万延元年のフットボール

万延元年のフットボール

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作品内容

友人の死に導かれ夜明けの穴にうずくまる僕。地獄を所有し、安保闘争で傷ついた鷹四。障害児を出産した菜採子。苦渋に満ちた登場人物たちが、四国の谷間の村をさして軽快に出発した。万延元年の村の一揆をなぞるように、神話の森に暴動が起る。幕末から現代につなぐ民衆の心をみごとに形象化し、戦後世代の切実な体験と希求を結実させた画期的長篇。谷崎賞受賞。

ジャンル
出版社
講談社
掲載誌・レーベル
講談社文芸文庫
ページ数
491ページ
電子版発売日
2013年11月29日
コンテンツ形式
EPUB

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「万延元年のフットボール」のユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2018年06月03日

絶望感、不安感、焦燥感、虚無感、諸々の負の感情と、紙一重で一線を越えない狂気が常に漂っている。

大事なのは常に一線を越えていないこと。常に現実味から乖離しないおかげで、誰かのハナシではなく自らの体験の延長として感じられる、そんな技術が組み込まれている。

序盤の雰囲気作りがとても小説的でゾワっとし...続きを読む

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年09月03日

当時の大江健三郎のあらゆるエッセンスが詰め込まれた意欲作。
物語の設定とストーリーは、自身の故郷である愛媛の山間の村落、障害を患ったであろう子の誕生、戦後民主主義の中のアメリカ文化、学生運動と命をかける青春(跳ぶ、ほんとうのことなど)などの作者のバックグラウンドが複合して形作られている。
同時に、冒...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年08月28日

日本人でありながら、自国からのノーベル賞受賞作家作品を読んだことがないのもいかがなものか、と思いまして。で、その大江作品の中、例の福田書評集で最も高評価だった本作をチョイス。勝手な印象だけど、何となく読み心地は村上春樹風。それをもっと小難しくした感じというか。あと思ったのは、英語みたいな日本語だな、...続きを読む

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Posted by ブクログ 2014年09月11日

文章に血管があるなら隅から隅まで著者の思想と魂が込められてる真剣勝負の物語。 現代に至ってもなお断ち切れない「おり」が暴力となって現れるのと同時に、肉親の間でも沈殿している「おり」。それを乗り越えるためには自分のルーツを遡って行かなければならない人間の苦悩。それでも尚、人は同じ悩みを続けている。そし...続きを読む

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年05月28日

レビューすることを放棄したくはないけれど、
この作品を的確に言い表すのは難しい。

中盤まで文章は深く淀み、息苦しい。
得体の知れない嫌悪、不安がまとわりつく。
後半は物語が展開して文章的には読み進めやすくなるが
不安はますます確信めいて目を離すことも出来ない。

寝取られとか読んでるだけでも辛いよ...続きを読む

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