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Posted by ブクログ
2026.07.03
奇跡的に座れた通勤電車の中でページをめくって、いきなり72ptはあろうかという「尿道カテーテル」の文字。必死で笑いを堪えて思わず体がぷるぷるしてしまい、変なおばさんが爆誕してしまった。吊り革の方々、両隣の方々、驚かせてごめんなさい。これは朝井リョウというちゃんとした作家のエッセイですと説明したかった。
小説も映画も本当におもしろくて素敵で、人生的にも優秀で成功しているのに、何をどうしても大真面目に次々とすっ転んでいく様が、読んでいてちっとも痛く感じないのはやっぱり朝井さんの生まれながらの性格と筆力なんだろうなあと妙な感心。
朝井さん、お友だちになりたいです。 -
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Posted by ブクログ
映画化がきっかけで読み始めましたが、私は最後まで犯人が予想できず、物語に完全に振り回されました。
特に印象に残ったのは、波多野祥子さんです。完璧な優等生として振る舞いながらも、その裏で就活というプレッシャーの中でギリギリまで戦っている姿に、同じ働く女性として切ない共感を覚えました。
就活という、誰かを蹴落とさなければならない特殊な環境だからこそ、一人ひとりの人間性が剥き出しになっていて、単なるミステリー以上に、人の本質とは何か。を深く考えさせられました。登場人物たちの隠された嘘が暴かれていく過程には、終始ハラハラさせられっぱなしの読み応えのある一冊でした。 -
Posted by ブクログ
私の好きな小説家さんのひとりの、深月さん。
その深月さんが、いまの全てをかけて7年を要して書き上げたと、一生に一度書けるかどうかの特別な小説になったと、そんなお言葉を耳にしたら大きな期待を胸に読み始めるほかありませんでした。
本作は、私が読んできた深月さん作品には珍しいごりごりのミステリー。なので序盤は東野圭吾さんの作品を読んでいるような錯覚に陥る瞬間もありました。
その感覚が一瞬で変わったと感じたのが中盤に差し掛かるあたり、現在の事件が起きてからの一連の騒動の渦中の中心に巻き込まれる先生・美冬の心理描写が深月さん節で言葉巧みに描かれ始めたあたりでした。
私も地方都市に暮らしている時間の方が長 -
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