あらすじ
夜な夜な出没するという火の玉「ホイホイ火」を調査するために、奈良入りした高耶(たかや)と千秋(ちあき)。火の玉に殺された塩原の家に向かった高耶たちは、そこで妖怪にとりつかれた少女・なぎと出会った。なぎに寄生しているのは、戦国時代の茶釜の妖怪・平蜘蛛(ひらぐも)だった。なぎを救うために、妖怪を操る『信貴山(しぎさん)の龍神』の正体を探ろうとする高耶たち。だが、宿敵・織田軍も、なぎを狙って動きだしていた…!
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Posted by ブクログ
ほーいほーい。爆発おじさん(久秀)の大事な平蜘蛛が悪さするお話です。
東大寺での直江の独白、好き。
とうとう想いを閉じ込めておくことが難しくなってきた直江…。
高耶さんが記憶を取り戻そうとすればするほどに直江は追い詰められていくね。
この人を護りたいと強く思う心と紙一重のところに凄まじい狂気がひそんでる危うい感じがたまらないですよ。
でもそれでもまだまだ、穏やかな関係性に心はほっこりです。
もうこの先ほっこり出来ないから今のうちにほっこりしとく!高耶さんはどんどん凄まじい『力』を見せ付けます。かっこいい。
Posted by ブクログ
高耶さんと千秋さんは主従な感じにとらわれない友達の様な兄弟の様な雰囲気でいいコンビですね。直江氏はそろそろ暴走し始めてますし…。
奈良に行きたいなぁ。
Posted by ブクログ
奈良が舞台で、今回は学生らしいエピソードもあまりない。
ご当地戦国武将シリーズというのは言い得て妙である。
徐々に過去が明らかにされていくところも見どころだが、
千秋と凪の交流が兄妹のようで微笑ましかった。
Posted by ブクログ
第一部の話の中ではたぶん1番好きだった巻。何回も読み返したのを覚えています。
発行当時は千秋先輩スキーだからかな~とおもっていたけど(なぎちゃんもかわいいし)もしかしたら直江さんが初めて高耶さんに手を出した巻だったからかも
読んでいて、どうにも直江さんが景虎様に偏執的な愛情を抱くようになったのかよく分からなくて、三月堂のところを3、4回読み返したりしたんですけど、やっぱりよくわからなかった
桑原先生自体もあとがきで「私にもわかりません」って言ってるので、いまはこれでいいのかなー
そういや中学の修学旅行で三月堂いったのおもいだした
Posted by ブクログ
5冊目にして、だいぶ高耶が高校生でなくなってきた『ご当地戦国武将シリーズ(著者命名)』←もう学園サイキックアクションとは呼べない。今回は古都・奈良、武将は松永久秀と佐々成政が登場。成政好き~ヽ(●´ε`●)ノ
かなり千秋が活躍した巻でした。そして直江の独白で、過去の景虎・美奈子を襲った悲劇の全貌が明らかに…。これは同じことをされたら100人が100人「許さない」と言う気がしますよ直江さん(涙) 読んだ当時は衝撃地的だったなぁ~。直江、本気で鬼かと思った。
高耶が直江に馴染んでくる程に直江の苦しみが募ってきて、この巻では名言「私をこばまないで」がお目見え。あぁ~、段々タガが外れてきてる…(/´△`\) ダメだな、内容云々より2人の関係性の変化の感想になってきてる(泣) 直江のダメっぷりが徐々に明るみに出るにつれ、この先を知っているからこそ、高耶の貞操が心配でならないわ。
まぁなんたかんだ揉めつつ(酷い省略ぶり)、剣の護法童子が登場したり(初!)、千秋の面倒見の良さが発揮されたり、高耶が新たな能力を使ったりと、少しずつ夜叉衆が(一見)復活している空気が嬉しい。やっぱり主人公にはかっこよく居て欲しいしね♪
次は5.5巻『最愛のあなたへ』かぁ~。タイトルからしてやらかしてる雰囲気バリバリだな、直江(苦笑)