あらすじ
信長は重傷を負い、『むげん丸』は沈没。死の旋律、そして死の船を巡る戦いは終わった。とはいえ、織田の撤退は一時的なものでしかない。さらに激しさを増すであろう戦いを前に、景虎は『レガーロ』を去った。そして数カ月後、穏やかだった『レガーロ』での日々を忘れようとするかのごとく、織田潰しに没頭する景虎をつけ狙う人物が現れる。その人物は調伏を封じる力を持っていて――。
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めんどくさい直江がやってきた
不穏だ〜不穏すぎる冒頭から始まります。
嫉妬がフルスロットルですか直江さん。この二人ほんと面倒くさいのだけれど、炎ミラはこれだよなと思います。
景虎に煽られてからの、景虎の上着ひん剥いて、押し倒して、首筋ガブリ。狂犬の面目躍如。
だかしかし〜性的接触大キライマンの景虎様はスルーだぁ!
直江に劣情抱かれてますよ景虎様〜!あなたが対象ですよ〜!!何故そこまでされて気がつかないと笑っていますが、景虎様は気づきたくないんだろうなとしんみり。
高坂が本編より生き生きと楽しそうなのは気のせいかな?今回も大活躍でした。
Posted by ブクログ
前回が番外編っぽかったから今回はこってり重々しいのを想像してたけど、や!重々しいのよ充分に!!それでもちょっとの軽さというか、ひとの心の弱いとこが際立ったっていうか、すごい恐ろしいアイテムでどろどろしいって話でもなかっ…!!とんでもなくそんな話だったよ!なに安心してんのさ自分!!!!!
Posted by ブクログ
炎の蜃気楼 昭和編6
直江がついに景虎を襲った。
いやーー、おもしろかった。やっぱ直江→→→→→→→→→←景虎の構図はぷまい。
景虎と美奈子の振霊法を見てギリギリする直江、大変直江らしくってよかった。
景虎はあれだけ襲われてまだ気が付いてないってことないよね?
表紙の主従がかっこいいこと、かっこいいこと。でも、こんなシーンは出てこなかった。
この本の中で「いいな」と思ったのは、景虎が大学の研究室で古文書をすらすらと読むところ。
いいなーー。私原本なんて全然読めなかった。ひたすら解読後の印刷されたものだけ読んでいた。(それでも読めなかった…)
直江や景虎が大学の史学部に進んでいたら、日本の歴史学は躍進するんじゃね?まあ、架空の人たちではあるが…。