なかの作品一覧
「なか」の「本日、貴方を愛するのをやめます ~王妃と不倫した貴方が悪いのですよ?~」「死んだ王妃は二度目の人生を楽しみます お飾りの王妃は必要ないのでしょう?」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ミステリー仕立てで読み応えあり
不遇夫人の単純な復讐劇で留まらず
ミステリー仕立てでなかなか読み応えがあります。
ことの起こりから怪しげです。
正体不明の何者かより、破滅回避の助言を日本語で書き込まれた医学書がヒロインに送られます。
この本を見た時、ヒロインは日本人としての前世の記憶を取り戻すのですが
自身が小説世界の悪女役であることに気づき
破滅回避から、復讐者に転じます。
着実に復讐の準備を進めますが
謎の人物からの助言は、医学者に込まれて
ヒロイン以外の手にも送られて、、、
物語は何故歪んだのか?
本当の物語は、正しい物語は何なのか?
読みごたえがありました
偽情報を鵜呑みにし「不要な側妃は廃妃にする」
そこから歯車がどんどん狂いだし、自滅へと繋がって行く…
賢王を目指していると言いつつ、何故情報の確認をしないのか?
情報や報告は、必ず多方面からも得て偏りの無いように精査すべきなのに…愚行。
そんな愚かなランドルフの裏切りに、クリスティーナの反撃は当然です。
彼女の能力を高く評価してきた大臣、恩義を感じている騎士や侍女、王城の医師達がランドルフの愚行に落胆するのも当然。
廃妃にさせた「偽情報」はマーガレットの仕業?
と思わせつつ、あのバカ王妃はそこまでの頭は無かったようで(笑)早々に粛清。(ま、バカなりに抗ってたけど)
あんなに爽やかにクリステ
重厚なストーリー
断罪される側が、なぜ不正を働くに至ったか丁寧に示されており、すばらしいです。
さらに、不正に対する過ちに、断罪される側が向き合うところまで丁寧に書かれていて印象に残りました。
最初はまっとうに行動し、よりよく生きていたのに、いつのまにか、手段を間違え不正を犯してしまった。
初心を忘れずにいたいものです。