あらすじ
城北高校のお膝元、松本城で起きた幽霊騒動(「ふたり牡丹」)。自らの過去を知る面差しの似た女性に千秋は…(「鏡像の恋」)。赤鯨衆に潜り込んだ内通者の正体とは(「真紅の旗をひるがえせ」)。高耶、兵頭それぞれの心におりてくる思い(「さいごの雪」)。城北高校時代から赤鯨衆での日々まで、懐かしいあの頃が甦る「炎の蜃気楼」サイド・ストーリー。珠玉の短編集。
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Posted by ブクログ
桑原さんは短編のほうが読みやすくて良いなぁ、なんて5.5巻読んだときに思ったけど、それを再度感じた1冊。
最初の「二人牡丹」で、高校生の高耶さんのノリを見たのが久しぶりすぎて感無量になりました >< か、かわいいぃぃ
Posted by ブクログ
炎の蜃気楼、番外編、短編集。
友達が「ぜひ読んで〜」と言って貸してくれたのですが、あまりにツボで自分でも買ってしまいました(笑)。ああ、これこそが私の好きだったミラージュ! 私の青春! と(今は?)。
Posted by ブクログ
炎の蜃気楼のサイドストーリー
「ふたり牡丹」まだ17歳の高耶が登場。景虎の記憶が戻ってなかった頃、直江との関係がいびつじゃなかった(=健全だった)頃の話。赤鯨衆の高耶に慣れた今読むと、新鮮に感じる。
「さいごの雪」豹の小太郎が、「なんかわからんが仲間」の一言で終わってしまう土佐の男たちの大雑把さに笑った。
本編を読み終えたので、外伝に移ろうかと思ったけど、キャラクターの名前とか設定とか忘れてしまいそうなので、今のうちにサイドストーリーを読んでおこうと思う。