【感想・ネタバレ】炎の蜃気楼39 神鳴りの戦場のレビュー

あらすじ

熊野が炎に包まれ、大斎原(おおゆのはら)が鳴動を始めた。伊勢では礼に換生した信長の手によって禁忌大法が成就し、内宮が陥落した。大混乱の中戦況は厳しくなるが、やがて純白の十二単をまとった乙女たちが戦場に降りてきた。降臨した歴代斎宮による大祓えが始まり、怨霊たちの殺気を鎮めていく。巨大な力を手中に収め、幻宮に入った信長。布都御魂を取り戻し、礼を救うため、高耶は幻宮へ!?

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2人のタッグ

この巻で注目すべきは、高耶と譲の親友タッグ。弥勒の意識にすっかり染まってしまっている黒成田ですが、やはり友情や、一緒に過ごしてきたかけがえのない時間は、譲にとってとても大事なものだったんだな、と思いました。謙信公が景虎に、景勝のそばにいてやってくれと頼んだ意図は、見張りもしかり、友愛の尊さを知って欲しいという愛情もしかり。
直高の関係にも感動しますが、高耶と譲の2人の関係も尊いです。

#切ない #感動する #エモい

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2022年01月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトルの如く、一巻まるまる戦場でのお話でした。
まず高耶さんと譲の共闘は譲の最大の望みであり願いだったのではないでしょうか。思えば一巻で高耶さんが戦うのを決めたのは譲のため。2人ともお互いのことを全力でおもいあってて、ほんと「親友」だったんだなあ、と。
景勝と景虎としての2人だけでなく、譲と高耶さんだからこそ、育んだ友情もあったのかもしれません。
そしてチーム夜叉衆。
色部さんと高耶さんが和解してよかったです。千秋さんもなんやかんやで一番高耶さんの力を認めてるし、いいコンビだったなあ、と。
もしかしてこれが最後のチーム戦になっちゃうんでしょうか。こ、怖い。
とうとう残すところ、あと一巻。
泣いても笑っても、あと一巻です。
少しでも皆が笑ってられるエンディングがみたいな…!

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2011年09月30日

Posted by ブクログ

斎王降臨。
伊達さん、それは格好良すぎだよ…。
N氏も何やらせても器用なんですね。

役に立たなそうだな、などと失礼な感想を抱いた豊臣さん家の面々ですが、なかなかどうして活躍してらっしゃるご様子。
長宗我部盛親に「なかなかやるな!」とか言っちゃう堂森さんがなんかかわいいぞ。

千秋氏の「チーム夜叉衆」発言とか、譲が譲であったこととか、見どころ満載ですが、一番の見どころはタクシー代わりの氏康パパかもしれない。

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2009年12月10日

シリーズ作品レビュー

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