あらすじ
この本は……金持ちになるためにはたくさん稼ぐ必要があるという「神話」をくつがえす。持ち家が資産だという「信仰」を揺るがす。資産と負債の違いをはっきりさせる。お金について教えるのに、学校教育があてにできないことを親にわからせる。そして、お金について子供たちに何を教えたらいいかを教えてくれる。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
お金の勉強をしようと思ったら最初に読む本であり、若いうちに読むべき本の1つだと思う。ある程度年をとってから読んでも新しいことが多すぎてきっと多くの人は「私にはむかない」といって何一つ書いてあることを実践できずに終わるだけ。学生のうちに出会えて良かった。
Posted by ブクログ
本書は、お金の扱い方を“稼ぎ方”ではなく、資産を基点とした意思決定の体系として再構築する一冊です。経営者が読むべき理由は、単なる投資指南ではなく、事業運営そのものに通じる資本構造の理解が得られる点にあります。
最大の示唆は、「資産と負債の定義」を生活レベルではなくキャッシュフロー基準で捉え直す視点です。これは企業財務と同じ発想であり、事業や個人がどこに資源を投じるべきかを判断する上で極めて有効です。また、労働所得から資産所得への移行を促す思想は、経営者にとって事業ポートフォリオの多角化・継続的なキャッシュフロー基盤の構築といった実務と直結します。お金の増やし方ではなく、お金の流れをデザインする能力を鍛える本と言えます。
さらに、本書が繰り返し強調する“学び続ける姿勢”は、資本そのものの拡張につながるメタスキルです。市場構造の変化が速い現在、固定化した思考は最も大きなリスクであり、ここは経営者として共感度が高いポイントです。総じて、本書は「個人の財務リテラシー」を越えて、経営を行う上での資本感覚の基礎を再構築する教材として位置づけられます。事業と個人の両面で、意思決定の質を高めたい経営者に有益な一冊です。
Posted by ブクログ
読み始めたら、止まらない。
終わってみると、なんという充実感。
しかも、物語ベースなのに、
気づいたら、ビジネス書みたいな内容に。
トリックである。それほど吸い込まれる本だった。
Posted by ブクログ
読んでて楽しかった。「一生懸命働いて」、ではなく、「頭を使って」お金持ちになるのはなんて素敵なことだろう。
著者が推奨するように、ファイナンシャルインテリジェンスの向上に努めようと思う
Posted by ブクログ
お金のために働くのではなくお金を自分のために働かせる。
お金の奴隷になるのではなくお金の主人になる。
失敗を恐れず行動する。
お金を稼ぐためにではなく学ぶために働く。
キャッシュフローになるものにお金を使う。
贅沢品はキャッシュフローで余った金で買う。
お金を稼ぐために必要なのはアイデア。
頭と時間を使って最大の資産を築く。
Posted by ブクログ
気づけば自分も「貧乏父さん」だった。
給料を待つ日々、ローンに縛られる暮らしを当たり前と思っていたが、この本を読んで価値観がひっくり返った。お金のために働くのではなく、お金に働かせるという発想に初めは戸惑ったが、読み進めるほどに妙に現実的で、どこか痛いほど響く。資産と負債の違いを知った瞬間、買い物の基準も変わった。これまでの浪費が「未来を削っていた」ことに気づかされる。難解な投資本ではなく、日々の思考を変えるための教科書。読むたびに自分の中の小さな恐怖や怠け心に向き合わされるような、静かに効いてくる一冊。
Posted by ブクログ
昨今こそこういう考え方も流布しつつあるが、当時にこのような考え方を持っており、尚且つそれが正しい思考だと判断して金持ち父さんから学ぼうとした著者はやはり切れ者だと思う。
そして今の時代でも十分に役立つ思考であると思います。
Posted by ブクログ
投資家の根本的な考え方を学ぶ事ができた。自分自身the貧乏父さん型の教育を受けてきたので、実践するとなると正直躊躇うことが多い。勤労所得から徐々に所得の形を変えられたら理想だと感じた。資産と負債の違いを頭に入れながら、社会人頑張りたい!
