないからだと気づきました。
ひとつの時代物小説としても面...続きを読む白く読めます。
下巻では直江さんが登場するのかな?

0

Posted by ブクログ 2009年10月04日

上下巻。本編の内容はすっかり忘れてしまった。
御館の乱で自刃した景虎は、怨霊となって越後に復讐をしようとする。
だが天上の謙信の力によって復活し、数多の怨霊を成仏させよとの任務を帯びる。
ただそれだけの話。
なのになんでこう問題が多い!?

0

Posted by ブクログ 2009年10月04日

ミラージュを知らなくても全然楽しめると思いました。地の文まで時代モノで凄く入り込めます。これからどうなっていくのか楽しみ。ほたか先生のイラストがめっちゃ好きです。でもあとがきがないのは寂しい。

0

Posted by ブクログ 2009年10月04日

上杉景虎死後。最初の換生のお話。死後。新たに身体を手に入れた、みなさんのカルチャーショック度も見ものです。

0

Posted by ブクログ 2009年10月04日

本編は途中で挫折しましたが、これはずっと追っかけてます。
ホントは最初2巻は新書サイズで持ってるんですけど、表紙絵が気に入ったので。

0

Posted by ブクログ 2009年10月04日

「炎の蜃気楼」の同じ登場人物だけど、本編以前の話。イラストが綺麗でそれだけで読みたくなるという・・・。 

1

Posted by ブクログ 2009年10月04日

影虎、直江共に換生ホヤホヤですよ。お互いにまだ認め合ってない初々しさが笑えます。やぁ、道程は長いですね。

0

匿名 2024年01月09日

コバルト本誌でも見た事あって、炎の蜃気楼の歴代イラストで、時代物の邂逅編とほたかさんの美麗な絵はイメージに合ってて一番良いと思った。

0

シリーズ作品レビュー

「女性向けライトノベル」ランキング