すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
人が
自分の気持ちや感じたことを人に伝えたい時
言葉がなければ伝わらない
その「ことばの意味」を理解していなければ
正しく伝え合うことができない。
辞書があるから
人はことばの意味を理解することができる
それは人が人と生きていくために
なくてはならない大切な宝。
多くの人々が長い歳月の中
けして色褪せることない
ほとばしる情熱を燃やして
「大渡海」を完成させていくのを読みながら
読み手の私まで心が熱くなってきました。
まだ辞書として完成はしてはいないが
初めて「大渡海」が印刷されたものを
松本先生がご覧になられた時
松本先生はそこに完成された
「大渡海」を感じられたと私は思いました。
登場人物の人間らしさに触れるたびに
微笑んだり ほっこりしたり
「そんなことないよ」となだめたくなったり。
良い本を読むことができました。
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Posted by ブクログ
表現にまごつく、痛みというもの。
著者の難病の体験、そこから学んだものが真摯に謙虚に語られている痛みについての本。
痛みという個人的な体験、けれども大なり小なり皆が共通する経験の孤独さと厳しさを、世界に向けてわかりやすく読みやすく、人間の分かち難くもそれでも分かち合いたいものとして、果敢に広く届けようとする良書であり、味わい深い人間性の文章だと思った。
身体的な痛みだけではなく、精神的な傷跡についてもこの本は参考になる。
身体の痛みも精神的な痛みも、生きていれば人は皆、経験する。
その痛みには固有性と共通性が縦軸と横軸のように複雑にまごついて絡み合い、わかってほしいのにわからないという感覚を痛む者もそれを見つめる者も、それぞれに孤独にギリギリと締めつけられることが現状で多々あることかと思う。
著者はその複雑さに自身の体験と文学で分け入る。
痛みとは痛む者にとっては明瞭に言い表せず、見つめる者にとっては簡単にあるがままの痛みとして聞き取ることができない性質があることは本書を読めばすっと胸に入ってくるだろうと思われる。
著者もおっしゃっているが、この本は痛い人(痛むご本人)と痛い人のそばにいる人を繋ぐ本だ。
痛みとは、改めてわたしたち人にとって、なんなんだろうってヒントになる本でもある。
わたしはこの本を読み終わった後、痛い人と痛い人のそばにいる人は、現実的には実は重なるのではないか、そして皆それぞれ(身体的にも精神的にもトラウマ的にも将来的な不安という意味合いでも)痛みに怯えているのが人間なのではないかと、思った。
痛みを真正面から、患者の立場、一般市民の立場から等身大としてスタートし考察した本書はめずらしくも多くの共感を呼ぶと個人的に感じる。
医療従事者や介護職についている人にも特におすすめだけれど、著者の願い通りに、全て痛い人、痛い人のそばにいる人におすすめ。
ご一読ください。
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Posted by ブクログ
心を打たれる美しい文章と世界観でした。
ピアノの調律師をテーマにしているだけあって、音の表現はもちろん、森の景色や冬の空気感、季節の移ろいの描き方がとても繊細で美しい。
タイトルの「羊と鋼の森」はピアノを構成する大切なパーツなのだということをこの本で初めて知りました。
特に印象的だったのは、無欲だった主人公の高校生が1つの音に出会って人生が変わる瞬間。
自分もその場にいるかのような高揚感があり、一気に物語へ引き込まれました。私自身とても音楽が好きななので余計に刺さったのかもしれないけれど…
少年漫画のような華やかな成長劇ではないけれど、悩みながらも真っ直ぐコツコツと努力を重ねる主人公の真面目さや静かな熱さがとても好きで、その姿勢にすごくリアリティがあり、読み終わりは晴れやかな気持ちになれます。
主人公を囲む個性豊かな先輩たちも魅力的な人ばかりで、特に秋野さんの最後の一言にはぐっときてしまいました。
自分の目指す道に向かってコツコツと努力を重ねる大切さを教えてくれる、大好きな一冊。忘れた頃にまたゆっくり読み返したいです。 -
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脳の部位と、その部位で具体的に孤独な状態でどのような影響を与えているか説明されています。
このような書籍を読むと、リタイアしたご老人は普段しんどくないのかな?と想像します。
孤独は喫煙者でいうタバコ⚪︎本分にも相当する悪影響があるそうです。
本書籍に一通り書かれていますが、とにかく孤独は身体にも精神にも悪いです。
日本人は 自尊心が低い傾向→孤立しやすい→自尊心が低下 のループに陥りやすいとのこと。
幼少期の過ごし方(イヤイヤ期や学童での過ごし方)、
ミッドナイトクライシスの対処法にも言及しています。
ミッドナイトクライシスへの解決法が、
他者との何気ない会話、自然と触れ合う時間、芸術作品鑑賞および芸術活動に取り組む など、結局そこに行き着くか
といった所です。 -
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40代に入り、何か運動を始めたいなと思い、ランニングはどうかなと本書を読んでみました。いわゆるミドルエイジにとってのランニングについて、わかりやすく解説されていて読みやすかったです。