Posted by ブクログ
キャッシュフローについて図解があり、貧乏人と金持ちとの考え方の違いがわかりやすい。
自分は典型的な貧乏人の考えになっていたと気がついた。
全てを実践するのは、恐怖心や躊躇してしまう面もあるが一つずつでも実践して金持ちに変わっていこうと思わされた。
Posted by ブクログ
個別株や不動産で「資産」を優先的に作る動きを、20代のうちから率先して行います!
主な学びです⇩
1. 資産と負債の違い
・資産(Asset):ポケットにお金を入れてくれるもの(株式、不動産、ビジネスなど)。
・負債(Liability):ポケットからお金を奪っていくもの(住宅ローン、車のローンなど)。
→ 金持ちは「資産を増やす」ことに集中し、貧乏人・中流は「負債を資産と勘違い」する。
2. お金のために働く vs お金を働かせる
・給料のために働き続けると、ラットレース(終わらないお金の追いかけっこ)に陥る。
・収入を生み出す仕組みを作り、経済的自由を得ることが重要。
3. 金融リテラシーの重要性
・数字(会計)、投資、市場の理解が必要。
・これらを学ぶことで、お金の流れを読み解き、賢い選択ができる。
4. リスクを恐れず学ぶ
・金持ちは失敗から学び、挑戦を続ける。
・貧乏人はリスクを恐れ、安定を求め続ける。
5. 働き方の選択
・給料だけに依存するのではなく、副収入や投資からの収益を持つこと。
・仕事は「お金を稼ぐため」より「学ぶため」に選ぶ。
Posted by ブクログ
「中流以下の人間はお金のために働く
金持ちは自分のためにお金を働かせる」
多くの人間は恐怖と欲望によって日々働いている。
無知がそれを加速する。
大事なのはお金を稼げるかではなく、お金を持ち続けることだ
「金持ちになりたければ、お金について勉強しなければならない」
資産と負債の違いを知ることが第一
「金持ちは資産を手に入れる。中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思い込む」
言葉から物語を読むように数字も読む必要がある
「資産は私のポケットにお金を入れてくれる
負債は私のポケットからお金をとっていく」
損益計算書と貸借対照表との関係を理解する
バカが金を持つとろくな事にならない、収入が増えた分支出も増えるから
ファイナンシャルリテラシー
1.会計力 財務諸表を読んで理解できる能力
2.投資力
3.市場の理解力
4.法律力
リスクを負うこと、大胆になること、恐怖を力と知恵に変えること。
変化を歓迎しろ
自作ボードゲーム
お金を作ることに関して
基盤がしっかりしている
簡単なもので、複雑なものでは無い
目標を達成するには何万通りもの方法がある
「大部分の人が金持ちでないのら、みな損をするのを恐れているからだ。勝者は負けを恐れないが、敗者は負けを恐れる。失敗は成功に至るプロセスの一部だ」
投資家には2種類ある
投資を自分で作りだす投資家になるには?
1.他の人が見過ごすチャンスを見つける技術
他の人の目には見えないことを頭で見るようにする。
2.資金を集める技術
資金を増やすためには何通りもの方法があることをしること。
3.頭のいい人を集めて組織する技術
賢い人間は自分より賢い人間としごとをするか、またはそういう人間を雇う
お金のためではなく学ぶために働く
「今毎日やってる事の行き着く先はどこですか?」
専門を極めるなら組合に入る
実践編
大きな障害
1恐怖心 2臆病風 3怠け心 4悪い習慣 5傲慢さ
1恐怖心2臆病風
失敗するなら若いうちに
「人は損するのが怖くて、そのために損する」
「テキサス人は失敗を葬り去ったりしない。失敗によって意気を奮い立たせる。失敗を受けいれ、それを元気の源に変える。テキサス人は失敗からエネルギーをもらって勝利者になる」
バランスよりも一点集中
本当の資産とは?
