すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
-皆を喜ばせる存在。
皆に奉仕する存在。
愛され、
すべてを剝ぎ取られ、
美しさだけを纏い、
見世物となる者。
大正時代を舞台に、同性からも持て囃されるほどの美しい少年のその『美』と抗い、向き合う、痛くも幻想的なお話でした。
『見世物』というとこの話とは逆に『フリークショー』というのが先に浮かぶのですが、行き着く先は同じように思いますね。
ルッキズムとも言える。
姉のことで悩み本音を出そうとしない朔哉の苦悩は時代もあるだろう。
彼の優しさが青路と友情で垣間見えた最後が嬉しい。
花が生える恐怖も同級生が花を奪う気持ち悪さも、私にとって初めて味わうホラーでした。
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Posted by ブクログ
このおふたりの対談本なので内容は推して知るべし。賛成できかねる箇所もあるが、全体を通してほぼ至極真っ当な意見のオンパレードはいつもの通り。本作で面白かったのは第3章の習近平周辺情報。腐敗撲滅の苛烈さが反習近平を助長してまさに日本でいう政局(権力闘争)みたいな状況になっているところや、武器購入の不正蓄財(これも天文学的)によりまともに戦争できない兵器類になっているところ等、話半分としても国力の衰えが著しいことがわかる。あと「地痞文化」という言葉も初めて知った。3000年の中華思想の蓄積が、目的のためなら手段を選ばず・勝てば官軍といえばまだ可愛い感じだが、支配者階級のならず者の血が、漢民族のDNA
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Posted by ブクログ
森鴎外の家の息子の類の一生。面白かった。
森林太郎と志げとの間に類は生まれた。父は陸軍軍医総監、陸軍省医務局長。類には姉がいて、茉莉、杏奴、兄の於兎は離れに暮らしている。
類の成績は良くない。ことに算数。父に教えてもらえばわかるのだが。
於兎がドイツに留学。茉莉も夫が留学中のパリへ。父はイギリスの皇太子が正倉院にいらっしゃるので、博物館長として奈良へ出張。だが父はげっそりして帰宅。病気なのだそうだ。父が亡くなる。
類は中学生になった。小さな一軒家で使用人と家族と暮らしている。兄の於兎は東京帝国大学医学部の助教授を勤めている。類は中学を中退する。類は絵を描くようになった。茉莉が離縁されて帰っ -
Posted by ブクログ
『ブルックリン・フォリーズ』を読んでポール・オースターにハマり、『ガラスの街』、『幽霊たち』、『鍵のかかった部屋』とニューヨーク三部作を読んで、一作飛ばしてオースター5作目となる本作を読んだ。
ニューヨーク三部作のようなメタ的な作品ではなく、程よくエンタメしていてどちらかといえば『ブルックリン・フォリーズ』に近いが、人間ドラマには全く収まっていない。登場人物が少ない分、主人公の内面がフォーカスされ、極限的な状況と強烈な人物の洪水によって現実離れした魔術的な魅力を持った作品となっている。
物語の前半は、全てを失った天涯孤独の青年が友人や恋人など周りの人たちの力も借りながら自分のアイデンティティ -
Posted by ブクログ
『龍の守る町』の続編。
5年前の大水害で義父母を救助出来なかった秋月龍朗は、後悔と自責の念に加えて水恐怖症に陥り、現場を離れて今は司令室にいる。
仕事のできる仲間たちに少しでも近づけるように日々頑張っていた。
そんな中、再び線状降水帯が発生し…。
誰かのためにと奮起する。
それは突然に起こる。
いついかなるときでも…
まだ大丈夫、ここは安心だから、と勝手に解釈していると、とんでもないことになってしまう。
大災害とはそういうことだ。
防災を侮ってはいけない。
今作では、秋月が再び現地で死と向き合いながらも救助に向かう。
古い体制に縛られるより、通信機能の不備を補うアプリの開発することが
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