あらすじ
色部(いろべ)に連れられ、鎌倉に出向いた千秋(ちあき)は、意外な人物に出会った。それは萩城(はぎじょう)での事件以来、姿を消していた《軒猿頭(のきざるがしら)》八海(はっかい)だった。八海は、謙信からの命令で秘密裏に行動していたことを告げる。一方、開崎(かいざき)に連れ去られた高耶(たかや)は、里見一族に拉致(らち)されていた。だが《力(りょく)》を封じられ無力な高耶に「あなたのそばに行く。待っていて…」と開崎が語った言葉は、死んだはずの直江(なおえ)のものだった!
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同担拒否の攻め様
どこぞのモブ(失礼)に、高耶さんの初めてを奪われてなるものかと、邪魔に入る開崎in直江。
両手をベッドに手錠でくくりつけられちゃう高耶さん。エロい。
高耶の危機を救うけれど、その後ちゃっかり自分がいただいちゃうのには笑った。2回も抜いたのか直江ぇえ。
直江は自分の死に対する、高耶さんと景虎様の狂いっぷりに、めっっちゃ愛されてるじゃん!と自信持ってしまったのでしょうか??
澱みなくフェ◯で高耶さん責めるやん。
霊査探索って口淫しなくてもできるよね??裸に剥かなくてもいいよね??とツッコミを入れつつも、エロありがとうございますと桑原先生を拝んだ。
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炎の蜃気楼14
おもしろかった。
表紙の高耶が着ているのは、開崎のコートか?コートなのか?!前編の表紙の高耶もかっこよかったけど、開崎(=直江)のコートを着ている高耶も色っぽくて好きだ。
直江の死で嘆く高耶を慰めるのは、やっぱり直江である件。
小太郎は、私の中では受だったんだけど、すっかり高耶にやられて攻化しつつある。
最後に出てきたミュージシャンの信長は、いかにもな感じがしてかっこよかった。
確かに彼が現代に甦ったら、絶対テレビには出てくるだろうな。
Posted by ブクログ
直江を失って苦しみ続けている高耶さんに開崎が一瞬の安らぎを与えてくれました…心にも身体にも…。
直江に興味を持ち続けて欲しくて、見捨てられるのが怖くて、必死に前を歩き続けていた景虎様がすごく小さく見えて哀しかった。
本当はこんなにも直江のぬくもりを求めていたんですよね。
直江がいなくなったことで現実を歪め、直江じゃない直江の変化に苦しみ、絶望のどん底にいる景虎様……救えるのは自分だけだと、直江悟ったかな。
直江を求めすぎて壊れてしまってる高耶さんを目の当たりにしたから、直江は先に進むことができたのかもしないなあ(肉体的なことも含め)。
わだつみの辺りでは拗れに拗れてもはや修復不可能なんじゃ…?ってところまでお互いを傷付けあってた2人だったから、辛い状況ながらも、お互いをとても想い合ってるのが伝わって来て嬉しかった。
そんなことを考えるのは不謹慎かもしれないけれど。
現在、邂逅編を読み終えた直後なので、自分の宿体を殺してまで成人換生した色部さんに若干怒りがわいてくるんですが、逆にそこまでしなければならない何かがあるってことですよね。
色部さんはそんな人じゃないはずだもの。
でも…謙信公の周辺、なかなかきな臭いです。
あっちとこっちで板挟みな千秋、相変わらずいい人すぎて貧乏くじ引いてる感じ。
団結すれば最強の夜叉衆がばらばらで淋しい。
現代人も絡んできていろいろややこしくなる一方で、はっちゃけすぎな信長様。
なんでまたロック歌手…?
レガーロで音楽に触れてたから若干影響されてロック歌手…とかだったらちょっと切ない換生だなあ…(考えすぎ)
Posted by ブクログ
やっぱり第二部になってから文章が読みやすくなった気がします。テンポが良くなったのかな~すいすい読める。
直…開崎さん、なんだかとっても優しくなった?一回死ぬと人格が矯正されるのか?
小太郎がとっても切ない。高耶さんもそろそろ気づいてきてるみたいだし、なんだか結局報われなさそう。
そして最後の千秋の台詞がかっこ良くて身悶えた~なんやかんやで最後まで高耶さんのそばにいるには千秋さんかも?
Posted by ブクログ
ここにきて千秋が色部・八海と出会い、彼らの行動についての片鱗が明かされる。
開崎が高耶を逃すなどしているけれど、自分としては小太郎に感情移入してしまうところ。
斯波英士のキャラクターについては突拍子もなさすぎて驚きつつも、
織田信長ならありえなくもない、と思わせてしまうところが織田信長なのかも。