自分がその場にいなくても収入を生み出すビジネス
株、債券
収入を生み出す不動産
手形、借用証書
音楽、書籍などの著作権、特許権
その他価値のあるもの、収入を生み出すもの、市場価値のある物品
3怠け心
いやだ、という気持ちに惑わされない。そこに成功の鍵はある。
4悪い習慣
人間の行動は習慣によってコントロールされる
自分にプレッシャーをかけて原動力にする
自分への支払いを先にしてプレッシャーをかける
5傲慢さ
無知を隠すために傲慢になる
あることについて自分は知らないと気づいたら、その分野の専門家を探すか、それについての本をみつけるかして自分で自分を教育し始めることが大切
お金に関する才能を開花させるためのステップ
1.強い目的意識を持つ、精神の力
やりたくないこと、やりたいことが、人生の理由になる。
2.毎日自分で道を選ぶ、選択する力
3.友人を慎重に選ぶ、協力の力
富を築くのを妨げるハードルのうち超えるのが最も難しいのは、自分自身に正直になり、人と違ったことをするのを躊躇わないこと
4.新しいやり方を次々と仕入れる、速習の力
問題なのはいかに早く学ぶことが出来るか
5.自分に対する支払いをまず済ませる、自制の力
金銭的に行き詰ることがあっても、決して自分の資産から取り崩したりはしない。自分の中にあるお金に関する才能を刺激する。
6.ブローカーにたっぷり払う、忠告の力
現代は情報の時代で情報には値段なつけられないほどの価値がある。人を管理するということは、専門分野で自分より優れた人を上手く使うこと、そして十分に報酬を与えること。
顧客の利益を常に心がけるブローカーを見つけること。
7.元手は必ず取り戻す、タダで何かを手に入れる力
元手を取り返したあと初めてそれが資産になる。手元にあるお金より多くの損は絶対にしないようにする
8.贅沢品は資産に買わせる、焦点を絞ることの力
今楽に見える道が後に険しくなり、今険しく見える道が後に楽になる。
何か欲しいものがある時は、お金を借りるのではなく生み出す。
9.ヒーローを持つ、神話の力
まねる、見習うというのは、実に効果的な学習方法だ。ヒーローを持つことで、私たちは彼らの底知れない才能の一部を手にすることが出来る。
10.教えよ、さらば与えられん、与えることの力
何か欲しいものがあったらまずは与えなければダメだ。「何かが足りない、何かが必要だと感じた時には、まずそれを人に与えることだ」これは何にでも当てはまる。
Posted by ブクログ
勤労所得だけでなく、不労所得、ポートフォリオ所得をもつこと、自分のビジネスを持つことが経済的自由のために重要なことを知れた。学校の教育以外にも重要な知識が多くあり、それを学ぶもしくは知っている人を味方につけることが有意義な人生を生きるために重要だと思った。
印象的5選
・本当の資産①ビジネス②株、債権③不動産④手形、借用証書⑤著作権、特許権⑥その他収入を生み出すもの
・頭がいい人より、度胸のある人の方が成功への道を先に進んでいく
・根拠の無い疑いや恐怖が臆病な人間を作る。臆病な人間は批判をし(できない理由を探し)、勝利を収める人間は(できる理由を)分析する。
・自分への支払いを先に、支払いは後で(最初に投資、資産、学習などに回し、残ったぶんで支払いややりくりを行う)
・金持ちになるための鍵は勤労所得を出来るだけ早く不労所得(不動産所得など)とポートフォリオ所得(株式や債券など)に変える能力。税金は勤労所得に対するものがいちばん高い。
Posted by ブクログ
お金に関する考え方を変えたくて購入。
かなり前からベストセラーとして認識はしていたが、ずっと読まずに生きてきた。それを今ものすごく後悔している。
本書で書かれている内容について感銘を受けつつも、『中流階級以下』である私にはやや難易度が高いと感じる部分もあるので、さらに勉強をして可能なアクションを早く実践できる環境を整えたい。
Posted by ブクログ
今後の人生が大きく変わりそうな一冊。
自分が動かないと変わらないが、いずれかは勤労所得を脱せれるよう日々勉強していきたい。
早いうちから不動産投資が出来るように、アクションしていこうと思た一冊だ。
定期的に読み返します
この本をモットーに自己抑制能力や、ファイナンシャルリテラシーを学び、お金に困らない人生に自分でしていきたいと思いました。
Posted by ブクログ
以下抜粋
