あらすじ
総攻撃の時が来た。高耶と赤鯨衆の船団は「国崩し」を擁し宇和島湾の防備の突破を図り、陸上軍も必死に宇和島を目指していた。迎え撃つ宇和島城内には、復讐の鬼と化した伊達政宗と、烈命星の欠片を手にした信長の操り人形・小次郎。村上水軍も伊達の援軍として南下を開始する。高野山が送り込んだ<黒の僧兵>。霊場結界の破壊に動く<山神>たち……。ついに『怨讐の門』完結!
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無になりました。
みほとちゃんで泣いて、長秀の女の子への優しさで泣いて、覡で泣いて、直江でまた泣いて。泣きまくりで読み上げました。ちょっと救いの場面が少ない…こんなに非情な、それでも止まらない、この世界に引き込まれてなかなか帰って来れない、桑原先生の文章に縛されている感じがします。
次を読むのが怖い。
Posted by ブクログ
宇和島藩の伊達軍との戦いです。
伊達VS赤鯨衆!!
結局信長に操られた正宗の弟に邪魔されるけど・・・
やっぱ戦闘シーンは好き。
タイタニック・・・
Posted by ブクログ
生きるとは、死ぬとはどういうことか、ひたすらに突き詰めてゆく高耶さん。様々な思考・倫理観の戦い。遠くなってゆく高耶さんはまさに菩薩であり悪魔です。
ラスト約10頁の直江と高耶さんのかけ合いが…!直江の「だったら滅ぼしなさい!」からはぼろ泣きです。
何がどう転んでも、全員が幸福にはなれない、苦しい巻でした。
Posted by ブクログ
炎の蜃気楼28
高耶、タイタニックする(表紙でも)。
高耶による必殺口封じ(物理。直江限定)。
直江、公衆の面前で高耶を強姦(未遂)。
高耶、最近ヒロインの条件である「さらわれる」を何度も経験する。さらわれすぎ。
伊達正宗との戦いから、高野山での攻防、雷道呪法の阻止、直江の高耶拉致、ミホトの襲撃、裏四国と息もつかせぬ展開で、読者を離さない。
すっごくおもしろかった。
Posted by ブクログ
第三部完!
第一部、第二部と読んできて、最終巻は毎回駆け足だな〜と感じます。もう1巻あってもいいような…登場人物が多くて詰め込みすぎちゃうのか?
伊達戦決着しましたけど、主要キャラが残ってよかった…!宗さまスキーなので、ホッと一安心。
てか、兵頭さん…新たな三角関係がここに。なんやかんやで高耶さんもてもてです。
何がなんでも高耶さんを助けたい直江さんと、独断専行でつっぱしる高耶さんのすれ違い。第三部になってがむしゃらな直江さんが全面にでるようになりましたね。