あらすじ
取人の村で傷を癒す景虎。その前に現れたのは速之助に換生した安田長秀だった。速之助の肉体を易々と奪い、傲慢を隠さない長秀に景虎の激しい怒りが!? やがて旅立った一行は近在の橋に棲みついた怨霊退治に乗り出す。お百度参りをすると十三神将が出現し、願いが叶うという。母の病を治そうと〈物の怪橋〉に呑み込まれた少女の想いを知った景虎は自ら橋のお百度参りに挑むが…。
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どんなにろくでなしひとでなしでけちょんけちょんにいわれていようが(いや、だれもそこまでは・・・)、それでもやっぱり大好きだ、安田長秀!景虎を敵視して読む己もどうかと思うんだけど・・・やっぱり長秀殿のほうがおとななんだもん(?)。
20080124〜20080128
一つ減点の理由
全巻買うのは懐が痛く、図書館で借りてきて別の巻を読んでいます。電子版には挿絵があまり入っておらず、そこがとても残念。
本編では、直江と景虎、長秀の関係が上手く書かれていて、ストーリーも面白くて引き込まれました。
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炎の蜃気 邂逅編4 十三神将
変態直江はいつどのようにして生まれたのか?がこの本で分かる。
なるほど、最初は純粋無垢だったのね、直江も。
400年もあの景虎のそばにいれば、ひねくれてしまう訳だ。
安田長秀の無理解と同様に景虎に扱われて傷つく直江に萌えた。68p
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長秀参入でようやく5人揃った夜叉衆。
それにしても、長秀ほんっっとにヤなやつでどうしようかと。
でも多分、1番現実的で合理的な考え方が出来る人なんじゃないかな。
敵方の大将、しかも自分なんかよりもだいぶ若い男を今日から主人と呼べ!って言われても、すぐには納得できないよね。
戦国を生きてきた武将なら尚更。
気持ちは分かるけど、これまで散々「死人」「生き人」の狭間で悩み苦しんできた景虎さまたちからすると、冗談じゃない!って話ですよね。
状況に納得がいかないのはわかるけど、命を軽んずるのは違うよね。
慇懃無礼な態度であからさまに楯突く長秀が景虎さまを唯一のライバルと認めるまでの過程とか、夜叉衆1のお人好しに変貌していくまでの過程とか、長秀にも気になる要素満載!
それにしても、生前の長秀が醜男とは。
長秀といえばちょっと日本人離れした線の細い美形、のイメージなんだけど、それって生前のコンプレックスの裏返し??
長秀切ない…!
直江はもはや夢にまで景虎さまを見るようになっていて。
しかもいくら夢だからって何やってんの!っていう…。
景虎さまの人間性を知るにつれ劣等感を抱かずにはいられなくなってるあたり、もうすっかり直江。ああ直江。
この人出会ってわりとすぐの段階からこんなことぐるぐる考えてたんだ…。
景虎さまに憑依した長秀に対して、あの男の体の中はどんなだった?って嫉妬心めらめら。
ここから400年……果てしない!
景虎さまもすっかりカリスマが顕現されてて。惚れ惚れ。
繊細で優しくて信念を貫く強さを持つ景虎さまがほんとにほんとに大好きだああああ!
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炎の蜃気楼(ミラージュ) 邂逅編 シリーズ4作目。「十三神将」、コバルト文庫サイズで書店でお探しを(笑)
本編(完結)で絶叫した後に、こんな時代があったんだと
眺めることができる、かも。距離感に、本編での激情を癒してください。
夜叉がまだそろわない邂逅編、4作目で安田長秀 登場!
本編ではすでに仲間として信頼もコミュニケーションもあった彼らですが、
出会ったばかりは、すれ違いやら反発やらではらはらとさせられます。
「これがどーやって、あの仲間になるの!?」というところが見所かも(本編ファン)。
また、本編を知らなくても独立としても楽しめる(のか!?)歴史ものとなるかもしれないので(弱気)
パラレル歴史裏話的な視点で楽しむといいのかな〜。夜叉の設定を知らないと、やっぱり面白くないかな。
本編、全部読んでください(笑)
4作目で5人でそろって、ようやく(キャラの外見も見慣れて)
これ以降、また夜叉衆の駆け引きが楽しみなところです。
てか、邂逅編とっくの昔に発売されてたのに自分の周囲にみつからなかったんだよな〜(泣)
本屋で見つけて、読んでなかった巻を大人買いです。
Posted by ブクログ
安田さんは結構おじいさんになってから亡くなった人だというのが意外。
千秋氏とかキャピキャピしてたのに。
肉体の在りように精神も影響されるんでしょうか。
景虎さまはカリスマの片鱗を見せはじめ、直江はまずはくるっと一回り。
換生先の身体関連以外にも現世とのしがらみが生じはじめる。
あのお坊さん、これからも出てきそうだな。
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「来い」
毘沙門天と結縁した魂同士の引力が十三神将を退けて結びついた。長秀の霊魂が景虎の肉体に飛び込んだ瞬間、景虎はその衝撃に耐えるよりも数瞬恍惚を感じたように、指先を震わせ、目を細めて天を仰いだ。