この章のはじめに書いたように、一番大切なことは資産と負債の違いを知ることだ。その違いが分かったら、次は収入を生む資産を買うことだけに努力を集中する。これがお金持ちになるための道を歩み始めるための道を歩み始める最善の方法だ。この方法を実行し続ければ資産の欄が大きくなっていく。その一方で、負債と支出は低く抑えるように努力する。そうすれば資産の欄につぎ込むお金を増やすことができる。資産の基礎は意外と早く作れる。そうしたらもっと投機性の高い投資に目を向ける余裕ができる。投機性の高い投資というのは二倍から無限大の成長の可能性を持つ投資だ。五千ドルの投資が百万ドル以上になるにもそう時間はかからない。一般の中流の人たちはこういう投資は「危険が多すぎる」と言う。でも、お金に関する知識を持っている人にとっては投資は危険ではない。
金持ちは資産を買う
貧乏人は家計の支出ばかり
中流の人間は資産と思って負債を買う
ファイナンシャルIQというのは次のような四つの専門的分野の知識から成り立っていると説明する。
1.会計力
会計力とはファイナンシャル・リテラシー!つまり数字を読む能力だ。自分の「帝国」を築きたいと思っている人には不可欠の能力だ。扱うお金の量が多くなればなるほど、その扱いに正確さが要求される。そうしなければ築いた城は崩れてしまう。この技量に必要なのは左脳の働きだ。あるいは細かいところに気を配る能力と言ってもいいだろう。これは具体的には、貸借対照法や損益計算書といった財務諸表を読んで理解できる能力を示す。この能力を使えば、どんな種類のビジネスにおいてもその強みと弱みを見極めることができる。
2.投資力
投資は「お金がお金を作る科学」だと言える。これには戦略と方式が必要だ。戦略と方式を決め、活用するには創造力を持つ右脳を働かせなければいけない。
3.市場の理解力
これは需要と供給の科学だ。市場を理解するには、投資のファンダメンタル、つまり投資に関する基本的な情報や、経済的側面に加えて、市場のテクニカルな側面、いわば人為的側面を知る必要がある。たとえば、そのときの市場の動向を見て、いま投資するのが適切か、あるいはそうではないかを判断する必要がある。
4.法律力
会計、投資、市場に関する専門知識のまわりを「会社」という殻で包むと、資産を大幅に増やすのに役立つ。会社を持つことによって得られる税の優遇措置や、保護といったことに関する知識をもっている人間は、会社に勤めていたり、小さな事業を個人で営む人たちに比べて速く金持ちになれる。その違いときたら、歩くのと飛ぶのとの違いほどとある。長期的に見た場合、その違いはひじょうに大きい。
ファイナンシャルIQからファイナンシャルEQへと私が定義を作ってもいいかも。
ファイナンシャル・インテリジェンス
①会計力
②投資力
③市場の理解力
④法律力
お金に関する私の哲学の基本は、資産欄に種をまくことだ。これは、お金を作るための「公式」と言ってもいい。はじめは少ない額で種をまく。何粒かの種は育つが、育たない種もある。
考え方がガラリと変わった
とりあえず買って読んでみる事
確かに書いていることはおそらくみんながわかってると思っている事やと思います
けどその本質がこの本には書いてます
金持ち父さん貧乏父さん
会社員の安定よりも経済的に自由になりたい人にオススメで、お金や仕事に対する考え方を解いてくれている本です。
貧乏父さんはお金のために一生働き詰めの会社員で最初に毎月の請求書や借金、税金の支払いでいっぱいいっぱいになっています。
収入が上がると、家や車の買い換えで借金もさら増えて、いつまでも手元にお金が残りません。
一方、金持ち父さんはお金のために働くのではなく、お金に働いてもらい、最初に資産になるものにお金を回し、残ったお金で請求書や税金を支払います。
金持ち父さんのやり方は常にキャッシュ・フローを生み出し循環させ続けて、どんどん裕福になり、支払う税金も圧縮させています。
貧乏父さんは会社員のため、節税もあまりできず、むしろ自分の手元にお金が来るときには税金が引かれている状態です。
そして借金や請求書の支払いがあるため、一生会社員としての安定にしがみついていきます。
金持ち父さんはキャッシュフローを生み出すものしか資産と呼びませんが、貧乏父さんはキャッシュフローを生み出さない持ち家や車を資産と呼び借り換えなどによって、単に負債だけを増やし続け、生活を苦しくさせています。
