すべての高評価レビュー
-
-
Posted by ブクログ
「鉄腕アトム」の中の「地上最大のロボット」を原作として描かれた作品。
イラン戦争を題材にしたと思われる「中央アジア戦争」に参加した、世界最高水準の能力を持ったロボットが次々と破壊されるという事件が起こる。自らもその世界最高水準のロボットである刑事のゲジヒトを中心に、真相に迫っていく。
ここで描かれているのは「憎しみ」が持つ強大な負の力だ。愛する人を亡くした深い悲しみ。そこから死へ追いやったものに向けられていく強い憎しみ。その憎しみはどんどん大きく強くなっていく。
「憎しみがなくなる日は来ますか?」
「わからない。そういう日が来るのを願うだけだ。」
「人間の憎悪は消えますか?消去 -
Posted by ブクログ
待ちに待った村上春樹の新作長編は期待に違わずめちゃくちゃ面白かった。
邪悪ななにものかと対峙しそれを乗り越えるというのは村上春樹の物語構成として共通のものであるが、今回の夏帆もさまざまな助けを得ながら母親との確執や自身のコンプレックスを乗り越えて邪悪なものを克服していく。個人的には毎度読後にこのまま頑張ろうと勇気づけられる。ままならないことや邪悪なものに対峙したときの心持ちを教えてもらうような気がする。
邪悪なものは帝国主義的なパワーや意地悪で邪な人、自分自身のずる賢さなどさまざまなメタファーとして読める。その読み方の多様さも村上作品の醍醐味ではないかと思う。
今回の作品に登場するアリク -
Posted by ブクログ
マリアビートルの不運な殺し屋の七尾登場!
今回も超高級ホテルの一室にプレゼントを届けるという『簡単な仕事』をマリアから請け負うことに!?
天道虫の七尾であるからこそ、簡単な仕事で終わる訳がない・・・
一方で、驚異的な記憶力を持つ紙野結花は雇い主の脅威を感じ、身を隠すためにホテルで協力者のココと出逢う。
ハイスペックで人格の捩れている殺し屋6人組が紙野を一歩一歩と追い詰めていく・・・
そして、誰の味方かわからない、マクラとモウフの女子コンビの殺し屋も登場!
物語の軸はもう一つあり、情報機関の長官【蓬実篤】が記者とレストランのフルコースを食べるという謎のパートがある。
→因みに、
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。