【感想・ネタバレ】炎の蜃気楼13 黄泉への風穴(前編)のレビュー

あらすじ

萩城(はぎじょう)の事件から二度目の冬が訪れた。19歳になった高耶(たかや)は直江(なおえ)の〈死〉を記憶から消し去り、小太郎を直江だと思いこんだまま、怨霊調伏(おんりょうちょうぶく)に奔走していた。一方、度重なる心霊事件の真相を究明するため、国家公安委員会・特務調査部が動きだし、重要参考人として高耶の調査を進めていた。不審な事件が続発する江の島に向かった高耶は、妙に懐かしさを感じさせる開崎(かいざき)という男に出会うが…。

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二部の始まり

機械のようだと言われていた風魔の小太郎に、高耶さんが命を吹きこんでいく過程が最高でした。

年上の男に弱い認定された高耶さんも乙。

開崎さん(直江)暗躍しており、高耶さんに会いたいが故に、とんでもない離れ業をしてます。死んでも高耶さん強火担当の直江氏…。

#エモい #ドロドロ

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2023年09月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

直江がいなくなってから約2年が経過。
その間もずっと小太郎を直江だと思い込み続けていたんですね、現実を歪めれば歪めるほど自分を追い込んで傷付けて心が蝕まれていってることに気付いてない高耶さんが痛ましくて痛ましくて…。
長秀と晴家が側にいてくれてよかった。
こういう時に頼りになる千秋さま。
ああ千秋大好きだよ。

でも、あの時に直江の死をもし認めていたら、今頃どうなってたんでしょう…?
認めても認めなくても、どっちみち高耶さんは壊れてしまっていたんでしょうね、、、もうどうしようもなく切ない。

そして直江にさせられた小太郎。
完璧のつもりでも高耶さんからは意味不明の感情をぶつけられてオロオロするこたがとても不憫。
無理です、彼らの400年はとても模倣できません。
あの高耶さんが自ら肌をさらけだして小太郎の手を身体に押し付けるだなんて……涙。

彼らに関わってしまったばかりに、感情が芽生えつつある小太郎、がんばれ小太郎。

そして遂に出た開崎…。
ぬくもりに飢えてる高耶さんにいともたやすくぬくもりを与えてしまったよ、それで泣く高耶さんが脆すぎて痛ましくて。
ぬくもり代わりのコートを手放せない高耶さんがいじらしくて泣けます。
いちいち嫌味な感じがまんまあの人じゃないかー!
早くもどってこーーーい!!

白衣女の動向や突然現れた第5の男、ここら辺からわたしの謙信公への疑心暗鬼が始まったんだったなあ…。

とにかく、このどうしようもなくもどかしい小太直江と高耶さんの関係がはやく解消されますように!

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2014年08月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この巻から第二部開始~。
高耶さんが痛々しいかんじになってます。まわりの千秋さんや綾子さんが気を使って大変そう。なにより小太郎が自分の理解の及ばないところでいきなりキレられたりかなりかわいそう。でもオロオロしてるのが可愛かった!
なぞの男開崎さんも登場して後編が楽しみ~
そしてなんだか文章が読みやすくなってきた。気にせい?

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2011年09月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

当時この巻辺りで読むのをギブアップしてしまった。
今改めて読んでみて、やはり歴史やバトル部分の話運びはすごく面白いし
自分の好みと合っているのだなと思う。

偶々先日鎌倉へ行って七福神巡りをしてきたところだったこともあって、
江ノ島が舞台なのも面白かった。
ここまで闇戦国が大きくなって現代に影響が出ている中、
遂に闇戦国を専門に調べる公的機関の人間も出て来る。

小太郎が気の毒で、決して揺らがない男であったろうに
徐々に揺らぎつつあるところが人間味があって良い。

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2015年03月20日

シリーズ作品レビュー

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