経済的に自由になりたい人はぜひこの本を読んで、金持ち父さんのような考え方を持ち、行動していけば、これまでの生活から180℃変わっていけると思います。
大半は貧乏父さんのような考え方を持ち、資産を作るような投資は怖いという感覚や貯金すらしていないという人も多いと思います。
少子高齢化で、年金制度や社会保障制度が今後維持するのが難しくなってきますが、自分を守れるのは自ら学んだ知識や金持ち父さんのような行動を積み重ねて資産を築けた一部の人のみです。
一生働き詰めが嫌な人は、この本を読んで経済的自由を得るために考え方や行動を変えていくべきです。
私もこの本を読んでから、早く働かなくてもお金を得られる状態にするために、日々頑張っています。
この本に出会えて本当に良かったです。
日本人こそ最も読むべき本
この本は預金大好き民族としばしば揶揄されることのある我らが日本人こそが最も読むべき本だと感じた。貯蓄は無いよりした方が良いが、株を買うより現金の方が安心は無知からくる間違いだ。経済学で言うところの機会費用、機会損失をもっと考えるべきだと思う。株を買って5年後、10年後に得られたお金も現金でタンスにいれれば0円でしかなくなる。なんと愚かなことか。そのことに気づかせてくれる本だ。
匿名
読む前と後で世界が変わる
お金持ちになりたいという漠然な考えや欲望を自分自身で理解することは難しいが、この本はそこに特化した説明を繰り返しされるので、自分がいったい何を求めているのか、今の自分に何が足りていないのかを考えるキッカケになる。
Posted by ブクログ
タイトルが胡散臭くて避けてたけど、今回挑戦!
結果的に納得できることが多かった。
やはり、金持ちはお金を自分のために働かせるというフレーズは心に残る。
今の仕事とは別に自分のビジネスを持つ。
まずは自分に投資する。
ファイナンスリテラシー。
良き友を持つ。
全部今からでも意識していけば見える世界がかわっていくような教訓ですね。
俺も一生お金のために働くのは嫌だし、今のままではそうなってしまうのは目に見えてる。
学んで行こう。且つ、資金を得るためにまずは仕事を頑張ろう。逆説的に仕事へのモチベーションを上げてくれる個人的感想。
企業とか独立の話にある意識高い系に収束するかと思ってたのもあり、だいぶ心地よい読書になりました。
2018.9.16再読
あるきっかけから改めて読んでみた。
結婚して子どももいる現在の立場から、収入を得る本当の資産を得る重要性が胸に響いた。何となく頭に残ってた持ち家が負債って考えはこの本からきてたのかと再認識。つまり、資産からの不労所得で家を買い、お金に働いてもらいローンを返済して実質無借金経営になれば良いんだ。
まだまだ学ばなきゃならないし、行動起こすならすぐにだと感じたな。
後心に残ったのは、自分への投資を優先させて外部からの取り立てをプレッシャーにして乗り切るという感覚。納得。
Posted by ブクログ
資産運用を考える時の教科書としてとても良いと思いました。
具体的な手段を学ぶというよりは考え方を学ぶという感じです。
金持ち父さんと貧乏父さんの対比で話が進み、イメージしやすくすんなり理解できました。
・お金に働いてもらう
・自分のキャッシュフローを見直す
自分は投資を始めて数年経つので、今はかなり近い感覚になってるのではないかと思った。
間違ってなかったと思うし、だからこそ納得感のある内容だと思った。
近年は比較的投資の話題が多いのでこの本を一度読んでみることをお勧めします。
私は妻にこの本を勧めようと思いました。
Posted by ブクログ
面白かった。久しぶりに読んだ自己啓発本でなかなかに背筋が伸びる内容が盛りだくさんだった。
特に「資産」を購入すると言うこと、知識は唯一無二に公平に分け与えられた資産であることの2点については自身の中で深く納得感がありかつ日常的に意識していこうと思った。
Posted by ブクログ
概要
この本は、お金・資産・働き方・投資について、これまでの「稼げば安心」「持ち家=資産」という一般常識を疑い、“お金のしくみを理解して、自分で人生を切り開く”ためのマインドセットを提示してるんだ。 
具体的には、著者が「貧乏父さん」と「金持ち父さん」という二人の“父親”から受けた金銭教育の違いを通じて、「どう考えたらお金に振り回されない人生を送れるか」をストーリー形式で語ってる。 
改訂版として、初版から時間が経つ中で変化した社会・経済環境(たとえば「一生同じ会社で安心」という時代の終わり)を反映している。 