・まずはウォーキングでもOK。走れそうなら走る。
・継続する。そのためにはランニング時間を楽しいものにする。
・ランニングは片足ジャンプの繰り返しだから結構しんどい。体を支える下半身の筋力が必要。継続的なランニングで筋力がつく。
など、いろいろ為になることが書いてありますので、ランニングを続けながら本書を読んで実践していくのがよいかなと思いました。早速走ってみましたが、5分くらいで歩いてしまいました。ちょっとずつ走れる時間を伸ばしたいと思います。 -
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ジーザスがかっこよすぎる。ジーザスは神の子ではなく、神力的なものを持った超人でもなかった。ただの人だった。ただ、人の優しさを自分のことのように感じることができる人だった。
盲目の人を癒す力もなく、ただ純粋に痛みを分かち合った。
最終的に人々は神の子ではないと見放し十字架に架ける。しかし、ジーザスは最後になっても主に彼ら(ジーザスを十字架に架けた者たち)の罪の赦しを乞うた。ジーザスは、最後まで隣人愛を説き、愛による救済を訴えたのだ。
ジーザスが人間であるということは我々にとって何よりも救いではないだろうか?神の子でも、超人でもなく、ただの人が誰かのために身代わりとなり、最後まで優しさを持っていたということ、それはこの性悪説が真実のようになっている社会に対して何よりも救いとなるのではないだろうか。
一言で言えば、この本を読んで思ったことは、「ジーザス、かっけえ」だった。人を無心に信じる、無償の愛を与える、それができるのは本当の強さだ。 -
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ネタバレ互いが、互いにとって"非日常"。
そんなふたりの距離は近づくか?
友だちでもなければ、恋人ではない。
お互いを想い合いながらも、両片思いでぎこちない鳴宮と藤野の関係がいい。
1年ずつ、少しずつ変わる2人の距離に目が離せない!
鳴宮さんが魅力的!
聞き上手で話上手、そして何より優しい鳴宮さんのキャラクターがとにかくカッコいい!
多彩な経験に裏打ちされた大人の余裕と優しさに、思わず惹かれてしまうこと間違いなし。
マジで、鳴宮さんがどストライクでタイプ♡
「この旅が終わってほしくない」
「ふたりはこの先どうなってしまうんだろう?」とワクワク・ソワソワしながら、最後まで一気に読み進めてしまう作品! -
Posted by ブクログ
ネタバレP&G出身の著者が、マーケティングについてさまざまな観点から、事例や経験を交えて、勘に頼らず、ファクト・調査ベースにどのように実践するかについて説く。さすがP&G出身というだけあって、調査やその結果をどのように整理するかなど感心させられる。原書は2007年で生成AIはもちろん、スマホについての言及もないが今でも通じることが多く、これが今もP&Gに生きているのかなあと思った。昨今、コトラー派、シャープ派でどちらを選ぶかみたいな議論もある。が、著者はコトラー信者でSTPなどがベースになっているが、20年前でもファクトベースに基づいたエビデンスに基づいている。この本の初版の2007年の3年後の2010年にシャープの『ブランディングの科学』が出版されるのだが、シャープは本書を参考にしたのではないかと思ってくらい。
あと、日本語にする苦労はわかるが、読者にはNIkeの「Just do it」を「やってみよう」と訳したり、「Everiday Low Price」を「いつでも低価格」にしたりする必要はなかったかなあと・・・(笑) -
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SNSで気になり購入。ネットの怪文書を集めたものなのかと思ったらちゃんと話はつながっており、全て不気味。やはり1番印象に残ったのはツンデレキレ芸田丸先輩の話。ひなたくんと田丸先輩の生活しかほっこりするところがない。他は結構不気味グロ要素が強いものも多かったけど、こういうちゃんねる系の怖い話が意外と好きなので結構面白かった。スラスラ読めちゃいました。霊感とかないのでへぇって感じ、儀式とか呪いとか検索してはいけないものとか興味半分でチラ見したくなるけど実際びびってできないというかしたくない人なので第三者視点で読んでるくらいがちょうどいい。こういうのと接点がない人生でよかった。霊感なくて、よかった。
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Posted by ブクログ
ミランダ・ジュライの作品にはいつも笑いながら泣いてしまう。あまりにも切実にストラグルしているから。新作は主人公が自分と同い年ということもあって、いつも以上に身につまされるものがあった。
どうして人はこんなにみっともないのか、どうして夫婦はこんな最果てまでたどりつかずにはいられないのか、どうして人生はこんなにもままならないのかー。「十五年間ずっと水の中で手足をでたらめに動かしつづけて、やっと水面の上に顔が出た」ら、「それは思っていたのとは全然べつの場所だった。」!
ミランダ・ジュライのプライベートを鑑みてもあまりにも勇猛果敢な表現。わたしもエクセルシオール321号室で彼女に会いたい。あらゆる場所に、黄金色の光。
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