あらすじ
仙台市で、建築物が一瞬のうちに倒壊する事件が続発。直江(なおえ)の連絡で、高耶(たかや)と綾子が調査に向かうことになった。仙台では活発化する最上義光(もがみ よしあき)軍の怨霊(おんりょう)に対抗するため、伊達政宗(だて まさむね)が復活。激しい、《闇戦国(やみせんごく)》を繰りひろげていた。政宗と同盟を結ぼうとする高坂弾正(こうさか だんじょう)、事件のかげに見え隠れする狐の霊を操る女…。そして巨大な陰謀が渦巻く仙台で、高耶は自分を捨てて出ていった母・佐和子と出会った。
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ジャンルはサイキックバトル?
BLと知人から聞いてましたがここまではサイキックバトルアクションという感じでした。設定が壮大なのですが、家族についての葛藤を書いていてヒューマンドラマ性が感じられてきました。
Posted by ブクログ
3巻にして前後篇に突入。その前編。
初期のお話の中で自分の中では1、2を争う好きなお話。
仙台には高耶の母親がいるという高耶サイドの話と
仙台といえば、伊達政宗と見える景虎サイドの話が組み合わさり
非常に読み応えもある。
政宗公はのっけから独眼になってしまい、
筆者もどうするか迷ったとのことだったが
独眼にもそうでないようにも描けるこの闇戦国の設定自体も
やはり面白いと今一度実感。
2014.12.29
Posted by ブクログ
仙台編。大好き仙台編。
伊達政宗公の懐の深さがとても好きなのです。
あと国領夫妻。
いろいろ…いろいろ明らかになってきます。
殺伐としてきました。
高耶と景虎との狭間で苦しむ高耶さんが痛々しくて…。
伊達の主従を見ながら直江を思う高耶さんが切なかったです。
高耶さんに優しい世界をください
記憶が無い故に景虎でもなく、換生の故に仰木高耶でもないことに苦しむ高耶さんの心情に泣いた。
自分の存在を確立できない高耶さん。
そりゃあそうなるよ。もっと周りは高耶さんに優しくしてあげて!本編全40巻全てに言える。高耶さんに優しい世界をくれよおお(泣
そんな本編ですが、譲ありがとうっ。高耶さんを心配してくれてありがとうっ!!
「そばにいないと不安だから…いつでもオレの目の届くところにいてくれれば、こんなに不安にならないのに」と、言ってること束縛系彼氏で不穏だけど、ありがとう好き。
譲のためにしか力を使わない気の景虎様&高耶さんエモいし、譲が高耶至上主義で軽率に尊死。
Posted by ブクログ
再読。読んだはずなのに色々と抜け落ちていて、この時の自分はあまり深く考えずに読んでいたんだなって思った。てか、とんでもない事してるよね。直江。
Posted by ブクログ
仙台市で、建築物が一瞬のうちに倒壊する事件が続発する。直江の連絡で突然、東京駅に呼び出された高耶は、綾子と共に仙台まで調査に向かうことになった。
仙台では、活発化する最上義光軍の怨霊に対抗するために、伊達政宗が復活し、激しい《闇戦国》を繰り広げていた。
そんな仙台に滞在中、一向に力を復活させようとしない高耶は、仙台に滞在中、力を復活させるための特訓を行うこととなった。
一方、政宗と同盟を結ぼうとする高坂弾正。
事件の影に見え隠れする狐の霊を操る女……。
そんな巨大な陰謀が渦巻く仙台。
そしてそこにはもう一つ。
高耶の自分を捨てて出ていった母親がいたのだった。
ゆっくり話が広がりを迎えるシリーズ3作目。
今度の舞台は、東京を通り越して、東北地方仙台!
ところがそんな高耶に同行したのは、直江ではなく、綾子。
直江自身は別の事件を調べることを口実に、高耶から距離をとっていた。
そして、直江と景虎にあったことが少しずつ明らかにされつつあります。高耶にとっては思い出さない方がいいこと、かもしれませんが、そのことで明らかに高耶自身の命を危険にさらしている。
直江と高耶の間に横たわる溝はどうやったら埋めることができるのでしょうか?
それにしても、あんなに優柔不断っぽく見える直江なのに、やってることが随分、思い切ったことに見えるのは僕の気のせいでしょうか?
直江君、相変わらず優柔不断絶好調発揮して、ついにビンチを迎えます。
皆が無事に東北から帰って来れればいいですね。
それにしても、悪霊も随分、頭を使うようになったから厄介ですよね。闇に人間界がどんどん引きずられそうになっています。
Posted by ブクログ
高耶さん初出張。仙台編です。
仙台の戦国武将といえば伊達政宗。甦っても独眼竜。前々巻の信玄と比べると、倒さないといけない相手とはいっても格好いい!高坂も再登場してますが、何か今回変な行動が多い。どうしたんだ…。今回最上義光に捕まったりして(あの挿絵…)あんまり出番が無い直江ですけど、三十年前の事件ってそんな話だったんかい。とはじめて読んだ時すごい驚きました。ただ憎み合ってたわけじゃないところが深いというか泥沼というか…。それは置いといて、政宗と高耶さんそれぞれの母親への思いも語られてます。ふたりともお母さんが好きなんですよね…。
Posted by ブクログ
仙台編、前編。この巻では何も解決しないし直江は拉致られたままで終わるし、速攻4巻読んでる(笑)
大好きな伊達政宗が出てきてウキウキ♪小十郎とのやりとりが微笑ましい( *´艸`) 友達と青葉城の入場料の可愛すぎる会話と主従関係について、熱く語ったなぁ。ダンディードラゴンも大好きだった(笑)
しかし内容は殺伐としてる。政宗と高耶、二人の母への想いや苦しさ。高校生の頃に読んだのとはまた違う感想かもしれないけど、この歳になってみて『幾つになっても母と子』という事実に考えさせられる。それに加えて『政宗は弟を手にかけた』という過去にも囚われて思い悩む。
一方、小さい頃に母が家を出て再婚した地が仙台という高耶。ガキくさい態度で再会した母をなじり自己嫌悪に陥る高耶を慰める直江…が今回いないっ(泣) 政宗と小十郎を見て直江思い出す高耶さん萌えーヽ(●´ε`●)ノ
そして30年前の直江の悪行が明らかに。詳しくは昭和編を読むとして、結構サラッと書いてあってビックリしたわ!
まだ先は長いけど、速く読み進みたくて仕方ない。
Posted by ブクログ
宗さま登場の巻!
傍には当然のように小十郎がいますが、当時はまったく気にしなかったなー
「Ya-ha!!」とかいわないしね
今回は高耶さんのお母さんもちょびっとでて、過去のしがらみというか、なぜあんなヒネた少年になってしまったかが明かされます
そして直江さんが過去に行った仕打ちも…
直江さんはともかく高耶さんにきゅんきゅんしてた昔を思い出しました~
Posted by ブクログ
2007, 2,19 読破 + 門脇さん…、本当に元は男だったのかが疑いたくなる今日この頃。 仙台やら山形やら、地元のことが出て来て面白い…って、最上さんアンタァァァ。