主な構成
たとえば、目次の構成には以下のような章立てがある: 
•「教えの書」編:金持ち父さんの六つの教え(例:お金のために働かない、お金の流れを学ぶ、自分のビジネスを持つ、会社を作って節税する…など)
•「実践の書」編:まず五つの障害を乗り越えよう/スタートを切る十のステップ/行動を始めるためのヒント など
⸻
学びのポイント
ゆいが「ここは押さえておきたい!」と思うポイントをピックアップするね。
1. 「お金のために働く」ではなく、「お金を自分のために働かせる」
多くの人は「給与を得るために働く」というスタンスだけど、著者は「資産を築いて、その資産が収入を生むようにする」ことが、真の経済的自由につながると言う。 
つまり、働いても働いても「時間と労力を切り売りしている」状態から、「仕組みや資産が働いて収入をもたらす」状態に変えていこうということ。
2. 資産と負債を明確に区別する
「家=資産」「車=資産」という一般的なイメージを覆し、著者は「資産とは自分のポケットにお金を入れてくれるもの」「負債とは逆にお金を奪っていくもの」だと定義する。 
例えば、自分の住む家(住宅ローン・維持費・固定資産税などが出ていく)を“資産”と思い込んでしまうのは要注意という話も。
3. ファイナンシャル・インテリジェンス(お金に関する知識とスキル)を身につける
学校教育ではほとんど教わらない「お金の流れ」「会計」「投資」「税金」「市場のしくみ」などを学ぶことが重要だとされてる。 
「知ってる/知らない」で将来の選択肢が大きく変わる、というメッセージが強いよ。
4. 働く目的を「収入」ではなく「学び・経験」に変える
給与・安定を求めて働くのではなく、「何を学べるか」「どんなスキル・人脈が築けるか」「自分をどう成長させるか」を重視して働くことで、将来の資産構築につながる。 
5. 行動を起こすためのマインドとステップ
本書では、「まず五つの障害を乗り越える」「スタートを切るための十のステップ」「具体的な行動を始めるためのヒント」など、思考だけでなく“実践”に向けた導線も示されてる。 
例えば、「恐れ」「懐疑」「習慣」「知識不足」「環境」などが障害であると指摘して、それらをどうクリアするかを考えるよう促してる。
以下、サイパソ
Posted by ブクログ
「お金を働かせる」というマインドは納得したし、私がコンビニでバイトしていた時に「この仕事じゃ一生成長できないし、金持ちにはなれないな」という感覚を言語化してくれた本だった。しかし、不動産投資などでリスクをとることは、誰にでもできることではないと感じた。やはり、私は働きながらインデックス投資を長期的にやる方が心も楽だし比較的安全だから、それをやっていこうと思う。でも、お金の勉強をすることも忘れずにいたい。
Posted by ブクログ
お金のために働くな。お金を自分のために働かせろ。
資産を増やし、負債を減らすことが金持ちへの道。
学歴よりも、お金の知恵が人生を豊かにする。
恐怖心と安定志向が人を貧乏にする。
Posted by ブクログ
自分の選択によって、自分のお金は変えられる。今、なにをするのか、選ぶのは自分。お金の知識を得ること、行動すること、そして分析することが大切。コツコツ選択し続けていこう。
Posted by ブクログ
お金の増やし方を知るにはとてもよい本。とても読みやすく、これからお金の勉強をしようと思ってる方にはおすすめできます。さすが「1番はじめに読むお金の教科書」なだけはあります。
貧乏または中流から脱出するために、負債を減らし資産を増やす事、資産が生み出すお金に働いてもらって新たなお金を得る事、これが実行出来れば確かにラットレース(貧乏だと思っていてもそこから抜け出せない状態)からは抜け出せそう。
ただ、それを分かっててもなかなか一歩踏み出せないのが大部分の人(自分を含む)だと思うので、難しいですね…。
この本を読んだからには、少しでも貧乏から抜け出すために行動を起こそう!という気持ちになれます。
Posted by ブクログ
本作の中心となるのは、「資産」と「負債」という概念です。多くの人が家や車を「資産」だと考えていますが、この本はそれらが実は「負債」になりうることを明確に示します。そして、「金持ち」になるためには、いかにして「資産」を増やしていくかという思考法を教えてくれます。
