すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
最初のマカン・マランシリーズが,出てから10年という節目で発刊された本作
読み始めると、戻って来たーという安心感でいっぱいになった
本中にもあるように旅をすることで、日常のありがたみを感じるというまさにそれ
旅をすることで、人や新たな景色、文化に出会い、我々がそこでゆったりとくつろいだり、綺麗な景色を見たり、美味しい食事ができる
文化にしても景色にしても、美味しい料理や素材にしても人の温かさについても、それぞれがそこに行き着くまでの過程があってこそ、今そこにあるということ
たくさんのことに感謝しながら、少しの幸せでも幸せだと感じられる自分で居られるよう、これからもゆっくりと山を下山し -
Posted by ブクログ
単行本に続いて、文庫本で再読しました。
主人公の「僕」は中学2年生で、ある日、ふで箱の鉛筆と鉛筆のあいだに小さく折りたたまれて入っていた紙に、シャープペンシルで「私たちは仲間です」と書かれたメッセージを受け取ります。
主人公の「僕」は、斜視が原因でクラスの男子生徒たちから、日常的に暴力を伴うイジメを受けていました。その後も机の中に差出人不明の手紙は届き、そこに書かれた文章も少しずつ長くなって、次第に机の中に手紙があるかどうか確かめるのが「僕」の習慣になっていきました。
ある日、「会いたいです」という手紙が届き、これもイジメのひとつで誰かが待ち構えているのではないかと不安を抱きつつ、待ち合わ -
Posted by ブクログ
私たちは無意識のうちに子どもファーストを押し付けていないか。
24時間保育園のつづき園で働き始める文乃先生が、子供や両親、園のやり方を知りながら成長したり、自分の抱える問題と向き合ったりする話。
自分と重なる部分は『こどもがいる』ってことだけなのに、なぜか共感する部分が多くて、おそらく親には多かれ少なかれ、子供に対する罪悪感があって、また他の親子を見るともっと子供に対してこうしたらいいと勝手に思ってしまうところがあるのだと思う。事情は本当に人それぞれなのに。
文乃先生もはじめは自分の思い込みから、相手を徐々に知っていくことでより良い保育や、人間として成長しているように見えた。そして彼女の -
Posted by ブクログ
ネタバレファンタジー。王子のパレードを守る騎士団や親衛隊の活躍が書かれる。
以前から思っているのだが、各話に何らかピークを感じるシーンがあるのが好ましい。
ベリルが一目見ただけで町娘の格好をした暗殺者を見抜くシーンや、完成した剣の試し切りで甲冑をぶった切るシーンも良かったが、ヘンブリッツとガドガの手合わせのシーンで騎士団の面々がベリルと同じような見極めしに来ている感じが良かった。
冒頭でベリルが指南役として入ったのが恐ろしいと言われていたのがピンと来ていなかったのだが、こういうことになるのかと思った。
超人だらけの親衛隊に対して、奇跡を使いスーパーアーマー状態でゴリ押してくる御手との対決も好み。
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Posted by ブクログ
ネタバレそれぞれのお話にタイトルがちゃんと付いてたから、「見る」ことがテーマになってるお話の集まりかと思ってました。
全然違った、色んなとこで私の予測は裏切られた(笑)
最終話の始まり見て(登場人物の名前のとこ)、また最初とか途中のお話とかに戻ったりして…
こんなに小さい本なのに、すごく楽しめました。
長編読んだのと同じくらい余韻がすごい、というか、長編だとちょっとぐったり疲れてしまうこともあるから、もしかしたらこのくらいのコンパクトさが私には良かったのかもしれない。
「功徳」の樹さん、ふりがな振ってなかったから勝手に「じゅり」くん呼びしてました(笑)
そしたら次のお話だと、ちゃんとふりがな付いてた -
Posted by ブクログ
読売新聞を購読していた時、人生案内の回答者がいしいしんじさんだった回は必ずブックマークをつけていた。良いのは回答の内容だけでない。詩のようにしなやかに、戯曲の登場人物のように相談者に懸命に問いかける、あの文章がたまらなく良いのである。読んでいてひとつの短編を読んだような読後感さえ感じることもある。
この本には回答のみならず、いしいさんが人生案内を受けることになったいきさつやこんな気持ちで人生案内を書いていた、というバックグラウンドまで載っており、いしいさんの家族への、犬への、周りの人々への、顔の見えない相談者への、温かな、時に冷静な目線がうかがえる。
もうひとつ、最相葉月さんの人生案内も好きだ
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