なかのレビュー一覧
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購入済み
まだ謎だらけ
1度目の人生では政務ばかりを押し付けられ、病に倒れても看病さえもして貰えなかった王妃だったカーティア。
謎の力で3年前に死に戻った2度目の人生では早々に廃妃となり、隣国のシルウィオ陛下のお飾り王妃となります。
ところが元居た王国は、カーティアが居なくなった事で政務が滞っていきます。
また国王アドルフはカーティアと別れてから不思議な悪夢を見続けます。
それらが何を意味するのか、また時折登場する謎の他国の王子シュルクは何者なのか、アドルフを誑かしたヒルダの正体は!?
まだまだ謎で一杯です。
個人的には毎回毎回登場と共にシルウィオの秘密を暴露していく近衛騎士のグレインがツボですw
続きも楽しみです。 -
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購入済み
なかなか複雑なお話でした。家族の犠牲になってきたヒロイン、、、と思いきや、これには父親の深いわけがあり。でもそれも全て解決。
冷徹という噂のヒーローはヒロインの前では可愛い人でした。
こういうヒーロー好きです。 -
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匿名
購入済みミステリー仕立てで読み応えあり
不遇夫人の単純な復讐劇で留まらず
ミステリー仕立てでなかなか読み応えがあります。
ことの起こりから怪しげです。
正体不明の何者かより、破滅回避の助言を日本語で書き込まれた医学書がヒロインに送られます。
この本を見た時、ヒロインは日本人としての前世の記憶を取り戻すのですが
自身が小説世界の悪女役であることに気づき
破滅回避から、復讐者に転じます。
着実に復讐の準備を進めますが
謎の人物からの助言は、医学者に込まれて
ヒロイン以外の手にも送られて、、、
物語は何故歪んだのか?
本当の物語は、正しい物語は何なのか? -
ネタバレ 購入済み
読みごたえがありました
偽情報を鵜呑みにし「不要な側妃は廃妃にする」
そこから歯車がどんどん狂いだし、自滅へと繋がって行く…
賢王を目指していると言いつつ、何故情報の確認をしないのか?
情報や報告は、必ず多方面からも得て偏りの無いように精査すべきなのに…愚行。
そんな愚かなランドルフの裏切りに、クリスティーナの反撃は当然です。
彼女の能力を高く評価してきた大臣、恩義を感じている騎士や侍女、王城の医師達がランドルフの愚行に落胆するのも当然。
廃妃にさせた「偽情報」はマーガレットの仕業?
と思わせつつ、あのバカ王妃はそこまでの頭は無かったようで(笑)早々に粛清。(ま、バカなりに抗ってたけど)
あんなに爽やかにクリステ -
購入済み
重厚なストーリー
断罪される側が、なぜ不正を働くに至ったか丁寧に示されており、すばらしいです。
さらに、不正に対する過ちに、断罪される側が向き合うところまで丁寧に書かれていて印象に残りました。
最初はまっとうに行動し、よりよく生きていたのに、いつのまにか、手段を間違え不正を犯してしまった。
初心を忘れずにいたいものです。
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購入済み
これは単なる不倫されたヒロインが離婚を企て夫と不倫相手を断罪するお話ではありません。
とても複雑です。そしてなぞはすべて解決だけど切なくなるお話でした。
全ての伏線が1冊で回収されました。是非読んでほしい。 -
購入済み
楽しかった~
不倫され、相手を殺そうとして断罪されるという妻。
廃嫡された王妃を冷遇した罪の連座で処刑されてしまう王家騎士団長。
それぞれのもとに届いた差出人不明のメッセージは誰が、何のために送ったのか?そのメッセージで前世を思い出し、このおかしな物語と自らの運命を正す為に行動を起こす。
前世の記憶持ちが複数人いるというのは、時に今世での人達の人生が薄っぺらに見えたりするのですが、このお話はまさにミステリーで、今世での事件解決や展開に彼らの行動や記憶が大きく関わるのでとても面白かった。
メッセージの送り主の真意がわかる時、スッキリします。 -
匿名
ネタバレ 購入済みたった1人の女性が国を動かす
積み上げてきた努力、献身、才能、愛と時間を踏みにじられて、復讐に動くヒロイン。やってきたことは無駄じゃなかったと思わせてくれた人達のおかげで自信と誇りを持って戦って戦ってたくさんの人を動かして、努力が報われて良かった。仕事の有能さを認めさせ、女嫌いを変えさせ、しっかり復讐の方法も考えて、両親と王子へやり返してやった!
王族はどこまでも何度でも悪い方に行くし、王妃とストーカーは狂気だし、悪とクズは明確。良くある王位継承権がうつるとかではなく、王族の存在自体が崩壊していく、戦争したり死んだりなかなか壮大な国の変革。ざまぁ。面白かったです。
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