重要なのは、高収入を得ることではなく、お金に働いてもらう仕組みを作ることです。この本を読んだ後、私たちは「ラットレース」と呼ばれる、働き続けても豊かにならないループから抜け出すための具体的な視点を得ることができます。
あなたの仕事やお金に対する見方を根本から変えてくれるでしょう。
経済的な自由を目指すなら、必ず一度は読んでおくべき必読書です。この本が提示する新しい視点に触れて、あなた自身の「お金のルール」を見直してみてはいかがでしょうか。
お金の勉強を始めようと思いまし
お金の稼ぐための考え方などがわかりやすくまとめられている本です。
非常に読みやすく専門用語なども少ないため、お金について詳しくない方でも読みやすいと思います。
Posted by ブクログ
有名なだけあって読んでよかった。
具体的な手法が書いてあるのではなく、お金に対する心構えが学べる本。
貧乏と金持ちのお金に対するマインドの違いがはっきりと書かれていて、今までの自分の考えを見直そうと思えた。
お金持ちになるのは簡単なことではないが、それほど難しいことでもないのだから、恐れずまず行動してみようと思える一冊。
★お金のために働くのではなく、お金を働かせるようにしなければならない。預貯金ばかりでなく、資産を買って資産が収入を生むキャッシュフローを確立することが大切。
★資産と負債の違いを理解しなければならない。日々お金を吸い取っていくのが負債、収入を生み出してくれるものが資産となる。
★人間が金銭的に成功できない理由は、慎重すぎるから。「勝つことは、負けを恐れないことを意味する。」
★お金の勉強を怠っているから金持ちになれない。ファイナンス・インテリジェンスを高めお金持ちになるためにも、日々お金の勉強をする必要がある。
Posted by ブクログ
本著は、お金との関わり方を示す良書であるが、一部のマルチ商法に悪用されて悪しくも有名になってしまった1冊とシリーズではあるが、本著も含む関連書籍とマルチ商法は関連がないため、悪なのはマルチ商法の商売側であることを認識する必要がある。
さて、本著では、資産を増やし、負債を減らし、不労所得で豊かになろうと示す。この言葉の意味するところは、株式配当や家賃収入を指す。そして、「ラットレース」(収入が増えても支出も増え、働き続けなければならない状態)から抜け出すには、不労所得(パッシブインカム)を得ることが重要とも説く。本著が伝えたいことは、お金はお金で働かせようという意味である。これは言うは易く行うは難しであり、お金は誰でも簡単に大金持ちになる魔法ではない。相応の学習量と自分の責任で投資する眼を養う必要が必須である。
本著を手に取る人の多くはお金について学習している最中である。その興味や関心は悪ではない。寧ろ資本主義を是とする社会で生き抜かんとする意志が垣間見れられる。どの投資本でも成功者でもあなたが誰かに金融商品を薦められたり、親友であれ、家族であれ、知り合いであれ、誰であれ、儲け話があなたのところに来たのであれば、それは餌であり、あなたはカモられる側であることを認識しなくてはいけない。儲け話は証券会社から銀行、知人、友人に至るまで基本的に一方的に鵜呑みにしてはいけない。その儲け話を完全に理解できないのであれば投資はしないことが賢明な判断であるといえよう。その判断もれっきとした自己投資である。
そういう判断の積み重ねができるかできないかで、後の重要で重い判断を下す時に正確に判断を下しやすいだろう。不労所得とはお金だけではなく、信用という目に見えない資産があり、それらが巡り巡って私やあなたの富や心を豊かにすることだろう。
本著の内容は、お金との向き合い方、お金の増やし方、そもそもお金持ちとはを問い思索するための良書であり、一つの視点の教養本といえよう。
Posted by ブクログ
金持ちになりたければ、お金に関する勉強をしてマネーリテラシーを高め、不動産投資やアクティブ投資をしつつ、税法の穴をつきましょうという内容。
特に著者は土地転がしで富を得たようで、その経験を主軸に語られる。
国も時代も異なるので、ただそれを鵜呑みにすればいいという話ではない。
しかしその根底にある、資産と負債の関係や知識の重要性など、考え方や精神論には頷ける物も多かった。
「勤労所得をできるだけ速く不労所得やポートフォリオ所得に変える。」
要するにお金に働かせる。
単純だがこれに尽きる。
その方法が、著者の場合は不動産投資であり、アクティブ投資だったという話。